IS《インフィニットストラトス》ゴーストバレッド   作:コードα

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プロローグ・機体設定

世界が高速で回転し、胸を何かが貫いた。

 

IS・インフィニットストラトスの九巻を購入し、帰路についた時だ。

 

何時ものように原付に跨り、エンジンをかけて道路に出たまでは覚えている。

 

ホンの数秒せずに視界は高速で動いた。

 

平衡感覚なんてあるのかと思うほど目まぐるしく動いた。

 

背中から駐車場の白いフェンスの支柱が、胸を貫いていた。

 

抗えない。

 

五感は消えうせ、流れ出す血は着ていた衣類に吸われ、コンクリートブロックを中心に紅い水溜りを作り出している。

 

死ぬのかと自覚した時、自然と恐怖はなかった。

 

流れ星が流れていた、流星群のようで暗い夜空を覆っていた。

 

届く気がした、掴める気が。遥か上空であるにも関わらず掴める気がしたのだ。

 

右手を伸ばそうとすると何もかもが崩れ去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうやら2回目の人生だ、と気付いたのは小学校に入ったときだ。

 

この世界に生れてしばらく経ち、喋れるようになってからは、周囲はオレの発達に驚いていた。何せ新聞を読む、ネットの記事を貪る、中学校の教科書の中身を理解している。神童だ、と自然に囁かれるようになった。

 

小学校に入ってからは、ことさら普通を心がけた。なぜなら自分の人生が、二回目だと気付いたからだ。二回目と気付けば、一回目の記憶が鮮明になってきた。一回目は単なる大学生で終えた。中学生レベルの問題ぐらいわかるはずだ。逆に言えば、それぐらいまでしか通用しないことも簡単に想像できた。ゆえに普通であろうと心がけ始めた。

 

それから、地味に過ぎて行く『二回目』の人生だったが、たまに妙な人間や出来ごとに出会う。

 

小学校1年ののとき、親の勧めで近くの剣道場に通った。そこに『織斑一夏』と『篠ノ之箒』がいた。

 

織斑一夏と篠ノ之箒、と言えば、前の人生で好きだった本の登場人物だったと思う。

 

そして篠ノ之箒の姉が開発したという『インフィニット・ストラトス』というマルチフォーム・スーツ。これもまた、同様にその本に登場する兵器だった。

 

そのことに気付いて、彼は可能な限り、その本の内容を思い出すように心掛けていった。

 

篠ノ之箒はやがて転校していった。記憶が確かなら、VIP保護プログラムによって、各地を転々としているはずだ。

 

そして『ファン・リンイン』が転入してきた。彼女は織斑一夏や五反田弾と仲良く遊んでいた。オレは織斑一夏の幼馴染の一人だったので、自然と巻き込まれる形になっていった。

 

ある日、織斑一夏がいなくなった。誘拐されたのだろう。時期的には、第二回モンドグロッソの決勝戦。これも記憶の通りだ。

 

 

 

其処からが違った。

 

織斑一夏は中学に戻ってきた。そして、両親が“とある事故”で死んだ。

 

そこからは記憶にある出来事は普通ではない、身寄りもなく孤児になった彼をどうしてか束が引き取った。

 

彼は偶然、束の元にあった試作ISを起動させた。

 

ISが使用できると束は知ってから束は開発技術と共に操縦技術も彼に叩き込んだ。

 

束が設計して開発した多くの試作機に彼は乗り、彼もまた独自に設計したISを束に見せて共同開発をした。

 

そして、織斑一夏のIS操縦の発覚。

 

記憶の通り、一夏の進路はIS学園に強制決定となった。

 

んで、恩人の頼みで自分で設計したISを束が製造。

 

専用機にして彼もまたIS学園にもぐりこむ事になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼のISスッペ久データを開いた束は一人、改めて彼の設計した一機のISのレプリカを見る。

 

それはレプリカと言うより、プラモデルだ。

 

彼は自分と同等かそれ以上だと認めざる終えないISを設計した。

 

彼、細波一光(さざなみかずひろ)は行き成り第四世代のギミックを取り入れた設計をした。既存ではない全身装甲(フルスキン)型の特徴的なスラスターを持つIS。

 

一光は昔、神童などといわれて、正直どんな子かと思っていた。

 

その両親は一夏を攫った組織の手によって死んだ。

 

これは一光にも知らせていない、束だけが知りえる事実だ。

 

(彼なら、一夏を守り通せるかもしれない。)

 

だから、一光の見せた設計図を元に製造を開始した。

 

「ちーちゃん以来かな、私を本気にさせたのは」

 

一人呟く、それに返答をする者は誰も居ない

 

 

 

 

 

 

 

 

IS名称・シルバーバレット

 

『一回目』の記憶で楽しみであったもう一冊を元に一光が設計して束と一光が共同開発したIS。

 

展開装甲をいち早く採用し、武器・稼動時の廃熱処理に取り入れ第四世代クラスのスペックでありながら一光の操縦技術も相俟って最強クラスに分類される。

 

白式のように一撃必殺の武器はなく、特筆するべき特徴は、特徴的なスラスターが生み出す加速性能にあり、初速から紅椿と同等の速度が出せる点のみ。

 

シールドエネルギーを失っても戦う機能を失わない機能を持たせ、エネルギーが続けば最大で丸二日は全力で継続戦闘が可能である。

 

もう一冊『機動戦士クロスボーンガンダムゴースト』の武装名を武器に拝借しており、防御装備にいたるまでクロ

スボーンと同名、同性能。起動時の姿も瓜二つでガンダムフェイスも健在である。

 

ABCマントの対ビーム性能は極めて優秀だが、現状でビーム・レーザー兵器を実装するISが少ないのでボロマントをISが纏っているように見える。

 

武装/ザンバスター/ビームザンパー/B(バタフライバスター)バスター、ソードモード・ガンモード/クジャク/シザーアンカー/ヒートダガー/ブランドマーカー

 

 

細波一光のイメージ=マジ恋の風間翔一

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