仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

119 / 281
119話 復活

 

私は再び時空の歪みのような物にに吸い込まれてしまい辺りを見回すとどこかの工場施設の中におりそこには未来の私と知らない女性達がおりそのメンバーを迎え撃つように立っているのはまさかの人物であった。

 

湊「すみれこそ新たなる王となる存在!!」

 

葉月「なっ…嘘っ…湊…先輩!?」

 

そこに立っていたのはまさかの亡くなった筈の湊先輩でありマリカに変身していた。

 

葉月「な、なんで湊先輩が…!?」

 

私が驚く中で未来の私はゲネシスドライバーを装着しておりロックシードを取り出していた。

 

葉月(未来)「湊先輩は私がケリをつけます…」

 

花「貴方1人に重みを背負わせないわ…りんねちゃん、玲花さんまだ戦えるよね?」

 

りんね「勿論ですこれ以上悲劇は繰り返させない…」

 

玲花「行きましょう!!」

 

葉月(未来)「なっ…皆さん、どうして…?」

 

りんね「葉月さん…私達も一緒に戦います…私達も仮面ライダーです!!」

 

葉月(未来)「わかりました…貴方達の力を貸して下さい!!」

 

りんね•花• 玲花「「えぇ!!」」

 

未来の私の声にみんなが力強く返事をしそれぞれが変身のためのツールを構えた。

 

葉月「えっ…みんな仮面ライダーなの…!?」

 

(クイーンビー)

 

(昆虫大百科)

 

(マロンエナジー)

 

(UNICON!) (THE SUN!)

 

玲花•花•葉月•りんね「「変身っ!!」」

 

(狼煙開戦! FLYING! SMOG! STING! STEAM!)

 

(Subvert up! Wow! Just Believe in myself!)

 

(ロックオン•リキッド)

 

(プロミネンス•ホーン! )

 

それぞれが変身ツールを使い変身の構えをとると全員が同時に変身を完了させた。

 

(昆虫CHU大百科! 揺蕩う切っ先!)

 

(仮面ライダー Ah! アギレラ!)

 

(マロンエナジーアームズ)

 

(サン•ユニコーン!)

 

湊「王の邪魔はさせない!!」

 

葉月「何がどうなって…うわっ…」

 

湊先輩と変身を完了させた4人のライダーが一斉にぶつかりあったところで私は再び未来の光景から弾き出されて再び時空の狭間の海を漂い始めた。

 

 

葉月「そっか…これから私はいろんな人達と出会うんだ…だったら尚更みんなの元へと戻らないと!!」

 

私は必死に時空の狭間を必死に泳ごうと手足を動かすが段々と時間の歪みに飲み込まれ始めた。

 

葉月「くっ…また…」

 

???「お姉ちゃん!!」

 

???「葉月さん!!」

 

葉月「またこの声…まさか…!!」

 

私は自身の胸に手を当てると私の心臓のある位置が光り始めてだんだんと声が近くに聞こえて来る感じがして必死に胸の光に向かって叫んだ。

 

葉月「シロちゃん、チャッキーさん…私はここです!!」

 

 

チャッキーSide

 

葉月(果実)「呉島葉月の魂に呼びかけるのだ!!」

 

チャッキー「葉月さん!!戻って来て!!」

 

シロ「お姉ちゃん!!」

 

私達は必死に葉月さんの体に向かって叫ぶと微かに葉月さんの声が響き渡りさらに私達は声を絞り出してひたすら叫んだ。

 

チャッキー「葉月さん!!」

 

 

葉月Side

 

葉月「聞こえる…私を呼ぶみんなの声が!!」

 

気づくと遥か遠くに銀色に輝く何かがあり私はそれを掴もうと必死に手を伸ばした。

 

舞「頑張って葉月さん…もう少しだよ!!」

 

葉月「舞さん!?」

 

湊「葉月…もう少しよ…頑張りなさい!!」

 

葉月「湊先輩!!」

 

戒斗「貴様はこんなところで終わっていい奴じゃない筈だ!!」

 

チャッキー「負けないで…チーム・VENUSのリーダー!!」

 

桃ノ助「てめぇの根性見せて見やがれ!!」

 

皐月「さぁ帰ろう…もう1人の私、いえ葉月!!」

 

気づけば湊先輩や駆紋さんにこれまでの試練で出会って来た人達が私の隣におり私は思わず涙が溢れていた。

 

葉月「チャッキーさんに桃ノ助さん…それに皐月まで…」

 

最後に私の背中を誰かが叩き私を光の元へと押しやってくれて私は一瞬でその人が誰かがわかってしまった。

 

葉月「葛葉さん!!」

 

紘汰「葉月…ここからがお前のステージだ!!」

 

葉月「はいっ!!」

 

私はついに光を掴み掴んだ瞬間辺りは真っ暗になり目の前に神々しい姿で金色の目をしたもう1人の私がこちらに歩いて来た。

 

葉月「皐月じゃないですよね…?貴方は誰?」

 

葉月(果実)「私は銀色の果実の意思…いや思念と言った方がいいか…お前が戻って来るのを待っていたぞ…」

 

葉月「えっ…銀色の果実…?」

 

葉月(果実)「私の力を使え…これでお前は現実に帰還する事が出来る…」

 

葉月「貴方の力…?」

 

葉月(果実)「主人公のお前が復活出来なければ話が進まんだろう?」

 

葉月「えっ…主人公…?」

 

葉月(果実)「とにかく…お前の帰りをみんなが待っている…後は任せたぞ…」

 

葉月「待って…貴方は…!!」

 

私の問いには答えず私という意識はやがて覚醒を促すかのように現実に向かって高く高く登って行った。

 

 

葉月「うっ…うぅん…」

 

チャッキー「葉月さん!?」

 

私は目を覚ますと目の前には涙を浮かべたチャッキーさんとリカさんがおりその近くにはシロちゃんが心配そうな表情でこちらの様子を伺っていた。

 

チャッキー「お、お…」

 

葉月「えーと…私…」

 

チャッキー「お帰り葉月さん!!よかったよぉぉ!!」

 

葉月「ぐえっ…」

 

私はチャッキーさんに強く抱きしめられてしまいひっくり返った蛙のような声を上げた。

 

シロ「お姉ちゃんよかった…生き返れたんだ…銀色の果実のおかげで!!」

 

葉月「シロちゃん…銀色の果実ってもしかして…」

 

私は先程まで会話していた銀色の果実の意思を名乗る人物の事を思い出していた。

 

葉月「いつの間に私の体に果実を入れたんですか?」

 

シロ「お姉ちゃんが死んじゃう直前に…もうダメかと思ったけど果実の力がお姉ちゃんの体内で熟成して命を支えたんだ…」

 

葉月「私の体の中で…」

 

私は自身の体を確認すると私はいつの間にか金色の首飾りを付けて白いワンピースに黒いブーツの服装へと変わっている事に気がついた。

 

葉月「何ですかこの服!?」

 

シロ「それはたぶん銀色の果実の影響で始まりの女に近い存在になったからその服装に変わったのかも…」

 

葉月「…?よくわからないですが…髪色まで変わってますね…」

 

私の黒髪までもがクリーム色に変わっており立ち上がると私の体から何かの種のような物がいくつもこぼれ落ちた。

 

チャッキー「これ…棺桶に入ってた種…」

 

シロ「その種は果実が成熟したっていう証拠だったみたい…なんでこんなに沢山種が排出されたのかはわからないけど…」

 

その時近くで爆発音が響き渡り私はふと爆発音が響いた方向へと視線を向けた。

 

葉月「みんなが戦ってる…」

 

チャッキー「やっぱり行くんだ?」

 

葉月「はい…」

 

チャッキーさんは私にゲネシスドライバーを差し出すと私はそれを受け取ったがシロちゃんは私の手を握った。

 

シロ「本当はお姉ちゃんにはもう戦って欲しくない…でも今、お兄ちゃんを止められるのはお姉ちゃんしかいない、だからお願い…お兄ちゃんを止めて!!」

 

シロちゃんは私にマロンエナジーロックシードを差し出すと私はロックシードを受け取ってシロちゃんへと笑顔を向けた。

 

葉月「大丈夫…だって銀色の果実が私に力を与えてくれてるから!!」

 

私の体の中にある銀色の果実の存在を感じながら私は爆発が起こった方向へと走り出した。

 

葉月「行きましょう!!皆さんを助けに!!」

 

シロ「うん!!」

 

 

私達は現場に着くと黒いオーバーロードが地面に倒れている光実君とザックさんに向かって大剣を振り上げようとしている所で私はすぐに手をオーバーロードの方へ向けた。

 

葉月(果実)「私の力を得た今のお前ならオーバーロードの力を扱える筈だ…」

 

葉月「はっ!!」

 

私は手を翳すと衝撃波が放たれて黒いオーバーロードを吹き飛ばしてしまった。

 

デェジュシャシュ「グアッ…」

 

光実「葉月…さん…?」

 

ザック「葉月…!?」

 

葉月「2人とも大丈夫ですか!?」

 

光実「…!?まさか…葉月さんの意識が…!?」

 

ザック「戻ってる…?」

 

凰蓮「奇跡よ…奇跡の復活だわ!!」

 

城乃内「やったぜ…葉月!!」

 

葉月「皆さん…心配おかけしてすみません…後は私が!!」

 

みんなが私の復活に驚く中、私はゲネシスドライバーを装着してマロンエナジーロックシードを構えた。

 

葉月(銀色の果実…私に力を貸して!!)

 

葉月(果実)(あぁ…行くぞ…命を燃やせ!!呉島葉月よ!!)

 

 

(マロンエナジー)

 

 

葉月(はいっ!!)

 

私は私の心に微かに宿る銀色の果実の意思と対話しながらマロンエナジーロックシードをゲネシスドライバーに装着してハンガーを閉じるとレバーを一気に押し込んだ。

 

(ロックオン)

 

葉月•葉月(果実)「「変身!!」」

 

(リキッド)

 

(マロンエナジーアームズ)

 

私と銀色の果実の意思が同時に叫び私はヴィーナスへと変身を果たしてソニックアローを掴み取りデェジュシャシュへと刃を向けた。

 

デェジュシャシュ「くっ…呉島葉月ぃぃぃぃ!!」

 

チャッキー「葉月さん…体が輝いてる…?」

 

シロ「今のお姉ちゃんは銀色の果実の力を得てる…だから体が銀色に輝いてるんだ…」

 

今の葉月の変身するヴィーナスは銀色の果実の力を得て銀色のオーラのような物を身に纏っており銀色に輝いていた。

 

葉月「デェジュシャシュ…貴方の好きにはさせない!!」

 

 

 

貴虎Side

 

ミハイル「タカトラ!!これを見るんだ!!」

 

貴虎「どうした?」

 

その頃、飛行機で移動中の貴虎とミハイルはネットの生中継で映し出されるとある映像を食い入るように見つめた。

 

葉月「変身!!」

 

それは復活した葉月がヴィーナスに変身している場面でテレビ局のカメラは上空から沢芽市の被害状況を中継する中で葉月の変身を映像ではっきりと捉えていた。

 

貴虎「葉月…なのか…?」

 

ミハイル「…神だ…」

 

貴虎「何?」

 

ミハイル「神が降臨したのだ…タカトラ!!」

 

貴虎「葉月が神だと…何を言っている?」

 

ミハイル「かつてイエス•キリストは一度亡くなり3日目には復活を果たした」

 

貴虎「何?」

 

ミハイル「かつてキリストがそうだったように…人は1度甦れば…神とみなされるのだ…」

 

貴虎「まさか、葉月…お前も葛葉のように…?」

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。