文も短いデース
現実世界も太陽異常増進している可能性が微レ存…!?(PRTNミサイル)
冥王星沖海戦から数日も経たぬ内に地球は対ガミラスの作戦を立案し直ぐに行動を開始した。 前の戦闘に勝ったといっても所詮はガミラスの一部隊、少しでも戦力が整う前に行動しようとしていたのだ
そしてヤマトが地球を発つ前に既にマッシュルム艦隊はガミラスに向けて侵攻を開始していた
まずはどのくらいの規模であるか知るためにもコルベットを中心とした斥候部隊を送り込んでいた 無論道中ガミラス艦隊と衝突しあうこともあったが警戒中の少数の艦隊であったりはぐれていた不幸な艦隊相手だったものなので何とかこれを撃破しながら侵攻することができていた
しかしある星系付近からはこれ以上進むことができなかった
そう、ガミラスの重要な拠点のひとつであるバラン星系だ
ここには大量の亜空間ゲートがあり各地に移動する、若しくは集まるために使われている
戦争が始まった今、各地から大量のガミラス艦隊が集結していたのだ 更にデスラーがマッシュルム国を警戒してドメルを呼び寄せて厳重な体制になっていた
たとえ技術差があると言っても規格外の数の艦隊には流石のキノコ達淫夢厨もたまげる羽目になった 何時の時代も戦いは数だよ兄貴!ということだ
そしてこのままガミラスの戦力を整わせてしまったら自分達は何とか無事でも地球に被害が出てしまうかもしれない恐れが発生してしまった
そこでマッシュルムは保有軍力のコルベットを中心とした艦隊部隊でガミラスに圧力をかけ、妨害する部隊を送り込んだ
更に調査船と工作船をつけバラン星系付近に星系基地を作りあげそこをキャンプ地…ならぬ前線基地を作成しながら対危機勢力とやり合う時に使うコルベットグルグル戦法などの行為により嫌がらせをし続け戦力集中の妨害をしていた
更に少数艦隊なら蹴散らせる艦隊によるバラン星系周辺への妨害工作…端的に言うと『荒らし』行為による嫌がらせで指揮系統を乱そうとしたりなどしていた
なぜ戦艦なども放り込み蹴散らさずにこの行いをするまでになったかのかと言うとバラン星系に突撃してガミラス主力を直接削ることを目標にしたある艦船を中心とする部隊が突入した突撃作戦が開始された時に遡る……
―――バラン星系
「ドメル将軍! 此方に敵艦隊が侵入してきました!」
「なに…?何処の勢力だ」
「マッシュルムです!小型艦を中心とした部隊を確認!」
「やはり奴らが先に乗り込んできたか…! 総員、直ちに戦闘体制に入れ!」
「はっ!」
「正面から攻めてくるか…面白い 陣形をそのままに一斉射撃用意!」
「お邪魔するわよ〜(KNN)」
「入って、どうぞ(無許可)」
「なんて数だ…耐えられない…(OUM)」
「36万、異常だな!」
「イスギィ!逝く逝く…アッアッ…ンアー!」
「せいぜい14万!?くらいっスよね」
「114514 隻なんだよなぁ」
「それでも十分にいるんだよなぁ…」
「(苦戦の可能性が)濃いスか?」
(流石のガミラス艦隊の多さに苦悶の表情を浮かべる肉おじゃ)
「危機勢力や連邦並みにいるじゃないか……」
余りもの数にキノコ達がたまげる中戦闘が開始されようとした
しかしその直前にドメルの元にある連絡が送られてきたのだ
「ど、ドメル大将大変です!」
「そんなに慌ててどうした? まだ戦闘も開始されておらんぞ」
「た、直ちにに此方をご覧下さい!次元潜航艇からの緊急連絡です!」
「なに?猟犬からだと…?」
「こ、こちらです」
「どれどれ、なにっ…!?」
「マッシュルムの艦隊の中に含まれていた新たな艦隊と思われるものです!」
「これが船だと?馬鹿な…」
「わぁ、これがS(uper)G(amilon)ルームですかー 色んな戦艦がありますねー こんなに揃ってるとは思わなかったぁ」
「ここはプレイルームで、向こうにイスカンダルがあるんだ(多分) 後でそこへ行こうよ」
「コンテストで入賞した、その素敵なbiimを見せてお」
「すぐ打ちますよ じゃあ流しますね…甥の木村、射撃します」
「O・A・L(オメガ・アナイアレイション・ランス)をドバーッと出してきた ああ^〜たまらねえぜ。」
「おあり、閉廷!?以上!皆解散!君もう帰っていいよ」
「まだ戦いは終わってないんだよなぁ…」
「勝手に帰る奴は軍事違反でお仕置きだど〜」
「ああ…お兄さん許し亭^〜」
「星そのものが動いているではないか!!」
「きゅ、急激な高エネルギー反応!」
「なんだこのイカれた数値は!?」
「星型艦の射線上の艦隊は緊急退避! その他の艦隊は衝撃に備えろ!」
「緊急回避ィ〜〜!!」
「ま、間に合いません!」
「少しでも間合いから離れろ!」
「あ……」
攻撃衛星艦の主砲から放たれたビームはガミラス艦隊の群れに放たれその光に晒された艦隊はなすすべも無く飲み込まれていった
「な、なんなんだこれは……」
「被害状況…被害状況を報告しろ!」
「は…はっ! 今の一撃でバラン星系艦隊の1割近くの艦隊被害確認!」
「攻撃を受けた艦隊は全て撃沈、その余波に晒された幾つかの艦隊も致命的な損傷を受けています!」
「化け物め…」
マッシュルムは大多数からなるガミラスの主力を削るため小型惑星丸々ひとつから作られている衛星艦の使用に踏み切った
此方の銀河にきたばかり(ステラリス基準)な為、数も少ない為使用には躊躇われたが核は持ってりゃ嬉しいただのコレクションじゃあない理論から投入に至った
元から技術の差があった為、衛星艦なんていう格上の技術で作られた艦船が投入されたものなのでバラン星系に存在したガミラス艦隊に少なくない損傷を与えることができた
そしてガミラスがこれを撃破しようにも単純に威力が足りなく強固なシールドや装甲の前には全く歯が立たなかったのだ
この様子を見たマッシュルム艦隊はそのまま押し切ろうとした
……が、ここでドメルにより思わぬ手痛い反撃を受けたのだ
「こ、このままでは全滅だ!」
「ドメル大将 い、如何しましょうか…?」
「……惑星破壊ミサイルだ」
「は?」
「惑星破壊ミサイルだ! アレが惑星から作られているならそいつが効くに違いない! 今直ぐ準備しろ!」
「はっ!」
しかし忘れてならないことだが宇宙戦艦ヤマトの世界は気軽に惑星ひとつ簡単に消し飛ぶ修羅の世界なのだ 地球ではイスカンダルも使用した「波動砲」があるが勿論ガミラスにも惑星を破壊する兵器がある
そのひとつがこの惑星破壊ミサイルだ
ドメルは『星』から作られているならこのミサイルが効くのではないかと考えたのだ
「惑星破壊ミサイル発射準備完了!」
「このままアイツに打ち込みますか?」
「いや、確実にアレはここで仕留めねばならん 瞬間物質移送器を使う 小型艦で引き付けている内に隙を見て直撃させろ」
「はっ」
そして衛星艦に確実に直撃させるために瞬間物質移送器を用い、ボラー連邦のワープミサイルのような奇襲で何とか直撃させることにした
「瞬間物質移送器、何時でも起動できます!」
「よし、奴らが油断した時が打ち処だ 見逃すなよ…」
・
・
・
・
「星型艦、孤立しました!」
「今だ!惑星破壊ミサイル発射!」
「瞬間物質移送器、起動!」
「ちょっと〜いつの間にか大型ミサイル来てんよ〜」
「うせやろ? ま、この程度多少はね?」
「ミサイル直げ……」
「こ、攻撃衛星艦、ミサイルにより破壊された!」
「ファ!?うせやろ!?」
「この中の中で!?(混乱)」
「ほ、星型艦破壊確認!」
「…よし! 総員、直ちに攻撃開始ィ!」
そしてドメルの思惑通りに惑星破壊ミサイルはマッシュルムの衛星艦の破壊に成功したのだ
「アカンこのままじゃ(衛星艦の損害で)死ぬぅ!」
「残りの衛星艦も下げ下げろ!」
「お前の艦隊おもちゃのちゃちゃちゃ!」
「はぁ〜つっかえ! やめたらこの仕事!」
ただのミサイルと甘く見た結果もあるのだがこの初見殺しとも言える被害を受けたマッシュルムはこれ以上の衛星艦を失うのを恐れて衛星艦隊を撤退せざるを得なかった
「敵の星型艦隊後退していきます!」
「よし…後は数で押す 総員隊列を整え砲撃開始しろ!」
「はっ!」
「タイチョウ!どうします?」
「ウーン… これ以上は色々とダメみたいですね…コルベだらけやし しゃーない撤退するべ」
「ん、おかのした」
「ただし嫌がらせは続けましょうね〜(人間のクズ) 余裕のあるコルベ艦隊でグルグルしてさしあげろ」
「おう、考えてやるよ(自分がやるとは言っていない)」
「マッシュルム艦隊、大多数が撤退していきます」
「ふぅ〜… 何とかなったか」
「しかしバラン星系艦隊の被害は無視できません」
「早急に対策を練る必要があるな…」
「惑星破壊ミサイルがあったから何とかなったものだが…」
「これがマッシュルムの技術力、侮り難し!」
第一次バラン星系戦の戦いはドメルの機転により何とか侵入は防ぐことはできたが衛星艦によるガミラスの被害も無視できるものではなかった
しかし衛星艦をいとも簡単に破壊しうる力を見せつけることに成功したドメルによりガミラス側は時間を稼ぐことに成功した
そしてそこからマッシュルムはコルベットによるグルグル妨害に切り替えざるを得なかったという経緯がある
またガミラス側も対策が立てられたといっても惑星破壊ミサイル自体も貴重な兵器な為、気軽に使用することは出来ない状況ではあるのだ その為衛星艦の脅威が消えたことにはなっていないのだ
その為バラン星系でガミラス、マッシュルムの戦線が拮抗する事態となり静かな争いが繰り広げられているのだ
戦力を集中しながらデスラーから新たな指示が出るまで耐える必要があるドメル、コルベットによる嫌がらせ、偶に衛星艦を出してビビらせながら戦線の維持をして戦力を整えているマッシュルム
この戦いが冥王星での戦闘後から直ぐに始まっていたのだ
そして遂に準備を終えたヤマトがマッシュルムの艦隊と一緒にイスカンダルへと向けた航海、そしてガミラスとの戦いに向けての出航が始まろうとしていた……
「ではこれよりヤマトはイスカンダルに向けて出航する! 道中出くわすであろうガミラスの撃破は無論だがこのヤマトの第一優先は惑星 イスカンダルへの到着である」
「この作戦の目標は2つ
ひとつ、地球にこの波動エンジンの技術をその身を犠牲にして提供してくれたこのイスカンダル人を無事故郷へ帰すこと」
「そして2つ、地球の今の現状を伝えることとイスカンダルとの友好を結ぶことである」
「技術を提供してくれた点から友好的な種族だと思われていたがマッシュルムの調査データの提供により相手は我々よりも遥かな高度の技術力を持ち、更にかなり好戦的な国家であると判明した」
「我々がガミラスに勝てたとしてもイスカンダルを怒らせた場合、かなりの確率で次は今度こそ我々は滅ぼされるであろう」
「その為の今回のヤマトによるイスカンダル計画である」
「ガミラスとの戦争の最中での危険な航海ではあるが何としてもイスカンダルを発見し友好的な関係を取り繕って欲しい」
「そして…何よりも無事に全員帰還してほしい」
「以上!では良い報告を期待している」
ヤマトとそれを護衛するマッシュルムの艦隊が遂に地球を離れイスカンダルへ飛び立った
原作とは違いヤマトの一人旅ではなくなり、更に異星人の技術により手を加えられたことによりヤマトの性能も初期の頃と比べ上昇していた
主砲はタキオンランスを参考に威力、貫通性能の上がった「ショックカノン」は「ショックランス」へと強化され、その武装を生かすためセンサー類もマッシュルム艦用へと更新された
敵、味方入り乱れる戦線でも問題なく戦える様になりそのセンサー感度の広さにより超遠距離から正確に撃ち抜けるようになった このことから前線はマッシュルム艦隊に任せ、後方から攻撃を行えることから生存率も上昇した
更に防御面ではシールドも性能が上がった
防御の手段は原作ではその強固な装甲と波動防壁が主であった これらだけでもかなりの性能だったのは本編を見ている者なら知っているだろう
しかし更にここに異星人の技術が加わった結果、波動防壁程ではないが常にシールドを張れるようになった
このことからガミラスからの奇襲にある程度耐えられるようになり宇宙ホタルのような小さい生物が艦内に侵入される確率も大幅に下がり生存能力の上昇も見込まれた
これだけでも凄いのだがここに波動エンジンの出力が加わることによりマッシュルム艦隊の戦艦級のシールド出力よりも大幅に強固になってしまった その為波動防壁よりは固くはないがそれでも戦力時の生存能力もかなり向上したのだ
そこから普通に波動防壁自体も使えるためただでさえ硬いヤマトがより固くなってしまったのだ 又、更にそこに戦略資源の投入によりシールド、波動防壁、武装類がより強くなる様に真田さんが手を加えたらしいよ あーもう滅茶苦茶だよ
これらから原作ヤマトの時と比べ至れり尽くせりの状態でヤマトは送り出されたのだ
そんなヌルゲーまったなしの環境でイスカンダルへの旅は楽勝なのかと言われると……
ビーッ!ビーッ!
「センサーに反応あり! ガミラス艦です!」
「テキ、ハッケン!テキ、ハッケン! 総員戦闘二備エロ!」
「地球に向けて侵攻している部隊と思われます」
「総員戦闘準備!航空隊は命令があるまで発艦待機!」
「クソっ これで何度目の戦闘だよ」
「まだ2桁にはいってないはずだが…」
「それほどまでガミラスは俺達を滅ぼしたいってのかよ」
「いや、どちらかというとあのキノコの方を恐れているんじゃないか…?」
「おい、無駄口開く暇あるなら早く行動しろ!」
「はいはい、了解です」
ヤマトクルーは少し疲れが見えながら戦闘準備に移っていった
それもそのはずワープした直後にほぼ毎回ガミラスと戦闘に陥っていたからだ
なぜこのようなことになっているかと言うと原作とは違い明確に戦争へと発展しているのが一番大きいからだ
バラン星系に戦力が集中していると言っても地球自体の防衛力は不安定なため、マッシュルムが攻め込んでいる時を見計らいデスラーが指示を出し幾つかの艦隊が地球に攻め込んでいる為である
なのでヤマトは地球に向かっているガミラス艦隊と接敵する機会が原作と比べて大幅に増えているのだ
マッシュルムが前線を担当しているといっても宇宙での行動に慣れてないのもあるが単純に戦闘なれしていないのも合わさってヤマトクルー達は疲れが溜まっていった
因みにヤマトクルー達は原作同様に新兵を中心とした乗組員達で固まっていた その理由としては本星、地球を防衛する為にそこに熟練の戦闘員を回しているためだ 戦闘のプロであるマッシュルム艦隊に戦闘を任した方が安定するのもあるのだが貴重な人材を失いたくないという政府の意見もあったのだ
勿論、熟練のプロの兵士の中にもヤマトに乗り込みたい人達もいたのだがまだ人類が未知の領域である宇宙、しかも天の川銀河を超えた旅に送り出すよりもまだガミラスが攻め込んでいる状況の中なので新造されたコンゴウ艦に乗って貰い防衛して貰うほうが都合が良かったのである
マッシュルム艦隊に守って貰っていると言っても何が起こるか分からないため最低限の自衛は必要なのである それにまだ異星人に苦手意識がある為、マッシュルムに対して完璧に信用していないことも原因である
そして熟練の人材が残されているのにはもうひとつ大きな理由があるのだが……
「マッシュルムの中にテロンの船を発見!」
「例の船か…!よし、撃ち落とせ!」
「ガミラス艦捕捉完了!」
「主砲でたたき落とせ!」
「主砲、発射準備!」
「自動追尾良し!標準良し!」
「主砲、発射ぁ!」
「撃てぇ!」
「テロン艦、攻撃してきました!」
「ふん、バカめこの距離から当たるたはずが…」
「ぐあああ!?」
「み、味方艦被弾!撃沈しました!」
「何!?」
「やった!当たったぞ!」
「流石にこれだけの回数をこなしたらこのセンサーの使い方には慣れてきたな」
「油断するな!まだ敵機は残っている!」
「ま、この様子じゃ俺達の出番はまた無さそうですねぇ加藤さん」
「ああ、そうだな…」
「コッチもかなり強化はされているんですがねぇ」
「如何せん飛ぶ機会がないんじゃあなあ」
「出番がないことはいいことじゃないですか…」
強化されたセンサーとショックランスによりヤマトは殆ど遠距離からガミラスを一方的に仕留めていく
あとの残りはマッシュルム艦隊により蹴散らされていった
「ガミラス艦隊の殲滅確認!」
「戦闘終了の確認を受信しました!」
「戦闘形態解除!」
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「ふぅ、流石にこうも戦闘が多いと身体にくるな…」
「病気が治ったといってもいきなり無茶はしんといてくださいよ沖田艦長」
「ああ…わかっている」
「最悪あのキノコ共に任せればよいのですから」
「しかしまだコイツラは本当の戦場という空気に慣れておらん 少しでも経験を積んでやらねば…」
「ま、おっしゃりたいことはわかりますがね ……過保護すぎですな」
「ああ、こんな空気になる程に余裕が発生するとはな 護衛は有り難いのだが…」
「あまり教育にはよろしくありませんな」
原作より多い回数戦闘はしているがそのどれもが生ぬるい中での戦いばかりであった
戦闘をする慣れはあっても真の戦闘の空気には浸かっていなかった 命からがらという場面にはどれも当たっていなかったからだ
その為艦内では浮かれた空気が出始めていた そのことに沖田艦長は危機感を抱いていた
(航海は順調だが…このままずっと上手くいく保証はない)
ガミラスが攻め込んできた当初の命がけの戦場を生き延びてきた沖田艦長は真の意味での戦闘の経験がない今の環境について考え込んでいた 勿論命の危機に当たらないこと自体は良いのだがそれでも立派な一人の戦士として育てるには今の環境は温すぎた
(このままではいずれ破綻が来るかもしれん)
そう考え込みながら何回かのワープに入ろうとしていた
「ヤマト、ワープ準備に入ります!」
そして何時もどうりにワープをするのだが…
「ヤマト、ワープ完り…」
「なんだこれは……!?」
「や、ヤマトワープの完了しておりません!」
「なんだと!?」
ワープエンジン自体はマッシュルムの技術では無くイスカンダル製の技術のままであったのが不幸したのか、それとも何かしらの要因に引っかかったのか…
運命の悪戯かヤマトは原作通りに次元断層の空間に迷い込んでしまったのだ
そしてその空間の中でとあるガミラス人との出会いがあるのだが… その経験は元の世界とは同じことであったが改めて手命の危機に直面したヤマトクルー達は改めて気を引き締めにかかるのであった
そして地球では……
「星系基地、ガミラスの艦隊確認!」
「ガミラスが攻め込んできたぞ!」
「敵の主力はバラン星系に集中している!」
「今こそテロンを殲滅する機会だ!」
「艦隊数100を超えます!」
「……いけるか?」
「ん、まあ…そうですねぇ…理論上なら可能なんじゃないスかね?」
「では今こそ性能を確かめる機会ですな」
「芹沢君、本当にやるのか?」
「何を躊躇うことがあるのです?波動砲の実用性は冥王星での戦いで見たでしょう アレを発展した兵器が完成したならガミラスなど敵ではありません そのことは事前のデータからわかることでしょう」
「しかし、万が一のことはあっては…」
「いざという時はマッシュルムの皆様が助けてくれます …ですな?」
「大丈夫だって〜 安心しろよ〜」
「(気が)固くなってんぜ?」
「……うむ、そうか……」
「では宜しいということで良いですな」
「……ああ」
「では、これより拡散波動砲の実験戦闘を行う!」
「この戦闘の結果次第で今後の我らの計画が決まる!」
「各位事前の演習通りに行動すること」
「もし万一問題が発生したら直ちに波動砲実験は中止され、ショックランスでの戦闘に切り替わる」
「予定通り問題なく遂行されたならそのまま波動砲発射に移る そして発射後は状況に応じてまた指示を出す」
「討ちもらしや問題が起こった際はこれをマッシュルム艦隊が補佐する」
「以上だ! 質問はあるか? ……ないな」
「では…拡散波動砲試験開始! 攻撃目標、ガミラス艦隊!」
地球では冥王星海戦での波動砲の有用性を見たことにより芹沢虎鉄を始めとした者が真田志郎が開発中であった拡散波動砲を急遽完成させることを押し始め、マッシュルムとの共同で完成するに至ったのだ ある程度真田の手によって完成に近づいていた為、残りはキノコ達によって完成へと至ったのだ
そしてこの事になった経緯は波動砲の成果を原作とは違い早い段階で直接自分の目で見てしまったせいである そう、かなり多くの者が波動砲の光景を目に焼け付けてしまったのだ
ニュースやネットでは「地球」のヤマトが活躍したことを民間の間で中心に大きく取り上げていたが軍事としてはやはり船よりも兵器としての部分、波動砲に大きく関心が集まってしまった
そのため波動砲の発展、次期新型兵器として拡散波動砲に注目が集まることは避けて通れないことだったのだ
かなりの無茶な計画だったのだがここにはかなりの技術力を持った異星人がいる そしてそれを搭載する戦艦の製造も容易にできてしまう ……そう、その無茶を可能にしてしまったのだ
戦艦までの大きい規格の船を製造するに当たって今の地球や星系基地では時間がかかるため急遽ジャガーノートから製造…というより元々あったマッシュルムの戦艦級を地球用に改築することになったのだ
艦船設計としてはエンジン部は波動エンジンに変更して船前方、頭に拡散波動砲用に発射口を開けるように改築されたのだ 後は主砲をショックカノンに変更して操作盤や細かい所も急遽改築されていった
また地球用に製造するにあたってジャガーノートに地球の技術班を招かざるを得なくなってしまった為、ジャガーノートの存在を知ることになってしまい多くの地球人がたまげることにはなったがそれは別の話
そしてドレッドノート、引いてはアンドロメダの雛形となる戦艦、拡散波動砲実験艦 「白夜」が作られたのだ
急な計画だったためまだ15 艦しか製造されていないが事前の予想データではこの数でも試験データを取るのは十分であると計算された
そしてその実験結果を取るため「白夜」の初戦闘が当に今、開始されようとしていた
「全艦、波動砲発射用意!」
「センサー敵影標準確認!」
「エネルギー充填120%!」
「機関問題無し! 波動砲発射シークエンスに移行!」
「対ショック、対閃光防御!」
「7…6…5…4…3…2…1…」
「発射!!」
そして波動砲が発射した… そう、無事発射されてしまったのだ
「な、なんだこれは…!?」
「ひ、光が…うおおおおお!!!」
「ひぃぃぃぃぃ」
「で、デスラー様に報こ……」
「馬鹿な、こんな馬鹿なぁ!!!!」
・
・
・
「拡散波動砲発射確認!」
「全機体異常確認なし!」
「敵影……存在確認ならず!」
「て、敵機絶滅の確認!」
「ほぉ…!これは、素晴らしい!」
「実験は成功だ!」
「勝てる…これなら勝てるぞ!」
「こいつさえ有れば…!」
「ヌゥ……」
「おや、藤堂文官はこの結果にはご不満ですかな?」
「いや…余りもの光景に驚いてしまってね」
「ははは 確かにこの光景は私でさえ驚きました 何時ぞやの巨大戦艦を見た時以来…いや、それ以上の驚愕ですな」
地球では拡散波動砲の威力と成果を見て熱狂の渦に巻き込まれていた これは今の地球が求めている少数が多数に打ち勝つ当に夢のような光景であった
そう…まさに「波動砲」という力に取り憑かれる程の光景であったのだ
「試験の成功を確認! 改めてデータを確認次第……
波動砲艦隊計画への政策へ移行する!」
(真田君、沖田艦長……我々は恐ろしい物を作り上げてしまったのかもしれん)
ヤマトでは新たな危機に突入する中、地球もまた新たな局面に向かおうとしていた
果たしてこれは地球を希望へと向かわせるのか、それとも破滅へと向かわせてしまうのか……
地球復興完遂まであとほぼ9年、早くも1年が経つ中様々な動きを見せる地球、ガミラス、そしてマッシュルム……様々な思惑が動く中、果たしてこの先どうなることか
次回は確実に映画後の投稿になります
デザリアム君の設定次第では今後の展開や長さが変わるのんな
だから ま、そう慌てないで下さいよ……(遅延を宣言するクズ)
個人的には未来人説(地球人とは言っていない)が一番美味しいですね