アークナイツRPG 実績『新人オペレーター』取得RTA any%(笑) 作:nine( ᐛ )
ついでにデータの飛ばないメモアプリもお願いします。
こころがおれるので。
今回、普段よりも更に短いです。ゆるして
Boom!!!
「───ヒャッ!?」
何だ、何が起きた?周囲の状況は、というか今は運転中じゃないか。居眠りしてしまっていたのか。いやそうじゃなくて、さっきの爆発に似た音は何だ。そもそも此処は何処だ。街に近いが少々牧歌的すぎやしないか。此処がシラクーザなのか?分からない尽くしなのだが。どうすれば良いのだ?
…待て。1度落ち着こう。深呼吸だ。深呼吸をしよう。
スゥ-……ハァー……スゥ-……ハァー……
よし。先の爆発音は何だ。そして此処は何処だ。
問題なく、変わらず走行する車から察するにこの車への被害はなかったと考えて問題ないのだろう。時間差の地雷が作動したか、それとも俗に聞く抗争というやつか。いずれにしても問題はない。
しかし次は立派な問題だ。
掠れた記憶の彼方には、コンクリートジャングルとも呼ばれるシラクーザの都市の街並み。それとは似ても似つかぬ自然的な景色に、寝惚けた頭が困惑を出力する。道を間違えてしまったか?いつの間にやら眠ってしまった最中に何が起きたのか?疑問ばかりが脳内を駆け巡り埋め尽くす。
すると、突然───という訳でもなく、居眠り運転により判断力が低下し、認識できなくなっていた"人"が視界に入る。
ソレを条件反射的にハンドルを切る事で避けて、体勢を整えながら、疑問に対する回答を頭をこねくり回し周りの景色を余すことなく認識して危険を察知しつつ探し出そうとしていた。
しかしそれは、山麓の村を通り抜けるとすぐに解決してしまった。
此処はシラクーザ国内で間違いなかった。現に山に隠れて見えなかっただけで巨大な都市が今見えているからである。居眠りしてしまっていた事が気がかりではあるし、加えて言えば、私が起きる理由となった、あの爆発音の正体も気にならない事はないのだが、走行に支障は無いのでソレについては置いておく事にしよう。
次に。私には選択肢があるのだ。
1つは、移動都市に入らず、下を走り抜ける事。此方の方がトラブルらしいものといえばチンピラと遭遇するかもしれない程度なので、直進ができる以上確実に早く安全でもあるだろう。天災が近くに発生し都市が移動するなんて事が起きなければ、な。
もう1つは、移動都市内を走り抜ける事。人や車や障害は多いだろうが、余程の事がない限り基本的に安全な道だ。
さてどうしようか。
「──あ」
そうだ。天災は何時来るか分からないし避けようもないが、別に人為的なものは避けようと思えば避ける事は可能だ。ならそうすればいいじゃないか。それがいい。そうと決まれば早速都市へ入ろう。
○○○
拝啓、顔も覚えていないお父様お母様。
警察に出待ちされてしまうような不出来な私をお許しください。
いやどうしてこうなった?私はただ、渋滞が面倒だからガードレールに無理やり乗って走ったり、人が多くて邪魔だから空いている公園とかを爆走しただけなのに……思ったよりもダメだったか。
それより、警察の1人の岩を飛ばすアーツがかなり痛い。岩が痛いし、割れた硝子も痛い。スペクターの方への被害を最小限に抑えているために余計に己へ飛んでくるからな。曲がり道のない直線の道路である上、前方の道路は警察によって封鎖されており、引き返す事は急ブレーキからのバック走行をするにしてもドリフト旋回するにしても、少しでも停止すれば車の機関部分が狙われかねないため危険だ。
そう手をこまねきながら前方へ車を走らせていれば、不意に横から伸びてきた手によりハンドルが大きく切られた。
「スペクター。起きていた、のか」
「大きな目覚まし音のお陰でね。それより、今なら歩道を進めるわよ」
言われて歩道を見てみれば、警察の封鎖によりガラ空きになっていた。そして、アクセルは私がベタ踏みのまま、スペクターが体を前のめりにしてハンドルを操作し、宣言通りに歩道を突き進んで見事警察の封鎖とアーツや矢の雨を通り抜けてしまった。
「あり、がとう」
「構わないわ」
スペクターはそう言うと、また寝る準備を始めた。まだ寝るのか…まあ、きっともう問題は起きないだろうから大丈夫だろう。先刻の場所に警察がかなり集合していたから再度先回りして封鎖するのは難しいだろうし、仮にできたとしても同じように通り抜けてしまえばいいのだからな。
そんな事は置いておこう。それよりも目の前の車と人集りを避ける事と、北西寄りに向かってしまっているのを戻す方が大事だ。
人は兎も角車に衝突してしまえば車へのダメージは安くは済まないだろうし、スペクターの言う北がどの辺なのか分からない以上車は重要だ。だが邪魔だ。苛苛する。どうしてくれようか?
む、急に辺りが開けた?
───いや、都市の出入口の道に入ったから単純に道を使う人も車も一気に減ったのか。これは快適だ。後ろに警察と、ついでに反社のものたちが見えるが、移動都市の外に出てまでの此方への干渉の必要性はないし、道が広いなら警察らの攻撃の回避もしやすい。
止まれだなんだと聞こえるが、別に従ってやるつもりも暇もなし、むしろ捕まえられない奴らの方が悪いので問題は何もないな。
また荒野を走り抜けようか。
そういえばエネルギー残量確認してないな。
まあ、大丈夫だろ。
移動都市ってどんな感じなのでしょうか。
流石に年がら年中移動してるなんて事はないでしょうけれど、だからといって車や徒歩で入れるように出来ているのでしょうか
私には分からない
でも少なくとも弊テラでは都市に車で入れます。
(今回書いてて、あれ関門は?とか思ったけど…ゆるして)