魔法少女の暗躍者   作:瓶詰め蜂蜜

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プロローグ1

 私の名前はネージュ=フ=ロスト、TS転生者である。

 地球の日本で過ごしていたオタク趣味持ちの男子大学生だった私はテンプレートなトラ転……ではなく、海無し県産まれだったので、進学先の近くの海水浴場で海水浴デビューを決めようとしたらこむら返りで溺死してしまったのだ。

 転生先はロストと呼ばれる王国の第二王女、ロイヤルファミリーだ。

 ロストでは魔法を使った文明が発達しており、私も氷属性の魔法に置いては国で若くして一二を争う腕前と呼ばれるまでになった。

 因みに、魔法というものが有ったせいで最初はロストが異世界だと思っていたが、実はフォーマルハウトの周りを公転する惑星だと知り、驚いたのは余談だ。

 そんなこんなで、王族としての公務や勉学に励みながら、魔法で遊びつつ過ごしていたのだが……

 

 あの日、全てが始まった。……いや、終わった。

 原因は不明であるが、突如としてロスト全土を謎の冷気が襲った。

 氷河期のように大地を氷が覆うだけでなく、人や動物、植物に至るまでが凍りついたのだ。それも、時空ごと。

 私は、王族故の膨大な魔力と、前世の記憶の影響による想像力による魔法でなんとか時空ごと凍りつく事は逃れられたが、それでも、暫くの間はコールドスリープしていた。コールドスリープは数分だけだったかもしれなければ、何百年も経っていたのかもしれない。

 ただ一つ、確実な事は私一人を残してロストは滅んでしまったということだけだ。

 

 

 

 

 

 それから数年が経った。幸か不幸か、凍りついたのは生命体のみで、機械は幾つか無事だった。

 王族として高度な教育を受け、ぼんやりとだが残っている前世の記憶のお陰でロストを襲った冷気の原因は分からずじまいだが、正体と解決方法を解明できた。

 冷気の正体は禁忌とも言えるべき呪術による氷。生物の魂ごと凍らせる事で時も進まず、空間も絶たれてしまうのだ。

 だから魂の無い機械などは凍らなかったのだ。そして、私が無事だったのは転生者故に魂の強度と熱量が強く、無意識的に抵抗して、それが成功していたようだったのだ。

 故に解呪するには魂の力、それも前向きな気持ちの時に発生するエネルギーが必要なのだ。

 名付けるなら、『ソウジュール』。魂を意味するソウルと熱量、エネルギーの意味を持つジュールを組み合わせた。

 しかし、私一人ではロストを蘇らせる程のソウジュールを得る事は出来ない。得る為には他の星の知的生命体から得るしか無いだろう。

 そして私は確実に知的生命体が生息する星の存在を知っていた。それも、比較的近い位置にある星だ。

 その星の名は地球。私が前世暮らしていた星である。




 中古ですが、ひろがるスカイ!プリキュアのBlu-rayを買いました。
 ソラ・ハレワタールのキャラデザが超好みで、当時生で見ていなかった事を後悔してしまいました……。
 その上、OPが良い!名曲でタイトルのひろがるスカイとHeroGirlスカイを掛けた歌詞、最高でした……。
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