仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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184話 一ノ瀬宝太郎

 

りんね「ハアッ!!」

 

葉月「はあっ!!」

 

アカツキ「くっ…あぁっ…」

 

私とりんねさんの拳がアカツキに炸裂しアカツキは地面を何度も転がっていく。

 

アカツキ「くっ…」

 

りんね「もう貴方の仲間は居なくなった…これ以上戦ったって意味は無い!!」

 

りんねさんはアカツキを説得するためにアカツキに歩み寄るがアカツキはりんねさんから離れると改めてフラフラと立ち上がりながらソニックアローを構えた。

 

アカツキ「ふざけないで…貴方達みたいな奴らにこの私が…!?」

 

りんね「うあっ…」

 

葉月「っ!?ああっ…」

 

アカツキはソニックアローの弦を引き絞ろうとしたが突如私達の背後から何者かの気配を感じて私達は慌てて振り向くが背後に現れた何者かの放った火球を受けて私とりんねさんは吹き飛ばされてしまった。

 

アカツキ「なっ…何者?」

 

私達の背後には漆黒の煙が漂っており煙の中から何者かが私達に向かって黒い火炎弾を放ち私達は防御も出来ずに攻撃を受けてしまった。

 

りんね「うっ…」

 

葉月「煙で姿が見えない…何者!?」

 

???「ハアッ!!」

 

葉月「りんねさん!!」

 

再び黒い火炎弾が放たれて武器を持たないりんねさんは防御が出来ないと思った私はりんねさんを庇って火炎弾を受けてしまい地面に崩れ落ちた。

 

りんね「呉島さん!!」

 

私は変身が解けてしまい私の体をりんねさんが支えるが衝撃で私のポケットから2枚のカードがこぼれ落ちてしまい、それを見た煙の中の何者かが手を翳すと2枚のカードが浮かび上がり空中で静止してしまった。

 

葉月「がはっ…」

 

りんね「ケミーが奪われる…」

 

???「冥黒に染まれ……!」

 

私からカードを奪った人物は2枚のカードをアカツキの方へと放ると2枚のカードから黒い何かを放出しながらアカツキの体の中に埋め込まれてしまいアカツキは胸を抑えて苦しみ出した。

 

アカツキ「あんた…何をした…の…があああああっ!!」

 

???「フッフッフッフッ…」

 

煙の中の人物は辺りに煙を撒き散らすとそのまま姿を消してしまい直後に目の前のアカツキは黒いエネルギーを爆発させてしまった。

 

葉月「なっ…何が起こったんですか!?」

 

りんね「まさか!?」

 

アカツキ「ウゥゥゥ…」

 

煙が晴れて姿を見せたアカツキの姿は普通のヴィーナスは禍々しい姿に変わり果てており全体的に黒い悪魔のような姿になってしまっていた。

 

りんね「ハンドレッドがマルガムに…」

 

葉月「マルガム…?」

 

りんね「ケミーが人間の悪意と結合する事で誕生する怪物…」

 

葉月「人間の悪意…」

 

アカツキ「凄い…この力さえあれば…私は最強のヴィーナスになれる!!」

 

りんね「ヴィーナスとヴィーナスの力が合わさってる…?」

 

葉月「そんな事が…」

 

アカツキ「死ねぇぇ!!」

 

葉月「くっ…」

 

(マロンエナジー!!)

 

りんね「うっ…ああああっ!!」

 

葉月「りんねさん!!」

 

変身の解けた私にソニックアローの刃が放たれたが私の前にりんねさんが庇うように立ち塞がりりんねさんは攻撃を受けて吹き飛ばされてしまった。

 

りんね「うぅっ…」

 

りんねさんは変身が解除されてしまい私は痛む体を押さえながら必死にりんねさんの元に辿り着くとりんねさんの体を支えた。

 

アカツキ「これで貴方を守る者は無い…この一撃で終わりだぁぁぁ!!」

 

葉月「くっ…」

 

私達に向かって再びソニックアローを構えたアカツキに対して私達はどうする事も出来ずにこれから訪れる衝撃に目を瞑った。

 

???「九堂ーー!!」

 

(ガッチャーンコ!)

 

(アイアンナックル!)

 

突如どこからか攻撃が放たれてアカツキは吹き飛ばされて私達は攻撃の放たれた方向へ視線を向けるとそこにはガラスのようにひび割れたオーロラカーテンが出現しており拳を構えた鉄仮面のような戦士が立っていた。

 

りんね「一ノ瀬!?」

 

葉月「っ!?あの仮面ライダーが一ノ瀬さん!?」

 

鉄仮面の戦士こと一ノ瀬さんは私達の所へ駆け寄り変身を解除すると中から若い青年か姿を現した。

 

宝太郎「大丈夫か九堂!?」

 

りんね「一ノ瀬…どうやってこの世界に?」

 

宝太郎「ホッパー1を追いかけてたらオーロラに辿り着いてここに…」

 

りんね「そうだったんだ…ごめん。心配掛けて…」

 

一ノ瀬さんは今度は私の方へと向くと手を差し伸べてくれて私はその手をがっしりと掴んだ。

 

宝太郎「九堂を助けてくれてありがとう!!えーっと…君は…」

 

葉月「葉月です。呉島葉月…こちらこそ助けてくれてありがとうございます…」

 

りんね「一ノ瀬…あれ!!」

 

宝太郎「なっ…効いてない!?」

 

マルガム化したアカツキは再び立ち上がっており私達に向かってソニックアローの刃先を向けていた。

 

アカツキ「よくも私の邪魔を…貴様、何者だ!?」

 

宝太郎「俺は一ノ瀬宝太郎…仮面ライダーガッチャードだ!!」

 

アカツキ「ちっ…あんたも一緒に潰してやるわ!!」

 

アカツキはソニックアローの刃を構え直すと一ノ瀬さんは、りんねさんの隣に立ちオレンジ色のドライバーを構えて腰に装着した。

 

りんね「一ノ瀬…あいつの体にケミーが2体取り込まれてる…だから!!」

 

宝太郎「わかってる!!あいつを倒して勝利をガッチャだ!!」

 

私も同じく立ち上がると一ノ瀬さんが私の肩を掴んで止めた。

 

宝太郎「君はここで休んでいて!!後は俺達が!!」

 

葉月「いえ…私も一緒に戦います…私も仮面ライダーです!!」

 

宝太郎「君もなのか!?よし…一緒にケミーを助けて勝利をガッチャしよう!!」

 

葉月「えぇ!!」

 

私は一ノ瀬さんの隣に立ちゲネシスドライバーを腰に当てて装着すると同時に一ノ瀬さんは2枚のカードを構えてりんねさんも指輪を嵌め直してドライバーを出現させた。

 

(ゲネシスドライバー)

 

(アルケミスドライバー) (アルケミスリンク)

 

 

宝太郎「行くぞ…ホッパー1!!スチームライナー!!」

 

 

(HOPPER1!)(STEAMLINER!)

 

 

りんね「力を貸して!!」

 

(UNICON!)(THE SUN!)

 

 

一ノ瀬さんとりんねさんは2枚のカードをそれぞれドライバーに装填し、私もマロンエナジーロックシードを開錠してドライバーに装着した。

 

(マロンエナジー)

 

(ロックオン)

 

私達は変身待機状態になり待機音声が鳴り響く中で一ノ瀬さんとりんねさんは掌を重ねて正面に手を突き出して三角を作り、私はドライバーのレバーを握り3人同時に声を揃えて正面の敵に向かって力強く声を上げた。

 

宝太郎・りんね・葉月「「「変身!!」」」

 

 

(ガッチャーンコ!)

 

(ガガガガッチャーンコ!)

 

(リキッド!!)

 

私の体をいつもの白いアンダースーツが覆い茶色の栗の鎧が上から被さり装着して変身を完了させるのと同時に一ノ瀬さんは水色の仮面ライダーに、りんねさんは白とオレンジの仮面ライダーへと変身を遂げた。

 

 

(スチームホッパー!!)

 

(プロミネンスホーン!) (サン・ユニコーン!)

 

(マロンエナジーアームズ)

 

ガッチャード、マジェード、ヴィーナスと3人の仮面ライダーが降臨して3人が並び立ち正面のマルガム化したアカツキへと正面から向き合った。

 

 

宝太郎「行くぞ!!」

 

りんね・葉月「「うん!!・はいっ!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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