仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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146話 最終決戦!!狗道供界

 

葉月Side

 

私達は世界の壁に開いている穴を通って、狗道供界とみんなが戦っているであろう世界へと足を踏み入れると、既に光実君達が狗道供界と向き合っていた。

 

葉月「私達も…」 

 

皐月「待って2人とも!!今はチャンスを待とう!!」

 

シロ「隙を見て突撃…だね」

 

私達は物陰に身を潜めるてみんなの戦いを身守りながらチャンスを待ったが、私はある事に気がついて辺りを見回した。

 

葉月「チャッキーさんがいない…」

 

 

供界「呉島光実のみならず、全員が私の救済から逃れたというのか••••・・!」

 

凰蓮「そうね、上から目線のお馬鹿さんには理解できないでしょうね」

 

城之内「何が地獄だよ。クリスマスシーズンのシャルモンの方がよっぽど地獄だぞこの野郎!!」

 

ザック「要は場数が違うんだよ、場数が」

 

貴虎「そういうことだ、狗道供界。お前が語る救済など、虚しいまがいものに過ぎない」

 

貴虎さんはソニックアローを狗道供界へと向けると高らかに宣言した。

 

貴虎「さぁ、みんな世界を救うぞ!!」

 

供界「貴様らは救うに値しない!その存在、ここで完全に消し去る!さもなければ人類は再び無明の闇をさまようことになる!」

 

叫び、黄金の果実に手をかざす狗道供界。彼の腰には破壊されたはずの戦極ドライバーとゲネシスコアが出現した。

 

貴虎「黄金の果実がロックシードに!?」

 

狗道供界はかつてコウガネが使った物と同じロックシードを出現させると、ザクロロックシードと一緒に構えて開錠した。

 

(ザクロ) (ゴールデン)

 

供界「変・神!!」

 

(ブラッドザクロアームズ!狂い咲き サクリファイス!)

 

(ゴールデンアームズ!黄金の果実!)

 

狗道供界は真っ赤な血に染まったような赤と黄金色の合わさったようなアームズを身に纏うと、色違いのソニックアローを手にした。

 

葉月「今、変身じゃなくて変神って言いました?」

 

皐月「イントネーションがやけにおかしいと思いました…」

 

シロ「本当に神になっちゃったの…?」

 

供界「救済を受け入れぬ罪人よ、貴様らの蜘蛛の糸は切れたぞ!」

 

凰蓮「ぐあっ…」

 

城之内「このおっ!!」

 

(ロックオン•ミックス!!)

 

(クルミアームズ・ミスターナックルマン!!)

 

(ジンバーマロン!ハハーッ!)

 

ザック「行くぜぇぇぇ…おりゃあ!!」

 

狗道供界は凰蓮さんと城之内さんを薙ぎ払うと、黄金の剣を呼び出して一気に周りを切り払ってしまうが、ジンバーマロンアームズとなったザックさんが攻め始めた。

 

(メロンオーレ) (ジンバーメロンオーレ)

 

貴虎「ハアアアアッ!!」

 

貴虎さんの大技を受けた狗道供界だがあまり効果は無かったようで、彼の手に握る武器にエネルギーが溜め込まれており、貴虎さんは大きな隙を見せてしまっていた。

 

皐月「貴虎さんが…」

 

葉月「ううん大丈夫ですよあれを見てください!!」

 

私が視線を移すと、狗道供界の後ろから2つのロックシードを構えて走る光実君の姿があり、そのドライバーにはゲネシスコアが装着されていた。

 

(ブドウアームズ!龍・砲・ハッハッハッ!)

 

(ジンバードラゴンフルーツハハーッ!)

 

シロ「呉島光実…いつの間にあんな力を…?」

 

皐月「狗道供界が生み出した実体の無いアーマードライダーデュークから奪ったロックシードですよ!!」

 

葉月「これなら…いけるかも!!」

 

(クルミオーレ)(ジンバーマロンオーレ)

 

(メロンオーレ) (ジンバーメロンオーレ)

 

(ロックオン)

 

光実「これでとどめだぁぁ!!」

 

(ドラゴンフルーツエナジー)

 

3つのジンバーの必殺技が炸裂して狗道供界は、3人分の技を受け止めきれずにそのまま攻撃が直撃して大爆発を起こしてしまうが、すぐに狗道供界の声が辺りに響き渡った。

 

供界「無駄…無駄なのだ…」

 

(ダークネスアームズ!黄金の果実!)

 

葉月「また変わった!?」

 

黄金の果実は真っ黒に染まり、その黄金の鎧は真っ黒に染まってしまった。

 

供界「黄金の果実となり、世界と1つになった私を滅ぼす術はない…もう理解しているのだろう?」

 

変身を完了させたところで私達は顔を見合わせると一斉に駆け出した。

 

貴虎「葉月!?」

 

ザック「シロ!!」

 

城之内「あ、あとなんか知らない奴!?」

 

凰蓮「およし!!今は猫の手も借りたい状況よ!!貴方…任せたわよ!!」

 

皐月「お任せを!!」

 

(ロックオン)

 

(チェリーエナジー)

 

皐月「はっ!!」

 

皐月がソニックアローにロックシードを装着して弦を引き絞り一気に技を放ったが、狗道供界はそれを黒いソニックアローで受け止めた。

 

皐月「くっ…」

 

供界「言っただろう…無駄だと!!」

 

皐月「まだです…葉月!!シロちゃん!!」

 

(ゼンリンシューター) (シンゴウアックス)

 

葉月「はっ!!」

 

シロ「よっ!!」

 

供界「呉島…葉月ぃぃぃ!!」

 

葉月「でやあっ!!」

 

(ゼンリン)

 

私はドライブアームズに変身したまま新しい武器2つを装備すると、シンゴウアックスと呼ばれる武器をシロちゃんに渡して、私はゼンリンシューターと呼ばれる武器をそれぞれ叩きつけた。

 

ザック「何だあの武器!?」

 

光実「凄い…」

 

シロ「一気に決めるよ…」

 

(ヒッサツ・マッテローヨ!!)

 

シロちゃんは紫色の小さいバイクをシンゴウアックスに装填して赤いボタンを押すと、技の待機音声が流れて私は困惑していた。

 

シロ「待つよ〜」

 

葉月「えっ…待つんですか?」

 

シロ「待ってろって言われたから…」

 

私はすぐに攻撃を受けて膝をつく狗道供界に向かってゼンリンシューターを構えて白い小さいバイクを装填して引き金を引いた。

 

(ヒッサツ・フルスロットル!!)

 

葉月「はっ!!」

 

供界「ぬあっ…」

 

私の銃撃により狗道供界はダメージを受けて再び膝をついてしまい、そこにシロちゃんがシンゴウアックスを抱えながら駆け出していた。

 

(イッテイーヨ!!)

 

葉月「わっ…もう走り出してる…?」

 

シロ「…やっぱり待てなかった…」

 

(フルスロットル!!)

 

シロ「おりゃああ!!」

 

供界「馬鹿な…」

 

最後にシロちゃんのシンゴウアックスにより狗道供界のボディは切り裂かれるが、狗道供界は体が漆黒に染まり懐から再び新しいロックシードを取り出すと開錠した。

 

(魔蛇)

 

(魔蛇アームズ・邪ノ道は蛇)

 

狗道供界は骨を模した新たなるアームズと変身して私達は再び武器を構えた。

 

シロ「あれはもう…死…死その物が形となって鎧になってる…」

 

凰蓮「まだよ!!」

 

(ドリアンスカッシュ)

 

城之内「師匠!!」

 

(ドングリスパーキング)

 

ザック「負けるかぁぁ!!」

 

(クルミスカッシュ)(ジンバーマロンスカッシュ)

 

ザックさん達が一斉に技を発動させるが、狗道供界もブレードを1回倒して技を発動させていた。

 

(魔蛇スカッシュ)

 

ザック「ぐあっ…」

 

狗道供界は骨を模した大剣を振り翳すとザックさん達を吹き飛ばしてしまい、続けて貴虎さん達がソニックアローを叩きつけたが攻撃を大剣で受け止めていた。

 

葉月「一体どれだけ耐えるんですか!?彼のこの力は…」

 

皐月「確かに…この変な空間の影響もあるんでしょうか?」

 

シロ「彼はもう…私達だけでは救えない…」

 

葉月「えっ…」

 

狗道供界の体は既に骨の鎧に徐々に呑み込まれ始めていた。

 

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