色々有り得ない御都合主義な事が起きますが気にしないでください
この小説では虎徹さんは原作よりも頭がいい設定です(原作の方も悪いってわけではないだろうが)
最後に今回はまだ主人公の少女の名前と一人称は出ません次回出します
「だからあんな雑な作戦嫌だったのよ!」
「にゃにを〜!?バイソンが来てなきゃとっ捕まえてたぜ!」
ブルーローズとタイガーが口論をしている
「どっちみち捕まえられるわけないでしょ!どんな反射神経よ!」
「あら?この2人は感覚も100倍になるから余裕でしょ?私だってできるわよ?」
ファイヤーエンブレムが答える
「へ?」
「当然だね」
「俺は身体がついていかねぇが」
「あんたら本当に人間?」
「ブルーローズは運動したほうがいいよ」
「ほら逃げられるでご…ますよ」
黙っていた折紙サイクロンが警告する
少し行ったところ狭い通路のような所でヒーロー達は止まった
理由は先に追いかけていたバーナビーと
【何故か気絶している脱走犯】がいたからだ
「あら、流石ね〜ハンサム。もう捕まえたの?」
ファイヤーエンブレムが尋ねるがどうもバーナビーの様子がおかしい
それにタイガーが考えた杜撰な作戦が失敗してから10分も経ってない
追いついても5分以下で捕まえたことになる
いかに前回この脱走犯を捕まえたバーナビーであろうともこんなに早く単独でこの状態にするのは極めて難しい
それに彼の能力は5分が限界で先ほど使用していた為 追いついてもすぐ効果が切れるはずだった
それはつまり
「バーナビー君が捕らえた訳では無いようだね」
スカイハイが口を開く
「はい…僕が来た時には既に…」
「でもこれ随分的確な対処だな」
ロックバイソンの指摘で一斉に犯人の顔を見る
するとそこには目の当たりにインクの様な物が付着してゴーグルが汚れて見えないであろう状態だった
「なかなか頭がいいやつだなこれならこいつのNEXTは使えねぇな」
流石のワイルドタイガーも偶然の事故には思わなかった
「捕まえられたのはいいけどこっれって…」
「ええ…問題は僕達ヒーロー以外の【誰か】がやったこと…です」
「「「………」」」
-時間は遡りバーナビー到着のおよそ5分前-
犯人は余裕綽々といった表情で滑っていた
「あ〜!なんであんなのに捕まったかねぇ〜。あんな馬鹿みたいな作戦で俺が捕まるわけないでしょ
さっさとこんなとこから出て終了だ」
彼は狭い通路のようなとこに入った
そこは近くに何やら試験的に製作してるアトラクションのようなものがあった
ふと前を見ると人がったていた
あきらかにヒーローではないし何より先ほどの撒いた時にヒーローは全員いたはずだ
なら、今目の前でったている人物は一般人が偶然いただけだと思った
「おい嬢ちゃんどきな邪魔だぜ。ヒーローでもない奴がここにいたら怒られるぜ。」
目の前の少女はどかない
(何だ?この女聞こえてねぇのか?それともヒーロー気取りか〜?)
能力を使ってしまえば関係ないそう考えそのまま突っ込んだ
しかし目の前の少女に能力が効いてない
自分の位置と変わってないのだ
その事に驚き犯人は立ち止まった
立ち止まった瞬間に後ろから強い衝撃を受けうつ伏せの状態になった
いきなりの攻撃複数居るのかと思い痛い箇所に手を当て立ち上がる
目の前に誰かがいた
急いで後ろに下がるがボールの様なものを踏んづける
「おわ!?」
マヌケな声をあげ再び地面に横たわった
さっきから何が起きてるのかが理解できなかった
ただわかるのは今目の前に立っている人物がやったのだということだ
「てめぇ…なn」
立ち上がろうとすると目の前が急に見えなくなった
「あなたの能力は視界にはいった人間と入れ替わるんでしょ?これであなたの能力は使えない」
犯人は立ち上がろうとするがうまく立てなかった
「その状態で立つのはきついでしょ?」
犯人はなお立ち上がろうとするがうまく立てなかった
「無駄だよあなたはもう立てないよだって【今あなたは目が見えない状態でここから逃れられないと考えてる】」
「そうだ一応気絶させる前に教えとくけどあなたが最初に話しかけてたのはこの近くにあるまだ製作中のお化け屋敷から取ってきた
ビニールシートを人の形に切ったものだよ暗くてよく見えなかったのかな?」
バカにするように教える
「ついでにそのペイントボールはこの間のバイト先で貰ったんだ。
気づいてるかもしれないけどそれ固まるらしいから」
それを聞いて外そうとするも皮膚にくっついて剥がれない
「く、くるな!ヒ、ヒーローでもないお前が何でこんなことする」
「興味が湧いたから?自分でもわかんないんだ
ついでに言うとあなたはもうちょっと気をつけてるかここに来なければ逃げられたかもね」
その言葉を最後に犯人の意識は刈り取られた
-現在ヒーロー達-
ヒーロー達は今、HERO TV 担当プロデューサーのアニエスに事情を説明していた
「はぁ?バーナビーが捕まえたわけじゃないの?」
「僕が来た時にはあの状態で既に周りに人の気配はありませんでした」
「う〜ん」
何やら考え事をしているようだ
するとそこにアポロンメディア社の社員でワイルドタイガーこと鏑木・T・虎徹の上司のロイズがやって来た
「やあ、バーナビー君。聞いたよまた活躍したそうだね」
バーナビーにコーヒーを差し出すもちろん虎徹の分はない
「いやそれが…」
-事情説明中-
「なるほどしかし一体誰が今回の脱走犯を捕まえたのかな?」
「ヒーロー以外の人間が犯人を捕まえるなんて HERO TVの視聴率が…」
アニエスはこう言っているがある考えがあった
「もしまた今回のようなことがあれば…」
「あれば?」
「その人物を捕まえてインタビューします!」
「そ、それでいいのかね…」
「もしその人物がヒーローになってくれるなら『バーナビーに続いて期待の新人』ということで視聴率が取れますわ!」
「そうじゃなくても次に現れてくれば『謎の人物が犯人確保』みたいな感じでいけるね」
いつの間にきたのか7大企業のまとめ役でHERO TVを放送しているOBC社長のマーベリックがやってきた
アニエス以外の3人が慌ててお辞儀をする
「これはこれは…なるほどかなりの視聴率が期待できますわ」
振り向いて虎徹とバーナビーに言う
「明日は他のヒーロー達と謎の人物を探しなさい!本人が捕まれば尚良しよ!事件があればいつものように呼び出すから」
そう言うと2人を残してアニエス達は出て行った
「しかし何で犯罪者とっちめてくれる奴捕まえなきゃならんのかね〜」
「そんな人がいたらヒーローの存在意味がないそれぐらいわかるでしょ」
「んなこたーわかってんだよ。捕まえるつっても次、来るか確定してないからだろ?」
「わかっているなら何が問題なんですかそもそもそんな人物が出る前に捕まえられればよかったんですよ。
大方おじさんの作戦がくだらなすぎてそれならいっそ自分で捕まえて目立ちたかっただけでしょ」
「そうかな〜」
「そんな理由でしょうそもそもNEXTかどうかもわかっていないんですよ」
「なんでそう言えんだよ」
「あきらかに一般人でもできそうな仕掛けでした。くらいあの場所で人の形に切ったビニールシートにあの犯人の能力は使えませんし
ボールで転ばせてすぐに視界を奪えばローラスケートではうまく立つこともできません」
「よく見てるな〜」
虎徹が感心するが
「ただ、それをやった人物はかなりの武術の達人かも知れません」
「ヘルメット被ってんのに気絶してたからか?顔にはインクがついててなんもなかったから漫画みたいに首ストンてやつでもやったてか?」
「それは明日その人物の足取りを捜しているうちにわかることです」
バーナビーがそう言ってる横に2人が捜している少女が歩いていた
-アポロンメディア社前-
「…なんでこんな時間に面接あるんだろうか」
既に時計は[20:18]と表示されていた
「あの〜。バイトの面接で来たんですけど受付ってどっちですか?」
受付の女性に話しかける
「バイトの面接ですか?確認しますね少々お待ちを…」
数分後
「お待たせしました。確かに20:30より面接がありますこちらの階段から3階の小会議室で行われます。
ご案内しましょうか?」
「結構です。ありがとうございます」
「はい。階段のすぐそばの部屋です」
受付の女性にお辞儀をして少女は階段を上り会場に向かった
会場の小会議室に入るとロイズが椅子に座っていた
「こんばんは こんな遅くにすまないね」
いえいえ、大丈夫です。と言い履歴書を渡しすすめられたので椅子に座った
「最初に来てくれて感謝しています。本当は午後にやるつもりだったけどトラブルがあってね
どうしても明日人手が欲しくてねダメ元だっただったんだけど来てくれてありがとう」
どんなトラブルがあったのだろうとか色々思ったが今は面接なので考えるのをやめた
ロイズは渡された履歴書を見て質問した
「えっと…。君は、色々資格を持っているみたいだけど料理もできるのかね」
「はい色々なところで働かせていただいているので」
そう言ってロイズに店と店主との写真を数枚見せた
「ほう…」
自分も行ったことのある店が写っていたし名刺も貰っているようだ
「お墨付きと言うことでいいのかな?」
「はい。なんでしたら何かお作りしましょうか?」
確かにまだ夕食も取っていなかったので今いる職員を集めて審査してもいいだろうそう考えたので
残っていた職員と試食会を開いた
急遽バイトをとらざるを得なくなった元凶のマーベリックも試食に参加した
過程は省くが結果は『合格』だった
マーベリックから少女に仕事の内容をかるく話して面接は終わった
ついでに少女は清掃員の仕事も貰った
どうやら余った時間も働くらしい
ロイズは随分働き者の少女であると思った
帰る間際ロイズはたった一人だけ来てくれたバイトの娘の履歴書を見ていた
実は面接中とある違和感を感じていたのだ
「こ、これは…」
履歴書には先ほど来た少女の名前が記載されてなかった
書き忘れたのか資格に目がいって迂闊だったと思った
だが他にもバイト経験のあるのにこんな簡単なミスをするだろうか
明日仕事の説明の時に聞けばいいそう思って退社した
その頃少女は夜の公園でベンチに座っていた
辺りはまだライトの光がついていて眠ることを知らないようだった
この都市が一望できるところならさぞかし夜景が綺麗なのだろう
だが少女はくらい公園で考え事をしていた
なぜ今日あんな事をしたのか
それから【自分の存在】について考えていた
10年前施設から逃げ出した少女は今まで死に物狂いで生きのびようとした
たった6歳ぐらいの幼い子供が働くこともできず何日も水だけで過ごした日もある
自分の名前は無く生年月日だけは知っていた
親が誰なのか知らない
研究員は産まれてすぐ自分に宿っている力を知ったとある組織の人間が親を殺害し連れ去ったのだと言っていたのを聞いたことがあった
嘘か本当かはわからなかったが悲しみはなかった
でも親というものにあこがれがあったのかもしれない
自分の存在について逃げ出した後から考えなかったことはない
周りにあるもの全てが羨ましくて自分にないものを持っている人間が憎かったのかもしれない
今はなぜかそう感じた
この街に来て今日は初めてのことで今までなかったものがここで手に入ると思った
ここでは自分の居場所も 名前も 親が得られるとなぜかそう感じた
馬鹿らしいと思い今夜の宿を探しに行くために立ち上がった
そこには今日初めての得た笑みがあった
小説は一週間に1話のペースでいけたらいいと思います
今回の話でツッコミたいところがあっても気にしないでください
毎回あんな感じになると思います
次回は主人公の名前と一人称が出ます
PS 読んでくださっている方がいる事に驚き感謝の気持ちでいっぱいです
本当に有難う御座います
宜しければこれからもどうか宜しくお願いします(面白いかは別として)