仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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141話 水瀬皐月

 

皐月Side

 

私の名前は水瀬皐月。そう、私の全ては彼女から始まった…

 

私が地球に来た理由はワームの侵略から逃れてひっそりと暮らす事だった。

私が皐月になる前はただ生き残りを懸けて必死に生にしがみ付くエイリアンだった。それもあり人間の中に紛れて暮らす必要があった。

 

人間社会を彷徨い歩いていた所に偶然見つけたのがあの呉島葉月と呼ばれる人間の女だった。私は彼女に擬態して彼女に成り変わるために彼女に擬態した直後に彼女を始末しようとこっそり後をつけた。

 

 

葉月「大丈夫。貴方を傷つける人はいません…安心して下さい…」

 

私は彼女を始末する事が出来ずにワームの襲撃に遭い天道さんの通うレストランへと転がり込むと店にいた彼女に介抱された。私が彼女を始末出来なかったのは彼女の見た目と記憶をコピーしたからであり彼女がこれまで私以上に大変な出来事を経験したかを知ったからだ。

 

 

皐月「ありがとう…ございます…」

 

その後私達は再びワームの襲撃を受けてZECTに所属する事になり私はワームとの戦いを経てついにモルフォゼクターに認められてライダーになる事が出来た。

 

 

葉月「さようなら皐月!!貴方は幸せに生きて下さい。ネイティブ…いえ、1人の人間として」

 

皐月「うん…私に任せて葉月!!シロちゃんやみんなによろしくね」

 

最後は私は彼女と決闘して見事に勝利して彼女は元いた世界へと帰っていった。

 

それから私はZECTで田所さんのチームに残り加賀美さんの後輩として活動する事になったがそんなある日、田所さんからネイティブを保護する指令を受けて貨物車の木箱の中にネイティブの仲間と共に潜んでいた。

 

皐月「逃げてください!!」

 

すぐにワームの襲撃を受けて木箱の中から脱出するように呼びかけて私はネイティブの仲間を守りながらライダーブレスを装着した。

 

加賀美「こいつらはネイティブだったのか!?」

 

加賀美さんがネイティブの姿の仲間にとても驚いていたが私はネイティブの仲間を後ろに押しやりながら冷静に言葉を投げかけた。

 

皐月「大丈夫です。貴方達は私が守りますから!!」

 

ネイティブの女性「ありがとうございます…あ…逃げて!!」

 

皐月「あっ!!」

 

突如私はネイティブの女性に体を押されてしまい地面に倒れ込み目の前の女性は突如爆発を起こしてしまった。

 

皐月「あ…ああ…ああああっそんな…」

 

私は女性や他の仲間を守ることが出来ずに思わず涙を流してしまい地面に膝をついた。みんなはネイティブの仲間であり必ず生きようと約束していた者達だった。

 

乃木怜治「ZECTの諸君!!今度はアンチミミック弾とかいうつまらない兵器を開発したそうだね?」

 

そこにメガネを掛けた男性のワームと謎の女性達が歩いて来ており私は一瞬であの男が私の仲間を殺したのだとわかった。

 

皐月「お、お前ぇぇぇ…!!」

 

私は怒りのあまり思わず低い声を出して素早く変身を果たすとワームを必死に睨みつけた。

 

乃木怜治「仲間を殺されて悔しいか?」

 

皐月「私の仲間をよくもぉぉぉ!!ぶっ殺してやる!!」

 

私は怒りに我を忘れてしまいライダーブレスを回転させてキャストオフをしてベルトのサイドスイッチに触れた。

 

皐月「あっ…きゃああああああっ!!」

 

気づけば私は一瞬でやられてしまい地面に倒れて変身を解除されてしまい気を失ってしまった。今思えば恨みと憎しみによって冷静な判断が出来なかった私の敗因だと気付かされてしまった。

 

 

 

三島「人質となったネイティブとアンチミミック弾の交換だ。その交渉役に貴様が決定した!!」

 

加賀美「何で俺が…」

 

三島「あるお方の強い推薦だ。君らならそれが誰がわかるだろう?」

 

加賀美「親父が…?ネイティブを救うためにアンチミミック弾を渡すって言うのか?」

 

さらに生き残りの私の仲間のネイティブ達がワームに人質に取られてしまいZECETの偶発的に開発した擬態能力を解くアンチミミック弾を人質と引き換えに交換することになり加賀美さんが怒り三島さんに掴みかかっていた。

 

加賀美「そんな交渉役お断りだ!!」

 

三島「組織の決定に逆らうなら組織を辞めてもらう。それでもいいのか?」

 

その後加賀美さんは天道さんとの会話で気持ちに区切りがついたのか交渉役を引き受けてくれて私は仲間のネイティブを岬さんと蓮華さんと一緒に避難させていた。

 

皐月「加賀美さん…私の仲間を助けてくれてありがとうございます。」

 

加賀美「田所さんが教えてくれたんだ。正しいと思ったらひたすら前に突っ走れ…それが俺だって!!」

 

皐月「…それでこそ加賀美さんです。」

 

その後そのワームは天道さんによって倒された筈だったのだがなぜか生きていることが判明して私は田所さんと岬さんの指示の元、ある方向に進撃を開始していたワームの対処に追われていた。

 

乃木怜治「またやられに来たのか愚かなネイティブの小娘が」

 

皐月「お前ぇぇぇ…今度こそ倒す!!」

 

私はまだ仲間のネイティブを殺された怒りが収まらず再びワームに戦いを挑んだものの再び苦戦を強いられてしまった。

 

乃木怜治「どうした…技を発動させないのか?」

 

皐月「くっ…」

 

復活したこのワームはライダーの技をコピーする力があると蓮華さんから知らされており私は安易に技を出す事が出来ずに決定打を与えられなかった。

 

乃木怜治「ライダーキック!!」

 

皐月「ぐっ…きゃああああっ!!」

 

私はガタックのライダーキックを受けてしまい地面を何度も転がり変身が解除されてしまい、地面に倒れた私にとどめを刺さずにワームは歩いて行ってしまい私はその背中に向かって手を伸ばして気を失うまで叫び続けた。

 

皐月「ま…て…お前は…いつか…かなら…ず…倒…す…」

 

その後田所さんと岬さんに介抱された私は2人から今回の戦いの不参加を命じられてしまい2人に食ってかかっていた。

 

皐月「何で私は戦いに参加してはいけないんですか!?」

 

岬「貴方は復讐のためにあのワームと戦おうとしている…そんな貴方には今回の戦いに出撃は許可出来ないわ!!」

 

田所「仲間を殺されて憎い気持ちはわかるが憎しみだけでは人は救えない…」

 

皐月「くっ…」

 

それから私は一時的に田所さんのチームから外れて天道さんの店にやって来てテーブルに突っ伏して泣き始めるとそこに天道さんが現れて私は思わず顔を上げた。

 

天道「お前はなんのために戦う?」

 

皐月「えっ…」

 

天道「オリジナルと約束したんじゃなかったのか?」

 

皐月「あっ…」

 

皐月(私は…負けない…ネイティブの仲間も人間もこの世界を…守る!!)

 

私は復讐心に駆られて人を守るために戦うことを忘れてしまっておりオリジナルと約束を果たせない事に気がついた。

 

皐月「私の戦う理由…ただ敵を倒す事でも仇を討つ事でも無い…大切な人を守るために戦うんだ!!」

 

翌日、ワームの狙いがエリアXに向かっている事が判明し、私は先行して戦っているであろう加賀美さんの元へ向かうためにバイクを走らせた。

 

田所「待て水瀬!!」

 

皐月「田所さん…私…」

 

田所「その様子だと自分の気持ちに整理がついたようだな?」

 

皐月「はいっ!!」

 

田所「頼む…加賀美を助けてやってくれ…」

 

皐月「お任せを!!」

 

 

私は素早く変身を果たすと高く舞い上がり加賀美さんと戦うワームを上空から狙い撃った。

 

加賀美「皐月…?」

 

乃木怜治「復讐に囚われた哀れなネイティブの小娘が来たか」

 

私は加賀美さんを支えると加賀美さんはかなりのダメージを負っており鎧にはかなりの傷が入りかなり苦しい状況がが見てわかった。

 

皐月「加賀美さんは休んでてください…ここは私が!!」

 

加賀美「待てお前じゃ勝てない…お前を死なせる訳には…」

 

皐月「えぇ…わかってます。私じゃアイツには勝てないでしょう…」

 

加賀美「だから!!」

 

皐月「でも!!負けるつもりはないですよ…天道さんが来るまでには!!」

 

加賀美「お前…」

 

私はクナイガンを手にワームへと向き合うと私はすぐに射撃に移り冷静にワームの攻撃を冷静に躱しながらアックスモードにしたクナイガンを叩きつけた。

 

乃木怜治「ほぅ…少しはやるようになったな?」

 

皐月「これ以上先には進ませませんよ!!」

 

私は再びマントを広げて飛び上がると再び上空からクナイガンを連射し続けた。

 

乃木怜治「羽虫が…そんなに俺の餌になりたいか…フン!!」

 

皐月「なっ…くっ…」

 

私の元に斬撃が放たれて私は咄嗟に攻撃を躱し反撃にアックスモードのクナイガンを上空から振り下ろそうとするがワームは私に向かって斬撃波を飛ばし、私は攻撃を避けきれずに攻撃が直撃してしまいバランスを崩して落下してしまった。

 

皐月「くっ…うあっ…」

 

乃木怜治「ハッハッハ…」

 

地面に落下した私はワームの斬撃を浴びてしまい何度も地面を転がってしまった。

 

乃木怜治「どうした…今は月は出ていないぞ!!太陽の下ではそんなものか?」

 

私は必死に歯を食いしばりながら必死に攻撃を耐えながら再び舞い上がるためになんとか立ち上がる。

 

皐月「はぁ…はぁ…まだ…まだです!!」

 

 

 

 

 

 

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