仮面ライダー&プリキュアアウトサイダーズ   作:ラルク・シェル

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今回登場する作品は、トロピカル〜ジュ!プリキュア・Go!プリンセスプリキュア・ヒーリングっど♥プリキュア・ドキドキ!プリキュア・デリシャスパーティ♡プリキュア・仮面ライダーゼロワン・仮面ライダー剣・仮面ライダードライブ・仮面ライダーエグゼイド・仮面ライダーリバイスです。


第4話 オーバーの野望

蘇ったグアイワルと二度目の脱獄した仁良の、合体変身したゼクスビョーゲンにピンチの滅とプリキュア。しかしついにオーバーゼロが現れて倒した。

そして変身者はクローズ。

 

「貴様はクローズ…まさか、貴様がオーバーの」

 

体を起き上がってから胡坐をかいて座るグアイワルは、そのまま興味津々にクローズを見る。

 

「ああ、俺様もビックリしたぜ」

 

クローズ自身もオーバーゼロに変身して、しかもその力に驚きを通り越して呆れた感じになる。

これにはもちろんキゼフも

 

「見てたか…奴の力」

「見てましたよ…」

 

キゼフの言葉に返事しながら隠れてた人物が近づく。

 

「この私も、久しぶりに武者震いしましたよ!あれが善と悪を越えようとするオーバーですか…」

 

それはロイミュードのブレンで、こうしてヒューマギアのボディで蘇った。彼もまたオーバーに興味を持つ。

 

「おいおい、ブレン!」

 

すると仁良が現れたブレンに声をかけた。

 

「お前、復活しておいてなんで戦いに参加しなかったんだ!おかげで負けたんだぞ!」

 

なぜ一緒に戦わなかったと文句を言った。これでも一応、ブレンとはコンビを組んでシーフロイミュードに融合進化した仲なので当然。でもブレンは仁良を見るとブブっと吹いて笑う。

 

「おい!お前何ふざけて!」

「それはこっちのセリフですよ!そんなマヌケな姿になって!」

「はぁ…一体何をって、なんだこりあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」

 

その時、パイプに映った自分の姿を見て驚く。それは野球ボールぐらいの大きさで、眼鏡をかけたナノビョーゲンだから。

 

「恐らく、ゼクスビョーゲンによるものだな」

「えっ!?」

 

キゼフが仁良のその姿について説明した。

 

「ゼクスビョーゲンメモリでグアイワルと融合するとき、彼の肉体に合わせるようにとしたんだ」

 

つまりこのまま融合したらビョーゲンウィルスに感染して死ぬかもしれなかったので、ゼクスビョーゲンメモリは仁良の体をナノビョーゲンに変化させたらしい。

 

「あはははは!元からマヌケだから、姿はもっとマヌケになりましたね!」

「んぐぐ、笑うんじゃねぇよ!」

 

とにかく笑うブレンに仁良はナノビョーゲンの姿のまま体を近づけて怒鳴る。

 

「誰のおかげで、お前が超進化態になったと言うんだ!!」

 

仁良は自分と融合進化したおかげで超進化したと恩を着せるように言う。

 

「ええ、ですが…それが私にとっては最もバカで愚かで後悔したことですよ!」

 

でもブレンははっきりと仁良と組んだのが一番後悔してバカなことだったと宣言。

 

「こんな事なら、1人でメディックに対して嫉妬して超進化すればよかったんですよ!こんなバカの力で得たことが、私自身においで最大の汚点!」

「なんだと!テメェ!」

 

言いたい放題言われて仁良は怒ってブレンに顔面を近づいたが、後ろからグアイワルに掴まれる。

 

「ぐえっ!!」

「全く、うるさいぞ貴様…いっその事、ここで握り潰してやろうか?」

「えっ!?」

 

うっとうしく感じたグアイワルが、このまま握りつぶそうとしたので仁良は慌てる。

 

「待て待て!俺が死んだら、変身できなくなるぞ!いいのかよ!?」

「別に構わん!そもそも、これは俺1人でも変身できるようだしな」

「はい!?」

 

グアイワルの発言にまた驚く。

 

「ちょっと、どういう…」

「彼の言葉通り」

 

ここでまたキゼフが説明を始める。

 

「本来、ゼクスビョーゲンはグアイワル1人で変身することを前提に開発した…だが、Wのエクストリームのように誰かと融合すればさらに力が上がると思い。こうしてお前を脱獄させて実験に使わせた。だが…」

「だが?」

「どうやら融合しても能力自体は変わらないことが判明した」

 

ようするに仁良はゼクスビョーゲンの実験の為に使われて、実験の結果スペックはそんなに変わらなかった様子。これを聞いたブレンはまた笑う。

 

「やっぱりアナタなんて道具として利用するだけの小さな男でしたね!それに…」

「それに?」

「私はオーバーが正しいと思いますけど」

 

ブレンはオーバー側に付きたいと言い出した。

 

「お前、せっかく財団に蘇ってもらったのに裏切るのか!?」

 

掴まれながらも叫ぶ仁良だが、それを無視してキゼフとグアイワルに話す。

 

「キゼフ、グアイワル…私はかつて人間を忌み嫌っていた。しかし今ではアナタ達が望むようなアウトサイダーではない!」

 

自分はアウトサイダーズじゃないとはっきり宣言。

 

「なら、一向にかまわないさ」

「え?」

 

キゼフが勝手に抜けてもいいとはっきり言うので、これにはブレンもこの反応。

 

「お前も機械の体とインターネットに接続できる脳みそを持つ。いざとなったら、アークがすべてハッキングする。君の意思など、関係ない」

「ん?なんですって!?」

 

アークがハッキングしたら、出て行っても関係ないとの事でこれには怒るブレン。するとクローズがやって来る。

 

「クローズ…ん?」

 

だが、グアイワルが先に話しかける。

 

「さてと、お前はなぜオーバーに手を貸す?今までプリキュアと戦い、かつて俺と同じようにリーダーの力を得た貴様が」

 

前にグアイワルがキングビョーゲンに下剋上して少しの間だけ力を得たのと同じで、ディスピアが自分の後継者としてクローズに力を与えてパワーアップしたことを話す。

 

「たしかにそうだぜ…俺は奴と、フローラと戦ったが虚しく感じで去って行った。そして闇の奥をさまよった時に、オーバーと出会った」

 

人間界でもホープキングダムでもない闇を飛んでいくクローズの前にオーバーが現れて尋ねた。

 

『お前は絶望と言う闇の存在…だが、その中の希望の光はなんだ?』

 

どうやらオーバーはクローズの中にある、キュアフローラ改め春野はるかに対する思いに興味を持ち。そして彼を変身者に選んだ。

 

「奴にとっては光と闇も善も悪も一緒らしいぜ。んで、俺は仕方なくやったってわけだ」

 

などとシフトヒーローを片手に持って言うクローズ。そのまま立ち去ると、何かに目覚めたブレンはふらっと後を追う。

 

「ちょ、ちょっと!良いの?アイツをほっておいて?」

 

未だにグアイワルに掴まれたままの仁良ビョーゲンはブレンをこのままでいいのかと尋ねる。

 

「そうだな…」

 

するといきなりライドモードのゼクスビョーゲンメモリが飛んでくると

 

「え?あ、お母さん!!」

 

仁良を吸い込むとグアイワルも追いかける。

 

「クローズ、クローズ♪」

「なんだ?」

 

追いかけて来たブレンはクローズに声をかけた。

 

「アナタはライバルと戦いながらも、その愛にも気付いた!」

「少しの時間で調べたのか?」

「うん!私は大切な友の為に、自分の大切なものを守り信じるために戦った!だから、私はオーバーを信じてみたい♪」

 

ブレンもハートの為に戦って守って来たので、クローズのやって来たことに共感を覚えた。だから仲間にしてほしいと頼んできた。

 

「それが、貴様の選んだ道か」

 

だが、グアイワルも来てブレンに向けて尋ねた。

 

「はい、私は信じたい。善悪を超えるオーバーをね!」

「…じゃあ。勝手にしろ」

「え?」

 

まさかグアイワルもキゼフと同じ反応でまた驚く。

 

「俺様は最後まで、財団側に付く。だが、その前にクローズ!」

「ん?」

「お前がオーバーを得た本当の理由はなんだ?」

 

クローズがオーバーゼロの変身者になった理由について聞く。

 

「悪いが…財団のところにいる奴らには話したくない」

「あっ!待って、旦那様!」

 

そう言うとクローズが歩き出すのでブレンも追いかけて、1人残ったグアイワルはキゼフのところに戻る。

 

 

 

 

 

 

ところ変わって、BOARDの研究施設。

所長室にはクローズと恋人のように腕に抱きしめるブレンが入って来た。

ちなみに所長室には朔也とイーラはもちろん、戻って来たきららとちゆとぺギタンとニコと滅。さらにはみのりとなおもいるのが分かる。

 

「アンタ…ブレンだよね?ロイミュードの?」

「なんかコイツ、俺達の仲間になりたいって言うから連れて来た」

 

ブレンが来た事に驚くきららで、クローズがとりあえず説明した。

 

「私は西馬ニコで、こっちがBOARDの橘所長と協力者の元ジコチューのイーラ」

 

ニコは朔也とイーラの紹介をした。

 

「私は緑川なお。キュアマーチです」

「キュアパパイアの一之瀬みのり」

「私はキュアフォンテーヌの沢泉ちゆとぺギタン」

「よろしくぺエ…」

「んで、天ノ川きららことキュアトゥインクル。よろしく」

 

プリキュアも自己紹介して

 

「滅だ…俺と同タイプの匂いを感じる」

 

最後に滅の自己紹介するとブレンは何かに勘づく。

 

「はは~~~ん、アナタも人間じゃありませんね?最初は人間を殺そうとして…でも人間に感情移入して正義に目覚めて仮面ライダーになったって口?」

 

ペラペラと滅に向かって自分と同じ経緯だと喋るけど、この光景にちょっと引くなおとみのりとちゆとぺギタンで、きららに至ってはうざい奴的な顔になる。

 

「心を苛立たつ言い方だな…前言撤回だ」

「え~~~」

 

流石の滅もムカついたのでちょっとショックを受ける。するときららがブレンに近づくと

 

「アンタさぁ…アンドロイドなのは分かるけど、そういう性格直した方が良いよ」

「ちょっと…はっきり言わないでよ。それはそれで傷つくから!」

 

きららから言われながらも変なテンションのリアクションを取る。

 

「それはそうと…このドライバーだが」

 

けど、クローズがオーバードライバーを持って朔也に話しかけた。

 

「はっきり言うが、こんなの物捨てちまった方がいいぜ。寧ろ壊せ!」

 

だが、クローズは怖い顔でオーバードライバーを処分した方が良いと言う。

 

「ちょっと、なんでそんなことを?」

「そうペン…オーバーを正義に目覚めれば、良い味方になるのにぺエ!」

「うん…それにオーバーの為に力を貸してくれた仮面ライダー達に失礼よ」

 

もちろんちゆとみのり以外のプリキュアメンバーはドライバーを処分することに反対した。

 

「でも…なんで仮面ライダークロニクルを一般開放を?」

 

しかしニコはこの事を尋ねた。今、仮面ライダークロニクルはオーバーを実体化させるのに限定解放してるけど、それを一般開放するようにと頼んできた。

 

「あれは、ゲームオーバーしたプレイヤーが消滅するゲーム。なんでそれを?」

「広く開放した方が、オーバーの目的を達成することができる。仮面ライダーの力を一度カードに封印したのは…」

「カードゲーム版の仮面ライダークロニクルを実現するためだろ?」

 

朔也が仮面ライダークロニクル一般開放させたい理由をイーラが先に答える。これを聞いたクローズがちょっと笑って

 

「やっぱりな…つまりそれが目的だったんだな!」

 

シフトヒーローをディスクに叩きつけるように置くと喋り続ける。

 

「元々オーバーってのは、ゼインと言う善意の力を持ったAIの欠片から生まれた…だが、オーバーは色んなデータを吸収し始めた。当然、ゼインはその行動を悪と感じて止めようとしたが、逆に返り討ちにされて消滅した」

「ああ、確かにそうだが」

「そして奴は、今までの仮面ライダーとプリキュアの戦いデータを吸収・ラーニングして、善意と悪意の2つを得た」

「ええ、その通り♪」

 

クローズがオーバー誕生までの経緯を話してブレンも元気よく返事。

 

「もうすぐオーバーは物質と時間をも超越しようとしている…だが、問題は」

「人間の駆逐」

 

するとみのりの口から出た言葉に一同は耳を傾ける。

 

「駆逐って…どういうこと?」

「人間にはどうしても悪い心がある。本人は良いことしたいと思っても、悪の部分があったりするから…」

「オーバーはたぶん、そんな人間が危険だと判断しているかもしれない」

 

みのりはもちろん、ちゆもオーバーが危険な存在だと思った。とにかく人間には善意と悪意があるから、万が一オーバーが正義に目覚めたら人間が悪だと判断するかもしれないと考える。

 

「じゃあ、仮面ライダークロニクルを…仮面ライダーそのものを利用して」

「人類を滅ぼす道具にするつもりか!?」

「え…えっ!?」

 

ニコと滅がオーバーの目的。善と悪をなくすために仮面ライダーの存在を利用して、人間を滅ぼす事と知ってブレンが一番驚く。

 

「それはそうとブレン」

「はい?」

 

今度はクローズがブレンに話しかける。

 

「オーバーを得た理由…グアイワルには話さなかったが」

「…ゴクン!」

 

クローズが真剣な顔でその理由を話そうとした。

 

「はっきり言って、俺と言う存在がちょうどよかったんだ。未だにフローラの事が忘れられない俺に」

 

フローラがまだ忘れていないクローズに、なんとなくまた同情してしまうブレン。だけど、この様子をゼクスビョーゲンメモリが盗み見して逃げる。

それからアジトでは、キゼフと乱堂が調べ物をしてグアイワルはコーヒーを入れる。そして仁良ビョーゲンは鳥かごの中。

 

「あの…旦那方。俺はいつまでこの姿?」

「知るか」

 

はっきり言いながらコーヒーを飲むグアイワル。ちょうどそこに、ゼクスビョーゲンメモリが戻ってくる。

 

「おお、どうだった?」

 

するとゼクスビョーゲンメモリはパソコンと接続して、さっきの盗み見した内容を見せた。

 

「これは…」

「どうした?」

 

キゼフと乱堂もパソコンを見た。

 

「どうやらオーバーは、俺達と一緒に人類を滅ぼす気だな?」

「ええっ!?」

 

オーバーの目的を知ると仁良も驚いた。

再びBOARDの所長室。

 

「という訳だ…こんな物。ぶっ壊してやるぜ!」

 

クローズはオーバードライバーを掴んで床に叩きつけようとした瞬間、ダンっと音が鳴り響く。それは朔也が取り出した拳銃でクローズのとなりを撃った。

 

「テメェ…」

「正義のためだ…勝手なマネは許さん」

 

さらに今度はニコに向けて銃を構える。

 

「幻夢コーポレーションに仮面ライダークロニクル一般開放を命令しろ!」

「そんな事…絶対に出来ない!」

 

とにかく仮面ライダークロニクルを一般開放するようにと脅しをかける。だが、滅が入って来て刀で朔也の銃を奪って捨てた。

 

「オーバーが人類の駆逐をするなら…俺はオーバーを悪とみなす!」

「うん、その通りですよ!」

 

滅の言葉になおも同意見。これにはきらら達も首を縦に振って賛成したが、ここでイーラが喋って来た。

 

「おいおい、アンタはかつて人類を滅亡させようしたくせに…今度は人類を守る?それはそれで図々しくてジコチューな感じだぞ?」

 

かつてアークの意思で滅亡迅雷のリーダーとして悪の限りをしてきた滅が、人類を守ろうとしているのがはっきり図々しいと発言。でも朔也が前に出る。

 

「イーラ、ここは俺がやる」

「…お前を滅ぼす!」

 

そう言ってブレイバックルを腰に着けて、滅もフォースライザーを取り出そうとした瞬間。

 

「滅……」

「え!ひょっとして、またアーク!?」

 

まさかここで滅がアークにハッキングされて驚くなお。

 

「今回ばかりは、私とお前の敵は同じだ!」

 

そのまま腰にアークドライバーゼロが出現しアークローダーを押した。

 

『アークライズ!』

 

もちろん朔也もポーズを構えると

 

「変身!」

『Turn Up』

「変身」

『オールゼロ』

 

こうして朔也はギャレンラウザーを持った仮面ライダーギャレンに、滅はザイアスラッシュライザーを持った仮面ライダーアークゼロに変身。

そしてさっそくお互いに遠距離で撃ち合ったり、殴り合いや斬りつけたりした。もちろん乱射したりするので、なお達は撃たれない方向に逃げて、ブレンは怯えてうずくまる。そうこうしているうちに、2人は施設の外に出た。

 

「ふん!」

「うわっ!?」

 

アークゼロがギャレンの頭を掴んで投げつけると木に激突。さらにギャレンを何度も蹴りつけたりする。

ちなみに施設に残った彼らは

 

「どうするぺエ?」

 

ぺギタンはまさかこんなことになってどうなるのか焦る。

 

「もちろん、2人を止めに!」

「ほっておけ」

 

ちゆは早く2人の戦闘を止めに行こうと提案するが、クローズはそんなの無視と言った。

 

「これで邪魔はいなくなったぜ。これで心置きなく、壊せるって訳だ」

 

そう言って再びオーバードライバーを壊そうとする。

 

「ちょっ、ちょっと!アンタの言いたいことは分かるけど…もうちょっと考えてから!」

「そうですよ!一応…とりあえず…オーバーに人類滅亡を止めさせるようにすれば!やり方が分からないけど」

 

きららとなおは壊そうとするクローズを慌てて止める。壊すのはちょっともったいない気がするから、オーバーを説得した方が良いと提案した。

 

「ふん!そんな人工知能が簡単に説得できる分けねぇだろ」

「だけど、俺がいるって事を忘れてるな!」

 

だが、後ろからイーラが殴りかかって来たので避けるクローズ。

 

「たしかに…んじゃあ、テメェをやってから壊すとするか」

 

などとイーラと戦おうとするクローズで、まさかここでもこんなことが起きるので戸惑うニコ達。とりあえずオーバードライバーを置いた途端、オーバープログライズキーからケーブルみたいのが出る。

 

「ん?く、クローズ!?」

「は?なん…が!?」

「「「「「「あっ!!?」」」」」」

 

ブレンが気付いてクローズに向けて叫んだ。しかしすでに遅く、振り向いた瞬間クローズの額をケーブルが突き刺さり接続。

一方、アークゼロがギャレンを踏みつけながらもアークローダーを押す。

 

「ん…ぐあぁぁぁ!!」

 

悪意のエネルギーでギャレンを無理やり立たせる。さらにスラッシュライザーの刃先を着けて

 

「消えろ!」

『ALL Extinction』

 

そのまま必殺技のオールエクスティンクションでギャレンに大ダメージを与えた。

けれども、腰にオーバードライバーを着けたクローズが歩いて来た。今のクローズはオーバーに操られて、左手にはオーバープログライズキーで右手にはホスピタルウォーズガシャットを持ち。それぞれスイッチを押す。

 

『オーバー!』

『ホスピタルウォーズ!』

 

音声が鳴ってプログライズキーも開き、2つを同時にドライバーに装填。

 

『オーバーライズ!』

 

するとクローズの後ろに2つの光球が出現。それぞれ自然豊かな森と近未来的な都市が写って、さらにシフトヒーローも構えると後部の起動スイッチを押す。

 

『Hyper ALL ENGINES!』

 

そしてシフトブレスに装填すると

 

「変身!」

 

叫んだと同時に押して倒してシフトアップ操作。

 

『JUSTICE!THE HERO OVER!』

 

2つの光球が重なってクローズの体にアーマーが出現すると装着して、仮面ライダーオーバーゼロに変身。

 

『Complete Transcendence.』

 

最後の音声が流れて、お互いに一歩も動かないが同時に動き戦う。

ちなみに所長室は、ブレンがただ1人体育すわりで埋まる。

 

「あの…」

「ん?」

 

ここでみのりが来て声をかけた。

 

「行かないんですか?」

「行っても私なんかじゃ…結局勝手に信じて盛り上がっただけですし」

 

オーバーが自分の思っていたものとは程通り恐ろしいもので、おまけにクローズの事も全然わかっていなかったので恥ずかしがる。しかしそんなブレンにみのりが言う。

 

「それでも…アナタは、彼を信じて着いて行ったじゃないですか!」

「え…」

「だったら最後まで、手助けした方が良いですよ!」

 

みのりの言葉を聞いて、かつてあんなに嫉妬していたメディックを命がけで守って散ったことを思い出す。

それからオーバーゼロとアークゼロの戦いが続き。ヴァルクサーベルを使うが、肘打ちをやって奪い取ると斬りつけた。今度はアタッシュショットガンを出すアークゼロだが、何発もオーバーゼロに殴りつけられて蹴り飛ばされる。

 

『カモン、ブレイド!』

 

シフトヒーローのヒーローカキマゼールをし始めて、背後にはブレイドキングフォームカード。

 

『執行!ヒーローカキマゼール』

 

発動するとキングラウザーが出現して、さらにキングのラウズカード4枚とスペードエースのラウズカード1枚を出して手に取る。

 

『SPADE KING!HEART KING!DIAMOND KING!CLUB KING!SPADE ACE!FOR CARD!』

 

一気に止めを刺そうとフォーカードを発動し、目の前にはラウズカード一列に並び。オーバーゼロはキングラウザーを構えながら走りアークゼロを斬ろうとした。

今まさに、アークゼロが横一刀両断になろうとした時。

 

「ダメだ!」

「「なっ!?」」

 

なんとブレンが変身した仮面ライダーブレンが、頭を使って盾になって防ぐ。

 

「ライダー…毒手!」

「うぐ!?」

 

そのまま必殺技のライダー毒手でオーバーゼロを突いて吹っ飛ばした。

当然、ホスピタルウォーズで毒が浄化されたけど、毒手の突きが効いたのかオーバーゼロは気絶してしまう。

 

「貴様…」

 

もちろん、これにはアークゼロも予測できなくて驚いてしまう。

 

「アンタ…なにしてるんだ?」

 

おまけにイーラが歩いてきながらブレンに質問した。

 

「私は…彼がフローラの事を思う気持ちが本物だと確信した…だが、オーバーと言う不快で傲慢で許したがい存在に操られてしまった!」

「それが気に入らないのか…」

「…逆にアンタは、なぜオーバーと行動しようとするのですか!」

 

逆にブレンがイーラに向かって叫ぶと、ちょっと考えながらも答える。

 

「…暇つぶしかな?」

「なっ…なに!?」

「俺はオーバーがどんなのか気になったから…そんだけのこと」

 

たんなる暇つぶしとあっさり言って、グレイブバックルを腰に着けるとポーズを取り。

 

「変身!」

『Open Up』

 

イーラが仮面ライダーグレイブに変身すると、さらに右腕にラウズアブゾーバーを取り付ける。

 

「さてと、面白いものを見せてやるよ」

 

ブレンに見せたのはクラブクイーンとハートジャックのラウズカードで、まずクイーンをインサート・リーダに装填。

 

『ABSORB QUEEN』

 

次にジャックをスラッシュ・リーダーにスラッシュした。

 

『FUSION JACK』

 

背中に毛皮のマントで両肩には牙の装飾、さらにグレイブラウザーの先端が強化された仮面ライダーグレイブ・ジャックフォームになる。

 

「さぁ…どうする?」

 

笑いながらどうする気かと尋ねるグレイブだが、ブレンも負けるわけにはいかない。

 

「私だって…簡単に引くわけにはいかない!」

 

強く叫んだその時、スーパーライノバイラルコアを改修・改造したシフトバイラルコアが走って来てブレンの手に停まる。

 

「これは…なるほど、理解した!」

 

さっそくブレンドライバーのイグニッションキーを回して、シフトブレスにシフトバイラルコアを装填。

 

『BRAIN type Super Dead Heat』

 

するとボディに火花と蒸気が出ながらも、全身が金色になった仮面ライダーブレン・タイプ・スーパーデッドヒートとなった。

 

「…あれ?なんか、金色になっただけ?」

 

けど、金色以外全然変わらない姿にちょっと戸惑う。しかしそんなの無視して、グレイブは超スピードで移動してグレイブラウザーで斬りつける。

 

「おわっ!え~~~い、生意気で礼儀知らずで腹立つお子様が!」

 

怒ったブレンも全身から金色のエネルギーを出しながらグレイブに殴りかかる。ブレンが攻撃するたびに、辺りが爆発したりブレンメガネソードからも蒸気を出して斬りつけた。

だが、グレイブはそれを片手で掴むと高速連続パンチで攻撃。2人が戦っている時、オーバーゼロが目が覚めるとこの光景を見た。

 

「ブレン…アイツ、俺の為に」

 

オーバーの洗脳が解けたクローズは変身を解除した。けれども、ギャレンはその隙にダイヤキングカードを取って、すでにクイーンを装填させたラウズアブゾーバーにスラッシュ。

 

『EVOLUTION KING』

 

そしてギャレンの体に13のラウズカードが融合して、大型ライフルのキングラウザーを持った。仮面ライダーギャレン・キングフォームになる。

 

「な…なんと!」

「ほぅ」

 

ギャレンのキングフォームに、ブレンもグレイブも一度戦闘を止めて、アークゼロは起き上がり。

 

「また…予測にない!?」

「仲間の想いを…無駄にはしない」

 

5枚のラウズカードを持って強く言って装填。

 

『DIAMOND KING!SPADE KING!HEART KING!DIAMOND KING!CLUB KING!DIAMOND ACE!』

「目的は俺が果たす!」

『FOR CARD!』

 

ギャレンの目の前にオーバーゼロと同じようにラウズカードが並んで、ラウザーを構えてそれらを貫くように光線を発射。

 

「ぐわあああぁぁぁぁぁ!!」

 

辺りの木々がなぎ倒されるほどの威力の光線をアークゼロが受けて滅に戻って倒れた。

 

「なんという威力…」

「さすがキングだな」

 

これ以上の戦闘は無駄だと思った2人は変身を解除。だが、その時オーバープログライズキーが光ると宙に浮き。

 

「ん?うわっ!?」

「ぐわっ!?」

「ひっ!?」

「なにっ!?」

 

ビームを発射してギャレンに当たって吹っ飛び。ブレンは怯えて避けて、イーラも驚きながらかわす。

 

「オーバー…テメェ!」

 

すぐにプログライズキーに向けて叫んだが、今度はクローズにビームを撃つ。だが、これは攻撃ではなく。

 

「ここまで、ご苦労だったな…後は私がなんとかしよう」

 

ハッキングの為のもので、クローズは再びオーバーに体を乗っ取られた。これには一同驚く。

 

「お前は…」

「オーバー、次元の超越者!」

 

恐れていたことが現実になって言葉を失う滅で、駆け付けたプリキュア達も。

 

「そんな…オーバーが!?」

「覚醒した!?」

 

するとクローズはスマホを持って喉を触れると喋った。

 

「作社長!一等株主として命令する!」

 

なんと声をニコにして小星作に電話をした。

 

「まさか…!」

「ダメ!」

 

慌てて止めるなおたちだが、クローズは目からビームを出して彼女達の足元を撃つので立ち止まり。

 

「仮面ライダークロニクルの一般開放を…再開させて!」

 

ついにオーバーは覚醒し、善と悪をなくすために人類滅亡を実行し始めた。

一方、おいしーなタウンでは、ジョージが一軒の定食屋で冷や汁を食べていた。

 

「すみません」

「いらっしゃい!」

 

そこにクックファイターのブラックペッパー改め品田拓海がやって来た。

 

「Yes!待ってたよ品田拓海くん」

「俺に用って、なんですか?あっ、俺も同じ冷や汁で」

 

とりあえずジョージと同じ席に座り拓海も冷や汁を頼んで呼んだ理由について聞いたみた。

 

「まずは、君に見せたいものがある」

 

そう言ってケースをテーブルに置いて開けると、ケースの中を見て拓海は驚く。




オリジナルライダーは出しませんけど、代わりにグレイブとブレンのオリジナルフォームを出します。
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