カーメンさんはGWのため休み!
雄英入学当日
彩故は自分用に調整した*1汚れのない制服を纏い校門の前に立っていた。
早朝であるためか生徒らしき人はざっと見渡してもあまりいない。
「…思ったより早く来すぎてしまいましたが、まぁ問題はないでしょう」
そう呟くと彩故は校門をくぐり、校舎へと歩いて行った。
そして校舎を隅々まで歩き回り【1-A】の表札がついたまだ誰もいない教室へ入った。自分の席を確認しそこに座ると、彩故は鞄から裁縫セットを取り出し日課の人形作りを始めたのだった…
数時間後、ほかの生徒たちが教室に入ってきた。彩故が気にせずに人形を作り続けていると、不意に声をかけられた。
「…なぁ」
声をかけてきたのは右が白髪で左が赤髪の左目辺りに火傷跡のあるクールな印象の青年だった。
「おっと、おはようございます。いや、初めましてですかね?私に何か用でも?」
「…それは?」
するとつい先ほど完成した熊の人形を指差す。
「見ての通りですよ。…よろしければプレゼントしょうか?」
「…いいのか?」
「ええ」
その青年に人形を手渡すと
「…轟焦凍だ」
そう言い自分の席に戻っていった。
その後勇儀を含めた生徒全員が教室に入り、クラス全体が騒がしくなってきた。
「彩故~」
早速勇儀が話しかけてきた。
「おはようございま…貴方また朝から酒盛りしましたね?」
「ん?あぁ悪い悪い、でもいいだろ?」
「はぁ…まあいいです」
勇儀は鬼…妖怪であるため酒をかなり好む、そのためいつも酒の匂いがしている。私はもう慣れましたが…
「それより…早く席に戻っておいた方がいいかもしれませんよ?」
その直後
「お友達ごっこがしたいなら余所へ行け。ここは…ヒーロー科だぞ」
寝袋に入ったままの男がゼリー飲料を一瞬で飲み干しながらそう言った。モゾモゾうごめきながら寝袋ごと立ち上がり教室に入ってくる。
「はい静かになるまで8秒かかりました、時間は有限だ、君たちは合理性に欠くね」
(((えぇ…)))
困惑する生徒を余所にその男は続ける。
「担任の相澤消太だ。よろしくね」
(((先生!?しかも担任!?)))
(…なるほど、あの時来たのは担任になるからですか…)
驚愕などの様々な感情が浮かんでいる中、相澤は寝袋の中から体操着を取り出した。…もっと他になかったのだろうか?
「早速だが、体操着着てグラウンドに出ろ」
そう言い相澤はグラウンドに向かおうとする…がふと足を止め振り向き
「あぁ、そうだ。偶理霧彩故、お前は入学式に出ろ」
そう言った
「……え?」
結構短ぇ…