仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

228 / 281
228話 決着!ヴィーナスVSヴァルバラド

 

白銀の炎を纏うスパナさんを相手に私は攻撃力が最大のドラゴンフルーツエナジーロックシードにてジンバードラゴンフルーツの力を解放するとソニックアローを構えてスパナさんに向かって走り出した。

 

葉月「はああああ…はあっ!!」

 

スパナ「ハアッ!!」

 

スパナさんが二刀流で私のソニックアローを受け止めるが私は蹴りで二刀流を跳ね上げるとソニックアローでの斬撃を連続で放った。

 

スパナ「ぐあっ…」

 

葉月「はあっ!!…っ!?くぅっ…」

 

蓮華「どうしたんや?」

 

ミナト「どうやらあの赤い錠前…相当なパワーを秘めているようだ…長時間の使用は体にかなりの負担が掛かるようだな…」

 

アイザック「おい…まずいぞ!!」

 

ミナト「それなりの覚悟があるということだ…あの人は…」

 

葉月「くっ…この程度の痛み…どうって事は無い!!」

 

私は体に流れる電流やアーマーの負担が一気にのし掛かるが気持ちでなんとか踏みとどまりソニックアローを掴み再び駆け出した。

 

葉月「でやああああっ!!」

 

スパナ「なんと言う気迫だ…押される…」

 

私はソニックアローを一気に振り抜いてスパナさんを吹き飛ばすと懐からロックシードの最後の1つを取り出してソニックアローに装着した。

 

(メロン)

 

(ロックオン)

 

葉月「はあーっ!!」

 

(メロンチャージ!!)

 

スパナ「何だと?くっ…」

 

私はソニックアローを地面に突き立ててスパナさんの足元にメロンの形を模したエネルギーの塊を放つとスパナさんの足元で果汁と共に弾けてスパナさんはダメージを負った。

 

葉月「はっ!!」

 

(メロンパワー!!)

 

私は再び弦を引き絞り矢を放つとスパナさんを拘束するようにメロンのようなエネルギーの塊が放たれた。

 

スパナ「行くぞ!!」

 

スパナさんはさらに銀色の炎をさらに燃やしており二刀流でメロンのエネルギー切り裂いてしまいドライバーを操作した。

 

(リミットクラッシュ!)

 

(オーバーヴァルバラバースト!)

 

 

スパナ「チェックメイトだ!!」

 

 

葉月「これで…決めます!!」

 

(イチゴスパーキング)

 

(ジンバードラゴンフルーツスパーキング)

 

私もカッティングブレードを3回倒して必殺技の構えに入り足元に赤いエネルギーが集中していくのを感じた。

 

葉月「せいっ!!」

 

私に向かって蹴りで放った二刀流を回し蹴りで蹴り飛ばして直後に空中へと勢いよく飛び上がり蹴りの体制に入るとスパナさんの蹴りを押し切るために空中で勢いをつけた。

 

アイザック「これで勝負が決まるぞ…」

 

蓮華「いっけぇぇ2人共ー!!」

 

スパナ「ハアアアアッ!!」

 

葉月「せやああああっ!!」

 

私達の蹴りが同時にぶつかり合い激しく火花を散らすが私のドライバーがバチバチと火花を散らし始めた。

 

スパナ「ハアッ!!」

 

葉月「はっ!!」

 

直後に私達の足元で爆発が起きて私達は地面に落下してしまい何とか体を起こすが先にスパナさんの方の変身が解けてしまった。

 

葉月「はぁ…はぁ…ぐっ…ああああああっ!!」

 

なんとか立ち上がった私ではあったがついに私の戦極ドライバーが限界を迎えたようで火花をさらに散らしてしまい私も変身が強制に解除されてしまい戦極ドライバーが腰から外れて地面に落下した。

 

スパナ「あんたの勝ちだ…」

 

葉月「はぁ…はぁ…ありがとうございました…」

 

ミナト「呉島さん…貴方の力と覚悟…見せてもらった…貴方に指輪とケミーの力を託そうと思う!!」

 

葉月「ありがとう…ございます…はぁ…はぁ…」

 

私は力が抜けてしまい体が崩れ落ち掛けるがミナトさんの近くにいた二人組に体を支えられた。

 

蓮華「あんたの覚悟見せてもらったわ!!」

 

錆丸「貴方ならきっとケミーをうまく扱えると思う…」

 

葉月「そう…ですか…ありがとうございます」

 

私は2人に支えられながらもスパナさんの方へと向くとスパナさんはこちらに僅かにだが笑みを見せてくれた。

 

スパナ「流石は仮面ライダーの先輩だ…思いの強さは桁違いだった…」

 

葉月「貴方も強かったですよ…スパナさん…」

 

スパナ「…そうか…」

 

 

-錬金アカデミー

 

葉月「ここが錬金アカデミー…宝太郎さんやりんねさんが通ってた錬金術師の学校…」

 

ミナト「最近新入生が入ったのだが今日は休みで誰も居ない…ゆっくり休んでくれ…」

 

私は体を休めるために案内されたのだが壁に貼り付けてあるケミーカードを見て感嘆の声をあげてしまった。

 

葉月「わぁ…凄い…」

 

蓮華「錬金アカデミーのメンバー全員で集めたんやで?」

 

葉月「うわぁ…本当に凄いですね〜」

 

鏡花「それよりドライバー大丈夫だった?火花散らしてたけど…」

 

葉月「あまりの衝撃にドライバーが耐えられなかったようです…」

 

私は破損した戦極ドライバーを取り出すが悲しい表情は見せずに明るい顔を見せた。

 

葉月「うちにはどんな物でも直すメカニックが居るので!!」

 

鏡花「へぇ〜いつか会ってみたいな!!」

 

ミナト「呉島さん…君に従っている2体のケミーの事なんだが…」

 

葉月「はい…」

 

ミナト「コズミックケミーであるキンキラヴィーナとファンタスティックケミーであるギングリフォンは九堂が使うザ・サンとユニコンと同じく未知の力を持つと呼ばれている」

 

葉月「はぁ…」

 

ミナト「本来は限られた上級の錬金術師にしか扱えないケミー達だが未知なこともありまだまだ謎が多い…」

 

クロスウィザード「この2体はね葉月に引き寄せられたんだよ?凄いでしょ?」

 

蓮華「そういやキンキラヴィーナも前に強い想いで宝珠の中に宿った事もあったな…」

 

錆丸「ケミーが認めたからカードから電流も流れなかったんだ…」

 

ミナト「貴方ならこの力をグリオンのような悪しき者とは違い清く正しく使えると思う…改めてだがこのケミーを貴方に託す。」

 

ミナトさんはキンキラヴィーナとギングリフォンのカードを差し出して来たので私は2枚のカードを受け取った。

 

葉月「ありがとうございます…大切なケミー確かに受け取りました!!」

 

ミナト「指輪を出してくれ…皆も集まって呉島さんの指輪に手を翳すんだ。」

 

葉月「えっ…何を?」

 

蓮華「任しとき!!」

 

錆丸「うん!!」

 

スパナ「あぁ…」

 

私の指輪に4人が同じく指輪を翳すと私の指輪の色がさらに濃いオレンジ色に変化して何か指輪に力が宿ったような気がした。

 

ミナト「君の指輪に錬金アカデミーが認めたと言う証を入れておいた…これで君はケミーの力を扱う資格を得た」

 

葉月「皆さん…ありがとうございます!!」

 

その後私は荷物を纏めると沢芽市へと帰るためにみんなの案内の元に錬金アカデミーを出て学校の正門にやって来た。

 

葉月「それでは皆さん短い時間でしたがお世話になりました…」

 

蓮華「また会おうや!!」

 

錆丸「沢芽市でも頑張って!!」

 

葉月「あ、スパナさん…宝太郎さんにあったら伝えて欲しい事があるんですが」

 

スパナ「聞こう。」

 

葉月「貴方のガッチャを見習って…私も前に進みます。お互い夢をガッチャ出来るように頑張りましょうって伝えてください…」

 

スパナ「わかった…伝えよう…」

 

葉月「それでは皆さん…またどこかで!!」

 

私はアカデミーのみんなと別れを告げるとクロスウィザードの転移魔法にて一瞬で沢芽市へと転移した。

 

クロスウィザード「ウィ?」

 

葉月「えっ…」

 

私は沢芽市へと足を踏み入れると街の変わりように言葉を失ってしまった。

 

クロスウィザード「こ、これは?」

 

葉月「そ、そんな…」

 

私達の目に飛び込んで来たのはあちこちで火の手が上がり大地はひび割れてまるで嵐が過ぎ去ったような感じの様子で街全体で煙が上がっていた。

 

葉月「私が居ない間に…何が…」

 

クロスウィザード「街の中心部へ行ってみよう!!」

 

葉月「そ、そうですね…」

 

私はクロスウィザードをカードに戻してロックビークルを展開すると中心部へとバイクを走らせた。

 

 

葉月「皆さん…どうか無事で居て…!!」

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。