仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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232話 譲れぬ想い!!耀子VS耀子

 

湊(黒)「どうしたの?貴方の力はその程度なの!?」

 

湊(白)「くっ…うぅ…」

 

白い耀子は黒い耀子の攻撃に押され始めており必死に繰り出されるソニックアローの斬撃を必死に同じソニックアローで受け止めていた。

 

湊(黒)「貴方は私と同じ存在…実力も同じの筈…なのにここまで私に押される理由はわかるかしら?」

 

湊(白)「くっ…」

 

黒い耀子は白い耀子のソニックアローを跳ね上げるとその鎧に素早く斬撃でダメージを与えて、すれ違い様に再度斬撃を放ち白い耀子はダメージにより思わず体がふらつかせてしまった。

 

湊(黒)「貴方はこうやって私と対峙しながらも私の事も救おうとしている…そうでしょう?」

 

湊(白)「……!!」

 

湊(黒)「図星のようね?ほんっと貴方も葉月に影響されて甘ちゃんになったようね?」

 

湊(白)「そうね…私は貴方から生まれた…貴方も私も守りたい存在が居る…ただそれだけの事よ!!本当ならこうやって争う必要もない筈…」

 

白い耀子は体勢を立て直しながらもソニックアローで射撃を行い黒い耀子は斬撃で矢を弾いた。

 

湊(黒)「甘いわね…そんな甘い考えでは世界を手に入れる出来ないわ!!」

 

湊(白)「私は葉月とその仲間達と共に平和な未来を掴む…ただそれだけよ!!」

 

湊(黒)「葉月…仲間…くだらないわ!!そんなもの圧倒的な力の前には無力なのよ!!」

 

再び黒い耀子の斬撃が放たれて白い耀子はソニックアローで防ぐが衝撃は防げずに後ろに吹き飛ばされてしまった。

 

湊(黒)「仲間なんてくだらないわ…私が信じるのは戒斗だけ!!貴方達のようなくだらないお仲間ごっこに付き合っていられないわ!!」

 

(ロックオン)

 

湊(黒)「受けてみなさい…ハッ!!」

 

(ピーチエナジー!!)

 

黒い耀子はピーチエナジーロックシードをソニックアローに装着すると容赦なく必殺の一撃を放ち白い耀子はソニックアローを掲げて防御するがついに吹き飛ばされてしまった。

 

湊(白)「うっ…あああああああっ!!」

 

湊(黒)「弱い…弱いわ…仲間などと愚かでくだらない考えを持つ貴方では私には勝てないわ!!」

 

白い耀子は大ダメージを負い鎧は火花を散らしてピンクのアンダースーツからは白い煙が上がるが必死にソニックアローを拾い上げると再び立ち上がった。

 

湊(白)「くだらなくなんて…ないわ!!」

 

湊(黒)「何ですって!?」

 

湊(白)「私と貴方の人格が2つに別れる前から貴方は確かに葉月の先輩として接して居た…これまでの葉月との思い出も貴方の心の中にしっかり残っている筈よ!!」

 

湊(黒)「葉月…」

 

湊(白)「貴方は最終的に葉月を見捨てて駆紋戒斗と共に歩む未来を選んだ…けれど貴方の中にも葉月に対する想いは確かにあった筈よ!!」

 

湊(黒)「………黙りなさい!!ハアッーーッ!!」

 

湊(白)「ぐああああああっ!!」

 

黒い耀子は白い耀子を蹴り飛ばして体勢を崩すと再び斬撃を放ち地面に転がしていく。

 

湊(黒)「目障りな貴方には消えてもらうわ!!」

 

葉月「やめてぇぇぇぇ!!」

 

湊(黒)「なっ…」

 

そこに葉月達が駆けつけて葉月は2人の間に割って入り必死に2人の耀子に向かって言葉を投げかけた。

 

湊(白)「止めないで葉月…これは私達の問題よ!!」

 

湊(黒)「そうよ…邪魔をしないで頂戴!!」

 

葉月「2人が争う必要は無いです!!どちらも私の大切な先輩には変わりないです!!もうこれ以上…私の前から居なくならないでください!!」

 

湊(白)「葉月…」

 

湊(黒)「葉月…」

 

 

魔蛇「湊耀子よ…何をもたもたしている…さっさと目の前の障害を倒せ!!」

 

そこに魔蛇が現れて黒い耀子に向かって叫ぶが黒い耀子は隣に立つ戒斗に視線を向けると魔蛇に向かってぽつりと声を漏らした。

 

湊(黒)「魔蛇様…私は…」

 

魔蛇「ええい…もう良い!!ハッ!!」

 

湊(黒)「ぐはっ!!」

 

湊(白)「耀子!?ぐはあっ…」

 

魔蛇は素早く動き2人の耀子に向かって剣で斬撃を与えると2人はダメージを受けて吹き飛ばされてしまった。

 

魔蛇「こうなったら…私自ら奴らを始末して……ん?」

 

2人の耀子に向かって剣を構えるがその手を隣に居た戒斗が掴み魔蛇は戒斗の方へと視線を向けた。

 

魔蛇「ならば…貴様が代わりに奴らを始末するのだ…」

 

戒斗「フン…」

 

シロ「お姉ちゃん…駆紋戒斗が…」

 

葉月「くっ…駆紋さん…」

 

戒斗は2人に向かってバナスピアーを向けて歩み寄るが突如勢いよく背後を振り向くと後ろで様子を見て居た魔蛇へ向かってバナスピアーを振り下ろした。

 

戒斗「ハアッ!!」

 

魔蛇「グアッ!?駆紋戒斗…何の真似だ!?貴様は私が洗脳した筈…」

 

戒斗「俺は最初から洗脳などされて居ない…ハアッ!!セイッ!!」

 

戒斗は魔蛇をバナスピアーで突きダメージを与えると激昂した魔蛇が必死に声を上げた。

 

魔蛇「そんな事をして、ただで済むと思うなぁぁぁ!!」

 

戒斗は戦極ドライバーを外してゲネシスドライバーを取り出して装着するとレモンエナジーロックシードを取り出して開錠してドライバーに素早く装着した。

 

(レモンエナジー)

 

(ロックオン・ソーダ)

 

(レモンエナジーアームズ)

 

 

戒斗「行くぞ!!ハッ!!」

 

戒斗はレモンエナジーアームズへとアームズチェンジを果たすと魔蛇へ向かってソニックアローの斬撃を放った。

 

戒斗「俺は誰の命令も受けない…俺は俺の強さを証明する!!」

 

湊(黒)「戒斗…貴方らしいわね…私も戦うわ!!」

 

黒い耀子も白い耀子との戦いを中断して魔蛇へと挑み掛かりその様子を見た葉月も自身も参戦しようと近づくが白い耀子がそれを止めた。

 

湊(白)「葉月…ここは私達に任せて頂戴…」

 

葉月「でも…!!」

 

シロ「今なら魔蛇を倒せる筈!!みんなの力を合わせれば勝てるかも!!」

 

城乃内 「初瀬ちゃんを操ったあんな奴の好きなようにはさせるか!!」

 

凰蓮「そうね…お嬢さんは見ていて頂戴…ワテクシ達があいつを倒してあげる!!」

 

葉月「み、皆さん…」

 

葉月のゲネシスドライバーは白い耀子が使用しているために変身が出来ずに見守る事しか出来ずに変身を完了させたシロ達が一斉に魔蛇へと向かっていった。

 

戒斗「覚悟しろ…ハアッ!!セイッ!!」

 

湊(黒)「行くわよ…ハアッ!!」

 

魔蛇「ぐっ…貴様らぁぁぁ!!」

 

魔蛇は剣を掲げるとオーバーロード2体を呼び出して対抗するがシロ達はそれぞれ別々にオーバーロードに挑んでいった。

 

デェムシュ「おのれ…貴様らのような…猿如きにぃぃ!!」

 

城乃内「今度は負けねぇ!!」

 

凰蓮「ワテクシ達の新しい力を見せてあげるわ!!」

 

レデュエ「下等な猿共め…せっかくおもちゃが壊れる様をみたかったのに」

 

シロ「おじいちゃんの仇を取らせてもらうから!!」

 

 

葉月(よし…このまま行けば勝てるかも…)

 

???「ハアーッ!!」

 

戒斗・湊(白)「ぐあああああっ!!」

 

城乃内・凰蓮「うわああああああっ!!」

 

シロ「ああああああっ!!」

 

湊(白)「なっ…何が!?」

 

葉月「皆さん!!しっかりしてください!!」

 

突如辺りが爆発が起こりシロ達は何処からか放たれた火炎弾を受けてダメージを受けて地面に崩れ落ちた。

 

魔蛇「フッハッハッハッハッ油断したな貴様ら!!」

 

戒斗「なっ…何だ…!?」

 

高らかに笑う魔蛇の背後には新たに呼び出されたオーバーロードがおりそれ黒い姿をしており大きな大剣を持っておりアーマードライダー達を睨みつけていた。

 

葉月「なっ…どうして…?」

 

凰蓮「何であいつまで…」

 

???「あの時の恨みを忘れた事は一度もないぞ!!アーマードライダー共!!」

 

シロ「デェジュシャシュ…お兄ちゃん…」

 

そこに現れた黒いオーバーロードはシロの兄であり、かつて葉月の命を奪った漆黒の名前を持つオーバーロード、デェジュシャシュであった。

 

 

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