仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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135話 突入

 

私達はすぐに菩提樹に向かおうとしたが突如沢芽市の人々が虚な目でまるでゾンビになったように菩提樹の下に集まってしまい私達は突入する事が出来ず一度撤退して体制を立て直す事にした。

 

貴虎「あんなに人がいては近づけないな」

 

光実「翌朝なら朝早いし連中も身動き出来ないんじゃない?」

 

ザック「早朝に不意を突く形で突入するのはいいと思うぜ!!」

 

貴虎さん達が作戦会議をしている中でシロちゃんは凌馬さんのパソコンを食い入るように見ながら何かの機械を夢中で弄っていた。

 

葉月「シロちゃん…何を作ってるんですか?」

 

シロ「戦極凌馬の研究資料…凄い興味深いの!!中でもこれ!!」

 

画面に映し出されていたのは極秘中の極秘資料でありゲネシスドライバーの設計図であった。

 

葉月「ゲネシスドライバーの設計図?でもいくらシロちゃんでも1から作るのは無理なんじゃ?」

 

シロ「うん…1から作るのは無理。でも壊れたやつを直す事は出来る!!」

 

シロちゃんが半田ごてを手に何かの機械を弄っておりそれを見た私はとても驚いた。

 

葉月「これ…ゲネシスドライバー!?どうしたんですかこれ!?」

 

シロ「ザックが沢芽市内の病院に落ちてたのを回収したんだって…ドライバーに残る戦闘データを調べたらマリカのデータがあったからお姉ちゃんの先輩のドライバーだったみたい…」

 

葉月「湊先輩のドライバー…じゃあ湊先輩が亡くなる前に凌馬さんのドライバーを使っていたのは…」

 

シロ「ドライバーがショートしてるから何らかの手段で壊された可能性が高いよ」

 

葉月「あ、前に機械になった凌馬さんが言ってた…」

 

 

凌馬(私以外のゲネシスドライバーにはブレーカーが組み込まれていてね私のリモコンのボタンで…ボンッ!!となる。)

 

 

シロ「勿体ないよね戦極凌馬も…わざわざドライバーを壊すなんて…お陰で直すのに苦労するよ…」

 

葉月「それにしてもシロちゃんも凄いですよ…壊れたドライバー直せるなんて」

 

シロ「でも1つ問題がある…肝心のエナジーロックシードは1から作れないし、壊れた部品がなければ作り直す事も出来ない…」

 

葉月「エナジーロックシードが無ければ意味ないですよね…」

 

シロ「そそ!!でもいつか手に入る機会があるかもだからこうやってゲネシスドライバーを直してるんだ…」

 

葉月「なるほど…」

 

その後もシロちゃんは夜中遅くまでゲネシスドライバーを修理していたがシロちゃんが修理を完成させたのは朝日が昇る直前であった。

 

 

-翌日-

 

朝日が昇るのに合わせて私達は巨大な菩提樹へと辿り着くと3チームに分かれて戦う事になりまず貴虎さんと光実君の2人がロックシードを構えた。

 

貴虎「行くぞ光実。慎重に行け…」

 

光実「わかってるよ兄さん!!」

 

貴虎さんは私の方を見ると僅かにだが笑みを浮かべた。

 

貴虎「必ず戻る…葉月そっちは頼んだぞ…」

 

葉月「貴虎さんも気をつけてください!!」

 

貴虎「あぁ…行くぞ!!」

 

貴虎・光実「「変身!!」」

 

 

(スイカ)

 

(ブドウ)

 

(スイカアームズ!大玉ビッグバン!)

 

(ブドウアームズ! 龍・砲・ハッハッハッ!)

 

 

貴虎さんは斬月スイカアームズに変身すると素早く鎧の中に入り光実君はロックビークルに乗り2人は一斉に空中へと飛び去ってしまった。

 

凰蓮「次は貴方達の番ね。しっかりやるのよお嬢さん!!」

 

葉月「はいっ!!私にお任せを!!」

 

ザック「無理すんなよチャッキー!!」

 

チャッキー「ありがとね。…私、頑張るから!!」

 

城乃内「フンッ!!お前らなんて別に心配なんてしてねーし!!」

 

シロ「ツンデレどんぐりさん…行って来るね?」

 

城乃内「なっ…ツンデレじゃねーし!!あとグリドンだ!!」

 

城乃内さんのツッコミに私達は吹き出してしまうが菩提樹から放たれる怪しい光りを見つめると私達3人は並んで一斉にロックシードを構えた。

 

葉月「行きますよ…チャッキーさん!!シロちゃん!!」

 

チャッキー「うん!!」

 

シロ「眠い…さっさと終わらせる」

 

葉月・チャッキー・シロ「「「変身!!」」」

 

 

(マロンエナジー)

 

(イチゴ)

 

(シルバー)

 

 

(マロンエナジーアームズ)

 

(イチゴアームズ! シュシュッとスパーク!)

 

(シルバーアームズ! 白銀ニューステージ!)

 

 

私達は同時に変身を完了させるとそこには2人のヴィーナスとアテナが揃い3人一斉に菩提樹の真ん中の辺りを狙って同時にドライバーのレバーとブレードを操作した。

 

(マロンエナジースパーキング)

 

(イチゴスカッシュ)

 

(シルバースカッシュ) 

 

 

葉月「はっ!!」

 

チャッキー「やあっ!!」

 

シロ「とおーっ!!」

 

私達は一斉に地面を蹴って飛び上がると菩提樹の真ん中の中心部に突入するために一斉に蹴りを放った。

 

葉月「やあー!!」

 

チャッキー「はあっ!!」

 

シロ「そりゃあ!!」

 

私達3人分の蹴りが菩提樹の一部を突き破り菩提樹の中へと侵入する事に成功するがそこで待ち構えていたのは大量のイナゴ怪人でありその中には見慣れない怪人も紛れていた。

 

ウツボカヅラ怪人「クワァァァ…」

 

チャッキー「あっ…あの緑色の怪人…武神の世界で葉月さんを吸い込んだ怪人だ!!」

 

葉月「あ、本当ですね!!しかもそれに紛れてワームも居ますよ!!」

 

注意深く観察すると仮面ライダーカブトの敵であるワームも紛れていた。

 

シロ「こっちにはロイミュードまで…あらゆるライダーの怪人が何でここに…」

 

私達は一斉に戦闘に入りそれぞれの武器を手に各怪人へと挑んでいく。

 

葉月「はあっ!!せいっ!!」

 

私はイナゴ怪人をソニックアローで撃ち抜き、分裂するイナゴにはソニックアローの刃で冷静に斬り払っていった。

 

 

-チャッキーSide-

 

チャッキー「はあっ!!せやあっ!!」

 

私は葉月さんが言っていたワームと呼ばれる緑色の怪人の群れに向かってクナイを投げつけていたが1体のワームが私に接近してしまい私は首を掴まれて壁へと体を押し付けられてしまった。

 

チャッキー「がっ…うぅ…」

 

葉月「っ!?チャッキーさん!!」

 

ウツボカヅラ怪人「クワァァァ!!」

 

葉月「くっ…邪魔!!」

 

私の元に葉月さんが駆けつけようとしたが緑色の怪人に妨害されてしまっていた。

 

???「うふふふふふ…」

 

チャッキー「なっ…その姿は!?」

 

私の首を絞めるワームは突如姿を変えると驚く事に葉月さんの姿になり私が驚くのを他所に首を強く締め上げた。

 

チャッキー「あっ…かはっ…」

 

葉月(擬態)「ふふふふ…さぁチャッキーさん。私と1つになりましょう?」

 

チャッキー「うぅ…はず…きさ…」

 

私の首を絞めるワームの目は赤く怪しく光り私はだんだんとワームの魔力に呑み込まれてしまっていた。

 

葉月(擬態)「私は貴方が欲しい…貴方は誰にも渡さない!!私だけの物!!」

 

 

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