仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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171話 葉月VS 雅仁

 

葉月「はあああああっ!!」

 

雅仁「くっ…」

 

雅仁は葉月の斬撃を受けて吹き飛びすぐに再度ソニックアローを振り翳すと雅仁は盾でそれを防いだが葉月はソニックアローの刃を力の限り押し込んでいく。

 

葉月「許さない…貴方だけは!!」

 

雅仁「彼女はオーバーロードになってこの世界を支配する…その資格があった!!そのチャンスをみすみす逃すとはなんと勿体無い…」

 

葉月「彼女はそれを望んでいなかった…彼女は本当はただ人間として平和に過ごしたいだけだった筈です!!」

 

雅仁「そうか…なら君はどうだ?強い力は欲しく無いのか?」

 

葉月「何を言って…?」

 

私達は鍔迫り合いの状態になるがお互い跳躍して離れて距離を取ると雅仁は無双セイバーの切先を私に向けた。

 

雅仁「呉島葉月…俺は個人的に君にも興味があったんだよ。貴虎が愛した人がどんな人かをね!!」

 

葉月「私を…?」

 

雅仁「君の事も既に調べはついている…貴虎と同じように正義感を持ちながら貴虎には無い物を持っている…」

 

葉月「無いもの…?」

 

雅仁「それは君は力を欲した事だ…君は大切な人を守るために強い力を手に入れる事を強く望んでいた筈だ…」

 

葉月「そんな事は…」

 

雅仁「君は俺によく似ている…貴虎には勿体無い逸材だ!!だから…」

 

葉月「なっ…」

 

雅仁「俺と共に来い…貴虎とは別れて俺の秘書となって俺達の理想の世界を作るんだ!!」

 

葉月「…お断りします…」

 

雅仁「そうか…残念だ!!ならここで死ぬしか無いな!!」

 

葉月「ふっ!!」

 

雅仁は無双セイバーを叩きつけようとしたが葉月はソニックアローでそれを受け止めて無双セイバーを跳ね上げてしまった。

 

雅仁「何だと?」

 

葉月「私が望むのはみんなが不自由無くただ平和に笑い合える世界を作る事!!」

 

雅仁「くっ…」

 

葉月「自分1人の自分勝手な理想の世界なんて…そんなのみんなが本当の意味で幸せにはならない!!」

 

雅仁「何っ!?ぐはあっ…」

 

私は雅仁の盾を蹴り飛ばすと盾はどこか遠くに吹き飛びガラ空きとなった正面にソニックアローの斬撃を与えると雅仁はダメージを受けて膝を付いた。

 

葉月「私は貴虎さんの隣で誰もが平和に暮らせる世界を作る!!そのためにどんな相手とだって戦う!!」

 

(マロンエナジースパーキング)

 

葉月「貴虎さんの斬月を…返せぇぇぇ!!」

 

雅仁「ぐわあああっ!!」

 

私は高く飛び上がると蹴りを放ち雅仁を力の限り蹴り飛ばすと雅仁は勢いよく吹き飛ばされてしまい腰に装着されていた貴虎さんの戦極ドライバーが腰から外れて吹き飛び私は吹き飛んだドライバーをキャッチした。

 

葉月「貴虎さんの斬月は返してもらいました!!」

 

雅仁「……」

 

変身が解けた雅仁はゆっくりと立ち上がると私の方へと視線を向けると突如拍手を始めて私はさらに警戒度を上げた。

 

雅仁「本当に君は素晴らしいな…益々君の事が欲しくなった!!」

 

葉月「なっ…その姿は…?」

 

雅仁は手を翳すとその姿がオーバーロードの姿となってしまいその手に持った槍を私の方に向けた。

 

雅仁「呉島葉月…この姿となった俺にどこまで抗えるかな?」

 

葉月「くっ…オーバーロードになったって私は負けない!!はあっ!!」

 

私はソニックアローを連射しながら接近しソニックアローの刃を振り下ろすが雅仁は私のソニックアローを片手で掴んでしまい私は雅仁の槍の一撃を浴びてしまった。

 

雅仁「ハアッ!!」

 

葉月「うっ…ぐううっ…」

 

私はソニックアローで射撃に入るが雅仁の槍がそれを防ぎ射撃の体勢になった私に向かって槍を再び振り翳して私のソニックアローを高く跳ね上げて私はソニックアローを手放してしまいソニックアローは遠くに吹き飛ばされてしまった。

 

雅仁「ハアッ!!」

 

葉月「なっ…ぐっ…あぐっ…」

 

雅仁は手を翳すと私に向かってヘルヘイムの植物の蔦を放ち私は蔦の攻撃を何度も受けて鎧から火花が散ってダメージの大きさに地面に転がった。

 

雅仁「ははは…」

 

葉月「がっ…ううううう…」

 

地面に倒れた私の体をヘルヘイムの植物の蔦が拘束して私は高く持ち上げられるとそのまま地面に勢い良く叩きつけられてしまい私はダメージの大きさに変身が強制的に解除されてしまった。

 

葉月「うっ…」

 

雅仁「さぁ…これで終わりだ…」

 

葉月「ま、まだ…まだです…まだ私は諦めない!!」

 

(ピーチエナジー)

 

私はピーチエナジーロックシードを取り出すとすぐに開錠してドライバーに装着してハンガーを閉じた。

 

 

(ロックオン・ソーダー)

 

(ピーチエナジーアームズ)

 

葉月「はああああああっ!!」

 

私はマリカに変身を果たすとソニックアローを手に放たれたヘルヘイム植物の蔦を斬り払いながら再び駆け出したものの雅仁は再び槍を構えて私に向かって槍を振りかぶった。

 

葉月「はっ!!」

 

私は回転しながら蹴りを浴びせると雅仁の槍を弾き再びソニックアローを振り下ろしたが雅仁の手が私の足を掴んでしまった。

 

葉月「なっ…止められた…?」

 

雅仁「さっきより細かい動きが出来るんだね?なんだったかなそのライダーは?」

 

葉月「アーマードライダー…マリカ!!先輩から引き継いだ私と湊先輩の絆の力です!!」

 

雅仁「へぇ…2つのアーマードライダーに変身出来るとは素晴らしい才能だ…だがそれでも俺の力には及ばないよ…」

 

葉月「がっ…うううう…」

 

雅仁は私を地面に引き倒し倒れた私は立ちあがろうとしたが雅仁は私の鎧を踏みつけ始めて鎧とアンダースーツからは火花が散り、私は苦痛の声を漏らした。

 

葉月(駄目…一旦距離を取らなきゃ…)

 

私は雅仁の振り下ろされた足を受け止めるとそのまま自身の足を振り上げて蹴りを放ち雅仁を私の上から退かすと私は跳躍して距離を離して地面に着地した。

 

(ロックオン)

 

私はゲネシスドライバーからピーチエナジーロックシードを外してソニックアローに装着すると弦を引き絞り技を放つが雅仁は槍を構えると私の射撃を槍で弾いてしまい驚いた私は再び矢を放った。

 

(ピーチエナジー)

 

葉月「はあっ!!」

 

雅仁「無駄だよ!!ハアッ!!」

 

再び私の射撃を弾くと再び植物を操り私は放たれた植物を斬り払うが全ては防げずに再びダメージを受けて膝を突いた。

 

葉月「はあっ…はあっ…」

 

雅仁「よく頑張ったけどここまでだよ…」

 

気づけば私の目の前に雅仁が槍を構えて立っており私は雅仁を下から睨みつけるように見上げた。

 

雅仁「ここまでの力を見せたんだ…どうだい?これで君も俺と一緒に来る気になったかな?」

 

葉月「…嫌です…私は貴方とは違う…貴方に付き従うつもりはありません!!」

 

雅仁「残念だ…ハアッ!!」

 

葉月「きゃああああああっ!!」

 

雅仁の誘いを蹴った私は雅仁の容赦の無い槍の一撃を受けて吹き飛ばされてしまい地面を何度も転がると変身が再び解除されてしまった。

 

葉月「ま…まだ…私は…」

 

私は最終手段としてドラゴンフルーツエナジーロックシードを取り出そうとしたが私の元に雅仁が接近しているのに気づくとその手を止めた。

 

雅仁「君は呉島貴虎を誘き寄せるための人質になって貰うよ…貴虎を倒してから今度は君を確実に俺のモノにしてやろう!!」

 

葉月「あ、あ、あ…」

 

雅仁は私に手を翳すと私は目の前が真っ暗になってしまい意識を失い、意識を失う直前に愛する人の名前を口にした。

 

 

葉月「助けて…貴虎さん…」

 

 

 

 

 

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