仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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237話 決意の必殺技

 

葉月Side

 

私達は湊先輩と一緒に魔蛇を追い詰めていたが地面から繰り出された蛇の形をした特殊な攻撃を躱しながら必死に距離を詰めようてしていた。

 

耀子「くっ…」

 

葉月「はぁ…はぁ…」

 

魔蛇「この私が負けることなどあり得ない!!」

 

 

(魔蛇スパーキング)

 

 

魔蛇は戦極ドライバーのカッティングブレードを素早く3回倒すと剣を地面に突き立てた。

 

葉月「なっ…」

 

私達に巨大な蛇が現れて私と湊先輩は蛇を倒すために同時に武器を構えて射撃に入った。

 

葉月「ハッ!!」

 

耀子「ハアッ!!」

 

魔蛇「無駄な抵抗だぁ!!」

 

耀子「ぐっ…あぁっ…」

 

葉月「湊先輩!?」

 

湊先輩は巨大な蛇の尻尾に薙ぎ払われてしまい地面を転がり私は武器を手に再び巨大な蛇に向かって駆け出すが巨大な蛇は私の周りをぐるぐると回り始めた。

 

魔蛇「今だ…捕まえろ!!」

 

葉月「うぐっ…」

 

私は巨大な蛇によって体を巻き付かれて身動きが取れなくなってしまいそんな私に向かって湊先輩がソニックアローを手に巨大な蛇に向かって駆け出した。

 

耀子「葉月!?」

 

葉月「ぐっ…あぁぁぁぁ…」

 

私はギリギリと締め上げられてしまい装甲と紺色のアンダースーツから火花が上がり始めて私は苦痛の声を上げてしまった。

 

魔蛇「このまま締め殺してやろう」

 

耀子「やめなさい…やめなさい!!」

 

葉月「ぐぅ…先輩…」

 

 

(ピーチエナジースカッシュ)

 

 

耀子「ハアッ!!」

 

耀子は斬撃を繰り出すが間に割り込んだ魔蛇が剣で斬撃を弾くと耀子のソニックアローを上に跳ね上げてしまった。

 

耀子「くっ…」

 

魔蛇「焦っているな?呉島葉月の危機に冷静ではいられないようだな?」

 

耀子「黙りなさい…ハアッ!!」

 

耀子は魔蛇に切りかかかるが冷静では無くなっており耀子の斬撃を躱すとすれ違い様に斬撃を与えるとお腹を蹴り地面に転がしてしまった。

 

耀子「がはっ…」

 

私は湊先輩が魔蛇にやられているのを見るなり私の体を縛る巨大な蛇から逃れるためにケミーライザーを手元に呼び出すとなんとか手を動かしてカードを装填した。

 

 

(ケミーライズ・クロスウィザード)

 

 

葉月「ぐっ…ハアッ!!」

 

魔蛇「ヌッ?」

 

銃撃を浴びせると巨大な蛇は私を離し、ケミーライザーからカードを抜いて私は高く飛び上がりガッチャートルネードにカードを装填した。

 

(ケミーセット)

 

葉月「ハアアアアアアア…ハアッ!!」

 

 

(ケミースラッシュ)

 

高く飛び上がった私はガッチャートルネードをの刃の部分にエネルギーを溜めると巨大な蛇に斬撃を繰り出した。

 

魔蛇「おのれ…」

 

巨大な蛇を粉砕して地面に着地を決めると私は改めて魔蛇へと向き直った。

 

耀子「は、葉月…がはっ…」

 

魔蛇は地面に倒れた湊先輩を踏みつけており私はすぐにガッチャートルネードを構えて弓モードで射撃を行った。

 

葉月「先輩から…離れろぉぉぉ!!」

 

魔蛇「フッハッハッハッハッ…貴様も同じか!!デヤアッ!!」

 

葉月「うぅ…」

 

私は射撃を行いながら駆け出すが私の射撃を全て弾いてしまい咄嗟に繰り出した刃を受け止められてしまった。

 

魔蛇「貴様も湊耀子の危機には冷静にはなれないようだな!!」

 

葉月「黙れ…黙りなさい!!」

 

私は武器を叩き落とされてしまい剣での斬撃を浴びて吹き飛び湊先輩の隣にまで転がされてしまった。

 

葉月「がっ…」

 

耀子「葉月…しっかり!!」

 

私は湊先輩に支えられながら立ち上がるがそこに魔蛇がカッティングブレードを1回倒すのを目撃してしまった。

 

 

(魔蛇スカッシュ)

 

 

私達に向かって斬撃波が放つかと思いきや地面に剣を突き刺すと私達の足元が赤く発光するのを見て私達は冷や汗を掻いた。

 

葉月「ま、まずい…」

 

魔蛇「もう遅いわぁ!!ハアッ!!」

 

葉月「うっ…きゃあああああああ!!」

 

耀子「うわあああああああああっ!!」

 

私達の足元が大爆発を起こして私達は衝撃で地面に崩れ落ちてしまった。

 

葉月「うっ…うう…」

 

耀子「がはっ…うぅ…」

 

私達は地面に倒れると装甲とアンダースーツからはさらに白い煙が上がり、火花を散らしてしまっていた。

 

魔蛇「弱い…弱いな!!お互いがお互いを引っ張り合っている!!」

 

 

私達はあまりのダメージに地面に伏せたまま動けない私達に向かって魔蛇が剣を振り上げた。

 

魔蛇「これで…終わりだ!!」

 

葉月「うっ…」

 

私達に向かって剣が振り下ろされるが突如私達の間にバロンに変身した駆紋さんが現れて一撃を受けてしまった。

 

戒斗「ぐあっ…」

 

耀子「戒斗!!」

 

魔蛇「ちっ…邪魔者が!!」

 

戒斗「おおおおおおっ!!」

 

 

(バナナスカッシュ)

 

 

魔蛇「何だと!?」

 

戒斗「セイッ!!」

 

駆紋さんは素早くカッティングブレードを倒すとバナスピアーで魔蛇へ一撃を浴びせて魔蛇は吹き飛ばされて駆紋さんは力尽きて倒れてしまった。

 

耀子「戒斗!!」

 

湊先輩は駆紋さんを抱き止めると顔を覗き込み駆紋さんは変身が解けて体が微粒子状になっていった。

 

戒斗「お前達は強い…だが肝心なところで爪が甘い…最後まで油断するな!!」

 

葉月「はい…」

 

戒斗「耀子…後は頼んだぞ…」

 

耀子「えぇ…そっちの私によろしくね…」

 

戒斗「あぁ…」

 

私達は駆紋さんが消滅するのを見届けるとゆっくりと立ち上がった。

 

葉月「こんなところで…負けたくない!!」

 

耀子「えぇ…最後まで全力を尽くすわよ!!」

 

魔蛇「無駄な事だ!!貴様らでは私には勝てぬ!!」

 

私達は並び立つと湊先輩が私の肩に手を置いたので思わず顔を向けた。

 

耀子「私が先行するから…葉月は後から続いて…!!」

 

葉月「はい!!」

 

私達は武器を手に駆け出すと湊先輩がソニックアローにピーチエナジーロックシードを装着して一気に弦を引き絞り矢を放った。

 

 

(ピーチエナジー!!)

 

 

耀子「ハアッ!!」

 

魔蛇「無駄だ!!」

 

魔蛇が剣で一撃を防ぐが続けて葉月がガッチャートルネードで弓を放った。

 

 

(トルネードアロー)

 

 

葉月「デヤアッ!!」

 

魔蛇「ちっ…ヌオオオッ!!」

 

続けて放たれた攻撃は完全には防ぐ事は出来なかったようで私の矢が魔蛇の剣を吹き飛ばしてしまい魔蛇の体制を崩してしまった。

 

魔蛇「バカな…」

 

 

(アルケミスリンク!)

 

 

私は指輪を翳してドライバーを押し込むと待機音が流れ始めてそのまま高く跳躍して飛び上がるとドライバーのレバーを再び展開した。

 

 

(ピーチエナジースパーキング)

 

 

同時に湊先輩も飛び上がり技の発動のためにゲネシスドライバーを2回押し込んだ。

 

 

(ヴィーナスグリフォン・ノヴァ!)

 

 

葉月「デヤアアアアアッ!!」

 

耀子「ハアアアアアアッ!!」

 

私の本日4度目となる必殺技が発動して湊先輩と一緒に蹴りを放つが魔蛇が剣で私達2人分の蹴りを受け止めてしまった。

 

魔蛇「無駄だ!!貴様らの攻撃もこれまでの行いも全てが無駄なのだよ!!」

 

魔蛇が剣で攻撃を受け止めながらそう言うが私達は必死に自分達の思いを叫んだ。

 

 

耀子「無駄な事なんてないわ!!私達が諦めなければ希望はある!!」

 

魔蛇「何だと?」

 

葉月「だって私達は仮面ライダーだから!!何度挫けたって泣いたって…最後には必ず立ち上がる!!」

 

魔蛇「なっ…」

 

 

(アルケミスリンク!)

 

 

私は蹴りを放ちながら足元にさらに力を加えながら再び指輪を翳した。

 

 

葉月「そして未来ある後輩ライダー達を導きながら世界を救う!!…この力はそのための力だぁぁ!!」

 

 

(ハイアルケミスリンク!!)

 

 

指輪を追加で翳すと必殺の待機音が変わり私と湊先輩は蹴りを放ちながらさらに力を注ぎ込んだ。

 

 

葉月「アアアアアアア!!」

 

耀子「ハアアアアッ!!」

 

魔蛇「バカな…」

 

 

シロ「いっけぇぇぇぇ!!」

 

 

 

 

 

(ヴィーナスグリフォン・ビックバンノヴァ!!)

 

 

 

 

葉月・耀子「「ハアッ!!」」

 

 

魔蛇「バカな…グアアアアアアッ!!」

 

ついに私と湊先輩の蹴りが炸裂し私達は地面に着地を決めると魔蛇がゆっくりと手を上げた。

 

 

魔蛇「私の…世界が……おのれぇ貴様らぁ!!」

 

直後魔蛇は大爆発を起こして消滅してしまい孕んだ熱風が駆け抜けて勝利を祝福するように私の銀色のマントが風を受けて激しく音を立ててはためいた。

 

 

 

 

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