ミスターカーメンは…
新アニメの煽りVで技を間違って紹介された。(煽りVでは石化させる術だが、実際には相手を麻痺させる術である。)
「マキャナーーー!」「マキャナーーー!」「ファ〇キャナーーー!」
「ふぅ…ただいま帰りましたよ」
試験終了後、私は途中で勇儀達と別れ、自身の家に帰って来た。そしてドアを開けると
「あ、彩故ちゃん!おかえりなさいー!」
「おっと、お嬢!おかえり!」
「……やっとか」
三人の同居人が迎えてくれた。
「彩故ちゃん!どうだった?」
靴を脱ぎ、着替えていると、八重歯と茶髪が特徴的な少女、『渡我 被身子』が話しかけてきた。
「ニャガニャガ、もちろん完璧でしたよ」
「さっすがお嬢!よっ!傲岸不遜!」
すると、三白眼が特徴的な男、『分倍河原 仁』が褒めているのか煽っているのか分からないような言い方で便乗してきた。
「ニャガニャガ!仁さん、今日は気分がいいので
「おっと!それは遠慮して頂きたいぜ!」
するとそれを聞いていた充血したような赤い目と鋭利な顎、そして抜き身の刃を思わせる男『赤黒血染』が口を開いた。
「…ハァ…で、どうだった、
「ふむ……
「…そうか」
「おや、そういえば圧紘はどこに?」
「ああ、あいつなら飯作って待ってるよ?」
「おーい!飯が出来たぞー!」
すると奥から声が聞こえてきた。
雄英高校のとある一室……
「実技総合成績、出ました」
おびただしいモニターを眺めながら教師達が話し合っている。
「今年は上位3名が凄まじい成績だな……爆豪勝己、救助Pが0で2位とはな!」
「タフネスの賜物だな。強力な個性を使いこなしている」
「対照的に敵P0で9位。アレに立ち向かったのは過去にもいたけど…ブッ飛ばしちゃったのは久しく見てないね」
「俺思わず YEAH!って言っちゃったもんなー」
「しかし自身の衝撃で甚大な負傷…まるで発現したての幼児だ。妙な奴だよ。あそこ以外はずっと典型的な不合格者だった」
「細けえ事はいんだよ!俺はあいつ気に入ったぜ!!」
教師達が二人の受験者について話し合っていた。その雰囲気はどこか和気あいあいとしていた。
が、
「さて……この二名だが…どうする」
その話題が出た瞬間に、全員が息を呑んだ。
「
「ええ…この戦闘能力、すでにプロの世界でも通じると言っても過言じゃないわ」
「それに加えてこいつを観てみろ」
モニターにその二人の実技試験の様子が映し出された。
「片方、『星熊勇儀』は0P敵を正拳突き一発で破壊しているのに対してもう片方…『隅理霧 彩故』はどうだ、まるで0P敵を
「彼女をそのまま入学させるのはいささか危険では?」
全員が沈黙する。確かに戦闘能力が高いのは確かだが同じように危険性も孕んでおり、(もしかしたら手に負えなくなってしまうのでは?)という懸念があったのだ。
その空気の中、白いネズミのような生物…根津校長が口を開いた。
「こればかりは実際に会ってみないと分からないね。でもまずは業務を終わらせようか」
教師達は頷き、とりあえず業務を終わらせようと取り掛かった。
そして業務が終わった頃
「相澤君、少し良いかな?」
「何でしょうか?」
校長からの唐突な指名に疑問に思う相澤、呼ばれるようなことはしてないのは分かっているのであるとすれば何か突然の仕事の頼みだろうかと思いながら話を聞いてみる。
「来週なんだけど、彩故さんの家に訪ねようと思ってね。その時に同行してほしいんだ」
「俺がですか? 構いませんが……」
校長からの頼みとなると断れないので頷きはしつつも、なぜ自分なのだろうかと疑問には思う相澤。それを察してか、或いは顔に出ていたのか根津はふふっと意味深に笑ってからこう告げる。
「君も彼女になにか聞きたいことがあるんだろ?」
「……まぁ、無いと言えば嘘になりますね」
「なら、その時に聞くがいいさ。けどこれだけは言えるよ。彼女は君が警戒するような存在じゃないとね」
まるで会ったことがあり、会話もしたことがあるという言葉に相澤は根津に視線を向けるが、そこには根津の姿はなく、やれやれという感じに彼は資料に再度目を落とす。確かに根津の言う通り彼には彼女に聞きたいことがある。
あの独特な雰囲気、そして……本当に彼女はただの人間なのであろうか、と。
一方そのころ彩故宅では
「ハハハハッ!いい呑みっぷりじゃないか仁!」
「かぁ〜〜~!うめぇ!生きてるって感じがするぜ!」
「ん!美味しい!圧紘さんまた料理の腕上げてませんか!?」
「おっ、分かっちゃう?」
「ニャガニャガ、さすがですね」
「……ハァ」
「……ごめんなさいね、血染さん」
……突然訪ねてきた勇儀とパルスィによって宴会が行われていたのだった。
勇儀さんとパルスィさんは鬼と橋姫ということで酒が呑めます。
一応許可もとっております。
話が進む事にタグが増えます。仕方ないね
星5評価、ありがとうございます!
頑張って投稿して参ります!