☆誕生日の話
九重:ナーナの誕生日は5/24です。
恩納:あら、なにか由来があるんですか?
九重:ナーナを拾ったのが5/24だったので、それで。
勝 :アンタがそういう日付をきちんと覚えてるの、なんか珍しいわね。
九重:ですかねぇ。言われてみれば、そうかも知れません。
恩納:うふふ、素敵ですね。じゃあ、それで言うと私がムーちゃんをお迎えした日は9/30ですから、その日をお誕生日ということにしましょうか。
勝 :ふーん。
恩納:ミーサちゃんのお誕生日って、決めてるんですか?
勝 :まだ。っていうか決めたほうがいいの?
恩納:あったほうが本人は嬉しいと思いますよ?
勝 :あー……まあそういうもんかしらね。
九重:お迎えした日って覚えてます?
勝 :お迎えっていうか、アンタが運んできた日ね。
九重:まあ、はい。そうとも言います。
勝 :検査の記録が残ってるから、それを見返せば日付はわかるけど……それで決めるのは、なんだかいまいちしっくり来ないわ。
九重:ふむ。
勝 :語呂合わせで3/13ってことにしようかしら。
九重:え、えぇ……それでいいんですか?
勝 :私自身が8/18(やいば)だから、お揃いで。
九重:あ、そうなんですか!?
恩納:お揃いって、ふふ、可愛い。
勝 :なんか言った?
恩納:いえ、なにも。
☆帽子 or フード
恩納:お耳隠しって、どうされてます?
勝 :あー、散歩とかの時の。
恩納:ええ……帽子かフードつきの服が主になりますよね?
勝 :うちの子は帽子だわ。
九重:私も最初は帽子を使ってましたけど、最近はフードつきのコートですね。パーカーも試そうとしたんですけど、ナーナは『羽織る』のは我慢してくれるけど『着る』のは嫌がるんで……。
恩納:やっぱり帽子よりもフードですか?
九重:ですね。フードのほうがたぶんいくらかストレスが少ないので。
恩納:なるほど。最近、お耳つきのフードがついた可愛いコートを見つけたのでムーちゃんに買ってあげようか考えているんですけれど……山に入ったりする子なので、帽子とどちらがいいのかなと考えるんですよね。聴覚の邪魔をしてしまうと、いけませんから。
勝 :あ~、全方位に警戒したい時はどっちがいいのかしら。フードは帽子みたいに抑えつけることがないけど、丸ごと集音器みたいな形になるからそれはそれで良くないんじゃないかって考えちゃうわね。
恩納:そうなんですよねぇ。
九重:帽子にしろフードにしろ、ムームはある程度自分の判断で脱いだり被ったりできそうですね。
恩納:うふふ、お利口さんですからねぇ。そう考えるとどちらでもいいような気もしますね。落としたり失くしたりしないぶん、フードのほうがいいのかも知れません。
勝 :ふーむ。
九重:ミーサちゃんなんて特に聴覚が大切な子だと思うんですけど……その辺はどうなんでしょう? 嫌がったりしてませんか?
勝 :少なくとも今のところは、嫌がる素振りは見せてないわね。私が気付いてないだけかも知れないけど。
九重:なるほど。
恩納:あの……言おうかどうか迷っていたんですが、ミーサちゃんの帽子の『USA』って、もしかして……。
勝 :駄洒落。
九重:うーわ。
☆恩納トーク
九重:恩納さんの特技って……壁や天井に張りついたり、身体の関節を外して狭いところに入ったり、無音で動きまわったり……色々ありますよね。
恩納:ええ、そうですけど。なにか、変でしょうか……?
九重:うーん。
勝 :いや変でしょ。
九重:勝さぁん!?
恩納:あらいやだ先生、お上手なんですから。
九重:ほ、誉めてないと思いますけどね……嬉しそうなのは何よりですが。
恩納:それで、私の特技が何か……?
九重:ああ、いえ。なんというか……言葉のチョイスが難しいんですが、どうしてそうなったのかな、と。
勝 :それチョイスできてる?
恩納:そう、ですねぇ……まず、壁や天井に張りつけるのは、子供の頃に沢山練習したからです。
九重:練習ですか?
恩納:はい。当時、好きだった男の子が居まして……その子に、木登りが上手だって誉められたんです。
勝 :へぇ。
恩納:それで嬉しくなっちゃいまして、沢山練習していたら、いつの間にか……。
九重:……壁や天井に張りつけるようになっていた?
恩納:はい。
勝 :そうはならないでしょ。
九重:なってるんですよ。
恩納:お屋敷では、これを活かして高所での外壁のお手入れなどもやらされましたねぇ……。
九重:…………足場は?
恩納:ありませんが?
九重:わっ、わぁ……。
勝 :で、その男の子とはどうなったの?
恩納:それが……『気持ち悪い』と言われて嫌われてしまいまして、それっきり……ふふっ。
九重:なんで嬉しそうなんですか……。
恩納:うふふふ。それはそれで、新しい目覚めをくれたものですから。
九重:あー。
勝 :あー。
恩納:それで……次は音をたてずに動きまわれる件についてですよね。
九重:あ、はい。
勝 :恩納って何をやっていても音を出さないイメージがあるわね。
九重:わかります。気付いたら天井に居たりしますよね。
恩納:これは、大人になってから身についたものですね。メイドとしてお仕事を始める際の訓練のなかで『余計な物音をたてない』と教わりまして……それで練習したんです。
九重:真面目ですねぇ。
勝 :真面目……まあ、うん、そうね。
恩納:……な、何か?
勝 :足音をたてずに歩く、とかならまだ分かるんだけどね。恩納の場合、物音をたてるのって本当に焦ったり狼狽えたりした時くらいのもので、普段は水道を使うときの水の音とかまで消してるでしょ。あれはどうやってるの?
恩納:頑張ってます。
勝 :ああ、そう……真面目ね。
恩納:うふふ、ありがとうございます。
九重:身体の関節を外して狭いところに入れるのも、練習の成果ですか?
恩納:それは、生まれつきです。
九重:生まれつき。
☆お
勝 :ナーナちゃんって、言葉にきちんと『お』を付けるわよね。
九重:『お花』とか『お水』とかのことですかね。
勝 :そうそう。
恩納:言いますねぇ。
九重:それが何か?
勝 :あれ好き。
恩納:わかります。
九重:ええと、ありがとうございます……でいいんですかね。
勝 :あれはアンタが教えたの?
九重:ですねぇ。ナーナに色々と教える時にお花とかお水とか言っていたのを、ナーナが真似をしてそのまま使いはじめたのが最初だったと思います。
勝 :ああ、文法として覚えてるわけじゃないってことね。
九重:そうですね。まあ私も上手く説明できるわけじゃないので、どうして『お』を付けるのかナーナに聞かれた時に『付けると可愛いから』って答えたら、しばらく自分のことを『おナーナ』って言ってました。
勝 :あー、好き。
恩納:わかります。
九重:ありがとうございます。
☆下着の話
恩納:ナーナさまが、おぱんつを穿かれないのは知っていたのですが……。
九重:ああ、まあ……見ての通りですもんね。
恩納:ムーちゃんも『そう』だったんですねぇ。
九重:あれびっくりしますよね。
恩納:なんなんでしょうね? あの子たちは徹底的におぱんつのことが嫌いというか……。
九重:ナーナに関しては、とにかく全ての締め付けが嫌いで、消去法(?)ですっぽんぽんが一番落ち着くと考えている子なので……そういう思想のなかで、特にぱんつの締め付けが嫌なんだということみたいです。
恩納:なかなか偏った思想をお持ちで。
九重:お恥ずかしい。
恩納:ああー……それでワイシャツを。
九重:そうなんですよ。ワイシャツは羽織るだけで済みますから。
恩納:……でもその割には、ボタンはきちんと留めていらっしゃるんですよね、ナーナさま。
九重:あー、それは……ナーナは自分ではボタンを留められなくて、私に留めてもらうのが好きらしくて。
恩納:あらあら……♡
九重:で、ムームですけど……最近はスカートを穿いてることが多いですよね?
恩納:ええ、体型も身長も近いので私の服を……うふふ。
九重:嬉しそう。
恩納:うふふふ、だって自分の趣味の服をあんな可愛い子に着てもらえるんですもの。もう楽しくって楽しくって。毎晩ファッションショーですよ。
九重:で、下着は……。
恩納:……着けていませんね。ムーちゃんも、おぱんつは嫌いみたいです。
九重:ですよねぇ。
恩納:やっぱり、締め付けが鬼門ですか。
九重:うーん……まあ普通にただ嫌いなのかも知れませんけど、ムームに関してはナーナリスペクトの可能性もありますよね。
恩納:ああっ、それは確かに。
九重:ちなみにですけど、ミーサちゃんは……。
勝 :教えない。
九重:えっ。
勝 :おしえない。
現在は新作を練り練り中。
九重さん主役のドンパチものの予定です。