個性「拾式」(リメイク予定)   作:鮭ノ神

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本日のマキマキ〜
ミスターカーメンは……
音楽の部門ではかなり優遇されている。(旧作では専用のキャラソンが作られ、ミート君役の上坂さんがこよなく愛しているらしい)
「マキマキ〜」「マキマキ〜」「マキマキマキダラサウスマキ〜」


彩故「なんで遅れたんですか?」
い、いやぁ……色々忙しくてぇ……
彩故「では連日投稿していたあれは?」
そ、それはぁ……書きたくってぇ…
彩故「あと全然放ったらかしな処女作はどうするんですか?」
そ、それは
「ニャガーーーーッ!!」
ギャアーーーーー!!


完璧の家にて

雄英高校入試から一週間が経過した。

彩故達は入試終了の日の夜、盛大に騒ぎ、そして仁以外は翌日からいつもの日常へと戻った。(なお仁は勇儀と呑み勝負をした結果酷い二日酔いに苦しんだ模様)

 

 


 

 

場所は変わり彩故宅の地下……

地下だというのにかなりの広さであるここでは、置かれた複数のリングの上で様々な姿かたちをした者達がスパーリングをしていた。

 

「ギガァーーー!!"アイアングローブ"!」

あるリングでは左半身が紫の改造人間のような男が背中から生えた鋼鉄製の腕を広げ、対戦相手へ迫っていた。

「<完掌>アイアングロー「甘い」グガァッ!?」

そしてその腕の先端から棘を生やし対戦相手…『赤黒血染』を潰そうとした、がその前に血染の右ストレートを顔に食らい中断されてしまった。

「技の途中の隙があり過ぎる。防ぐか何かしろクラッシュマン」

クラッシュマンと呼ばれた者は顔を押えていたが体勢を立て直し、再び血染へと向かっていった。

 

「"ダウジングアイ"!」

またあるリングでは、両腕に蛇口のような物をつけた男が対戦相手の『分倍河原 仁』の作り出した複製を額の紫色の光で

消していた。

「ジャーッジャッジャッ!本物はお前だ!」

「やっぱすげぇな!っていやうそだろぉ!?」

複製を消され、本体1人だけになった仁は褒めつつも驚愕した。

「食らえ!!"ボイリング・ショット"!!」

「危ねっ!?」

そして右腕から勢いよく水が発射され、仁はそれをなんとか避ける。そしてそれは隣のリングに向かっていき…

「ピョピョーーーッ!?」

同じくスパーリング中だったカジキのような見た目をした者の背中に直撃した。

「あ」

「ピョピョーーー!ジャック・チー!貴様ーーっ!」

「ジャーーッジャッジャッ!すまんなマーリンマンよ!」

二人がそんなことをしていると、

「試合に集中しろ!」

「ピョピョッ!?」

マーリンマンとスパーリング中だった両肩に紅と蒼の龍を乗せた緑の鎧を着た男が回し蹴りを放った。

「うわぁ…マーベラスえげつねぇ…」

仁はその様子を見て少し引いた。

 

「ほっ、はっ!そりゃ!」

「ボシューー、威力は上がっている。がまだ致命的な一撃とまではいえん」

「なるほどです!」

そしてとあるリングでは『渡我 被身子』が両腕にリボルバーのシリンダーをつけた黒い人間形の機械と共に手刀の特訓をしていた。

 

 

 

 

 

その頃1階の彩故の自室では

「……ふむ」

彩故が机に重ねられた複数の書類と向き合っていた。

そしてある書類に手を伸ばし、眺めながら呟いた。

「このままいけば予定通り完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ)は編成出来ますね……ですが少々…いやかなり人数が増えましたねぇ、本当に。圧紘さんが入団試験をしてくれるおかげで絞れてはいますが……」

 

 

 

彩故は実は上京した数ヶ月後、『完璧超人軍』というヒーローでも敵でもない組織を結成していた。その理由は、つまるところキン肉マンの【完璧超人軍】の再現である。(やってみたかったというのもあったりする)

そもそもの始まりは上京した3ヶ月に遡る。

元々、彩故は【完璧超人軍】を結成したいと考えていた。

そんなある日、偶然にも"ヒーロー殺し"をしていた血染に遭遇し、流れで戦うことになり最終的に勝利した。その時に血染がやたらとヒーローについて語っており、それを聞いて一か八かで【完璧超人軍】の結成に誘ってみたところ、血染がその誘いに乗ったことによって、(もしかしてこれ結成出来る?)となった。その後、被身子や仁、圧紘と出会い、そしてそれぞれが結成の誘いに乗り、遂に結成したのだった。

結成した当初は家に地下は無く、リングも彩故の特訓用の一つだけ、そして圧倒的知名度の無さから苦労したが何故かその話を聞いた父親が彩故宅を改修し、さらにどこから情報を手に入れたのかヒーローや敵など様々な者達がやってきた。

だが流石にそのまま入れる訳にはいかないので、まず相応しいか力量を測ってからにした。その結果、ただ暴れたいだけの奴、修行だと思っている奴、お試しで来るやつなど様々だったのでとりあえず死なない程度にリングの上で叩き潰して送り返した。だがその中にはちゃんと少数だったが相応しい者もおり、そういった者達を入団させていき、今では名前だけはまあまあ知られるようになった。

 

では入団するにはというと、前提としてヒーローだろうが敵だろうがヴィジランテだろうが強個性だろうが弱個性だろうがさらには無個性だろうが関係なく、全員入団試験を行う。入団試験の内容はシングルマッチで、力量を認められた者が入団することが出来る。だが本家と同じく戒律も破門もある。【負ければ自害】は流石に無くしたが大元は完璧の掟と同じで破った者は死なない程度に叩き潰して人が良く集まる大通りやヒーロー事務所前といった場所にそのまま放置した。(それが知名度の上がるひとつの要因となった)

 

 

だが増えれば当然問題も起こる。

まず食費、これは基本入団するとそのままそこ、つまり彩故の家で暮らすことになるのでその分の食費もかかる。団員の分の食事は彩故自身が全部担当していたが今は圧紘との2人体制で担当している。

そして団員が無一文は流石に……と思った彩故によるお小遣い的な費用もあり、それを稼ぐ為に便利屋や護衛としての仕事を彩故含めたほとんどの団員が行っている。

 

それに際し税も当然かかるのでそれを管理するのも彩故の仕事である。

さらに設備の修理、点検そして学業や人間関係の構築等も重なり常人では過労死しているであろうレベルの事を彩故は行っている。最近は少しだけ楽になったがそれでもまあ大変である。

 

 

 

 

そして彩故は持っていた書類を戻し、別の書類に手を伸ばそうとした。するとノックと共にドアが開き、圧紘が部屋に入ってきた。

「ちょっといい?」

「おっと、どうしました?」

「いやぁ……とりあえず来て欲しいんだ」

彩故は圧紘のいつもと違う様子から、一旦書類を置き、圧紘について行った。

 

 

 

 


 

 

 

「……どうするよ」

「…どうしましょうかねぇ」

私は圧紘がいつも入団試験をしている所までついて行くと、圧紘にドアの外を見てみるように言われた。

ドアにつけられた小さな覗き窓から見てみる……とそこには

無精髭のくたびれた感じのなにかただならぬ雰囲気を纏った男が立っていた。

 




完璧・無量大数軍を追加しました
この中でもマーベラスは外に出る機会が多いです。

あ、完犬ダルメシマンもいるよ☆
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