怪獣現る世界へアラガミの少女にTS転生した俺は、第三防衛隊、保科副隊長に甘えたい   作:BERSERKER

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第二話 怪獣解体現場 前編

 株式会社林冠解体相模寮に入って初仕事の日。

 朝食を摂って、弁当を持ち、仕事の準備を済ませたが、お金が無く、仕事中の飲み物どうしよう。

 まぁ、やってみるか。

 と言う訳で田村さんの送迎で現場まで行った。

「おはようございます。ところでガードマンの・・・松本さん。株式会社林冠解体のフラムですが、モンスタースイーパー社の職長はどちらにいらっしゃいますか?」

「おう。なら、ついて来ると良い。案内するよ。」

『此方松本、ちょっと新規さんを案内してくるから誰か代わってくれ』

 松本さんは無線機でガードマンの仲間に連絡してガードマンの一人が向かって来た。

「おう。交代要員到着だぜ」

「黒。任せた」

「おう、まっさん。任された。案内してやれ」

 と言うやり取りの後、案内して貰えた。

「おーい!モンスィ社の溝口さん。そちらの下請けの新規さん、フラムって言ったか?を連れて来たぜ!」

「はいはい。新規さん新規用紙持って来た?」

「あ!はい!有ります」

「どうも。う〜ん。記入漏れ無し。後はここにチェックと日付にフルネームでサインをお願いね。」

「はい。了解です」

「はい。OK。昨日入ったばっかなんだね。経験は?」

「有りません」

「なら、おーい!カフカ!」

 モンスタースイーパーの職長は自社の社員の一人を呼んだ。

「は~い。なんすか」

「此方、今日から来てくれる、林冠解体所属のフラムさん。経験年数無しのド新人さん面倒を見てやってくれ。こっちはうちの社員で日比野カフカ。うちの古参の一人だ」

「おう。カフカで良いぜよろしくな」

「株式会社林冠解体所属、神代フラムです。宜しくお願いします。古参と言えば私は株式会社林冠解体の一番の最古参に成る予定です。なので技術を盗める物は盗んで行きたいと思いますので教えて下さい」

「おう!任せとけ。お!そうだ。新人なら、うちの新人も紹介しとくか」

「それも良いかもだな。お~い!市川ちょっと来てくれ」

「今行きます」

 呼ばれてこっちに来たのは若い青年だった。

「なんすか?」

「此方、市川と同じ未経験の新規さん、フラムさんだ」

「うす。市川レノっす宜しくお願いします。」

「んじゃ朝礼まで少し時間があるからそれまでのんびりしていると良いよ。カフカ、新人達をよろしくな」

「へ〜い。で、あー、フラムちゃんって呼んで良いかな?朝礼は8時だから45分は余裕ある。うちの車で休むと良い10時12時15時に休憩が有るんだが、10時と15時は30分間12時は1時間の休憩が有るんだが、前後する可能性もあるし、場合によっては休憩返上って事も有る。そんときゃあ残業付けて良い30分なら残業0,5h1時間なら残業1hと書いて提出すると良い」

「あ、はい。良いです。其処は土工と変わらないんですね。土工経験は3年位有ります。だから土工が使う道具、ハイウォッシャー、バーナー、チェーンソー位は使えます」

「そりゃ助かる」

 そして話をしたり、聞いたりして、朝礼の時間が来た。

「持場を発表する。徳さん達はイイダ解体さんと合同で腕部肉剥ぎ。損傷が少ない筋繊維は高槻開発が契約済み」

「おう!」

「三池班は引き続き骨洗浄。原型維持部に限り出雲テックスに」

「うす」

「吉村班は脚部解体こっちは全廃棄」

「はい」

「カフカと新人達は腸だ。ついて来い」

「2日連チャンすか!?」

「君上手いじゃん。腸作業」

「チクショー!!やってやらぁぁぁ」

「あ。ちょっと」

「おい、コラカフカ!!新人二人を置いていくな!!たっく、フラムちゃん、市川。これからやる腸作業は洗浄作業で使う道具は今の所、ハイウォッシャーだけだな。腸切断はカフカが昨日済ませてあるから今日は洗浄だけ。進捗次第では明日チェーンソーを使うかも」

「了解、頑張ります」

「後、女の子にこんな作業を頼んでごめんね作業が上手くて、新人教育が上手いのもカフカがトップだから新人を付けて安心出来るのがカフカともう一人居るんだけどそっちは慣れが必要で、いきなりじゃ体力的に辛過ぎるから不安なんだ。その点こっちはケガの心配は少ないからただ別の意味で辛いと思うけどみんな通ってきた作業だから申し訳無いけど頑張ってくれとしか言えない」

「大丈夫ですよ、職長。気持ちは伝わりました私は請けなので言われた通り頑張るだけですよ。それよりも数ある切願された腸の洗浄作業のやり方を教えて下さい。特にこうして欲しいと言う方法を教えて下さい」

「分かった。と言っても別段特別な事は何も無い。上から下へハイウォッシャーで腸の中身を押し流して貰えれば言う事は無いよ。ただハイウォッシャーを使うに当たって保護具、ゴーグルタイプの保護メガネと防塵マスクの着用を忘れずに。周りへの水跳ねにも気を付けて欲しい。無いと思うが別の持ち場の人が道具等を取りに近くを通る可能性も無くはない。目や口に入ったりしたら労災に成るからね。病院へ行って治療や検査を受ける規定になっている。そしてフラムちゃん、君自身も怪我をしたら怪我の度合いに限らず全て報告して欲しい。ちょっと引っ掛けた位の傷もちょっとした擦り傷も転んで打って痛む等も全てだ。場所が場所だけに不衛生だからね。こんな所か分からない事や聞きたい事、此処から見て気付いた事何でも良いから何か有るかな?」

「であるなら一つ、ラフターか、高い足場を組み立ててチェーンブロック等で吊り上げて上からハイウォッシャーで流すと言う事はどうでしょうか?腸のハイウォッシャーの水で緩くなった中身は重力と水の勢いに押し流されると思うのです。ラフターの費用や足場を組む時間と作業床を設ける必要と材料費と作業者の墜落制止用器具の着用義務が発生しますが作業スピードが上がると思います」

「分かった。監督と相談してみよう。許可が下りたら試験運用してみるその時は手伝ってくれ」

「はい。了解です」

 等と話していたら9時45分休憩間近に迫っていた。

「ああ、もうこんな時間か。カフカと市川を呼んで休憩に入ってくれ。それと別の持場の人に声掛けは必要無いからね。別の持場の人には其処のタイミングが有るから却って邪魔に成るかもしれないからね」

「了解です。」

「カフカさーん!市川さーん!休憩ですよー!」

「おう!了解だ!今行く!市川!休憩だ!」

「はい!先輩!」

「カフカさんすみません。職長と話をしててまだ仕事に手を付けないまま休憩に成ってしまいました」

「ああ、良いさ。うちの職長見たら分かる。何か提案してたんだろ?」

「ええ、まぁ。ラフターか足場作って吊り上げてハイウォッシャーで中身を洗ったら如何かと」

「ほう。成る程な。試してみる価値は有りそうだ。あの張り切り様も納得だ。なにはともあれ、今は休憩だ行こうぜ。」

「「はい!」」

 

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