仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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197話 先輩の影にさよなら/葉月の信じる正義

 

さっきまで膝をついて情けない姿を晒した私の変わりようにに全員が驚きの表情を浮かべて居た。

 

りんね「呉島さん!?」

 

すみれ「呉島葉月…どういうつもり?耀子をまた死なせる気?私と一緒にいれば耀子と…」

 

葉月「貴方は黙っていてください!!」

 

すみれ「なっ…」

 

私はすみれさんの言葉を遮って改めて湊先輩へと正面から向き直った。

 

葉月「私は今を生きる人々の為に戦う…貴方の後輩として…先輩の教えを守る!!」

 

湊「何を…?」

 

葉月「私は先輩から教えられた己の信じる正義を最後まで貫き通す…それを邪魔をするのが湊先輩自身なら…湊先輩とも戦う!!」

 

湊「私は…本物の記憶を持っているのよ!!」

 

葉月「私にとっての本物は…私の胸の中で生きてる貴方だけです!!」

 

 

亜樹子「その言葉は…翔太郎君の…」

 

 

翔太郎(本物は…俺の胸の中に生きてるあんただけだ!!)

 

ダミードーパント(馬鹿な…お前は一体…?)

 

翔太郎(俺は、いや、俺達は鳴海荘吉の忘れ形見!!2人で1人の探偵で…仮面ライダーだ!!)

 

 

亜樹子「同じだ…あの時の翔太郎君と…」

 

すみれ「くっ…何なのアンタ!?」

 

葉月「私は呉島葉月!!人々の未来を守る者…呉島貴虎の秘書で…仮面ライダーです!!」

 

私はゲネシスドライバー取り出すと勢いよく腰に当てて装着してマロンエナジーロックシードを取り出した。

 

花「呉島さん!!」

 

私の側に3人の女性が駆け寄って来てその中にはかつて一緒に戦った九堂りんねさんもおり、私は思わず3人に頭を下げた。

 

葉月「情けない姿をお見せしました…皆さん…」

 

花「夏木花よ…私も過去を償う為に戦ってきたわ…気持ちはわかる」

 

玲花「神代玲花です…その重み私にも背負わせてください…」

 

葉月「花さん… 玲花さん…」

 

最後に私はりんねさんの方を見るとりんねさんは私の方をじっと見つめていた。

 

葉月「りんねさん…貴方にも情けない姿をお見せしましたすみません…」

 

りんね「大丈夫ですよ…みんなでガッチャしましょう…みんなが幸せに暮らせる世界を!!」

 

葉月「えぇ…一緒に!!」

 

湊「葉月…王の邪魔をするなら…ここで排除するわ!!」

 

湊先輩がソニックアローを構えたところで私は3人より前に出てロックシードを構えた。

 

葉月「湊先輩は私がケリをつけます…」

 

花「貴方1人に重みを背負わせないわ…りんねちゃん、玲花さんまだ戦えるよね?」

 

りんね「勿論ですこれ以上悲劇は繰り返させない…」

 

玲花「行きましょう!!」

 

葉月「なっ…皆さん、どうして…?」

 

りんね「葉月さん…私達も一緒に戦います…私達3人共、仮面ライダーです!!」

 

私は3人が仮面ライダーだという事実に驚くがすぐに3人の顔を見比べると改めて正面へと視線を戻して言葉を掛けた。

 

葉月「わかりました…貴方達の力を貸して下さい!!」

 

りんね•花• 玲花「「えぇ!!」」

 

私の声に3人が力強く返事をしてそれぞれが変身のためのツールを構えて起動させた。

 

 

(クイーンビー)

 

 

(昆虫大百科)

 

 

(マロンエナジー)

 

 

(UNICON!) (THE SUN!)

 

 

玲花•花•葉月•りんね「「変身っ!!」」

 

 

(狼煙開戦! FLYING! SMOG! STING! STEAM!)

 

 

(Subvert up! Wow! Just Believe in myself!)

 

 

(ロックオン•リキッド)

 

 

(プロミネンス•ホーン! )

 

 

それぞれが変身ツールを使い変身の構えをとると全員が同時に変身を完了させた。

 

 

(昆虫CHU大百科! 揺蕩う切っ先!)

 

 

(仮面ライダー Ah! アギレラ!)

 

 

(マロンエナジーアームズ)

 

 

(サン•ユニコーン!)

 

 

夏木花は仮面ライダーアギレラに、神代玲花は仮面ライダーサーベラにそして葉月は仮面ライダーヴィーナスに最後に九堂りんねが仮面ライダーマジェードへとそれぞれが変身を完了させて横に並び立った。

 

湊「王の邪魔はさせない!!」

 

玲花「フッ!!」

 

りんね「ハアッ!!」

 

葉月「はっ!!」

 

花「ハアッ!!」

 

湊耀子がソニックアローを手に駆け出すのと同時に葉月達も駆け出して湊耀子を迎え撃った。

 

りんね・葉月「「ハアッ!!」」

 

最初に葉月とりんねが駆け出して格闘術で翻弄して続けて玲花と花が武器を叩きつけるがソニックアローがそれを防いだ。

 

りんね「フッ!!」

 

湊「ハアッ!!」

 

りんね「くっ…」

 

りんねが拳を繰り出すがソニックアローで再び受け止められて逆に蹴りを受けてりんねは後ろに下がるが背後に居た葉月が、りんねの体を受け止めて再び2人が入れ替わりながら攻撃を仕掛けていく。

 

すみれ「………」

 

その様子を見ていたすみれはタブレットを取り出して4人の仮面ライダーのデータを取り込んでおり画面を見たすみれはニヤリと笑みを浮かべた。

 

花・玲花「「うわあっ…」」

 

(ロックオン)

 

花と玲花に斬撃が浴びせられて2人はダメージを受けて膝を突きすぐに湊はピーチエナジーロックシードをソニックアローに装着して弦を引き絞って弓をりんね達の方へと向けた。

 

(ピーチエナジー!!)

 

湊「ハアッ…ハッ!!」

 

葉月「はっ!!」

 

湊が弓を連続で撃ち込むがりんねは軽やかに攻撃を回避していき同時に葉月の反撃のソニックアローの射撃を湊は回避していく。

 

湊「次は頭を撃ち抜くわ…子供は帰って宿題してなさい!!」

 

りんね「舐めないで…全部終わらせてある!!」

 

 

(ケミーセット) (トルネードアロー!!)

 

りんねがガッチャートルネードで射撃に入り、同時に葉月もソニックアローで湊を狙い射撃を放ち、湊は2人の攻撃を躱しながら射撃を放つが2人も攻撃を躱しながらりんねと湊が近距離で弓を放った。

 

りんね「くっ…」

 

りんねが僅かに力負けして吹き飛ばされるが入れ替わりに葉月がソニックアローを構えて突撃して湊は慌ててソニックアローで葉月のソニックアローの刃を受け止めた。

 

湊「くっ…うううう…」

 

葉月「ああああああ…はあっ!!」

 

鍔迫り合いになるが葉月が一気にソニックアローの斬撃を浴びせて湊の体勢を崩して最後に回し蹴りで湊を蹴り飛ばした。

 

亜樹子「みんな今のうちに!!逃げて!!」

 

仮面の男達を相手にする紗羽と望を見ると亜樹子が背後の女性達に逃げるように指示を出すがただ1人ナユタだけが壁際に身を寄せて仮面ライダーの戦いをじっと見つめた。

 

湊「うぅ…」

 

4人の仮面ライダーの次々と繰り出される斬撃に湊もダメージを負いたまらず呻き声を上げた。

 

 

ナユタ「凄いです!!」

 

りんね「貴方からは悪意を感じない…純粋な思いを持った呉島さんの先輩なのに何で犯罪の手助けなんか…」

 

湊「私は新たな王の誕生を見届けたいのよ。この世界の支配構造を創り替える、新世界の王を!!」

 

りんね「そんな勝手は許さない!!私のルールは私が決める!!」

 

葉月「これで終わりです先輩!!」

 

玲花「ひれ伏しなさい!!」

 

花「これでとどめよ!!」

 

 

(アルケミスリンク) 

 

 

(クイーンビー)(スタンピングブレイク!!)

 

 

(ロックオン)

 

 

(狼煙霧虫) (煙幕幻想撃!)

 

 

花と玲花とりんねが飛び上がり、葉月はゲネシスドライバーからマロンエナジーロックシードを外してソニックアローに装着してハンガーを閉じた。

 

 

玲花「ハッ!!」

 

花「ハアッ!!」

 

 

(サン・ユニコーン!ノヴァ!) 

 

 

りんぬ「はあーっ!!」

 

まず花が蹴りを放ち。玲花が空中から斬撃を浴びせてそれに続いてりんねが連続蹴りを浴びせて3人が地面に着地を決めた。

 

 

(マロンエナジー!!)

 

 

葉月「はああああ…はっ!!」

 

湊「うわああああああっ!!」

 

最後に葉月の必殺技が湊に撃ち込まれて湊は4人分の必殺技を受けて大爆発を起こして変身の解けた湊先輩が床に崩れ落ちた。

 

 

 

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