守護の双剣   作:浮雲のソル

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第4話 寄生虫駆除

ファクト『裂空斬!』

 

ファクトは回転しながら寄生虫を切り刻んだ。

 

ファクト『これで2匹目か』

 

アスベル「すごい剣さばきだ」

 

ファクト『このぐらい大したことじゃない』

 

マリク「ファクト、お前の戦い方には怒りが込められているように見えるな」

 

ファクト『そうだな・・・俺には倒さなければならない奴がいるからな』

 

パスカル「ねえファクト・・・それってミドラーシュ?」

 

ミドラーシュの名が出た瞬間、その場の空気が凍りついた。

 

ソフィ「ねえシェリア、ミドラーシュって?」

 

シェリア「世界中で指名手配されている盗賊よ。神出鬼没で残忍な性格をしているらしいの」

 

ソフィ「なんでファクトはミドラーシュを倒すの?」

 

ファクト『4年前、奴に親父を殺された。それだけじゃない、奴は家宝である親父の刀まで奪った』

 

マリク「復讐か・・・」

 

ファクト『そうだ。最近有力な情報を掴んだ。だから俺は早く奴の元へ行かなければ・・・』

 

パスカル「ね、ねぇ・・・もうミドラーシュを捜すことはやめようよ。里のみんなも心配してるんだよ。ミドラーシュに殺されたんじゃないかって・・・」

 

ファクト『俺はもう里には戻らない。ミドラーシュを倒したら、傭兵として生きていくつもりだ』

 

パスカル「そんな・・・ファクトのバカ!」

 

パスカルはどこかへ走って行った。

 

ファクト『お、おいパスカル!』

 

ファクトはすぐにパスカルを追いかけた。

 

 

 

 

 

ファクトが少し走った先にパスカルはいた。

 

ファクト『パスカル・・・危険だからひとりで行動するな』

 

パスカル「ファクト・・・ごめんね。ミドラーシュのことで一番つらいのはファクトなのに、あたし・・・」

 

ファクト『そのことはいい。戻るぞ』

 

パスカル「うん・・・」

 

ファクトはパスカルの頭上に紫色の寄生虫がパスカルに狙いを定めているのが目に入った。

 

ファクト『パスカル!危ない!』

 

パスカル「え?」

 

ファクトはパスカルを勢いよく抱き寄せて地面に押し倒すように倒れた。

そのおかけで、寄生虫の攻撃は空を切った。

 

ファクト『大丈夫かパスカル?』

 

パスカル「う、うん・・・ありがと////」

 

パスカルを押し倒して顔が近いため、お互い顔が真っ赤になった。

 

ファクト『と、とりあえず。こいつを倒すぞ////』

 

体制を立て直し、寄生虫の方に武器を構える。

 

パスカル「輝線!」

 

パスカルは杖から銃弾を発砲して命中させ寄生虫の動きを止めた。

 

ファクト『いまだ!氷・魔神剣!』

 

すかさずファクトは双剣を地面に叩きつけ地面から氷柱を発生させ、その氷柱は寄生虫の体を貫いた。

 

ファクト『倒したか・・・』

 

寄生虫は動かなくなった。

 

アスベル「おーい、ファクト、パスカルー」

 

遠くの方からアスベルの声が聞こえてきた。

そしてアスベル達と合流したファクトとパスカル

マリクはファクトとパスカルが倒した寄生虫を見て

 

マリク「紫色の寄生虫・・・こいつが親玉だな・・・」

 

ファクト『じゃあこれで寄生虫駆除は終わりだな』

 

シェリア「はやく出口を探しましょう」

 

ファクト『そうだな。長居は無用だからな・・・ん?アスベル、足元に何か落ちてるぞ』

 

アスベル「これは弟から貰ったお守りだ。今落としてしまった」

 

アスベルはお守りを拾う。

 

ソフィ「お守り、破けてる」

 

マリク「ん?何か粉が出ているな」

 

パスカル「どれどれ見せて?・・・へっくしょい!」

 

ファクト『コショウだな・・・』

 

シェリア「なんでお守りにコショウが?」

 

その時、地面が揺れ出した。

 

ファクト『おい・・・まさか・・・』

 

突風が吹きつけ、ファクト達は吹き飛ばされた。

 

To be continued

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