チャッキーSide
その頃私達はサガラから葉月さんの現在の状況について衝撃的な話を耳にしていた。
チャッキー「銀色の果実に意思が宿って葉月さんの体を守ってる…?」
サガラ「そうだ…そして呉島葉月本人の精神は未来の時間と空間との狭間を漂っている状況だ」
光実「葉月さんの精神がもう一度戻れる可能性は?」
サガラ「そこはお前達の奮闘と呉島葉月本人次第と言ったところだな…」
チャッキー「戻れるんだね!?」
サガラ「だがあまり時間は残されていない…呉島葉月の体に宿る銀色の果実の意思は今にも消えようとしている…残り時間は後僅かだろう…」
リカ「そんな!?」
サガラ「それに…アイツも再び動き始めたようだ…見ろ!!」
サガラは壁に映像を映し出すとそこに映し出されたのは黒いオーバーロードがインベスを引き連れて沢芽に進撃を開始している所だった。
デェジュシャシュ「さぁ来い呉島葉月とその愚かな仲間たちよ…早く来なければこの街の猿どもが全滅する事になるぞ!!」
城乃内「オーバーロードが…」
凰蓮「お嬢さんが目覚めるまでアイツを放っておくわけにはいかないわよ!!」
光実「ここは僕とザックが食い止める…少しくらい時間は稼げると思う…」
リカ「ミッチ…大丈夫なの…?」
ザック「チャッキーはシロと葉月さんに付いててやってくれ…ここは俺達が食い止める!!」
チャッキー「わかった…」
ミッチとザックと他のメンバーは沢芽に襲撃をかけるオーバーロードと街のみんなの避難誘導のために動き始めて私はリカと一緒に葉月さんとシロちゃんが話しているであろう場所へと歩き出した。
葉月(果実)「やはりデェジュシャシュが早くも動き出したか…」
シロ「お兄ちゃんが…」
葉月(果実)「私がこの体に居られるのも残り僅かだ…呉島葉月よ貴様が覚醒するには時間がないぞ…」
シロ「こうしている間にもお兄ちゃんは…もう駄目なのかな?」
葉月(果実)「何っ?」
シロ「いくら修羅場を潜り抜けてきたお姉ちゃんでも私達の助けなしで意識を覚醒させるなんて無理だよ…」
葉月(果実)「……」
シロ「人間は精神的にも脆い…少しでも気持ちに揺らぎがあると目的を果たせなくなってしまう…」
葉月(果実)「デェングムボシュ…いやシロッ!!貴様、何を言っている!?」
葉月の体に宿る銀色の果実の意思はシロの胸倉を掴み上げると無理やり立たせて顔を覗き込んだ。
シロ「なっ…」
葉月(果実)「貴様が選んだ人間なのだろう?なぜ彼女を最後まで信じてあげられない!?」
シロ「信じる…?」
葉月(果実)「貴様が諦めかけてどうする!?貴様が彼女を選んだのなら最後まで貴様の責任を果たせ!!」
チャッキー「そうだよ!!」
シロ「チャッキーお姉ちゃん…リカお姉ちゃん…」
そこにチャッキーとリカがやって来てシロの肩を掴んでシロは目を丸くした。
チャッキー「私達には葉月さんが必要だよ…だから必ず帰って来るって信じなきゃ…私達が諦めたら駄目だよ!!」
シロ「チャッキーお姉ちゃん…」
???(そうだ…諦めちゃ駄目だ…君も最後まで彼女を信じるんだ…)
シロ(…誰?)
???(どんな時でも紘汰と葉月は決して諦めなかった…だから君も…)
シロ(貴方は…もしかして…)
シロは手元にある銀色の果実から声が響くのを感じて思わず銀色の果実を取り出してじっと見つめた。
葉月Side
私はそれから未来の光景をまるで映画を観るかのように見入ってしまいながらも必死に現実へと帰還するために必死に時空の狭間のような場所を必死に泳いでいた。
葉月「戻らなきゃ…でもどうやって…?」
私の目の前にまた新たなる映像のような物が現れてそこに飛び込むとそこもやはり現実世界では無く未来の記憶の光景のようだった。
葉月(未来)「本当に彼女が…?」
貴虎「あぁ間違いない…今回の事件の黒幕は秘書の彼女で間違いない…」
葉月(未来)「確かにこちらでも色々と調べても見ましたが彼女の経歴は一切謎です…」
貴虎(未来)「トルキアから戻って来てからそう時間も経っていないのだが…ここまで付き合って貰ってすまなかったな…」
葉月(未来)「何言ってるんですか…私は貴方の秘書ですよ?これからも一緒ですよ…」
貴虎「そうだな…よし、行くぞ葉月!!」
葉月(未来)「はい…貴虎さん!!」
貴虎•葉月(未来)「「変身!!」」
(ドングリ)
(メロン)
(ドングリアームズ!ネバー ギブ アップ!)
(メロンアームズ!天・下・御・免!)
葉月「えっ…えっ…貴虎さんがグリドンで私が斬月に…?どう言う事…!?」
驚いたのも束の間すぐにその未来の光景から弾き出されるとまた次の未来の光景が迫り私は再び未来の光景に吸い込まれるとそこは見知った土地である沢芽市だった。
葉月(未来)「これで…終わりです!!」
(ドラゴンフルーツエナジースカッシュ)
ドラゴンエナジーアームズとなったヴィーナスの斬撃がインベスに浴びせられてインベスは爆発し爆発が晴れると中から生きている人間が現れて地面には黒い何かが転がり落ちた。
葉月(未来)「まただ…人間がインベスに変身するこの変なスタンプ…一体何なの?」
地面に倒れた青年に駆け寄るとその行手を塞ぐかのような白いジャケットを着た男性が現れて私に向かってスマホらしき物を構えた。
狩崎「ヘェーイヘェーイヘェーイ!!本物の呉島葉月こと、アーマードライダーヴィーナスに会えるとは!!」
葉月(未来)「ひゃっ…貴方…誰ですか!?」
狩崎「君達仮面ライダーのファンなんです…」
葉月「ファン!?ってどういう状況!?ってうわっ…」
私は再びその未来の光景から弾き出されるとまた次の未来の光景が迫り私は再び未来の光景に吸い込まれてしまうと今度は知らない大学の敷地内だった。
葉月(未来)「この大学の女の子達が狙われるんですか?」
ときめ「あらゆる有名大学から頭脳明晰で才能のある少女が誘拐されてるって話だからここも狙われる可能性が高いわ」
葉月(未来)「それもフィリップさんの検索で…?」
ときめ「そうよ」
私の隣には銀髪の白い長袖のトップスと黒いジーンズのモデルのような美人な女性がおり私は思わず女性の美しさに見惚れてしまうが突如爆発音が響き渡り慌てて顔を上げた。
葉月(未来)「爆発!?」
ときめ「仮面の人間…?」
慌てて校舎内に入るとそこには仮面を被って武器を持つ謎の人達がおり女生徒を襲撃しているところだった。
ときめ「逃げ遅れた女生徒達が…」
葉月(未来)「ときめさん…誰かが戦ってます!!」
さくら「みんな逃げて!!…アンタ達一体何者?」
1人の女生徒が他の女生徒を庇うように立ち塞がり懐から何かを取り出して腰に当てた。
(コブラ)
(What's coming up!? What's coming up!?)
さくら「変身っ!!」
(リベラルアップ!!)
(Ah Going my way! 仮面ライダー! 蛇! 蛇! 蛇! ジャンヌ!)
さくら「ハアッ!!」
ときめ「嘘っ…」
葉月(未来)「仮面ライダー!?」
女生徒の1人は青い仮面ライダーに変身して謎の仮面の集団に立ち向かっていき私達は顔を見合わせた。
ときめ「葉月さん!!」
葉月(未来)「はっ!!ぼうっとしてる場合じゃなかった…今は…」
(マロンエナジー)
葉月(未来)「変身!!」
(ロックオン•リキッド)
(マロンエナジーアームズ)
私は素早く変身を完了させると青い仮面ライダーに群がる仮面の集団に向かってソニックアローの弓を撃ち込んだ。
さくら「えっ…誰!?」
葉月(未来)「私は呉島葉月…仮面ライダーヴィーナスです。貴方は?」
さくら「五十嵐さくら…仮面ライダージャンヌ!!」
葉月(未来)「状況が飲み込めないと思いますが今は…」
さくら「わかってる…サクッとこいつらを倒せばいいんだよね?一緒に!!」
葉月(未来)「サクッと…?えぇ…サクッと行きましょう!!」
さくら「行くよ!!」
葉月「もう何が何だか…」
???「お姉ちゃん!!」
???「葉月さん…戻って来て!!」
私はもはや状況がうまく飲み込めず頭を抱えていると頭の中で誰かの声が響き渡り辺りを必死に見渡した。
葉月「今の声…聞き覚えが…うわっ!!」
声の主を探そうと歩き出そうとした瞬間私は再び私は再びその未来の光景から弾き出されるとまた次の未来の光景が迫り私は再び未来の光景に吸い込まれてしまった。