仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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176話 ヘルヘイムの実の変種

 

藤果「ハアッ!!」

 

葉月「ぐうぅぅっ…」

 

私は襲い掛かる藤果さんの剣をなんとか受け止めたがそのまま剣を押し込まれて肩を切られてしまい私は思わず肩を抑えるが再び剣の一撃を顔の頬に受けて頬からは血が流れ始めた。

 

藤果「ああああああっ!!」

 

葉月「うわああああっ!!」

 

藤果さんの蹴りにより私は建物の外まで弾き出されてしまい地面を何度も転がるが剣で再び斬りかかろうとしたところで私はようやくマロンエナジーロックシードを取り出すと開錠した。

 

葉月「変身!!」

 

 

(マロンエナジー)

 

(ロックオン・リキッド)

 

(マロンエナジーアームズ)

 

藤果「ハアアアアッ!!」

 

葉月「ううぅ…」

 

私は素早くヴィーナスに変身を果たすと振り下ろされた剣をソニックアローで受け止めるが私は再び剣を押し込まれそうになってしまった。

 

葉月(駄目…藤果さんを傷つけたくない…どうしたら?)

 

私は剣を跳ね上げるとソニックアローを叩きつけようとしたがその手が思わず止まり、隙が出来てしまい再び斬撃を浴びて地面を転がっていく。

 

 

(リンゴスカッシュ)

 

藤果「ハァァァァ…」

 

葉月(藤果さんの技が来る…チャンスはここしか無い!!)

 

藤果さんがカッティングブレードを1回倒して大きく剣を構えたところで私は藤果さんの技に対抗するためにゲネシスドライバーのレバーを1回押し込んだ。

 

 

(マロンエナジースカッシュ)

 

 

葉月「はぁぁぁぁ…」

 

私はソニックアローを構えながら藤果さんの動きをに合わせて技を放とうと冷静に藤果さんの出方を待っていたがすぐに藤果さんは斬撃を繰り出して私も藤果さんの斬撃波を自身の斬撃波で迎え撃った。

 

藤果「ハアッ!!」

 

葉月「はあっ!!」

 

私達の技がぶつかり合い辺りは白い煙が包み込むが煙が晴れた時には既に私はその場から駆け出しており藤果さんの懐にまで接近していた。

 

藤果「ハアアアッ!!」

 

葉月「あぐっ…」

 

藤果さんの懐に迫ったものの咄嗟に繰り出した剣の一撃が私の肩を抉り私は思わず苦痛の声を漏らすが私は諦めずに必死に藤果さんの戦極ドライバーへと手を伸ばした。

 

藤果「グゥッ…ハアッ!!」

 

葉月「ぐっ…きゃああああっ!!」

 

私はついに下から切り上げられて吹き飛ばされてしまい同時にゲネシスドライバーが腰から外れて遠くに吹き飛び、変身の解けた私は地面に転がってしまった。

 

藤果「ウゥッ!?」

 

葉月「はぁ…はぁ…」

 

私の手には藤果さんのロックシードが握られており、私は切り上げられる直前になんとか藤果さんのドライバーから青リンゴロックシードを外して変身を解除させる事が出来たようで藤果さんは変身が解けて膝を突いて座り込んでしまった。

 

藤果「は…ずき…さ…」

 

葉月「藤果さん!?うぐっ…」

 

私の名前を呼ぶ藤果さんの声が聞こえてきて私は藤果さんの元へと駆け出して藤果さんの顔を覗き込むが私は突如藤果さんに首を掴まれてしまい私はそのまま持ち上げられてしまった。

 

藤果「ウゥゥ…」

 

葉月「かはっ…藤果…さ…ん」

 

私はふと藤果さんの方を見ると藤果さんは涙を流しており必死に自分の意識を取り戻そうとしている様子がわかり私は優しく自身の首を掴む手を握り締めた。

 

葉月「戻って来て…元の優しい藤果さんに戻って下さい…」

 

私の体から銀色の光が溢れるとその光は藤果さんを包み込み直後に私の首から手が離れて私は地面に落下してしまった。

 

藤果「葉月さん…」

 

葉月「藤果さん!!」

 

藤果さんの目には光が戻っており私は思わず藤果さんを強く抱きしめると藤果さんも私の体を抱きしめ始めた。

 

藤果「葉月さんを守る。そう言いながら…私は貴方に助けられてばかりですね…」

 

葉月「藤果さん…元に戻ったんですね!?」

 

藤果「えぇ…本当にごめんなさい葉月さん…また貴方を傷つけてしまった…」

 

藤果さんが私の頬に手を当てるが私は強く藤果さんの体を強く抱きしめた。

 

葉月「いいんです…藤果さんが戻って来てくれるなら…」

 

 

 

 

その後私と藤果さんは建物の中へと戻ると今だに建物の中で天井上で蠢いている謎のヘルヘイムの蔦とその実を処理するために再びゲネシスドライバーを構えるが先程の戦いで肩を負傷してしまい思わず痛みで肩を抑えてしまった。

 

葉月「うっ…」

 

藤果「葉月さん!?その体では…」

 

葉月「でもあんな高い所に生えている植物…私の弓じゃないと届かない…」

 

藤果「でしたら…私にやらせてください!!葉月さんは私のせいで怪我を…だからここは私に任せてもらえませんか?」

 

葉月「…藤果さん…」

 

藤果「葉月さん貴方のドライバーをお借りしてもいいですか?」

 

葉月「わかりました…ここはお任せしてもいいですか?」

 

藤果「はい!!」

 

私はゲネシスドライバーとマロンエナジーロックシードを藤果さんに差し出すと藤果さんはドライバーを受け取ってすぐに腰に当てて装着してロックシードを開錠した。

 

藤果「変身!!」

 

(マロンエナジー)

 

藤果さんは一度ヴィーナスに変身した事があるそうで慣れた手つきでゲネシスドライバーを操作してレバーを押し込んだ。

 

(マロンエナジーアームズ)

 

藤果さんはヴィーナスに変身を果たすとソニックアローにマロンエナジーロックシードを装着して弦を引き狙いを定めた。

 

(ロックオン)

 

(マロンエナジー!!)

 

藤果「ハッ!!」

 

藤果さんの矢がヘルヘイムの蔦を撃ち抜いてヘルヘイムの植物が根本から千切れて地面に落下し藤果さんは変身を解いてからヘルヘイムの植物の蔦を手に取った。

 

藤果「これは… 以前のヘルヘイムの植物とは少し違う…?」

 

葉月「人を操り凶暴化させる…こんな事今までなかった…」

 

私は植物の蔦とそれに付いている謎の実を持って帰ってシロちゃんに確認して貰うためにハンカチで植物の蔦と実を包み込み袋に入れた。

 

葉月「さぁ帰りましょう藤果さん!!」

 

藤果「えぇ!!」

 

私と藤果さんは残りの植物を全て処理した事を確認すると建物の出口へと歩き始めた。

 

葉月(このヘルヘイムの植物は一体…?これから一体何が起こるって言うの?)

 

 

 

 

 

 

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