仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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202話 謎の招待状

 

仮面ライダー1号に変身した本郷さんは迫り来るショッカーを迎え撃つために駆け出すと次々とパンチとキックを交えながらショッカーを地面に倒していた。

 

猛「ライダーキック!!」

 

ショッカー「イィーッ!!」

 

ショッカーは次々と高台から叩き落とされて滝壺へと落下してしまい、本郷さんは再び向かってくるショッカー達へと拳を構えると飛び上がり拳を繰り出した。

 

猛「行くぞショッカー!!」

 

シオマネキング「おのれ!!」

 

葉月「凄い…これが始まりのライダーの力…」

 

私はショッカー戦闘員の腹に膝を叩き込み、バランスを崩したところに後ろ回し蹴りで地面に転がしていく。

 

葉月「私も…変身出来たら…」

 

私は2枚のケミーカードを取り出すとじっと見つめた。2枚のカードは相変わらず動きを見せずにカードのまま絵柄が動く事はなかった。

 

葉月「まだ…新しいヴィーナスになる資格がないって事…?ってそれよりも…」

 

葉月はスマホを取り出すと素早くメッセージを打ち込みメールを送信していた。

 

 

葉月「ハンドレッドにクラウドに今度はショッカーまで…何が起こっているの?」

 

 

 

シロSide

 

その頃シロは葉月からの頼みでクラウドと呼ばれる謎の組織について調査を開始していた。

 

シロ「やっぱり何もわかんないか…」

 

極秘に入手していた、世界のありとあらゆる謎が記されたサイトを閲覧していたが、特に手掛かりとなるものは見つからなかったのであった。

 

シロ「わかった事が改造人間を作れる程巨大な組織って事…」

 

葉月からの連絡で死んだ筈の湊耀子の改造人間を作り出したと聞いてシロは思わず頭を悩ませていた。

 

シロ「そしてお姉ちゃんがメールで言ってた…ハンドレッドやショッカーって組織も動き始めたって話…一体何が起こってるの?」

 

女子生徒「シロ教授!!」

 

そこに大学の女子生徒3人が研究室にやって来てシロは思わず目を丸くした。

 

シロ「どしたの?みんな揃って?」

 

女子生徒「これを見てくださいシロ教授!!」

 

シロ「何これ…ハロウィンパーティの招待状?」

 

シロの前に差し出されたのはハロウィンパーティの招待状でありシロは招待状を手に取った。

 

シロ「差出人不明…?」

 

女子生徒「いつの間にか私のカバンに入ってたんですよ…」

 

シロ「誰かがこっそり入れた…とか?」

 

女子生徒「捨てても捨ててもまた戻って来るんですよ…」

 

シロ「…クラウドやハンドレッドが動き出したこのタイミングで差出人不明のハロウィンパーティの招待状?なんか怪しい…」

 

女子生徒「どうするんですか?」

 

シロ「決まってるよ…ハロウィンパーティに潜入する!!」

 

女子生徒「あぁ…もしかしてお菓子につられてます?」

 

シロ「そんな事…ないよ?じゅるり…」

 

 

数分後、シロはクラックを開いてそこから一瞬でハロウィンパーティ会場へとやって来ており一般参加者に混じってお菓子を口にしていた。

 

シロ「最近研究ばっかりだったから糖分が足りなかったんだよね…」

 

ふとお菓子を詰め込んでいると遠くの席で女性の声が響いてシロはお菓子を口に放り込みながらじっと遠くの席の方を見つめていた。

 

沙羅「あぁ〜可愛い!!皆さんのビジュ…レベちです!!」

 

ナユタ「本当ですか!!ナユタ可愛いですか!?」

 

沙羅「ちょー癒しですよ!!」

 

シロ「盛り上がってるなぁ…さてと!!そろそろ調査を始めようかな?」

 

シロはその場を立ち去ろうと歩き始めたが再び引き返して会場の大きなお皿にお菓子を大量に載せるとお皿を持ったまま再び歩き始めた。

 

シロ「全部食べなきゃ勿体無い…他の人に食べられたら面倒だ…」

 

会場を抜け出して会場の外に出ようとしたシロは目の前に魔法で作られたシールドのようなものを見つけて足を止めた。

 

シロ「もぐもぐ…見えない壁?」

 

通り抜けられないとわかるやシロは一気に警戒度を上げて辺りを見回した。

 

シロ「やっぱりこれは罠だ…みんなをここに閉じ込めるための…」

 

シロはお皿を持ったまま誰にも見つからないように物陰に身を隠しながら辺りを探る事にした。

 

 

りんねSide

 

りんね「皆さん!!大変なことが!!」

 

(テレポート・ナウ)

 

突如周りの人達は一部の人を残して消えてしまい辺りの会場も様変わりしていた。

 

沙羅「えぇーどうなってるの?」

 

りんね「外との連絡も遮断されてる…」

 

静香「残ったのは私達だけってやっぱり罠?」

 

コヨミ「その通りよ」

 

ガールズリミックスのメンバーが警戒する中でそこに謎の女性3人が現れてりんねがみんなを守るように前に出た。

 

コヨミ「予定に無かったプレイヤーが2人増えたみたいだけどね」

 

(エクスプロージョン・ナウ)

 

真ん中の女性は指輪を嵌めて爆発魔法を発動させるがりんねの錬金術がそれを防いだ。

 

りんね「貴方誰なの?」

 

コヨミ「仕方無い…このメンバーでサバイバルグランプリを開催します」

 

沙羅「サバイバルグランプリ?」

 

コヨミ「生き残りを賭けた脱出ゲーム…彼女達に命を取られないように気をつけてね?」

 

横にいた2人の女性が仮面を外して素顔を晒すと全員が息を呑んでいた。

 

グロッタ「あんた達も闇菓子にしてあげる」

 

沙羅「そんなトリックオアトリート要らないよ!!」

 

ミメイ「今は自分の命の心配をするべき…」

 

りんね「貴方…確かハンドレッドの!!」

 

さらにその後ろには大量の改造人間達が武器を手にしながら集まって来た。

 

ナユタ「クラウドの改造人間がどうして?」

 

コヨミ「絶望を味わいなさい?」

 

 

りんね達が一斉に逃げ出した頃、シロは会場の中をお菓子のお皿を持ったまま彷徨っており、歩きながらお菓子を口に放り込んだ。

 

シロ「参った…迷っちゃった…」

 

 

 

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