仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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219話 計略IV ラスボスの正体

 

???「フン… 瑛磨め…使えない奴め!!」

 

その頃、ラスボスである仮面ライダーグレアがモニターを見ながら消滅した瑛磨に悪態をつくがそこにベロバとケケラの2人が姿を現した。

 

???「サポーターが何の用だ?」

 

ベロバ「私の求めていたのはこんなのじゃ無いわ…まったくサッキーにはがっかりね…」

 

ケケラ「まったくだ…俺の推しも所詮は桜井景和と同じ…俺の期待に応える事が出来ずに戦いを躊躇してしまった…本当にがっかりだぜ」

 

???「もう一度聞く…何の用だ?」

 

ベロバ「やぁねぇ…ラスボスであるあんたを直接潰しに来たに決まってるじゃない?」

 

???「何?」

 

ケケラ「お前を倒してドライバーを奪っちまえば俺達の理想の世界を作るための新しいゲームを作る事が出来るだろう?」

 

???「サポーター如きが…」

 

ベロバとケケラはレーザーレイズライザーを取り出してブラックレイズライザーカードを装填して合体させた。

 

 

(BEROBA SET) 

 

(KEKERA SET)

 

ベロバ・ケケラ「「ハッ!!」」

 

((LASER ON))

 

(PREMIUM BEROBA LOADING)

 

(PREMIUM KEKERA LOADING)

 

 

((READY FIGHT))

 

ベロバはプレミアムベロバにケケラはプレミアムケケラにそれぞれが変身とは言わずに掛け声のみで怪人体へと変身を完了させた。

 

ベロバ「アッハッハッ!!私達のプレミアムな力は運営の仮面ライダーに匹敵する力を秘めてるのよ!!つまりアンタに勝ち目はないわ?」

 

ケケラ「さぁ…楽しいショーの始まりだ!!」

 

???「くっ…」

 

ベロバとケケラが同時に駆け出して銃撃を放ちグレアは攻撃ユニットを放つがケケラの長い舌から爆発性の泡を放ちユニットを破壊していく。

 

ケケラ「ほらよっ足元がお留守だぜぃ!!」

 

???「ぐわっ…」

 

グレアは呆気なく地面に倒れ伏してしまいその上からケケラは銃撃を放ちグレアは地面を削りながら吹き飛ばされていく。

 

ケケラ「ほらほらっ!!」

 

???「おおおっ!?」

 

ケケラは長い舌でグレアを巻きつけて拘束すると高く持ち上げた。

 

ベロバ「フフフフ…ハアッ!!」

 

???「ぐわあああっ!!」

 

ベロバの容赦の無い銃撃を浴びてグレアは大ダメージを受け装甲からは火花が上がりケケラは容赦なくグレアを地面に叩きつけた。

 

ケケラ「どうした?そんなもんか?」

 

???「おのれぇぇ…」

 

ケケラ「おいおい俺達このまま推しに代わってラスボスを倒しちまうぜ?」

 

ベロバ「フン…誰が倒そうが同じ事よ」

 

((FINISH MODE))

 

((LASER VICTORY))

 

ベロバとケケラはレーザーレイズライザーを素早く操作して必殺技の待機に入り、銃撃のエネルギーが蓄積されて迷いも無く引き金を引いた。

 

ケケラ「そりゃ!!」

 

ベロバ「ハアッ!!」

 

???「なっ…ぐああああああっ!!」

 

グレアは火花を散らしながら地面に倒れ伏して腰のヴィジョンドライバーが衝撃で外れてベロバの足元へと転がってベロバがドライバーを拾い上げた。

 

ベロバ「アッハッハッ!!さぁ…その素顔を見せなさいラスボスさん?」

 

ケケラ「ハッハッハッ!!」

 

煙が晴れて姿を見せたのは特徴的な白い服でありその人物の顔を見たベロバは笑顔が凍りついた。

 

ベロバ「なっ…アンタは…!?」

 

エコル「愚かな人達だ…この私をここまでコケにするとは…」

 

ケケラ「誰だいアンタ?」

 

エコル「水瀬瑛磨の力を利用すれば容易く世界を支配出来た物を…役に立たなかった…」

 

エコルと呼ばれる財団Xの職員は白いドライバーを取り出して腰に当てて装着すると目の色が水色に変わり声が別の声に切り替わった。

 

ゼイン「世界が違えども私のやるべき事は変わらない…全ての悪を駆逐するのみ」

 

ベロバ「何で…アンタは死んだ筈!?」

 

(ゼイン)

 

ゼイン「変身」

 

(ゼインライズ!)

 

(JUSTICE! JUDGEMENT! JAIL! ZEIN!)

 

(Salvation of humankind)

 

 

ベロバ達の目の前に現れたのは別世界のエコルこと仮面ライダーゼインでありその姿を見たベロバ達は思わず冷や汗を掻いた。

 

ケケラ「おいおい…何だあの仮面ライダーは?」

 

ベロバ「逃げるわよケケラ…」

 

ケケラ「はぁ?相手は1人だろ?プレミアムな俺達なら負ける筈が…」

 

ベロバ「あいつは面倒よ…私達の手の負える相手じゃ無いわ…」

 

ケケラ「お前さんがそう言うならここは一旦退くとしますか」

 

ゼイン「逃すと思うかね?」

 

ベロバ「なっ?」

 

突如ベロバ達の足元で爆発が起こりベロバとケケラは同時に吹き飛ばされて地面を転がった。

 

ケケラ「ちっ…とんでもない奴だな…」

 

 

(アギトシャイニングフォーム)

 

(執行)(ジャスティスオーダー!)

 

 

ケケラ「何っ!?グハァッ」

 

突如一瞬で背後に現れたゼインが白い剣でケケラに斬撃を与えてケケラはたまらず吹き飛ばされた。

 

ケケラ「ハアッ!!」

 

(オーズ・プトティラコンボ)

 

ケケラは射撃を行うがゼインはカードを断裁してプロクライズキーを押し込んだ。

 

(執行)(ジャスティスオーダー!)

 

(FINISH MODE)

 

(LASER VICTORY)

 

ケケラ「調子に乗ってんじゃねぇぞ!!」

 

(プットッティラーノヒッサーツ!!)

 

ケケラは逃げられない状況でなんとか生き延びようと必死に必殺技を放とうとするが放たれた銃撃は同じく放たれた紫の銃撃にあっさりと返されてしまいそのままケケラは紫色の光に巻き込まれてしまった。

 

ベロバ「なっ…」

 

ケケラは一瞬で変身が解けてしまい地面に崩れ落ちると同時に体が微粒子状にベロバの方へと視線を向けた。

 

ケケラ「ここまでか…あーあー推しの戦いを最後まで見たかったがな…」

 

ベロバ「ケケラ…アンタ…」

 

ケケラ「先に未来で待ってるぜ?お前らがどうコイツに立ち向かうか…見ものだな!!」

 

ケケラは消滅してしまいこの時間軸から消え去ってしまいベロバは思わず絶望的な状況に思わず立ち尽くしてしまった。

 

ゼイン「全ての悪は駆逐する…ハアッ!!」

 

ベロバ「ぐっ…あぁっ!!」

 

ベロバはメダガブリューの斬撃を浴びてダメージを負い火花を散らしながら地面を転がり転がりながらも必死に銃撃を放った。

 

ベロバ「ハアッ!!くっ…何で!?」

 

ゼイン「ベロバ…お前を正義の名の元に審判を下す!!」

 

(ジャスティスパニッシュメント)

 

ゼインはプログライズキーを押し込むと再びメダガブリューを手に大きく振りかぶると容赦なくベロバの体を切り裂いた。

 

ベロバ「アアアアアアッ!!」

 

ベロバはついに変身が解除されてしまい地面に倒れ込みゼインが生身のベロバにとどめを刺そうと近づいて来た。

 

ベロバ「私は不幸を見たいだけなのに…」

 

ゼイン「不幸…?私にはお前の方が不幸に見えるのだがな」

 

ベロバ「あ…あああ…」

 

ゼインの言葉にかつての自身の推しに言われたトラウマがふと頭をよぎっていた。

 

-回想-

 

道長(どうだ?自分の不幸の味は?)

 

ベロバ(何の事?)

 

道長(誰よりもお前が不幸に見えてるのは俺だけか?)

 

ベロバ(私が不幸…?あり得ない…あり得ない…あり得ない!!)

 

-現在-

 

ベロバ「あり得ない…あり得ない!!私は不幸じゃ無い…!!」

 

ゼイン「しかしもう不幸を気にする必要は無い…君はここでゲームオーバーだ」

 

(ジャスティスパニッシュメント)

 

泣き叫ぶベロバに対してゼインは再びメダガブリューを大きく振りかぶり生身のベロバにとどめを刺そうと構えた。

 

ベロバ「私は…不幸…じゃ…」

 

(BOOST MARK Ⅱ)(READY FIGHT)

 

皐月「はあああああっ!!」

 

ゼイン「ぬっ!?」

 

突如新たな姿に変身した皐月がゼインに蹴りを放ちゼインを吹き飛ばしてゼインは突然の攻撃に驚き後ろに後退した。

 

皐月「ベロバさん…大丈夫ですか!?」

 

ベロバ「サッキー?アンタ…どうして?」

 

皐月「貴方の推しが登場!!なんてね?」」

 

ベロバ「アンタ…」

 

ゼイン「水瀬皐月…なぜその女を庇う?その女は君を不幸のどん底に突き落とした張本人だ。君はその女に酷い目に遭わされたのだろう?」

 

ベロバ「そうよ…私はあんたの不幸が見たかっただけ…なのにどうして?」

 

皐月「決まってるじゃないですか…私は貴方に選ばれた仮面ライダーだからですよ!!」

 

ベロバ「はぁ?」

 

皐月「私を推してくれるんですよね?だったら私は私を推してくれる人の期待に応えますよ!!」

 

ベロバ「サッキー…」

 

ゼイン「その女は不幸だ…君も同じく不幸の道を歩むと言うのか?」

 

ベロバ「私が…不幸…」

 

皐月「黙れっ!!この正義野郎!!」

 

ゼイン「何!?」

 

私は思い切り悪口を叫ぶと泣きながらこちらを見上げるべロバさんに合わせて体勢を低くするとベロバさんを強く抱きしめてあげた。

 

ベロバ「サッキー?やめなさい…私は…もう…」

 

皐月「貴方は不幸なんかじゃありませんよ…この私がいる限り…」

 

 

 

 

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