仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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154話 私達のステージ2013

 

2013年 -人気の無い広場-

 

ミズキ「ヴィーナス…!?これが…私!?」

 

ウール「その通りだ。歴史が変わって今日から君が…仮面ライダーヴィーナスだ!!」

 

アナザーヴィーナスへと変貌を遂げたミズキは辺りを彷徨っていたがそこにタイムマジーンへと2013年にやって来たソウゴとツクヨミが降り立った。

 

ミズキ「貴方達何者!?」

 

ソウゴ「悪いけどここから先は行かせないよ!!」

 

 

(ジオウ)

 

 

ソウゴはジクウドライバーを装着してライドウォッチを起動すると素早くドライバーにライドウォッチを装填してロックを解除して回転させた。

 

ソウゴ「変身!!」

 

 

(ライダータイム!仮面ライダージオウ!)

 

 

ソウゴ「でやあああっ!!」

 

ミズキ「ああああああっ!!」

 

ソウゴはアナザーヴィーナスの刃を受け止めるとアナザーヴィーナスへと必死に呼びかけていた。

 

ソウゴ「これ以上はやめろ!!チームVENUSのみんなが悲しむだけだ!!」

 

ミズキ「っ!?うるさいっ!!私はキラキラと輝いてなくちゃいけないの!!」

 

ソウゴ「他の人を傷つけたって輝く事なんて出来ない!!」

 

ミズキ「水瀬リーダー…私達を見捨てた!!チームVENUSを抜けてユグドラシルなんかに就職した!!あいつはいずれチームが解散されるのを見越して先にチームを辞めたんだ!!」

 

ソウゴ「違う!!」

 

ミズキ「あんたに何がわかるって言うの!!」

 

(マロンエナジースカッシュ)

 

ミズキ「せやああああっ!!」

 

ソウゴ「ぐっ…ぐわああああっ!!」

 

ソウゴは斬撃を浴びて吹き飛ばされてしまいアナザーヴィーナスは再び弓を構えた。

 

ミズキ「私達みたいな社会から外れた厄介者と一緒にいるよりユグドラシルってまともな会社に入って真っ当な社会人になった方が気持ちいいでしょうね!!」

 

ソウゴ「違う…水瀬さんはそんな理由でチームを辞めたんじゃ無い!!」

 

 

(ディ・ディ・ディ・ディケイド!)

 

 

ソウゴはディケイドライドウォッチを起動すると素早くドライバーに装填して勢いよくドライバーを回転させた。

 

 

(アーマータイム! KAMENRIDE! ワーオ!!)

 

(ディケイド! ディケイド! ディケイドー!!)

 

ソウゴはディケイドアーマーに変身を完了させると葉月から託されたライドウォッチを取り出して起動させてディケイドライドウォッチに追加装填した。

 

 

(斬月カチドキアームズ)

 

(ファイナルフォームタイム!ガ・ガ・ガ・ガイム!!)

 

 

ソウゴのディケイドアーマに白と黄緑の鎧のパーツが装着されて右肩にはカタカナで「ザンゲツ」と正面の装甲には「カチドキ」とフォーム名が現れて変身を完了させるとウォズが突如現れてソウゴの隣に立った。

 

 

ウォズ「祝え!!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を超え過去と未来を知ろしめす時の王者!!その名も仮面ライダージオウディケイドアーマー・斬月カチドキフォーム…また一つライダーの歴史を継承した瞬間である!!」

 

 

ソウゴ「名前長っ…ってあれ斬月…?」

 

ウォズ「では我が魔王…存分にその力を使われよ…」

 

ソウゴ「ん…まぁいっか…じゃあ!!」

 

ソウゴはウォズの言葉に頷くと大きく足を開いて歌舞伎のようなポーズをとった。

 

ソウゴ「あ、天下御免のヴィーナス・オンステージだぁぁぁ!!」

 

ミズキ「何よそれ…意味わかんない!!でやああああっ!!」

 

(ライドヘイセイバー)

 

ソウゴ「ハアアアッ!!」

 

ミズキ「ぐあっ…」

 

ソウゴはライドヘイセイバーを居合い切りのように構えると一気に振り抜いてアナザーヴィーナスを切り裂いていきアナザーヴィーナスはたまらず斬撃を浴びて吹き飛ばされてしまった。

 

ミズキ「うわあああ!!まだ…まだよ!!」

 

アナザーヴィーナスは立ち上がると再びソウゴに襲い掛かり弓についている刃を叩きつけてソウゴはライドヘイセイバーでそれを受けて鍔迫り合いの状態になった。

 

ソウゴ「水瀬さんがチームを辞めてユグドラシルに就職したのは…チームVENUSや他のチームとその居場所を守るためだ!!」

 

ミズキ「なっ…」

 

 

-ソウゴの回想-

 

ソウゴ「みんなの…ダンサーとしての居場所を守るため?」

 

葉月「そうです…私達は何度もチームの解散とその場所を開け渡すようにユグドラシルから狙われています。」

 

ツクヨミ「ユグドラシルに…?」

 

葉月「ユグドラシルはこの街を支配しています…だから同じ立場になって私はこの街を支えていく側でありたいんです!!」

 

ソウゴ「ユグドラシルに入ってからこの街を…」

 

葉月「私がユグドラシルに入社して頑張ればユグドラシル自体良い会社に変えられる…チームVENUSや他のチームやその居場所を守る事が出来る!!」

 

ツクヨミ「だからチームを抜けて自分はユグドラシル側になってユグドラシルの妨害を内部から阻止しようと…」

 

ソウゴ「水瀬さん…チームのためにそこまで…」

 

葉月「ユグドラシルはきっといい会社になります…だから私がユグドラシルで頑張って上の立場になればチームはきっと存続出来ます!!」

 

 

ミズキ「そんな…事…ありえない!!」

 

ソウゴ「水瀬さんはみんなのために今も頑張ってる!!」

 

ミズキ「うわああああっ!!」

 

 

(ヘイ!ガイム!!)

 

(ガイム・デュアルタイムブレーク!!)

 

 

ソウゴはヘイセイバーの針を回してガイムの技を発動させると剣先からメロンとチェリー、レモンにピーチとフルーツのエネルギーの鎧が放たれて最後に栗の鎧が放たれてアナザーヴィーナスを吹き飛ばした。

 

ソウゴ「そりゃあっ!!せいっ!!」

 

ミズキ「がっ…あぁっ…」

 

 

(フィニッシュタイム!!)

 

ソウゴは斬月カチドキライドウォッチを外してヘイセイバーに装着してヘイセイバーの針を少しずつ順番に進めていく。

 

 

(ヘイ!ガイム!ヘイ!ウィザード!ヘイ!フォーゼ!)

 

(斬月!ガイム!ウィザード!フォーゼ!)

 

(スクランブルタイムブレーク!!)

 

 

ソウゴ「せやああああっ!!」

 

ミズキ「ぐっ…あああっ!!」

 

ソウゴは4人のライダーの技を放ちアナザーヴィーナスを吹き飛ばすとヘイセイバーから斬月カチドキライドウォッチを外して再度ディケイドライドウォッチに追加装填した。

 

ソウゴ「これで決める!!」

 

 

(ガ・ガ・ガ・ガイム!!ファイナルアタックタイムブレーク!!)

 

 

ソウゴはディケイドライドウォッチのボタンを押してライドヘイセイバーを構えるとソウゴの左右に何者かが幻影のような姿で現れてソウゴはとても驚いた。

 

ソウゴ「うおっ!!君が仮面ライダー斬月と仮面ライダーヴィーナスかぁ!!」

 

ソウゴの左右には仮面ライダー斬月と仮面ライダーヴィーナスの幻影が立っており2人はそれぞれの武器を構えていた。

 

ソウゴ「よぅし…3人で一緒にやろう!!」

 

斬月「あぁ…」

 

ヴィーナス「えぇ!!」

 

 

ソウゴは幻影の斬月とヴィーナスに向かって呼びかけると2人が返事をしたような気がして再度ディケイドライドウォッチのボタンを押した。

 

 

(ガ・ガ・ガ・ガイム!!ファイナルアタックタイムブレーク!!)

 

 

ソウゴ「みじん切りにしてやるぜぇぇぇ!!」

 

3人のライダーが武器を構えてアナザーヴィーナス目掛けて斬撃を放つとアナザーヴィーナスの体は細かくは切れずに不規則な形に切れてしまいそれを見たツクヨミがツッコミを入れた。

 

ツクヨミ「それ乱切り…」

 

ミズキ「きゃあああああっ!!」

 

アナザーヴィーナスは大爆発を起こしてしまい煙が晴れると地面に変身が解けたミズキが倒れ伏した。

 

ミズキ「がっ…うぅぅ…」

 

ミズキの体からアナザーヴィーナスのウォッチが排出されて地面を転がっていき、ついにアナザーヴィーナスのウォッチは火花を散らすと細かく割れて完全に破壊されてしまった。

 

 

 

 

 

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