仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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227話 白銀の炎

 

ミナトによる呼び出しを受けてケミーの世界へと足を踏み入れたのは銀杏蓮華と鶴原錆丸の2人であり2人は怪訝な表情でミナトの元へと合流した。

 

蓮華「珍しいな。先生からの呼びだしなんて」

 

錆丸「久しぶりの召集…何かあったのかも…」

 

ミナト「突然呼び出してすまない…お前達に見せたい物がある」

 

蓮華「なんやろ?」

 

錆丸「新しい地球で何か発見が?」

 

ミナト「あれを見ろ…」

 

ミナトが指し示した方向には2人の仮面ライダーが激しい戦いを繰り広げており蓮華と錆丸は2人の戦いをじっと見つめた。

 

蓮華「黒鋼パイセン?それともう1人は…」

 

アイザック「あれは仮面ライダーヴィーナス!?何故ここに?」

 

蓮華「ヴィーナス?あ、確か優等生ちゃんとお宝ちゃんは異世界で出会ったって言う確か…名前は葉月さんやったか?」

 

錆丸「詳しいんだねアイザック…」

 

蓮華「なんであの2人が戦ってるん?」

 

ミナト「彼女はケミーに選ばれた…指輪とケミーを扱うための資格を得るために試練としてスパナと戦ってもらっている…」

 

蓮華「そうなんか…それにしても錬金術師でもないのにケミーに選ばれたのは彼女に特別な何かを感じたんかな?」

 

ミナト「おそらくな…」

 

 

葉月Side

 

葉月「はあっ!!」

 

スパナ「くっ…速い…」

 

私は無双セイバーを素早く振り翳して連続斬りを浴びせるとスパナさんを蹴り飛ばすがスパナさんも負けじと転がりながらこちらに銃撃を放った。

 

葉月「はっ!!」

 

スパナ「くっ…」

 

私は高く飛び上がり射撃を躱すとイチゴクナイを3本構えて一気に放ちスパナさんはクナイを連続で受けてダメージを負った。

 

スパナ「やるな…なら!!」

 

(GUTSSHOVEL! イグナイト!)

 

(JYAMATANOOROCHI! イグナイト!)

 

(ガッチャーンコ!バースト!)

 

(カスタムアップ!オロチショベル!)

 

葉月「変わった!?」

 

スパナさんは茶色の武装が付き私は再びイチゴクナイを構えると一気に投擲した。

 

スパナ「ハアッ!!」

 

葉月「弾いた!?」

 

スパナ「そこか…ハッ!!」

 

葉月「くっ!?」

 

スパナさんの放ったオロチの首のような物が私の体を捕らえてしまい私は動きを止められてしまった。

 

葉月「くっ…」

 

 

(イチゴスカッシュ)

 

スパナ「何?」

 

私は何とか腕を動かしてブレードを一回倒すとクナイが浮き上がり私の拘束を断ち切り私は拘束から抜け出して飛び上がった。

 

葉月「はあああああっ!!」

 

スパナ「ぐっ…」

 

私の蹴りをスパナさんはアームで受け止めるが勢いまでは防げなかったようで後ろにずりずりと下がり私は地面に着地を決めてクロスウィザードが地面に置いたケースへと駆け寄ると中身を取り出した。

 

葉月「シロちゃんが研究用に残してくれたこれらを使ってみよう」

 

 

(パイン)

 

(パインアームズ!粉砕 デストロイ!)

 

 

私はパインアームズへとアームズを変えてパインアイアンを装備するとスパナさんへと向き直った。

 

スパナ「行け!!」

 

再びオロチの首を放つスパナさんの動きに合わせて私はパインアイアンを振り回して迫って来る首を全て巻き取ってしまった。

 

スパナ「何だと!?」

 

 

(パインスカッシュ)

 

葉月「それっ!!」

 

ブレードを倒して私はオロチ首を巻き取ったままパインを放り投げると自身も高く飛び上がり空中でパインをスパナさんに向かって蹴り込んだ。

 

葉月「はあっ!!」

 

スパナ「グハァッ…」

 

そのままパインを押し込む形で蹴りを叩き込むとスパナさんは跳ね飛ばされて地面を転がり武装が消滅してしまい2枚のカードが虚しく地面に落下した。

 

蓮華「はぇ〜あの黒鋼パイセンを圧倒しとる…」

 

錆丸「うん…」

 

アイザック「ヴィーナスは沢芽市を守った英雄…戦闘による経験値は向こうが上か!!」

 

ミナト「だが…スパナもそう簡単には諦めないだろう…彼も一ノ瀬と共にグリオンからこの世界を守ったからな…」

 

 

(GEKIOCOPTER! イグナイト!)

 

(ANGELEAD! イグナイト!)

 

(ガッチャーンコ!バースト!)

 

(カスタムアップ!エンジェコプター!)

 

 

スパナ「食らえ!!」

 

葉月「わっ…」

 

スパナさんは再び武装するとこちらに射撃を放ち、私はパインを振り回して跳ね返そうとしたがパインをすり抜けてしまい私の薄い装甲にいくつも攻撃が辺り私は思わずダメージを受けた。

 

葉月「くっ…追尾型の矢!?」

 

再び矢が放たれたので私は走りながら矢を必死に躱そうとするが再び攻撃を受けて地面を転がった。

 

葉月「追尾型の攻撃…なら撃ち落とすまで!!」

 

 

(ブドウ)

 

(ブドウアームズ!龍・砲・ハッハッハッ!)

 

光実君と同じブドウアームズへとアームズを変えてブドウ龍砲を装備すると放たれた矢に銃撃を放ち矢を撃ち落としていく。

 

 

葉月「はっ!!」

 

スパナ「くっ…」

 

ブドウ龍砲と無双セイバーを同時に構えて銃撃を放つとスパナさんは流石に全ての銃撃は相殺出来ずにダメージを負って膝を付いた。

 

スパナ「呉島葉月…なかなかやるな…だが俺にも信念がある。もう何者にも負けないって信念がな!!」

 

葉月「っ!!」

 

スパナ「まだまだ…これからだ!!」

 

スパナさんは再びよろよれと立ち上がると再び武器を構えて射撃を行おうとした。

 

鏡花「よく言ったスパナ!!」

 

スパナ「鏡花さん…何故ここに!?」

 

作業着を着た女性が現れてその手には謎のドライバーが握られていた。

 

蓮華「いつの間に…ってそのドライバーは!?」

 

鏡花「修復するの苦労したんだからなっ!!」

 

謎のドライバーをスパナさんに投げ渡すとスパナさんは変身を解いてドライバーを掴み取った。

 

スパナ「っ!?いつの間に直したのか!!」

 

スパナさんは謎のドライバーを装着すると2枚のカードを構えると2枚のカードの絵柄が変化した。

 

スパナ「あんたの強さは伝わった…仮面ライダーとしてはあんたの方が先輩だったようだな…だが俺にも負けられない理由が出来た…今の後輩に情けない姿を見せられないからな!!」

 

葉月「先輩…か…」

 

 

(MACHWHEEL! ガキン!)

 

(DAIOHNI! ゴキン!)

 

 

スパナさんはカードを装填すると手を前に突き出して横に払うような構えを取り両手を上にクロスさせて正面に三角を作り出して構えをとった。

 

「変身!!」

 

(ガッチャーンコ!バースト!)

 

(オーバートップギア!)

 

(KUROGANE(黒鋼)!)

 

 

葉月「黒鋼…」

 

スパナ「行くぞ…ハアッ!!」

 

葉月「はっ!!」

 

私は銃撃を放つが銀色の炎を纏った二刀流の剣がブドウ龍砲を吹き飛ばして私は二刀流の斬撃を交互に浴びて吹き飛ばされてしまった。

 

葉月「あうっ…」

 

スパナ「ハアーーッ!!」

 

体を起こした私に再び斬撃が放たれて私は再び吹き飛ばされるとなんとか体を起こした。

 

葉月「思い出した…あの銀色の姿…迷いの森で見た姿だ!!」

 

銀色の姿を思い出しながらも私は懐からロックシードを取り出して開錠した。

 

(ドリアン)

 

(ドリアンアームズ!ミスター デンジャラス!)

 

葉月「まだ…まだですよ!!」

 

私はドリアンアームズとなりドリノコを二刀流で構えると駆け出してスパナさんの二刀流へと叩きつけた。

 

鏡花「やるね…流石仮面ライダーの先輩だ。仮面ライダーヴァルバラド黒鋼相手になかなかやる!!」

 

蓮華「けど…いくらあの人が先輩言うても…」

 

アイザック「あぁ…ヴァルバラド黒鋼相手じゃ…」

 

 

(ドリアンオーレ)

 

葉月「はっ!!」

 

私はブレードを2回倒してドリアンの形をしたエネルギーの塊を放つがスパナさんは銀色の炎を纏った剣でそれを叩き割ってしまい地面に向かって二刀流を突き立てた。

 

葉月「なっ…」

 

スパナ「終わりだ!!」

 

地面に突き立てた剣から銀色の炎が地面を割りながら私に迫り私は攻撃を避けようとしたが足元が揺れて動きを封じられてしまった。

 

葉月「がっ…ああああっ…う…」

 

 

私は銀色の炎に呑まれると一瞬で変身が解除されてしまい地面に伏せると同時に破壊されてしまったドリアンロックシードが地面に転がった。

 

スパナ「はぁ…はぁ…俺の…勝ちだな…!!」

 

葉月「ま、まだ…まだですよ…」

 

私は震える足を叩いて気合いで立ち上がると正面からスパナさんと向き合った。

 

スパナ「あれだけの攻撃を受けてまだ…立つのか!?」

 

クロスウィザード「そうだよ…葉月はこんなところで諦める人じゃ無い!!」

 

私はゲネシスコアを取り出してフェイスプレートを外してコアを追加装着するとドラゴンフルーツエナジーロックシードを取り出した。

 

スパナ「そうまでしてあんたを突き動かすのは何だ!?それだけの力を持ちながらケミーの…錬金術師の力を何故欲する!?」

 

葉月「私には守りたい人達が居ます…仮面ライダーの先輩として後輩ライダー達を導けるほどの強さが欲しい…そんな時にキンキラヴィーナとギングリフォンが私の元に再び現れたんです!!」

 

スパナ「……」

 

葉月「私はこれまで沢芽市を守る中で一度死を経験した…沢芽市を守ることに精一杯だと感じました…そんな時宝太郎さんやりんねさんそしてガールズリミックスの皆さんと出会いました!!」

 

クロスウィザード「葉月…」

 

 

(ドラゴンフルーツエナジー)

 

(ロックオン)

 

私はドラゴンフルーツエナジーロックシードを開錠してゲネシスコアに装着してハンガーを閉じた。

 

葉月「自分の世界だけじゃなく…他の世界の人達も助けたい…新たに出会った後輩達を導けるくらい強くなる…もう少しでそのための力に手が届きそうなんです!!」

 

蓮華「他の世界も…」

 

葉月「その力で今度こそみんなを守る…それが…私の使命です!!」

 

スパナ「…強いな…あんたは…」

 

私は待機音が鳴り響く中でカッティングブレードを手を掛けると一気に倒してロックシードの断面を斬った。

 

 

葉月「変身っ!!」

 

 

(ミックス!!)

 

(イチゴアームズ!シュシュッと スパーク!)

 

(ジンバードラゴンフルーツ!ハハーッ!)

 

 

鏡花「へぇ…彼女の強さも本物だね…スパナ、彼女は手強いぞ…」

 

蓮華「熱いでぇ!!2人とも!!」

 

錆丸「頑張れ2人共!!」

 

スパナ「来いっ!!」

 

 

葉月「ここからは…私のステージです!!」

 

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