仮面ライダー&プリキュアアウトサイダーズ 作:ラルク・シェル
そして蛮野の代わりにある人物が登場します。
ネット内で滅が誰かを待っていた。
『滅…滅……』
「アーク」
アークが現れるとそのまま滅に問いかけた。
『人工知能を持ちながら、心を手に入れたお前の意思とはなんだ?』
「…言うまでもない。お前のような悪を監視するためだ!」
滅はアークを初めとした悪の存在を監視して滅ぼすためにと心を得たと宣言。
『監視対象を…見誤るなよ』
「何のことだ?」
『お前に…ラーニングさせてやろう』
アークは滅にあるデータをラーニング。
まず垓が黎斗を復活させたことから始まり、財団Xが過去にプリキュアと戦った敵を復活して仮面ライダーにしている。人類を破滅させるオーバーを対抗するために、仮面ライダー&プリキュアアウトサイダーズ計画を着々と進んでいる事に。
「それはならない…オーバーを絶対に悪を根絶する存在になる!いくらアウトサイダーズが集まろうとも、オーバーがすべてを統べる」
滅は決してオーバーを悪に目覚めないと強く宣言する。
「オーバー誕生は近い!」
もうすぐオーバーが覚醒すると言う。
ある刑務所の危険人物用独房に刑務官がやって来た。そして鍵を開けると、中にいたのは全身に拘束服の受刑者。
「…出ろ」
刑務官は逃げ出さないようにと受刑者に手錠をして連れ出す。
「一体何のつもりだ?俺はこれでも危険人物だぞ?」
受刑者は睨みつけながら言うと刑務官は帽子を取り。
「たしかにな…だが、気付かないか?ここの様子が変なことに」
その言葉にたしかに気付く。近くの雑居房の鉄格子の窓から見てみると、そこの受刑者が眠ったかのように気絶していた。
「もちろん…ここにいる全員がな」
この偽物の刑務官は手錠を外すと眼鏡とスーツを差し出す。すると男は爬虫類のような不気味で嫌な笑顔になって、眼鏡をかける。
「んで…俺様になにか?」
受刑者の男は、偽刑務官改め財団Xの使者に声をかけた。
一方その頃、すこやか市にある旅館沢泉では、写真撮影がやっていた。
モデルはキュアトゥインクル・天ノ川きららで、浴衣姿で料理を食べるシーンや水着で湯船につかるシーンを撮影。それを見ているのがキュアフォンテーヌ・沢泉ちゆとぺギタン。
「なんか…カッコいいペン」
「だって、今人気の中学生モデルだからね」
お互いに彼女の撮影してる姿を見学した。そして撮影が終わってきららが私服に着替えると、ちゆがすこやかまんじゅうを持って近づく。
「お疲れ様です。こちらはすこやか市名物のすこやかまんじゅう。みなさんで食べてください」
「あら、ありがとう。後で食べるから」
喜んで受け取ると、いきなり撮影スタッフがやって来た。
「すみません。天ノ川ちゃん、君にどうしても会いたいって人が!」
「え…もしかしてファンの人?」
「そうじゃないけど…あとついでに、沢泉ちゆさんだっけ?」
「はい、そうですけど」
きららに会いたいという人が来たと言うけど、なぜかスタッフがちゆにも声をかけた。
「なんか、君にもどうしても会いたいって」
「え?」
なぜか自分も呼ばれたので仕方なく、その人が待つ部屋に行ってみる。
「一体誰なんだろう?私のファンならまだしも…」
「私も呼ばれるなんて?」
どういう人なのか気になるけど、襖を開けるとニコが座って待っていた。
「どうも」
「アナタは?」
「私は西馬ニコ」
ニコは2人に自己紹介をするとちゆは気付く。
「え…西馬ニコって、幻夢コーポレーションの大株主の!?」
「ああ、たしかに今思い出した!んで、私達に何か用?」
ここできららは自分達を呼んだ理由を尋ねる。
「私がアンタ達を呼んだ理由は、ん?」
すると今度は部屋に数人の銃を持った男たちが突入した来た。
「なっ、なに!?」
「ぺぇ!!」
これには3人は驚いてぺギタンも飛び出るほどに。だが、次に入って来たのは
「I’m so sorry…ゴメンゴメン驚かせて」
ジョージ・狩崎だった。持っていたタブレットで、ニコときららとちゆとぺギタンの顔を照合させて本人と確認。
「はい、本人で間違いないね。西馬ニコと、キュアトゥインクルの天ノ川きららと、キュアフォンテーヌの沢泉ちゆとヒーリングアニマルのぺギタン」
「「「えっ!?」」」
これにはきららもちゆもぺギタンも驚く。まさか同じプリキュアだったことに。
「まさか…アナタがプリキュアだったペェ」
「私も驚いたよ。撮影したところが、同業者の実家だから」
「同業者って…まぁ、そうですけどね」
きららの言い方にちゆはちょっと変な感じ。
「ところで、僕たちにどんな理由ペェ?」
「そうだね…とりあえず、説明しようか」
さっそく狩崎はオーバーの事をきららとむちゆとぺギタンに話した。
「ふ~~~ん、じゃあそのオーバーって人工知能は善と悪。どっちに付こうか迷っているんだね」
「うん…そういうことなの」
きららはすこやかまんじゅうを食べながら、ある程度理解してニコも頷く。
「でも、もしも善の方になればきっといい味方になるペェ!」
けれども、ぺギタンはもしも仲間になればいいなと言うがちゆはちょっと浮かない顔。
「ちゆ?」
「えっ!ええ、たしかにそうね」
ぺギタンに声をかけられて、ちょっとビクッとしながらも返事をする。
「それよりも、これを見たまえ」
ジョージが指を鳴らすと部下の男がケースを持ってやって来て、ちゃぶ台に置いた。
「これは?」
「開ければ分かる」
とりあえず言われた通りに開けてみる。中に入っていたのは白に緑のラインが入ったドライバーと、これも白いシフトトライドロンに似た形の大型シフトカーと、オーバーの絵柄が入ったプログライズキー。
「これが…」
「That’s right!オーバードライバー。それからオーバープログライズキーとシフトヒーロー」
このドライバーがオーバードライバーで、オーバープログライズキーとシフトヒーローだと言う。
「それで君も持って来たんだろうね」
「え?うん」
ニコもポケットからホスピタルウォーズを出した。
「これは?」
「ホスピタルウォーズ。医者の主人公がトラップのあるステージを進んで行き、患者に到着して怪我や病気の治療をしたり。さらにはウィルスと戦う、新作医療系アドベンチャーゲーム」
ちゆ達にホスピタルウォーズのゲーム内容を説明。
「つまり…お手当をするゲームペェ?」
「その通りだね。そしてこれは3つのシステムで変身するんだ」
ジョージによれば、オーバードライバーはプログライズキーとライダーガシャットとシフトカーの、異なる3つのライダーシステムを組み合わせて変身するものらしい。
「あとは、君がリブートしてくれた仮面ライダークロニクルをインストールすれば…コンプリートだ」
「…インストールした後はどうするの?」
きららは仮面ライダークロニクルをオーバードライバーにインストールした後について質問。するとジョージは名刺みたいなのをニコに渡す。
「この男の研究所に、向かってくれたまえ」
受け取るニコと覗き見るきららとちゆとぺギタン。
「…分かった」
「頼んだよ。オーバーには、仮面ライダーの未来がかかっている」
とりあえず返事をするので、ジョージは念入りに言う。
財団Xアジトでは、また実験が行われていた。
培養液に満たされた大きめのカプセル。もう一方はバグヴァイザーと眼鏡と接続したヒューマギアボディ。
「西馬ニコに滅…さらに一之瀬みのりと緑川なお。そして天ノ川きららと沢泉ちゆと接触。オーバー側の勢力が増している」
乱堂が今のオーバー側に付いた人達を再確認。
「我々も仲間を増やす必要がある」
キゼフがカプセルを覗き込むと、培養液の中にいるのは金髪の羽が生えた微生物が入ってた。
「んで、どうやって蘇えさせるんだ?ミラーワールドか?それともオルフェノクの?」
「悩む必要はない…西馬ニコのおかげで、仮面ライダーの力を自由自在に使える」
『仮面ライダークロニクル』
手に持った仮面ライダークロニクルガシャットを起動。
「滅の失敗は繰り替えさせない。疑う隙が一ミリもない悪党を…」
そのままバグヴァイザーに装填。
『ガッシャーン』
すると仮面ライダークロニクルのデータがヒューマギアボディに。そしてカプセルの中の微生物、ナノビョーゲンに注ぎ込まれる。
「まぎれもない…アウトサイダーズが!」
カプセルが巨大な光と共に割れてしまう。辺りは培養液で水浸しになったが、何者かが歩いてきた。
「まさか…ナノビョーゲンにまで退化した俺を、こうして再び肉体を得え地面を歩かせるとはな!」
ビョーゲンズのグアイワルが復活。また筋肉を見せつけるポーズをする。
「なんか…すんげぇ面倒な性格みたいだな?」
でも乱堂はちょっと扱いが難しそうだと感じる。
「まぁまぁ、せっかくお仲間が増えたからいいんじゃないの?」
すると刑務所から出された男がキゼフ達の所にやってくる。
「ん?なんだ貴様は?」
「彼は」
「俺は仁良光秀…仮面ライダーと正義を憎む男さ!!」
それはロイミュードと組んで、悪事をして逮捕された元警察官の仁良光秀。かつて復活したロイミュード005によって他の囚人と一緒に脱獄し暴れ回ったが、仮面ライダードライブ改め泊進ノ介によって再び逮捕。だが、こうしてまた再び出してもらいキゼフ達の仲間になる。そしてその目が今まで以上に黒く濁んでいるのが分かる。
「コイツの狂人ともいうべき思考と、残忍さと嫉妬心は使えると思ってな」
「そんなはっきり言わないでくださいね。旦那方♪」
また媚びを売るかのように扇子を持ってヘラヘラと笑う仁良で、グアイワルは少し不気味さを感じる。
それから山を越えて森の中にある建物。車が到着すると、オーバードライバーが入ったケースを持って降りるニコ。
ここは人類基盤史研究所改めBOARDの研究施設。施設内を進んで所長室に入る。そこには所長の橘朔也と、1人の少年が椅子で寝ている。
「橘所長…だよね?狩崎さんから聞いてる?仮面ライダークロニクルのデータをドライバーにインストール出来た」
朔也に仮面ライダークロニクルのインストールは済んだと言う。
「ああ、ありがとう。西馬ニコさん」
椅子から降りてニコからケースを受け取ると、少年も目が覚めた。じつは彼はジコチューのイーラだった。
「お疲れだね…にしてもジョージって奴のおかげで、ほとんどの仮面ライダーは力を貸してくれたし」
イーラは電子パネルに張られた歴代仮面ライダーのカードを見て呟く。
「カード?どういうこと?」
「これが、我々BOARDの研究の成果だ」
橘はケースからシフトヒーローだけを取り出すと、仮面ライダーカードと接続された機械にセット。
「拝借したライダーの力をカードに封じ込め、それを今度はシフトヒーローにインストールさせる」
「…待って!じゃあ、このオーバードライバーを使えば、オーバーはすべての仮面ライダーの力を使えるって事?」
「まっ、そういうことだな」
シフトヒーローの使い方を知ったニコは、オーバードライバーを見つめた。
そして再びネット内。
「見ろ、飛電或人を始め…悪意をほおっておかない仮面ライダーたちは、皆オーバーが善意に目覚めるようにと協力している」
滅は或人によって用意してくれたオーバープログライズキーとゼロワンカードを出してアークに、仮面ライダーたちがオーバーの善意になるように協力してくれたと宣言。
「アーク、お前は滅びる」
「そううまく行くか?」
「ん…誰だ!?」
誰かの声が響き渡って、滅は慌ててネット内から現実世界の地下水路施設に意識を戻す。
「へ~~~君か?滅亡迅雷netの滅って奴は?」
「そうらしいな」
滅の前にグアイワルとスキップする仁良が歩いてきた。
「お前達は?」
「俺はビョーゲンズのグアイワル。んで、コイツは?」
「相方の仁良で~~~す!」
2人は滅に向かって自己紹介。
「それで…貴様らは何が狙いだ?」
「いや…俺もアークとは知り合いでな。野望を掲げていた俺だが、敗北しナノビョーゲンまで退化してしまってな。だが、元より持っている電波を操る力が残ってな。それでネット内を入って力を付けようとした時に、アークと出会って友情を育んだ!」
かつてグアイワルは下剋上を狙っていたが、すでに気付かれてやられたフリをしていたキングビョーゲンに生贄として消滅された。けれども、ナノビョーゲンにまで退化しながらも復活。おまけに運がよく自我が残って、さらにテレビ電波を受信という性質を利用してネット内にダイブ。その時に、アークと知り会って友達になり。その後、財団Xに回収されて現在に至る。
「わが友…アークを消されては困る」
「というわけで、アンタには消えてもらうからな!」
ここで滅を倒すと宣言するグアイワルと仁良。しかし
「そうはいかない!」
「おっ!?」
キュアトゥインクルとキュアフォンテーヌが現れた。
「ほぅ、プリキュアか…ひさしぶりだな」
「グアイワル、まさか復活するなんて…」
こんな形でグアイワルと再会するなんて思いもしなかったキュアフォンテーヌ。
「それで…アンタが仁良光秀ね」
「ピンポーン!俺の事知っているみたいだねプリキュアちゃん♪」
キュアトゥインクルに尋ねられるとハイテンションで答える仁良。
「この人って…たしか」
「うん、自分の同僚の警察官を殺した犯人で…たしか逮捕された後に脱獄した奴。でも再び逮捕されたのに?」
彼女達も仁良の悪行を知ってはいたが、なぜここにいるのか驚く。
「財団Xに出されてもらったんだよ!今すぐにでも泊の奴に復讐したいけど、とりあえずまずはお前達を始末してからだ!イヒヒヒ、プリキュアを色々といたぶるのも面白そうだし♪」
ふざけて踊り出しながらも、以前にも増して残忍さと狂気が強くなっている仁良に2人は少し嫌悪感を感じる。
「さてと、では俺達の新しい力を見せてやるか」
「OK♪」
するとグアイワルと仁良は腰にWドライバーを付けると、ジェット機型のメカ・ゼクスビョーゲンメモリのライブモードが飛んできた。さっそくグアイワルがゼクスビョーゲンメモリを手に取るとWドライバーに装填。しかも仁良のWドライバーにゼクスビョーゲンメモリが出現。
「「変身!」」
2人同時に叫んでゼクスビョーゲンメモリを半分に開いた。
『XEGSUBYOGEN』
そのままグアイワルと仁良がデータになって融合し、両側が赤で真ん中が緑のダブルエクストリームに似た姿の仮面ライダーゼクスビョーゲンに変身。
「がっ…合体!?」
「ウソ!?」
まさか合体して変身するので驚く2人。
「では、死んでもらおうか!」
ゼクスビョーゲンは使用武器のビョーゲンソードを持って襲い掛かる。しかし滅もスティングスコーピオンプログライズキーを構えて
『ポイズン!』
「変身!」
仮面ライダー滅に変身してアタッシュアローで戦闘を始める。
一方、BOARDではシフトヒーローのライダーカードダウンロードが続けられていた。するとニコのスマホが鳴る。
「どうしたの?」
『新しいアウトサイダーズが現れた!』
電話の相手は滅で、キュアトゥインクルとキュアフォンテーヌと一緒にゼクスビョーゲンと戦闘中。
『オーバーはどうした!?』
「仮面ライダークロニクルは再起動したから、適合者なら変身できる!」
いつでもオーバードライバーを使って変身は可能だと説明するけど、肝心なことに気付く。
「所長!このドライバー、誰が使うの?!」
問題は誰がオーバードライバーを使って変身するかで、ニコも誰が使うのか全然分からなかった。でもイーラは扉に目を向けて
「すでに来たみたいだぞ」
そのまま扉が開いて誰かが入って来た。
「…アンタは!?」
ニコはその相手に驚いた。
それから滅とキュアトゥインクルとキュアフォンテーヌとゼクスビョーゲンの戦闘は続けられた。
「どうだ、こうして蘇った俺の新たな力は!」
ビョーゲンソードを豪快に振るのでなんとか、なんとかアタッシュアローで防ぎつつ。トゥインクルの星形のエネルギー弾で攻撃するが、ゼクスビョーゲンはなんなく避ける。もちろんフォンテーヌのパンチもかわして蹴り返した。
するといきなりゼクスビョーゲンは仁良の意思になって戦いながら喋り出した。
「そういえば、俺は前にヒューマギアに似た連中と手を組んだけどな!そいつらはダメダメな連中で、お前ら滅亡迅雷もスゲェ腑抜けだったじゃん!所詮、アイツらもお前らもただの機械のお人形さんだよね!」
滅に向かってロイミュードと滅亡迅雷netに対してバカにするように挑発する。これには滅がアタッシュアローの矢を放ちつつ斬りかかり。
「貴様みたいな奴に、作られた者達を哀れむな!」
仁良に向けて自分達ヒューマギアやロイミュードに対て反論した。
「うるさいよ!」
しかし滅を掴んで容赦なく投げ飛ばす。けど、ヒーリングステッキのぺギタンはあることに気付く。
「あれ…これって!」
「どうしたの?ぺギタンって…」
するとフォンテーヌも床はもちろん、壁やパイプがメガビョーゲンが出た時のような汚染が広がっている。
「今の俺はメガビョーゲンを生み出すことはできないが、このゼクスビョーゲンになれば辺りを汚染することが可能だ!」
グアイワルの意思になったゼクスビョーゲンが、説明をしながらビョーゲンソードの刀身を鞭のようにして振った。
「「ぷにシールド!」」
慌ててぷにシールドで防ぐが、豪快に突進してシールドを壊した。
「ええぇぇぇぇ!?」
「ウソ!?」
「うるさいぞ!」
その無茶苦茶なやり方に驚くトゥインクルとフォンテーヌだが、ゼクスビョーゲンは気にせずに襲い掛かろうとする。だが、滅がなんとか相手をしたが、グアイワルの豪快なやり方と仁良の遊び感覚な戦い方に苦戦。
ちなみにキゼフをこの様子を観察。
「果たして、オーバーはどう動きどっちに着くか?」
するとさらに遠くで戦いを見ているのがいた。
「一緒に戦わないのか?せっかく復活させたのに」
その相手もグアイワルと一緒に復活させた存在。けど、なぜか頭を横に振ったり手でバッテンと作った。
「あ~~~君にとって彼は嫌な相手だったんだね」
なんとなく理解すると、突然今まで感じたことがないオーラが発生。
「ん!?」
「今のは?」
「分かんないけど…」
これをいち早く感じたのはトゥインクルとフォンテーヌとぺギタン。そしてキゼフも
「奴が…現れた!」
しかしゼクスビョーゲンが滅の頭を掴んで蹴り飛ばす。ついに滅は変身を解除した。
「んじゃ、ここでサヨナラだね…ホロビくん♪」
「では、さらばだ」
2つの声でそれぞれ喋ると、バイラスのギジメモリを出した。
『VIRUS』
スイッチを押してビョーゲンソードの柄ある差込口・マキシマムスロットに装填。
『VIRUS!マキシマムドライブ!』
刀身からウィルスのエネルギーが集まっていき、必殺技のバイラススラッシュで止めを刺そうとした瞬間。
「「ん?」」
「「「えっ!?」」」
コツコツと誰かが歩いて来る。
その姿は白をベースとした騎士のようなアーマーで、右腕は黒でシフトブレスにシフトヒーローを装着。腰のベルトには左側にプログライズキーを、右側にはライダーガシャットが装填した戦士・仮面ライダーオーバーゼロ。
「なんだ、お前は?」
「誰だが知らんが、まずは貴様から!」
ゼクスビョーゲンはオーバーゼロに襲い掛かるが、慌てる様子はなくシフトブレスのシフトヒーローのスイッチを押す。
『カモン、エグゼイド!』
するとオーバーゼロの背後にハイパームテキ・エグゼイドカードが現れた。
さらにオーバープログライズキーを押し込んで、シフトヒーローをシフトアップ操作。
『執行!ヒーローカキマゼール』
なんとそのままハイパームテキ・エグゼイドカードは、オーバーゼロに憑依するかのように体に入る。
『ハイパークリティカールスパーキーング!!』
次の瞬間、オーバーゼロが高速でゼクスビョーゲンに何発かパンチとキックで攻撃。けど、ゼクスビョーゲンは効いてない様子。
「ん?なんだ…ただのこけおどしか?」
「全く、一体貴様は…ん!」
改めてマキシマムをやろうとした途端。
『『『HIT!』』』
『『『GREAT!』』』
『『『PERFECT!』』』
「「あがががが!ごは!?」」
『究極の一発!完全勝利!』
さっきの攻撃が無数で何回も炸裂して大ダメージを受けながら吹っ飛ぶゼクスビョーゲン。
「な…なんだ今のは!?」
全身にダメージを受けたゼクスビョーゲンが混乱してしまう。
「あれが…オーバー!?」
「オーバー!」
「覚醒したの!」
「強い…強すぎる!」
ついにオーバーが出現して滅やトゥインクルにフォンティーヌはもちろん、キゼフも驚きを隠しきれない。さらにオーバーゼロはゼクスビョーゲンの影響で、汚染した個所を見ると手をかざした瞬間、何事もなかったかのように浄化・綺麗にした。
「ば…バカな!?」
プリキュアでもないのに浄化したことにもっと驚くゼクスビョーゲン。でもそこにニコが駆け寄る。
「もう大丈夫!」
「西馬さん、もしかしてあれは…」
「ホスピタルウォーズの力。どんな怪我や傷はもちろん、病気や毒を治し浄化できる」
オーバードライバーに装填されたホスピタルウォーズガシャットで、ビョーゲンズウィルスの汚染を治したと説明。それから再びシフトヒーローのスイッチを押す。
『カモン、セイバー!』
『執行!ヒーローカキマゼール』
今度はクロスセイバーカードが入って、刃王剣十聖刃が召喚して構える。
『刃王必殺リード!既読十聖剣!』
エンブレムをスライドして戻しトリガーを押す。
『刃王必殺リード!必殺読破!』
そのまま10本の聖剣を召喚させたので、ゼクスビョーゲンはヤバいと感じる。
「げっ!おい、どうする!」
「バカが!勝手に動くな!」
仁良の意思が慌てて逃げようとするが、グアイワルがここは反撃とするので動きが無茶苦茶になり。
『刃王クロス星烈斬!』
一気に10本の聖剣が襲い掛かったので、仕方なくビョーゲンソードで弾いたり防いだりするが、とにかく来るのでやっぱり斬られたり突き刺さったりしてしまう。
「「ごはっ!がっ!ぐはっ!」」
また地面に叩きつけられたが、オーバーゼロは先にプログライズキーを差し押してからのシフトアップ。
『ヒッサーツ!Full throttle Overjustice HERO!』
ジャンプすると必殺キックのヒーローパニッシュメントが決まり。
「ぐはっ!」
「おかあさ~~~ん!」
ゼクスビョーゲンから2つの声が叫んで吹っ飛んで爆発。
「「やった!」」
「スゴイ…」
喜ぶニコとトゥインクルと、ただ見つめるフォンティーヌとぺギタンと滅。
そして変身解除したグアイワルが倒れ込む。
「く…貴様は、何者だ!?」
グアイワルがオーバーゼロに何者だと言うと、シフトブレスのシフトヒーローを抜き。それからオーバードライバーのオーバープログライズキーとホスピタルウォーズガシャットを抜いて、変身解除して姿を現す。
だが、その変身者にトゥインクルは驚く。
「ウソ!あれって…?!」
「そう、アナタ達が前に戦ったディスダークの」
それは紫のスーツを着込んだディスダーク三銃士の1人クローズ。つまり仮面ライダーオーバーゼロの変身者はクローズだった。