怪獣現る世界へアラガミの少女にTS転生した俺は、第三防衛隊、保科副隊長に甘えたい   作:BERSERKER

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第三話 怪獣解体現場 後編

 10時半、休憩明けから私も仕事に従事する。

 ハイウォッシャーで腸の中身を緩くして外へ流す。

 12時に成り、昼休憩に入る。

 カフカさんは栄養ゼリーを用意していて、レノさんはお弁当、それに手を付ける様子はない。

 それに気付いたカフカさんは自分の昼メシのゼリーを渡し、鼻栓も付けさせようとする。

 鬼ごっこが始まった。

 カフカさんが鬼でレノさんが逃げる。

 私は林冠弁当を普通に食べながら二人の鬼ごっこを観戦する。

(フラムちゃんは凄ぇな。あの滅茶苦茶臭せぇ腸作業の直後なのに普通に弁当食ってる)

 カフカはレノとの鬼ごっこの最中でも周囲を見ていて、フラムの様子も把握していた。

 その後も仕事は続く。

 15時休憩も超え、17時の定時。

 片付けも終え、終業時間を迎えた。

「おう。仕事初日は無事終わりだ。お疲れさん」

「お疲れ様です。乗り切れました。伝票にサインも頂きましたしこれで失礼する所ですが、何をされているので?」

「ん?ああ。今日の仕事が終わった余韻に浸っていた所だ」

 市川レノが此方にやって来た。

「先輩いろいろ助かりました。それからフラムちゃん。君は凄いな。土工マンの様な通常装備で俺よりも軽装備なのに動じた様子も無かった。」

「あの臭いも防塵マスク越しで、臭いだけ。目も保護ゴーグルで守ってたしどうってことないですよ」

「にしたって凄いよ。体質ですかねぇ?」

 そんな話をしていた時、余獣が現れた。

「ぐぅ!」

 レノが喰われそうになり間一髪、カフカのタックルで事無きを得た。

 私は細胞を分かちアラガミを幾つか生成する。

 偵察用にサリエル、前衛にカリギュラ、中衛にヤクシャ・ラージャ、後衛にラーヴァナ、遊撃にハンニバルを配置した。

 アラガミ達それぞれは私の意思によって行動し、私の五感を共有している。

 わかり易く説明するなら私自身であり、私のお人形さんである。

 私達は、オラクル細胞の群体、アラガミ、故に唯一の弱点、オラクル細胞による攻撃を使われない限りは無敵。

 その余獣は私のアラガミ達に食べさせた。

 しかし逃げようとしていたカフカさん達はカフカさんがレノさんを庇った後、余獣の手に足を複雑骨折させられた。

 レノさんは打撲傷を負って二人共病院へ運んだ。

 足を複雑骨折しているカフカさんは止血してから足を固定して俵担ぎに、レノさんは背負って迎えに来た田村さんに頼んで社用車で運んだ。

 二人共入院させられた。

 その夜、カフカは怪獣幼体に寄生されて怪獣になった。

 私は田村さんに促され帰寮した。

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