仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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147話 呉島葉月の物語

 

私達と狗道供界の戦いは果ての無い戦いに思え、既にザックさん達はフラフラで膝をついており私は狗道供界の攻撃を受けて吹き飛ばされてしまった。

 

葉月「はぁ…はぁ…」

 

ザック「葉月!!これを使え!!」

 

私の元にマロンエナジーロックシードが投げられて私はなんとかロックシードを受け取るとドライブロックシードを外してマロンエナジーロックシードを開錠した。

 

(マロンエナジー)

 

(ロックオン・リキッド)

 

(マロンエナジーアームズ)

 

葉月「まだ…まだです!!」

 

私はヴィーナスに変身を遂げるとソニックアローを掴み狗道供界へと跳躍した。

 

ザック「葉月!!」

 

凰蓮「お嬢さん!!」

 

城之内「行け!!」

 

光実「葉月さん!!」

 

シロ「お姉ちゃん!!」

 

皐月「行って…葉月!!」

 

貴虎「葉月!!」

 

私の後ろでみんなの声が響いて私はソニックアローにエネルギーを溜めると思い切り狗道供界へと叩きつけた。

 

葉月「おおおおおっ!!」

 

(魔蛇オーレ)

 

しかし私のソニックアローは狗道供界の剣によって受け止められてしまい私は空中でバランスを崩してしまった。

 

葉月「くっ…もう少しなのに…」

 

再び斬撃を放ったもののついに私のソニックアローの刃は砕けてしまい私はそのまま狗道供界の斬撃により薙ぎ払われてしまい地面へと落下を始めた。

 

葉月「まだ…まだです!!まだ終わってません!!」

 

皐月「そうだよ…それでこそ主人公ですよ!!」

 

私の体を皐月が受け止めて私は地面に降り立つと再び狗道供界を睨みつけた。

 

シロ「この世界は貴方が作った死の世界…でも同時に世界と世界の狭間の可能性と可能性が交差する場所でもあるんだね」

 

皐月「私達の心の中には常にみんなを守るヒーローのイメージがある…」

 

ザック「そこに護るべきものがあるのなら…」

 

光実「たとえ世界の果てでも疾風の騎士の如く駆けつける…」

 

貴虎「俺達の思いが…いや人類全ての思い描く希望はやがて世界の壁を超えて悪を倒す!!」

 

シロ「人々の想いが、その可能性を引き寄せて新たな物語として具現化する。」

 

葉月「はあっ!!」

 

皐月「葉月!!受け取ってください!!」

 

私は再び飛び上がると皐月が投げたソニックアローを掴み取り再び斬撃を放った。

 

葉月「これが…私の…呉島葉月の物語と言う新しい可能性です!!」

 

私は渾身の力を込めてソニックアローを突き刺すと直後にどこからか黄色いエネルギー波が放たれて狗道供界へと攻撃が撃ち込まれていた。

 

 

(バナナアームズ・ナイト・オブ・スピアー)

 

(マツボックリアームズ!一撃 インザシャドウ!)

 

 

咄嗟変身音が鳴り響いたかと思うとどこからか技が放たれ狗道供界が大きくぐらついていた。

 

ザック「戒斗…お前なのか?」」

 

城之内「初瀬ちゃん…?」

 

私はソニックアローを突き刺したまま横を見るとそこにはバロンに変身した駆紋さんと初瀬さんがおり私と同じく武器を狗道供界へと突き刺していた。

 

戒斗「お前の力を見せてみろ!!」

 

初瀬「お前ならやれる…根性見せやがれ!!」

 

葉月「はいっ!!」

 

私はソニックアローを持つ手に力を込めると僅かに狗道供界の骨の鎧が砕けて私は地面に落下してしまった。

 

貴虎「葉月!!」

 

 

(魔蛇スパーキング)

 

 

落下する私の体を貴虎さんが受け止めてくれたがそこで大きな隙が出来てしまい、狗道供界は巨大な腕を形成してそのまま私達を押しつぶそうと骨の腕をふりおろしてしまった。

 

葉月「やられる…」

 

貴虎「くっ…」

 

 

(ピーチエナジーアームズ)

 

(チェリーエナジーアームズ)

 

 

再び変身音が響き渡り私達は顔を上げるとに狗道供界の骨の腕に光の矢の雨が降り注いで骨の腕を粉砕して塵に変えてしまった。

 

湊「もう少しよ葉月。踏ん張りなさい!!」

 

シド「まったく…俺まで担ぎ出すのはどうかと思うがね」

 

葉月「湊先輩ぃぃぃ!!」

 

貴虎「シドか…!?」

 

私の隣には湊先輩が貴虎さんの隣にはシドさんがおりソニックアローを構えていた。

 

葉月「湊先輩…どうして?」

 

湊「私達だけじゃないわ…見なさい」

 

 

(レモンエナジーアームズ)

 

直後再び変身音が聞こえて来たかと思うと黄色い光の矢が狗道供界の体に撃ち込まれてに狗道供界は大きな叫び声を上げた。

 

供界「リョウマァァァァァ!!」

 

凌馬「そんな骨の化け物が神だと…笑わせるな!!」

 

貴虎「凌馬…」

 

デュークに変身した凌馬さんは貴虎さんの方を見るとその手に持つソニックアローの先端で貴虎さんの鎧を軽く小突いた。

 

凌馬「何ぼさっとしてるんだい貴虎?我々で奴に攻撃を仕掛けるから奴を引きつけてくれるかな?」

 

湊「お願いします主任…」

 

シド「どうした?どうした?出来ないのか貴虎?」

 

葉月「貴虎さん!!」

 

貴虎さんは私達の顔を見ると呆れたように頭を掻くような仕草を見せるとソニックアローにロックシードを装着して技を発動させようと構えた。

 

貴虎「お前達…頼んだぞ!!」

 

(ロックオン)

 

(メロンスカッシュ)

 

貴虎さんは弓を引き絞りブレードを1回倒すと貴緑色のエネルギーの矢が放たれて狗道供界は大きく体勢を崩した。

 

貴虎「お前達…頼むぞ!!」

 

 

(魔蛇スパーキング) 

 

 

供界「デヤアッ!!」  

 

 

(ピーチエナジースカッシュ)

 

(マロンエナジースカッシュ)

 

(チェリーエナジースカッシュ)

 

(レモンエナジースカッシュ)

 

 

湊「行くわよ葉月!!」

 

葉月「はいっ!!」

 

シド「これで潰れやがれ!!」

 

狗道供界の大技が発動して同時に私達も高く跳躍すると蹴りの体勢に入り同時に力を込めると狗道供界に向かって4人分の同時キックが放たれた。

 

葉月「はあああああっ!!」

 

私達の蹴りが狗道供界の骨の鎧を再び砕き始めて最後は4人分の蹴りが狗道供界の体を突き破り私達は同時に着地を決めた。

 

葉月「あ、みなさん…」

 

着地と同時に湊先輩達の姿は霧のように消えてしまい私は周りの風景が崩れかけていることに気がついた。

 

皐月「これは…世界が壊れている?」

 

シロ「狗道供界の世界が崩れていく…」

 

凰蓮「感慨に耽ってる場合じゃなくてよメロンの君!早くここから逃げ出さないと!!」

 

貴虎「そうだな…全員一度避難して…」

 

シロ「はっ!?お姉ちゃん!!」

 

葉月「きゃああああああっ!?」

 

貴虎さんの号令が掛かると同時に近くで物音が響き私が顔を向けた瞬間私は巨大な骨の手のような物に捕らえられてしまい空中に高く持ち上げられてしまった。

 

葉月「がっ…うぅぅ…」

 

私は体を強く掴まれてしまい私の鎧が鈍い音を響かせて私はあまりの苦しさに喘ぎ声を上げた。

 

城之内「うわぁ…ほんとしつこい!!」

 

凰蓮「お嬢さんが!!」

 

ふと視線を動かすと倒した筈の狗道供界は巨大な骨が組み上がり始めて巨大な恐竜のような姿となりその頭部が4つに割れて中から巨大な骸骨とそこに埋まった狗道供界が姿を現した。

 

供界「呉島葉月…貴様のせいで私の世界が消えてなくなった…貴様は私の手で殺してやる!!」

 

葉月「う、あああああああ!!」

 

皐月「やめて!!」

 

(チェリーエナジースカッシュ)

 

シロ「お姉ちゃんを離して!!」

 

(シルバースカッシュ)

 

 

供界「消えろ!!」

 

皐月・シロ「「うわあああああっ!!」」

 

シロちゃんが銀色の巨大な果実のエネルギー弾を放つが骸骨恐竜に弾かれてしまい皐月が私の取り落としたソニックアローを拾い射撃を放つが尻尾で薙ぎ払われて2人は同時に吹き飛ばされてしまった。

 

貴虎「狗道供界!!」

 

(メロンスカッシュ) (ジンバーメロンスカッシュ)

 

続いて貴虎さんが斬撃を放つがが狗道供界自身の武器で防がれてしまい貴虎さんも地面に落下してしまった。

 

供界「さぁ貴方を助ける人は誰もいなくなった…貴方は私の手で救済してあげよう…」

 

葉月「あっ…がはっ…」

 

私の鎧に大きなヒビが入り、アンダースーツからは火花が走って私は強制的に変身を解除されてしまい猛烈な苦しみが私を襲い私は意識がなくなりかけていた。

 

葉月「………」

 

供界「さぁ…今こそ救済の時だ!!」

 

葉月(嫌だ…こんなところで諦めたくない!!)

 

 

(イチゴスカッシュ) (ジンバーマロンスカッシュ)

 

 

チャッキー「葉月さぁぁぁぁん!!」

 

供界「バカな!?」

 

突如崩壊しかけている目の前の空間が大きく割れて中からヴィーナスに変身したチャッキーさんが飛び出してソニックアローの斬撃を私を掴む巨大な骨の腕に叩き込んだ。

 

葉月「チャッキーさん…よかった無事だったんですね…」

 

チャッキー「来るのが遅くなってごめん!!」

 

私はチャッキーさんに捕まったままチャッキーさんは骸骨恐竜から離れようと跳躍するがその後ろに巨大な骨の手が迫り私達は叩き落とされてしまった。

 

チャッキー「がはっ…」

 

葉月「チャッキーさんしっかり!!」

 

地面に倒れてチャッキーさんの変身も解除されてしまい私はチャッキーさんを体を支えた。

 

チャッキー「ごめん葉月さん…」

 

私達を噛み砕くためか骸骨恐竜の大きな口が迫り私達は避ける余裕もなく私はチャッキーさんを庇うように強く抱きしめたがいつまで経っても私達に衝撃が襲うことはなく、私達は顔を見合わせた。

 

(フルーツバスケット!!)

 

突如音声が響きいくつものフルーツの鎧が骸骨恐竜の周りを回り始めて銀色のアーマードライダーが姿を現した。

 

チャッキー「あの人ってもしかして…」

 

葉月「最後は貴方が来てくれたんですね…」

 

 

(ロックオープン)

 

(極アームズ!大・大・大・大・大将軍!)

 

 

私達を守るように立つその姿は白銀であり胸にはいくつものフルーツの絵柄か刻まれており背中には黒いマントが装備されていた。  

 

 

紘汰「待たせたな…みんな…」

 

それは私にとってのヒーローと呼べる人物であり私は彼こそがヒーローであると感じさせられた。

 

 

葉月「葛葉紘汰さん…」

 

 

 

 

 

 

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