じゅじゅダンジョン!   作:かりん2022

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じゅじゅダンジョン!

俺は、ライブダンジョンに酷似した世界に転生してサモナーになった。

サモナーはひたすらお金が掛かる。

だが、俺にはユニークスキルがあった。

英雄召喚がそれである。17歳の誕生日、たったの一回しか使えない、極意。

なんと異世界の英雄を召喚が出来るのだ!

通常召喚と違い、死んでも帰還するだけなので安心だ。でないと人間の死体が量産される事になるからな。代わりに、契約を結ばないとだけど。なんと、召喚された時間に戻すという親切設計である。安心して召喚できるな!

物心ついた時から必死こいて集めた魔石を全て使う。

現れたのは、呪術廻戦の甚爾、直哉、傑、灰原、折本だった。

直感的に理解できた。

これを御せと……?

 

「ええー!?」

「なんやどこやここ!? 勇者召喚か!? って甚爾くん!? わっか!」

 

 さすが直哉、理解が早い。

 

「英雄の皆さん、私はサモナーです。貴方方を召喚しました」

「それで、自分をどうするつもりや!? 呪力が練れん……!」

「何処だよ、ここ」

「灰原!」

「夏油さん?」

「里香、成仏したはずじゃ」

 

 混乱している。俺も混乱してる。なんとか事前に用意した資料で話を進めよう。

 

「えっと、注目! 皆さんには契約をしてもらいます」

「契約?」

「俺と一緒にダンジョン攻略してください! 報酬はとりあえず、異世界体験。ダンジョン体験が出来るってことで……!」

「チートはあるんか? スキルとか」

「足りねーな。それって実質報酬なしって事じゃねーか」

「ジョブが神様から貰えます……! あっそれと、未来知識も渡せます! 衣食住面倒見ます! お土産にポーションもお渡しします!」

「未来知識ぃ?」

「ここにいる全員の死因が言えます!!」

「はぁ?」

 

 声が揃う。

 

「契約してくれれば、より良い未来が皆さんの手に!入る! かもしれない! それに、皆さんが死んでも、世界に帰還するだけなので安心です!」

「そんなこと言われてもな」

「信じがたいな」

「僕、すでに死んでるんですよね」

「は? 嘘だろ!」

「私は死んじゃった上に、成仏までしてるんだよね。でも今生きてるし、生きて帰れるって事?」

「それはもう! あと、それぞれパラレルワールドから召喚されたみたいですね」

 

 各々考える。

 

 

 

 

 

 

 

 結果、俺に使役される事を承諾。

 契約をしてくれた。

 

 

 

 

 そんなわけで。

 

「禪院 直哉! 召喚術師や。なんや傑くんの役割取っちゃってすまんなぁ。これから離反するんやろ、傑くん。悟くんの隣とっちゃう?」

「伏黒 甚爾。吟遊詩人だ。楽器なんざ構うのは初めてだな」

「灰原 雄! 黒魔道士です! 魔法をバンバン使いますよ!」

「夏油 傑。白魔道士だよ。硝子みたいな立ち位置かな? あと、直哉はじっくり話そうか」

「祈本 里香。騎士だよ!」

「メグル。サモナーです。神様、適正で遊んでおられませんか……!!!」

 

 とにかく、神のダンジョンについて説明する。

 

「死んでも生き返りますが、死なないように頑張りましょう……!」

「当然だね」

「仕方ねーか」

「なんや面白そうやな」

「頑張ります」

「憂太に会うため!」

 

 そうして、5年の月日が経ち。英雄達は帰還した。

 

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