ありふれない異世界英雄大戦記   作:カオスサイン

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EPⅧ「青と黒の覚醒~謎存在」

Side織徒

「リムリス、リムナ!地上の魔物軍勢の相手はお前達とハジメ達に任せた!

俺は巨大サイズを相手取る!」

「分かったわふよ!」

「わ、分かりました!」

ウルの街に大量の魔物の軍勢が押し寄せて来ようとしてきている事を知った俺達は対応する事にした。

「来いよ!テガソード!」

テガソードレッドに乗り込みデカイサイズの魔物の対処にあたる事にした。

 

Sideリムリス

「さあ、わっち達もいくわふよ!」

「う、うん!」

織徒に地上の魔物達の掃討を任せられたわっち達はセンタイリングを掲げる。

「「!」」

するとリングが光輝いたかと思うとわっちの両手にはオレンジと黒色の手甲が装着されて、リムナには右腕にブレスレットが装着される。

「コレって師匠が使っていた奴だわふ!獣の力、ビーストオン!」

「はああああー!オーラマスク!」

わっちが装着された手甲、<ゲキチェンジャー>の起動スイッチを押し込むと体は青い不可思議なボディーの戦士に変化した。

対するリムナは気合を入れながらブレスレットを操作するとピンクのオーラが彼女の中に纏われてその姿を変化させた。

「技が彩る大輪の花!ファンタスティックテクニック、ゲキブルー!」

「ピンクマスク!」

「さあいくわふよおー!わっちは東側を相手するからリムナはあっちの西側の方を頼むわふよ!」

「分かったわ!」

高らかに名乗りを上げたわっち達は迫り来る魔物の軍勢を蹴散らさんが為に二手に別れて突撃する。

~推奨戦闘BGM「獣拳戦隊ゲキレンジャー(Inst)♪」~

「わふわふわふっふふうー!」

ゲキブルーに変身したわっちは懐から取り出したヌンチャクを振り回しながら拳も振るって魔物達を難無く撃破していく。

「数で押そうとしているだけじゃ師匠に鍛えられたわっちには勝てないわふよー!

ゲキ技!<八卦上天掌>!!わっーっふうー!」

迫り来た魔物をカットアッパーでブッ飛ばしその背後に居た魔物達も巻き込んで纏めて吹き飛ばし打倒した。

「やったわっふうー!」

魔物を一掃したわっちは高らかに声を上げた。

 

Sideリムナ 推奨戦闘BGM「光戦隊マスクマン(Inst)♪」

「い、いきます!」

先生との修行によって精神力が鍛えられた私はピンクマスクへと変身を遂げリムリスに西側から迫り来る魔物の軍勢の相手を任せられ仕掛ける。

「マスキーリボン!やっ!はあっー!」

先生から学んだ武術を駆使し魔物達を蹴散らす。

「纏めて倒す!マスキーリボンロープ!」

武器を縄に切り替えて残った魔物達を纏めて縛り上げ拘束する。

「はああああー!<オーラパワーフィスト>!!」

右手に気を集中させて必殺の一撃を繰り出して魔物を残らず沈黙させた。

 

その頃、Side優花

「す、凄え!…ってかあの金色の巨大ロボットは一体何々だよ!?…」

「織徒…」

外で織徒達が繰り広げている激しい戦闘を目にした面々は驚きを隠せない。

一方の私ははがゆい思いで一杯だった。

彼の傍で共に戦う事が出来ない…そう項垂れていた時だった。

「何々のだあの者達の力は!?…」

織徒達の力を目にしたデイビットが喚き出す。

「お、俺は愛子を護る騎士なのだぞ!只黙って見ていられなどとー!」

【騎士】 【力】 

「うぐうおおおおー!」

「「!?」」

突如としてデイビットの背後から見た事の無い怪物が彼をまるで取り込むかのように捕らえて現れた。

「た、隊長!?」

「退け!アーイー!」

「「はっ!」」

「「ぐ、ぐわっー!?…」」

取り巻きの騎士達は彼の変わり様に驚きつつ止めようとするも今度は顔がベルの様な怪物が何体も現れていとも簡単に打ちのめされてしまう。

「あ、貴方達一体何者なんですか?!」

「俺は騎士界No.1を目指す者、ひと呼んでナイトノーワン!」

「そして我々は「ノーワンワールド」からやって来たノーワンを支援し世界を救わんが為かの大戦の英雄達の指輪を回収する任を背負った「ブライダン」!そして私の名はアバダーロ・ゲーン!」

愛ちゃん先生が問い質すとデイビットを取り込んだ怪物と金色ベルの怪物はそれぞれそう名乗った。

って指輪ってもしかしなくても…

「わ、渡さない!」

「そうだよ、コレは友人から託された大事な物でもあるからね」

奴等が指輪を狙っている事と発言が胡散臭かった事で私と星宮はきっぱりと断る。

「ほう、抵抗しようというのか…ならばここは強引な手段ででも回収させてもらうぞ!」

「キャッ!?」

「うわっ!?」

「「皆/きらりちゃん!?」」

私達が素直に応じない事に憤慨した奴は銀色ベル集団に指示を飛ばして愛ちゃん達に襲い掛かろうとしていた。

「こ、来ないで!」

「ごぺっ!?…」

「んン?…」

だが銀ベルの化物は月島さんが必死になって振るった只の手払いで呆気無くノックアウトしていた。

「なぬう!?」

「…」

「もしかしてコイツ等俺らでも倒せるんじゃ…」

アバダーロは失念していた!彼等が異世界召喚で力を得ていた事を!

「ええい!ならば私が直々に相手をしてやるとしよう!!」

「うおわっと!?」

流石にアバダーロは相当の実力者なのか彼等の力でも対応し切れずどんどん追い詰められてしまっている。

「させないっ…!」

「むっ!?中々の手際ではないか小娘!」

「防がれた!…」

私がアバダーロに苦無を投擲するものの寸での所でキャッチされて防がれた。

「私が奴をひきつけるから愛ちゃん達は他の一般人と避難して!」

「で、でも園部さん…」

「奴等の狙いは私と星宮、それに織徒達が持っている指輪のようだからどの道時間を稼がないといけないの!だから早く!…」

「わ、分かりました…でも危険だと感じたら…」

「それぐらい理解しています!」

「皆さん避難しましょう!…」

私の言葉に愛ちゃん達は大人しく避難を始めた。

「良い度胸している…たった二人でこの私達に挑もうとは!」

私がアバダーロを、星宮はナイトノーワンを相手取るつもりだ。

「それでも退く訳にはいかないのよ!」

「そうだね、僕達には守りたい人達が居るから!」

ピカッ!

「「「!?」」」

私と星宮がそう言うと突然謎の光に包まれ私達はその眩しさに一瞬目をつむる。

「コレって…!」

「どうやら漸く力を貸してくれるみたいだね」

私達が目を開くと何も無い黒い空間が広がっていた。

只しある一点に織徒が使っているあの金色の手剣、確かテガソードだったけ?が二振り浮いていた。

「「私/僕に守りたい者を守れる力を!」」

私達はテガソードを手に取りそう願った。

「馬鹿な!?その黄金の剣は!…」

元の場所に戻ると奴等は酷く驚いていた。

「「エンゲージ!」」

私と星宮はテガソードにそれぞれのリングを填め込む。

<CrupyouareHands!♪~>

私達は手拍子リズムを刻み変身を果たす。

<ゴジュウレオン/ユニコーン>

 

Side誠司

「いかせてもらうよ!」 

「ぬおっ!?…」

ゴジュウレオンへと変身を果たした僕はナイトノーワンと斬り結ぶ。

「中々の剣ではないか!」

やはり素体となったデイビットさんがあまり強くないせいなのか奴もそれほど今の僕には脅威ではない。

「剣だけだと誰が言ったかな!」 <レオンバスター50!>

召喚した武器のバスターで奴を撃ちまくる。

「ぐぬおっ!?…じゅ、銃とは卑怯な!」

「守るべき人達の為に振るうべき剣を振るわない君がそれを言うんだ?デイビットさんは返してもらうよ!」

「がはば!?…」

テガソードで奴の体を斬りつけ隙間を作る。

僕は即座に手を伸ばして囚われていたデイビットさんを救出する。

「し、しまった!?」

「これでトドメが出来る!必殺、<青陣流星斬>!」

<レオンソードフィニーッシュ!>

「ぐぬわあああああああー!?……」

すかさず必殺技を繰り出しナイトノーワンを星型に斬りつけると奴は耐えられず爆散した。

「ふう!…」

 

Side優花

「やあっ!」 <ユニコーンドリル50!>

「くおっ!?…流石は指輪の戦士の力に覚醒したまではあるか!…」

ゴジュウユニコーンへと変身を果たした私はアバダーロを追い詰めていた。

「それならば此方もより本気を出させて貰うとしようではないか!来るがいい!」

「!?な、何!?…」

追い詰められたアバダーロがそう言い放つと突然地響きが起こる。

「『ハハハハー!暴れさせてもらおうか我が自慢の愛機でな!』」

「『な、何だコイツは!?…』」

するとロボットで魔物達と戦っていた織徒の前にアバダーロが乗り込んだ別の巨大ロボットが出現する。

「まだ隠し球を持っていた訳ね…だったら私も行かなきゃ!」

不味い!…織徒は魔物達との戦闘で消耗している…そう思ってテガソードを変形させたが…

「!?あ、アレ!?来ない!?…」

変形させたにも関わらず一向にもう一体のロボットが現れてくれない事に私は焦る。

「どうしたんだい園部さん?」

「織徒と同じロボットが呼べないのよ…」

ナイトノーワンを倒したのであろう星宮が駆け寄って来たので私はそう説明する。

「成程…恐らくは巨大ロボットとしてのテガソードは一体だけなのかもしれないね…」

「そんな…織徒は消耗しているのよ…一体どうすれば?…」

「慌てないで、それなら彼と交代させて貰えば良い話じゃないかな?」

「!」

その手があった!私は早速織徒に叫び伝える。

「織徒!ソイツは私がやっつけるから交代して!」

「『優花か!分かった、頼んだぞ!』」

織徒は私の言葉を聞いてテガソードの腕をつたって降りてきた。

そして代わって私が乗り込んだ。

「今度こそいくわ!リングイン、人神一体!」

<貫け突進ブラック!テガソードブラック!>

「テガソードブラック降臨!いくわよ!」

「『来るか!』」

私のテガソードブラックのドリルとアバダーロのロボットが繰り出して来る剣が激しくぶつかり合う。

「やあっ!」

「『ぬおっ!?…』」

「今だ!」

打ち合いに負けたアバダーロのロボが体勢を崩したのを見て私はレバーを操作しモードチェンジする。

「テガソードブラック突進モード!」

「『何だこの早さは!?…』」

突進モードとなったテガソードブラックの素早い動きで奴を翻弄し必殺の一撃を叩き込む。

「<黒刺一突牙>!!」

<テガソードブラックドリルフィニッシュ!>

「『ぐぬわああー!?…こ、この私が負けた!?…も、申し訳ありません…女王陛下ぁー!……』」

テガソードブラックの一撃を受けてアバダーロのロボは爆散した。

「な、なんとか勝てた…!」

戦闘が終わり私はテガソードから降りて織徒達の元へと戻った。

そして南雲が捕らえた魔物の軍勢を差し向けてきた者の正体を知る事になる。

 




ブライダン出さないつもりだったんですがね…
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