守護の双剣   作:浮雲のソル

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第2話 4年後

ファクトがアンマルチア族の里を出て4年が経った。

ファクトは傭兵をしながら世界各地でミドラーシュの情報を集めていた。

しかし、4年が過ぎてもミドラーシュの元にはたどり着けなかった。

 

 

セイブル・イゾレ

 

 

ファクトは今日もストラタの街セイブル・イゾレでミドラーシュの情報を集めていた。

 

「ミドラーシュか・・・いや知らないな」

 

ファクト『そうか・・・わかった。時間をとらせたな、すまない』

 

「それはいいんだが・・・あんたミドラーシュを追っているのかい?」

 

ファクト『ああ、もう4年になるが、なかなか有力な情報がつかめない』

 

「悪いことは言わない、ミドラーシュを捜すのはやめたほうがいい。

見つけたところで殺されるに・・・『黙れ!!』

 

ファクトは怒鳴った。

 

ファクト『貴様に何がわかる?俺は奴に親父の命と家宝を奪われたんだ!!』

 

「わ、わかった。悪かった。そういう事情があるとは知らなかったんだ。ひぃぃぃ」

 

男は逃げるように去っていった。

 

ファクト『ここも有力な情報はないか・・・「そんなに殺気立っていたら集まる情報も集まらないよ」

 

突然後ろからフードを被った人物に声をかけられた。

 

ファクト『何者だ?』

 

「ただのしがない情報屋さ、ところでミドラーシュを捜しているって?」

 

ファクト『そうだ』

 

「それならひとつだけミドラーシュに関する情報があるけど?」

 

ファクト『本当か!?』

 

「ストラタの首都、ユ・リベルテから西に大輝石のある遺跡があるんだけど、そこにミドラーシュのアジトがあるらしいよ」

 

ファクト『奴のアジト・・・いままでにない有力な情報だ。礼を言う。情報料はいくらだ?』

 

「この情報はうわさ程度のものだから、料金はいらないよ」

 

ファクト『そうか、わかった』

 

ファクトはすぐに街の出口へ向かい走り出した。

 

「あ!でも途中にロックガガンが・・・ってもう行っちゃったよ・・・まあいいか今度は楽しめそうだし・・・」

 

情報屋は不敵な笑みを浮かべた。

 

 

 

 

ファクト『暑いな・・・』

 

ひとまず、ユ・リベルテに向かうため砂漠を歩いているファクト。

アンマルチア族の里があったフェンデルは寒さの厳しい国であるためファクトは寒さには強いが、暑さはとても苦手であった。

 

ファクト(フェンデルの寒さが懐かしいな。そういえば、パスカルは元気だろうか?相変わらずフーリエさんに迷惑をかけているんじゃないのか・・・って俺は何を考えているんだ!

俺は里には帰らないと決めたはずだ。もう俺の居場所はどこにもないんだ・・・)

 

そんな事を考えていると、ファクトの周りを巨大な影が覆う。

 

ファクト『ん?なんだこの影は?』

 

ファクトが見上げると、そこには山のように大きな魔物が口を開けていた。

 

ファクト(こいつはロックガガン!?食われる!?)

 

ファクトはロックガガンに食べられてしまった。

 

 

To be continued




オリ主設定


名前 ファクト

性別 男

年齢 18(1話) 22(2話~)

身長 175cm

武器 双剣 黒刀・極夜&アイアンソード

その他の設定

アンマルチア族の青年でパスカルとは幼馴染。
彼が18歳の時、盗賊ミドラーシュに家を燃やされ、父親を殺され、さらに家宝である
白刀・白夜を奪われる。
ミドラーシュを捜し、白刀・白夜を取り戻し、父親の仇を討つためにアンマルチア族の里を出る。
根は優しいのだが、口が悪いため誤解されやすい。
パスカルのことは誰よりも大切に想っている様子。
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