仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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RIDER TIME ヴィーナス
150話 VENUSオンステージ2018


 

ウォズ「この本によれば…たとえ彼等が歴史に小さな変化をもたらしたとしても門矢士の登場によって大いなる歴史の流れが始まる。そう、私の思い通り。」

 

ソウゴ「俺に用があって来たんじゃ無いの?」

 

士「あぁそうだった…お前王様になりたいんだったな?」

 

ソウゴ「うん…」

 

士「だが無理だ…この世界は俺に破壊されてしまうからな」

 

 

数時間後 -とある場所-

 

オーラ「ねぇ!!ジオウに力を渡したってどういうつもり?」

 

士「勝負が一方的だとつまらないだろう?」

 

オーラ「あんたの考えてる事はほんとわからない…」

 

スウォルツ「今、戻ったぞ…何の話をしていた?」

 

オーラ「スウォルツ?今度は何をするつもり?」

 

そこへ紫の服を来た男性スウォルツが現れて。オーラは強く警戒する。

 

スウォルツ「既にウールが動き始めている…新たな王の擁立のためにな」

 

オーラ「また新しいアナザーライダーを生み出すつもり?またジオウがアナザーライダーに対応するライダーのウォッチを手に入れて計画が崩れるのがオチじゃないの?」

 

スウォルツ「オリジナルのライダーのウォッチを手にいれる事が出来たのならな…」

 

オーラ「どういう事?」

 

 

2013年 -ダンスステージ-

 

沢芽市のとあるダンスステージにて数人の女性のダンサー達がダンスの練習をしていた。彼女達が身に纏うパーカーにはVENUSの文字が記されている。

 

チャッキー「よしっ!!一旦休憩!!」

 

リカ「うん…」

 

ミズキ「……こんなんじゃバロンに勝てない!!」

 

リカ「どうしたのミズキ!?」

 

ミズキ「2人はこんなので満足してるの!?こんなんじゃ今話題のチームバロンに勝てないよ!!」

 

チャッキー「でも元リーダの葉月さんが言ってた…「勝ち負けなんて気にせずに私達は私達のダンスを楽しめばいい」って!!」

 

ミズキ「ハッ…就職を理由にチームを辞めた元リーダーのいう事なんて…」

 

チャッキー「ミズキ!!そんな言い方!!」

 

ミズキ「くっ…私、1人で練習して来ます…」

 

 

人気の無い広場へとやって来たチームVENUSをのメンバーの1人であるミズキは1人椅子に座ってぶつぶつ呟いていた。

 

ミズキ「元リーダーもチャッキーリーダーも甘すぎる…私はダンサーの中で1番になるんだから!!」

 

???「いいねぇその闘争心!!君こそ王に相応しいかもね?」

 

ミズキ「なっ…アンタ誰!?」

 

そこへ青色の服を来た謎の少年が現れてミズキの方をニヤニヤ笑っていた。

 

ウール「僕はウール。このままだと君はダンサーの中でも特に目立つ事も無くダンス人生に幕を下ろす事になる」

 

ミズキ「まさか…私はこのままなんの活躍も出来ないまま…?」

 

ウール「けど僕と契約をすれば…君はダンスでさらに輝く事が出来るだろう」

 

ウールと名乗る少年は懐から時計のような物を取り出してミズキの方を見た。

 

ミズキ「契約すれば…私はさらに活躍出来るの?」

 

ウール「そういう事!!物分かりがいい子だね!!」

 

(ヴィーナス)

 

ミズキ「あっ…うわああああ!!」

 

ウールは時計のような物を起動させるとミズキの体にそれを埋め込んでしまった。

 

(ヴィーナス)

 

ミズキ「ハァ…ハァ…」

 

ミズキの体は茶色と白の禍々しい怪物の姿へと変貌を遂げてしまいウールはそれをみてニヤリと笑った。

 

 

2013年(41話)

 

葉月「はあっ!!せいっ!!」

 

凰蓮と城乃内と別れた葉月は大量のインベスを相手にソニックアローで斬撃を繰り出しており、さらに蹴りで目の前のインベスを蹴り飛ばすとゲネシスドライバーのレバーを2回押し込んだ。

 

(マロンエナジースパーキング)

 

葉月「はあああああ…っ!?」

 

葉月は高く飛び上がると空中で蹴りの体勢となったが突如自身の体にノイズが走り葉月は空中でバランスを崩して落下してしまった。

 

葉月「がはっ…うぅぅ…」

 

葉月は背中から落下してしまいノイズが走ったまま突如変身が解除されてしまい葉月はゆっくりと体を起こしながら周りをキョロキョロと見回していた。

 

葉月「痛ったぁ…あれ…私…」

 

気づくと周りのインベスは消え去っておりその場には葉月1人が取り残されて、葉月の腰に装着されていたゲネシスドライバーは消滅してしまっていた。

この瞬間仮面ライダーヴィーナスは歴史から消滅してしまった事を表していた。

 

 

2013年 -人気の無い広場-

 

ミズキ「ヴィーナス…!?これが…私!?」

 

ウール「その通りだ!!歴史が変わって今日から君が…仮面ライダーヴィーナスだ!!」

 

 

 

2018年 -とあるダンスステージ-

 

ミズキ「ウラァァァ!!」

 

チームバロンメンバー「うわぁっ!!」

 

ミズキ「踊るのは私だけでいいの!!アンタ達は邪魔だぁ!!」

 

2018年の現在ではミズキことアナザーヴィーナスがチームバロンのメンバーの青年の首を締めておりそこに騒ぎを聞きつけた常盤ソウゴ達が現れてベルトを腰に装着してライドウォッチを構えた。

 

ソウゴ「やめろっ!!変身!!」

 

ゲイツ「変身!!」

 

(ライダータイム!仮面ライダージオウ!)

 

(ライダータイム!仮面ライダーゲイツ!)

 

ソウゴ「おりゃあああっ!!」

 

ゲイツ「ハッ!!」

 

ミズキ「何なのアンタ達!?邪魔するなぁぁ!!」

 

(マロンエナジースカッシュ)

 

ソウゴ「ぐあっ…」

 

アナザーヴィーナスは形が歪な弓のような物を装備させると弓に付いている刃先でソウゴを切り裂いていく。

 

ツクヨミ「あれは…」

 

アナザーヴィーナスの背中にはボロボロの白いマントが付いておりマントがヴィーナスの動きに合わせてふわりと浮き上がり背中に記されている数字が露わになった。

 

ツクヨミ「2013年…アナザーガイムと同じ…」

 

ミズキ「ウラァァァ!!」

 

ゲイツ「ん!?VENUS…?」

 

一方戦闘中のゲイツもアナザーヴィーナスの胸に刻まれていた文字を見て首を傾げていた。

 

ソウゴ「くっ…だったら新しいウォッチで…」

 

(ディ・ディ・ディ・ディケイド!)

 

(アーマータイム! KAMENRIDE! ワーオ!!)

 

(ディケイド! ディケイド! ディケイドー!!)

 

ソウゴは新たに手に入れたディケイドアーマーへと変身を完了させるとすぐに別のウォッチを起動させてディケイドウォッチに装填した。

 

(ガイム)

 

(ファイナルフォームタイム!ガ・ガ・ガ・ガイム!!)

 

ソウゴの胸にはカチドキと刻まれておりソウゴはライドヘイセイバーを構えてアナザーヴィーナスへと立ち向かった。

 

ソウゴ「ハアアッ!!」

 

ミズキ「あぁっ…」

 

アナザーヴィーナスは斬撃を浴びて地面を転がりソウゴはすかさずウォッチのボタンを押した。

 

(ガ・ガ・ガ・ガイム!!ファイナルアタックタイムブレーク!!)

 

ミズキ「ちっ…」

 

ソウゴはその手に火縄大橙DJ銃を装備すると砲撃を放ち辺りは煙に包まれてしまい煙が晴れるとアナザーヴィーナスは姿を消してしまっていた。

 

ソウゴ「逃げられちゃったか…」

 

ツクヨミ「あのアナザーライダーに刻まれた数字は2013年だった。」

 

ソウゴ「じゃあ…前に戦ったアナザーガイムと同じ時代って事…?」

 

ゲイツ「いや…完全に同じって訳では無さそうだ…」

 

ソウゴ「どういう事…?」

 

ゲイツ「あのアナザーライダーの胸に刻まれていたのはVENUSって文字だ」

 

ソウゴ「ヴィーナス?じゃあ仮面ライダーヴィーナスのアナザーライダーって事じゃん…」

 

ツクヨミ「そのヴィーナスなんだけど…仮面ライダーヴィーナスなんて私達の知る歴史には存在しないのよ…」

 

ソウゴ「存在しない?」

 

 

-ユグドラシル-

 

ユグドラシルの会社の入口から1人の女性が早足で出て来てバックからVENUSの文字が記されているパーカーを取り出すと走りながらそれを羽織っていく。

 

葉月「練習始まっちゃったかな?」

 

その女性は栗の絵柄の入った紙袋を引っ提げながらとある方向へと走っていた。

 

葉月「久しぶりにチームに顔を出したらびっくりするかな?差し入れの為に用意した栗饅頭喜んでくれるといいなぁ…」

 

彼女は走りながらそう呟いた。そんな彼女は走りながら着替え終わりVENUSの文字が記されているパーカーを着込み、ロングスカートを着用し、スカートのベルトに付けられているカラビナには桃色のストラップが付いておりストラップには白い時計のような物が括り付けられていた。

 

葉月「急がなきゃ!!」

 

大股で走っているからか、一歩踏み出す度にスカートの裾が翻り裏地が顔をのぞかせており、ストラップに付いている白い時計が動きに合わせて大きく揺れた。その時計には2013と数字が刻まれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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