仮面ライダー&プリキュアアウトサイダーズ   作:ラルク・シェル

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エピローグ

戦いが終わってクローズは広場にいると、はるかが1人やって来た。

 

「クローズ…これからどうするの?」

「あ?んなの決まってんだよ…また闇に帰るんだよ」

 

ちょっとめんどくさそうになりながら質問を返す。

 

「そう…でも、また会えるよね?」

「おいおい…たしかにな。その時まで、あばよ」

 

なんとも穏やかな顔で別れの挨拶をすると、背中と両腕から黒い翼を出して闇の中に飛んで行った。

 

「クローズ…ごきげんよう」

 

そんなクローズにはるかはカーテシーをしながら見送った。けど、この様子を見ているのがいた。

 

「いい気になりやがって…だが、終わらせねぇぞ!いつか、完全なテラビョーゲンに進化して…泊に復讐してやるからな!」

 

再びナノビョーゲンの姿になった仁良は、復讐を誓いながらも力を蓄えようと飛び立とうとした。しかし

 

「ぐえ!」

「逃がしませんよ」

 

だが、ここでブレンが仁良ビョーゲンを掴む。

 

「ぶ…ブレン!?」

「私の中の愚かでおぞましく、そして消したい過ちに終止符を付かなくてはね!」

 

そう宣言しながら仁良ビョーゲンを容赦なく握ようとする。

 

「ま…待って!止めてブレン!俺達は…おれた…あがが……おかあさぁぁぁぁぁぁん!!」

 

怯えた仁良ビョーゲンは必死に命乞いしながらも、そのままブレンに握りつぶされた。こうして警官でありながら、嫉妬に取り憑かれて殺人を犯し。さらには何度も脱獄して罪を重ね続けた仁良光秀は、ビョーゲンと言う存在のままかつて協力し合っていたブレンによって死亡・消滅した。

 

「ふ~~~」

「ブレンさん?」

「あっ!?」

 

ここにはるかがやって来てブレンに声をかける。

 

「やぁ、クローズの見送り。お疲れさまですね!」

「はい…それで、ブレンさんはこれからどうするの?」

 

はるかは今後ブレンはどうするのか聞いてみる。

 

「私?私はこれから自由にヒューマギアとして過ごしますよ。そして春野はるか…アナタはハートのような誰にでも尊敬出来るプリンセスになれるように努力してくださいね」

 

ブレンはそう言うとどこかに立ち去った。

 

「ブレンさん…ごきげんよう」

 

はるかはそんなブレンも微笑みながらカーテシーして見送った。

一方、幻夢無双コーポレーションの社長室では、黎斗がときめきブライダルを掲げて

 

「さぁ、愛の旅に出かけよう!」

 

そう言って社長室を出る黎斗。ちなみにタブレットには【ドキドキ♡タヌキングダム】というゲーム画面。それから

 

「また一から…起業するか」

 

垓もオフィスを購入して初めから会社を立ち上げて再スタートしようとした。

さらに歩く夜空の前に、1匹の蝶が通り過ぎた。

 

「夜空…」

「あっ!」

 

すると夢野のぞみと小々田コージが後ろから声をかけた。

 

「また、友達になろう?」

「……うん!」

 

笑顔で答える夜空だった。

それからピーサードと滅とゼロスリーがオーバープログライズキーに話しかけた。

 

「「オーバー、オーバー…いるな」」

『もちろんいる。私の負けだと言うことに』

 

プログライズキーからオーバーの声がして滅達に話しかけた。

 

『正義も悪も本当に同じ、一緒という意味。つまり…私は間違ったと言うことだ』

「そうだな」

『よって私は、しばらく眠る。そして、本当に私が必要となり私を扱える存在が現れた時目覚めるとしよう』

 

そう言い残してオーバーは眠りについた。

 

「随分と潔いいな…そうあってくれるなら。助かるな」

 

ピーサードはちょっとした皮肉を言うと、ゼロスリーは滅にプログライズキーを渡す。

 

「「お前なら、きっといつの日かオーバーが正しいシンギュラリティに辿り付く時が来るかもしれん」」

 

どうやらゼロスリーはオーバープログライズキーを滅に預けた方が良いと結論を出した。

 

「ああ、我々が到達するのは…善悪を超えた本当の先だ」

 

滅はオーバープログライズキーを受け取って言う。

さらにBOARDでは、朔也はケースに収められた全仮面ライダーのカードを確認。

 

「お帰り…」

 

自分のやって来たことを反省しながらカードに向けて呟く。

ちなみにイーラはホスピタルウォーズとシフトヒーローを持って行こうとした。

 

「ねぇねぇ」

「ん?」

 

するとエルダが現れて声をかける。

 

「なんだ…いきなり?」

「えへへへ、なんか面白そうだから♪」

「そっか、別にいいけど」

 

そのまま2人でどこかに行くのだった。

街のオープンカフェでは

 

「はい、ありがとうございます。とりあえず返しますので」

 

拓海はジョージにデモンズドライバーを返して立ち去ると紅茶を飲み。

 

「Ⅰ Love、仮面ライダー…1人は寂しいね」

 

そしてデザイア神殿では

 

「うふふふふ!ゾクゾクさせてくれるじゃない♪」

「誰か新しい推しは見つかった?」

 

これを見て笑うベロバにジーンが聞いてみる。

 

「まっ、アタシの推しには及ばないけどね」

「しかし奇妙な気分だね。悪のライダー…プリキュアの敵に応援する側に回るなんて」

「善と悪は、表裏一体なのかもしれません」

 

自分が悪の方に味方をするなんて信じられないけど、ツムリの言葉に納得する。

 

「ああ、悪の力が世界を救う時もある!」

「そして逆に歪んだ正義か現れるときもある…だからこそ、面白くなるから」

 

こういう展開も面白いと言うベロバ。

 

「でも、この世界には仮面ライダーとプリキュアがいます!」

「またいつの日か、ゾクゾクさせてもらうわ」

 

四次元ゲートを出してベロバが先に帰り。

 

「仮面ライダーとプリキュアは終わらない!」

 

ジーンも強く言って四次元ゲートで帰って行った。

これで仮面ライダー&プリキュアアウトサイダーズの戦いが終わった。




改めて最後の話です。これで仮面ライダー&プリキュアアウトサイダーズの終わりになります。
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