仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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21話 偽りの斬月・真

 

葉月「やあっ!!」

 

ザック「どりゃあ!!」

 

私はザックさんと一緒に街中のパトロールをしていた。オーバーロードを撃破した後、街中の取り残された人達を安全なところへ避難させるために私達は各自別れて街中をパトロールする事になり、私は今、ザックさんと一緒に街中で暴れるインベスと交戦していた。

 

ザック「これで最後だぁ!」

 

(クルミスパーキング)

 

ザックさんが拳でインベスを空に打ち上げ私は空に打ち上がるインベス目掛けてソニックアローを構えた。

 

(ロックオン)

 

葉月「これで…終わりです!!」

 

(マロンエナジー)

 

私の射撃でインベスを撃ち抜きインベスを撃破したところで私は変身を解除してザックさんと向き合った。

 

葉月「どこもインベスだらけですね」

 

ザック「そうだな…これじゃキリがねぇ…」

 

ユグドラシルタワーから大量のインベスが解き放たれたようで街はインベスで溢れていた。

 

葉月「他の皆さんも大丈夫でしょうか?」

 

ザック「大丈夫だろ…しかし、まさかビートライダーズ全員が揃う日がくるなんてな」

 

ザックさんの言う通り今ビートライダーズが揃って町のパトロールに出かけておりみんなが一致団結していたのであった。

 

ザック「あとは…ミッチと…」

 

葉月「貴虎さん…」

 

今だに行方不明の貴虎さんの事を私はかなり心配していた。街中のあちこちを探してみたがやはり貴虎さんはどこにもいなかったのだ。

 

葉月(やっぱりヘルヘイムの森の中にいるのかな…)

 

ヘルヘイムの森でのオーバーロードの探索から戻ってない事を考えるとやはりヘルヘイムの森の中に今だにいるのだと私は推測した。

 

ザック「一旦ガレージに戻るか」

 

葉月「そうですね」

 

 

 

 

-チーム鎧武ガレージ-

 

葉月「 えっ?オーバーロード?」

 

舞さんの話によるとオーバーロードのような変なインベスが目撃されたとの事で葛葉さんが急いで向かったとの事だった。

 

舞「さっき湊さんから変なインベスを見かけたって目撃情報が!!」

 

葉月「湊先輩が!?」

 

私はオーバーロードが相手となると湊先輩と葛葉さんだけでは苦戦するのではないかと不安になってしまった。

 

葉月「私も行きます!!」

 

私はすぐに湊先輩の場所へ向かうためにガレージを飛び出した。

 

 

 

葉月「湊先輩!!」

 

私は舞さんの教えられた現場に着くと地面に倒れている湊先輩を見つけて慌てて駆け寄った。

 

葉月「先輩!?大丈夫ですか?怪我は!?」

 

湊「葉月!?私は大丈夫よ!!でもオーバーロードが…今、葛葉紘汰が後を追っているわ!!」

 

葉月「わかりました!!私も後を追います!!先輩も無理しないで…」

 

湊「えぇ、ここは任せたわ…」

 

私は湊先輩を介抱するとすぐに湊先輩が指し示した方向へ向かった場所へと急いで向かった。

 

 

葉月「葛葉さん!!」

 

紘汰「葉月!!来てくれたのか。」

 

葛葉さんと合流した私は周囲を見渡すが肝心のオーバーロードの姿は無かった。

 

葉月「オーバーロードは?」

 

紘汰「すまん…見失った…一体どこに…うわっ…!!」

 

葉月「なっ…これは…!?」

 

突如私達の足元に謎の空間の歪みのような物が発生して私達の足元を呑み込み始めて身動きが取れなくなってしまった。

 

デュデュオンシュ「ぬあっ!!」

 

紘汰「うわあっ!!」

 

葉月「きゃああっ!!」

 

突如として孔雀の様な緑色のオーバーロードが現れて私達は剣で斬られてしまい、遠くに飛ばされてしまい地面に転がった。

 

葉月「あぁ…うぅ…」

 

防御も出来ずに一撃を受けてしまったために私はすぐには動けず地面を必死でもがいていたがオーバーロードがゆっくりと剣を構えてこちらに歩いて来た。

 

デュデュオンシュ「ディムシュ様の仇だ」

 

紘汰「仇だと!?アイツは俺達の街を滅茶苦茶にしたんだぞ!!」

 

デュデュオンシュ「下等な猿とフェムシンムとでは命の重さが違う!!」

 

紘汰「うわっ!!」

 

私達は慌ててソニックアローに飛びつきすぐに構えて射撃に入るが剣で攻撃を弾かれてしまう。

 

紘汰「勝手な事言ってんじゃねぇ!!」

 

(カチドキ)

 

(カチドキアームズ! いざ、出陣! エイ・エイ・オー!)

 

カチドキアームズへと姿を変えた葛葉さんは無双セイバーを手に接近戦を仕掛けて私は後ろからソニックアローを構えた。

 

紘汰「うわぁ…」

 

葉月「葛葉さん!!このぉ!!」

 

カチドキアームズになってもオーバーロードに押されてしまっている様で私は射撃をやめて接近戦に切り替えようとソニックアローを構えてオーバーロードに向かって行った。

 

葉月「…っ!?きゃあっ!!」

 

オーバーロードに向かって駆け出した私だが突如として攻撃を受けてしまい、私は地面に倒れてしまった。

 

葉月「えっ…!?貴…虎さん?」

 

紘汰「貴虎!?どうしてあんたまで…?」

 

私を撃ち抜いたのは驚くべき事に行方不明なっていた貴虎さんでありソニックアローを構えて何故か葛葉さんに向かって駆け出していた。

 

貴虎?「ハァァァァ!!」

 

紘汰「うわっ…やめてくれ貴虎!!」

 

葉月「貴虎さん!?やめて!!」

 

貴虎さんは葛葉さんに執拗に攻撃しソニックアローで斬撃を加えていき、それを見た私は貴虎さんを止めるために背中に回って動きを封じようと背中に組みついた。

 

葉月「やめて下さい!!なんで…葛葉さんを攻撃するんですか!?」

 

貴虎?「……邪魔だ!!」

 

葉月「きゃっ!!」

 

私は振り払われてしまい胸にソニックアローの斬撃を受けて私はたまらず膝を付いた。

 

葉月「あっ…うっ…貴…虎さん…」

 

私は首を掴まれてしまい手すりに体を押し付けられてそのままお腹を殴打されてしまった。

 

葉月「がはっ…」

 

私はそのまま地面へと転がされてしまい私の元へと走り寄りソニックアローの刃を振り翳して来たので私は慌てて立ち上がってソニックアローで防御した。

 

葉月「ぐっ…貴虎…さん…何で…」

 

私は容赦ない攻撃を受けながら何度も呼びかけるが呼びかけには答えず執拗に攻撃を続ける貴虎さんに私はある疑問が浮かび上がった。

 

葉月(違う…貴虎さんはこんな乱暴で荒々しい戦い方はしない…じゃあこの人は…?)

 

私は目の前の斬月・真に変身しているのが貴虎さんではない事に気づき目の前の斬月・真に向かってソニックアローを構えて突撃した。

 

葉月「やっ!」

 

貴虎?「ぐっ…」

 

ソニックアローで鍔迫り合いの状態になり私は目の前の人物に向かって大声を張り上げた。

 

葉月「貴方…誰ですか!?」

 

貴虎?「……何?」

 

葉月「貴方は貴虎さんじゃないです!!私の目は誤魔化せません!!」

 

紘汰「なっ…貴虎じゃ無い!?」

 

葉月「貴虎さんとはこれまで何度も訓練で戦ってきましたが貴虎さんの戦い方とは全く動きも違う…貴方は一体誰なんですか!?」

 

貴虎?「……」

 

葉月「答えなさい!!」

 

貴虎?「……うるさい!!」

 

葉月「ぐっ…うあっ…」

 

鍔迫り合いの状態の打ち破るためか私はお腹を蹴られてしまい体勢を崩し、後ろに仰け反ってしまい体勢を整えた時には既に相手はゲネシスドライバーのレバーを押し込んでいた。

 

(メロンエナジースカッシュ)

 

貴虎?「ハァッ!!」 

 

葉月「きゃああああっ!!」

 

私は斬月・真のソニックアローの一撃を食らってしまい遠くに吹き飛ばされて衝撃で変身が解けてしまい、私の腰からゲネシスドライバーが外れて地面に転がってしまう。

 

紘汰「葉月っ!!」

 

葉月「気をつけて…あの人は貴虎さんじゃ無いです…」

 

倒れた私を葛葉さんが駆け寄って介抱し、そして目の前の斬月・真へ向かって叫んだ。

 

紘汰「じゃあ…お前は何者だ!?

 

貴虎?「……」

 

葛葉さんの問いには答えず黙りこくってしまう斬月・真に痺れを切らして葛葉さんは新しいロックシードを取り出して起動させた。

 

(フルーツバスケット)

 

葛葉さんは追加パーツに鍵のような物を差し込み鍵を回して回転させるといくつもの鎧が現れてそれが一つとなり新たなるアームズである極アームズへと変身を完了させた。

 

(ロックオープン)

 

(極アームズ! 大・大・大・大・大将軍!)

 

私は体をゆっくりと起こしながら斬月・真へと変身する謎の人物へと視線を向けた。

 

葉月「貴虎さんのドライバーを一体誰が…?」

 

 

(マンゴーパニッシャー)

 

私がそう呟く中でアームズウェポンを呼び出した葛葉さんが斬月・真とオーバーロードに向かって攻撃を仕掛けていた。

 

 

 

 

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