仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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仮面ライダーアインズ編
239話 迫り来る魔の手


 

葉月「ハアッ!!」

 

皐月「でやあっ!!」

 

沢芽市の事件からしばらくして私と皐月はハンドレッドやクラウドの襲撃に備えて戦闘訓練を行っていた。

 

葉月「皐月…強くなりましたね…」

 

皐月「当然!!私も負けてられないから!!私を推してくれるベロちゃんの期待に応えるためにも!!」

 

葉月「ベロちゃん…皐月のサポーターでしたっけ?いいですね!!」

 

 

(マロンエナジースカッシュ)

 

(チェリーエナジースカッシュ)

 

 

私達はドライバーのレバーを押し込みソニックアローを同時に振り抜くと斬撃波がぶつかり合い私達は衝撃で同時に吹き飛ばされてしまった。

 

葉月「くっ…」

 

皐月「うっ…」

 

私達は同時に変身を解除すると素顔を晒して額の汗を拭った。

 

葉月「はぁ…皐月強いですね」

 

皐月「そっちこそ…さらに強さに磨きが掛かってるじゃん」

 

私達は荷物を纏めると汗を流すために浴室へと向かいシャワーを浴び始めた。

 

皐月「それより…最近湊先輩とはちゃんと話せてるの?」

 

葉月「う、うん…先輩もシロちゃんの秘書になったから最近は大忙しですよ」

 

皐月「ふーん…機械部品だっけ?機械部品を作って販売するだけじゃなく裏ではロックシードも製作してるって聞いたけど…」

 

葉月「うん…敵の襲撃に対抗するためにゲネシスドライバーを1から作るって気合い入ってましたよ」

 

皐月「ゲネシスドライバーを?ほんとですか!?」

 

葉月「なんかハンドレッドやクラウドが簡単にコピーしてるのを見て自分も負けられないって火が着いたみたいです…」

 

皐月「はぇ〜凌馬さんみたいに凄いなぁ…」

 

葉月「きっと今頃調整を済ませているところだと思いますよ」

 

 

シロSide

 

シロの研究室にてパソコンのモニターを見ながらシロは耀子に向かって合図を出すと耀子はゲネシスドライバーを腰に装着した。

 

シロ「それじゃ湊さん準備はいい?」

 

耀子「いつでもいいわよ」

 

シロ「それじゃ…始めて」

 

耀子はピーチエナジーロックシードを構えると開錠してシロが作ったゲネシスドライバーに装着した。

 

(ピーチエナジー)

 

(ロックオン)

 

上空から桃の鎧がゆっくりと降りて来たところで耀子はハンガーを閉じて変身の待機音が流れ始めた。

 

 

シロ「後はアンダースーツがきちんと装着されてその上からアーマーが正しく展開出来れば…」

 

 

耀子「行くわよ…変身!!」

 

(ソーダ)

 

(ピーチエナジーアームズ)

 

 

耀子はレバーを押し込むと鎧が頭に装着されて同時に耀子の全身をピンクと黒のツートンカラーのアンダースーツが覆い、その上から鎧が被さり耀子の体に展開した。

 

シロ「湊さん…どう?」

 

耀子「アーマーが少し大きすぎるかしら…」

 

シロ「ちょっとまって」

 

シロは耀子の鎧をチェックするために鎧に触れて長さなどを測り始めた。

 

シロ「若干大きすぎる気もするけど…あんまり小さくしたら防御力落ちるよ?」

 

耀子「大丈夫よ…もう少し調整してくれるかしら?」

 

シロ「了解」

 

シロは鎧にコードを繋いでパソコンをカタカタと打ち込むとロックシードが一瞬だけ光り耀子は強制的に変身が解除された。

 

シロ「もう一度お願い」

 

(ピーチエナジーアームズ)

 

耀子は再度変身すると鎧が展開したタイミングでシロは立ち上がって再び鎧をチェックしに歩み寄った。

 

シロ「アーマーの面積が少し足りないかな?」

 

耀子「いいえ…これくらいがいいわ」

 

シロ「えっ…でも…?」

 

シロは鎧に覆われていない黒いアンダースーツに触れるとメジャーをお腹に当てた。

 

シロ「ちょっとお腹付近がガラ空きだと思うけどもう少し鎧を大きくしようか?」

 

耀子「これくらいが鎧が軽くて狭い分動きやすいのよ」

 

シロ「そういえばお姉ちゃんもマリカは細かい動きを想定されてるから鎧が軽装で面積が少ないって言ったような…」

 

耀子「その通りよ…私も葉月も格闘戦メインだから…」

 

シロ「わかった。とりあえず調整はこれくらいでいいかな…それにしてもこれを短時間で完成させる戦極凌馬はほんと天才だね。悔しいけど…」

 

耀子「そうね…彼は研究熱心だったから…」

 

シロ「うん…それにエナジーロックシードも簡単に製作出来るなんて中々凄いや…」

 

耀子「シロ…」

 

直後、スマホが鳴り始めてシロは着信に出ると深刻な表情を浮かべた。

 

耀子「どうしたの?」

 

シロ「クラウドの首領の黒野すみれがドライバーを持って逃走したって…ガールズリミックスのメンバーの夏木花さんから連絡があった。」

 

耀子「クラウド…確か改造人間を作ってるっていう…」

 

シロ「そ、耀子の遺伝子から偽物を生み出したりしてるやばい連中だよ」

 

耀子「また別の方の偽物を作ったのかしら?」

 

シロ「そうみたい…さっき後輩ライダーの九堂りんねが倒されてナユタって人が攫われたらしいし…まずいことになったよ」

 

耀子「クラウドの目的は一体…?」

 

その時パソコンの方にもメッセージが届きシロが慌ててメッセージを開くと顔が青ざめてしまい慌ててパソコンを閉じて戦極ドライバーを手に取った。

 

シロ「くっ…クラウドの連中…やってくれたね!!」

 

耀子「何があったの?」

 

研究室を慌てて飛び出したシロの後を耀子は慌てて追いかけるがクラックを作り出して中に飛び込むのを見ると耀子もそれに続いて中に飛び込んだ。

 

耀子「ねぇ…一体何があったの?」

 

シロ「私は完全に誤解してた…連中は死んだライダーだけを甦らせる事が出来るんじゃない…生きてる人間すら偽物を作れるんだ…」

 

耀子「一体誰を!?」

 

シロ「それは…」

 

シロはクラックの出口を開いて外に出ると広いライブ会場の近くの駐車場へとやってくると辺りは瓦礫が散乱しているのに気がついた。

 

耀子「一体誰が…」

 

シロ「仮面ライダーが暴れてるって大学の知り合いから連絡があって来てみれば…まさかこんなことになってたなんて…」

 

耀子「相手は一体誰なの…?」

 

シロ「相手は…」

 

???「あ、本当に来てくれたんですねシロちゃん?湊先輩?」

 

そこに黒いスーツの女性が現れてその姿を見るなり耀子は驚きの表情を浮かべた。

 

耀子「ま、まさか…」

 

シロ「許さないクラウドの連中…よくも…よくも…」

 

葉月(偽)「うっふふ…アッハッハッハッ!!」

 

シロ「よくもお姉ちゃんの偽物を生み出したな!!」

 

それはまさしく呉島葉月の姿をしておりその目は赤く染まり腰にはゲネシスドライバーが装着されていた。

 

耀子「あれは葉月ではないわね…」

 

シロ「当然…あんなのお姉ちゃんじゃない!!」

 

葉月(偽)「酷いことを言いますね?私は葉月本人ですよ?」

 

すみれ「さぁ…私の葉月?貴方の力を見せて頂戴?」

 

葉月の耳に装着されているイヤホンから声が聞こえて来て葉月はロックシードを取り出して構えた。

 

葉月(偽)「シロちゃん、湊先輩…死んでください…変身!!」

 

 

(ドラゴンフルーツエナジー)

 

 

葉月はドラゴンフルーツエナジーロックシードを取り出すと開錠してドライバーに装着すると素早くハンガーを閉じてレバーを押し込んだ。

 

 

(ロックオン・ソーダァ!!)

 

(ドラゴンエナジーアームズ)

 

 

赤い鎧が被さり葉月の全身を白ではなく黒いアンダースーツが覆いその上から赤い鎧が被さり展開して葉月は赤と黒のツートンカラーのヴィーナスに変身を完了させた。

 

シロ「赤黒い…ヴィーナス?」

 

耀子「こんなことって…」

 

葉月はソニックアローを構えると弦を引き絞り始めてシロと耀子は同時にロックシードを開錠してドライバーに装着した。

 

シロ・耀子「「変身!!」」

 

 

(シルバー)

 

(ピーチエナジー)

 

 

葉月(偽)「死んでください…2人とも!!」

 

そこに葉月の射撃が放たれるが爆炎の中からマリカとアテナが飛び出して走りながら耀子は射撃を行った。

 

耀子「ハアッ!!」

 

シロ「えい!!」

 

葉月(偽)「ふふふ…アッハッハッハッ!!」

 

葉月は射撃が直撃したものの全くダメージを受けておらず笑いながら繰り出されたシロの槍をソニックアローで受け止めた。

 

シロ「なっ…止められた?」

 

葉月(偽)「アッハッハッ!!こんな物なの?弱いなぁ…フンッ!!」

 

シロ「うわあ…」

 

シロは槍を掴んだまま放り投げられてしまい地面を転がってしま直後に繰り出された耀子のソニックアローを同じソニックアローで受け止めてしまった。

 

葉月(偽)「シロちゃんはそこで寝ててよ…湊先輩は私が殺すからさ」

 

耀子「くっ…貴方は葉月じゃ無い…葉月の姿で勝手な真似は許さないわ!!」

 

葉月(偽)「ふふふ…湊先輩…すみれさんのために貴方にはここで死んで貰いますよ!!はあっ!!」

 

耀子「くっ…あぁっ…」

 

耀子にソニックアローの斬撃を浴びせて耀子はダメージを受けて体勢を崩してしまい膝を突くが耀子の鎧を葉月が掴み上げて無理やり耀子を立たせてしまった。

 

耀子「くっ…うぅ…」

 

シロ「湊さん…もう少しだけ…耐えて!!」

 

耀子「くっ…私はまだ負けられない…」

 

葉月(偽)「湊先輩?私達の仲間になりませんか?そうすれば助けてあげてもいいですよ!!」

 

耀子「なっ…」

 

葉月(偽)「すみれさんは貴方を評価してました。仲間になれば私と一緒にいっぱい楽しい事が出来ますよ!!」

 

耀子「何を言って…」

 

葉月(偽)「さぁ…湊先輩…私と一緒に行きましょう?」

 

耀子「その…台詞は…」

 

 

湊(さぁ…葉月…私と一緒に行きましょう?)

 

葉月(私は…)

 

 

かつてもう1人の自分が言った台詞を思い出した耀子は冷や汗を掻いた。

 

耀子「お断りよ…貴方は本物の葉月じゃない…本物の葉月ならそんな事は言わない!!」

 

葉月(偽)「なーんだ堕ちないか…じゃあしょうがないな…フン!!」

 

耀子「かっ…は…」

 

葉月は耀子の鎧に覆われていないお腹に拳を叩き込みアンダースーツ越しにぐりぐりといたぶるように拳をねじ込んでいく。

 

葉月(偽)「マリカの弱点は知ってるよ…鎧に覆われてないここが弱点なんでしょう?」

 

耀子「くっ…貴方!!がはっ…」

 

葉月(偽)「ほらほら…どうしたんですかぁ?仲間になりたくなりました?」

 

耀子「ふざけ…ないで貴方達の仲間になんて…死んでもお断りよ」

 

葉月(偽)「生意気な先輩…ハアッ!!」

 

耀子「がはっ…うぅ…」

 

葉月は耀子のお腹を狙い蹴りを繰り出すと耀子は地面に倒れてしまい追い打ちをかけようとソニックアローの刃を向けるがその手はシロが繰り出したヘルヘイムの蔦に封じられてしまった。

 

シロ「やらせ…ない!!」

 

葉月(偽)「邪魔をして…まずはシロちゃんから倒してあげる!!」

 

シロ「舐めないで!!」

 

 

(シルバーオーレ)

 

 

シロは槍を構えてそこから巨大な銀色のリンゴのエネルギー弾を放つが葉月はゲネシスドライバーのレバーを押し込んだ。

 

 

(ドラゴンフルーツエナジースカッシュ)

 

 

葉月「でやあっ!!」

 

葉月のソニックアローの刃に赤と黒のエネルギーが溜まり斬撃波として放たれるとシロの銀色のリンゴのエネルギー弾を砕いてしまいシロに攻撃を直撃させてしまった。

 

シロ「うわあああああっ!!」

 

耀子「あぁ…シロ!!」

 

耀子が必死に叫ぶがシロは一瞬で変身が解除されて銀のリンゴロックシードが戦極ドライバーから外れて遠くに転がってしまった。

 

葉月(偽)「アッハッハッ!!戦極ドライバーとゲネシスドライバーじゃ性能の違いが明らかだよね。無駄な努力お疲れ〜」

 

シロ「くっ…嫌らしい言い方!!お姉ちゃんは絶対にそんな事言わない!!」

 

葉月(偽)「さてと次は湊先輩の番だね!!」

 

葉月は倒れたシロをそのままに耀子に歩み寄ると顔を殴打して地面に倒れた耀子のお腹を再度狙いを定めて足で踏みつけ始めた。

 

耀子「がはっ…ぐっ…うぅ…」

 

葉月(偽)「どうですか…これで仲間になる気になりましたか!?」

 

耀子「何度言われたって同じよ…貴方の仲間にはならない!!」

 

葉月(偽)「はぁ…がっかりです…だったらこのままいたぶってあげますよ」

 

耀子「がはっ…あぁ…」

 

葉月は最後に耀子の鎧にソニックアローを突き刺すと鎧とアンダースーツから大きな火花が上がり耀子は変身が解けてしまいその首を葉月が掴み上げた。

 

葉月(偽)「先輩を殺してからその体を使って再度改造人間にして復活させてあげますよ!!」

 

耀子「くっ…」

 

葉月(偽)「それじゃ…さよなら湊先輩ぃぃぃ!!」

 

耀子に向かってソニックアローが振り下ろされるが直後に葉月はどこからか放たれた射撃にその手を止めた。

 

葉月(偽)「誰ですか?」

 

葉月「それ以上は好きにはさせません!!」

 

皐月「葉月の偽物め…覚悟しなさい!!」

 

そこにヴィーナスとアルテミスに変身した本物の葉月と皐月がソニックアローを構えていた。

 

耀子「葉月!!」

 

シロ「蝶のお姉ちゃん!!」

 

葉月(偽)「はぁ…オリジナルが来ちゃったか…あと虫女も」

 

皐月「なっ…虫…私の事を言ってるの!?」

 

葉月(偽)「当たり前じゃん…オリジナルのパチモンの癖に…ネイティブの虫女さん!!」

 

皐月「お、お、お…お前ぇぇぇぇ…!!」

 

シロ「蝶のお姉ちゃん落ち着いて!!」

 

皐月「落ち着いていられないよ!!お前ぇぇ…ぶっ殺してやる!!」

 

皐月がソニックアローを手に駆け出そうとしたが背後から葉月がその体を掴み止めた。

 

葉月「皐月!!落ち着いて…冷静にならないと勝てないよ!!」

 

皐月「離して…離せ!!」

 

 

(ロックオン)

 

(ドラゴンフルーツエナジー!!)

 

 

葉月(偽)「隙あり…ハッ!!」

 

葉月・皐月「「きゃあああああああっ!!」」

 

偽物の葉月の射撃に葉月と皐月は攻撃を受けてしまい吹き飛ばされて同時に変身が解除されてしまった。

 

葉月「がはっ…」

 

皐月「うぅ…なんて…強さなの?」

 

シロ「2人が一撃で…それに30分以上経ってるのになんでドラゴンフルーツのロックシードのエネルギーの反動が来ないの!?」

 

葉月(偽)「あぁ…改造人間である私には副作用は発生しないんだ…だから私は無敵なんだよ!!」

 

葉月「くっ…なんて…事…」

 

皐月「手も足も出ないなんて…ちくしょう…」

 

葉月(偽)「さてと…湊先輩にとどめを刺さなきゃ!!」

 

なんとか立ち上がった耀子に向かってソニックアローを大きく掲げると赤と黒いエネルギーがソニックアローの刃に蓄積されていく。

 

葉月「いや…やめて…また先輩を失うのは嫌!!」

 

葉月(偽)「オリジナル…貴方は2度も大切な先輩を失うんですよ!!」

 

皐月「そ、そんな…私が怒りに我を忘れたせいで…」

 

葉月(偽)「それじゃ今度こそさよなら…湊先輩ぃぃぃ!!」

 

耀子「くっ…」

 

ついにソニックアローが振り下ろされてしまい耀子は目を瞑るが突如突き飛ばされて耀子は地面に転がってしまった。

 

シロ「がああああっ!!」

 

葉月(偽)「なっ…」

 

葉月・皐月「「シロちゃん!!」」

 

耀子「シロ…そんな…」

 

葉月の一撃は耀子の間に割って入ったシロに斬撃が命中して同時に腰の戦極ドライバーを一瞬で破壊してしまい壊れたドライバーが地面に転がった。

 

シロ「はぁ…はぁ…お姉ちゃん!!」

 

シロは緑色の血を流しながら必死に叫ぶと偽葉月は慌ててオリジナルの葉月の方へと視線を向けた。

 

 

(ケミーセット・キンキラヴィーナ!!)

 

 

葉月「ハアッ!!」

 

葉月(偽)「くっ…眩しい…」

 

葉月がケミーライザーにより偽葉月の視界を遮るとその隙に全員を連れてその場から退散してしまいその場には偽葉月1人が残された。

 

葉月(偽)「ちっ…そんな力を持ってたんだ…でも次は始末するよ」

 

 

葉月Side

 

葉月「湊先輩…シロちゃん…助けに行くの遅くなってすみません」

 

耀子「いいえ…仕方ないわ生き残っただけ良しとしましょう」

 

皐月「シロちゃんは大丈夫?」

 

私達はシロちゃんの怪我を治療しながら同時に湊先輩へと声を掛けていた。

 

皐月「大丈夫…だけどドライバーが…」

 

机の上には完全に破壊されたシロ専用の戦極ドライバーが置かれておりシロは思わずため息を突いた。

 

シロ「ここまで壊れてはもう直せない…1から作り直すしかない…」

 

皐月「じゃあ…1から作り直せば…」

 

シロ「そんな時間は無いよ!!」

 

シロは机をドンと叩いて立ち上がると耀子はシロに歩み寄ると肩を叩いた。

 

耀子「落ち着きなさい!!」

 

シロ「…ごめん偽物のお姉ちゃんに私のドライバーをバカにされたのが悔しくて…」

 

皐月「そんな事ないよ…戦極ドライバーだってちゃんと…」

 

シロ「戦極ドライバーとゲネシスドライバーじゃ性能の違いが明らかって言われた…そこだけはあの人の言う通りだ…」

 

耀子「シロ…」

 

シロ「戦極ドライバーでゲネシスドライバー相手にまともにやりあえるのは精々呉島貴虎ぐらい…私達はもっと強くなる必要がある!!」

 

シロはパソコンに向かいながら銀のリンゴロックシードをコードで繋ぎ始めて同時に横に置かれたゲネシスドライバーにデータを入力していく。

 

耀子「このドライバーは?」

 

シロ「私専用のゲネシスドライバーだよ…湊さんのゲネシスドライバーと同時に作ってたんだ…私もさらに強くなりたいって思ったからさ…」

 

葉月「シロちゃん…また無理をして…」

 

シロ「無理でも今はやらないと…黒野すみれがナユタさんを誘拐して新たな改造人間で九堂りんねさんを倒しちゃったんだから…」

 

葉月「ナユタさんが…?それにりんねさんが負けた…?」

 

シロ「そ、そして私達にはお姉ちゃんの偽物まで送り込んで来た…敵はナユタさんを使ってとんでもない事をしようとしてる筈!!」

 

シロはゲネシスドライバーにデータを入力を済ませると棚からエナジーロックシードを取り出してコードで繋ぎ始めた。

 

シロ「今は無茶でも…やるしかないんだ!!」

 

 

その頃葉月達を撤退にまで追い込んだ偽葉月はクラウドへと連絡を取っていた。

 

 

玲菜「次は九堂りんねさんを始末してください」

 

葉月(偽)「りんねさんを?貴方が始末したんじゃ?」

 

玲菜「いいえ…あの人はまた私達の邪魔をしに研究施設に乗り込んで来ると思います。確実に始末をお願いします!!」

 

葉月(偽)「了解…ふふふ…アッハッハッ!!誰も私を止められないわ!!」

 

偽葉月は両手を広げて高笑いを上げながらぐるぐるとその場で回り始めた。

 

 

葉月(偽)「りんねさん…貴方は私が殺してあげますよ…アッハッハッハッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

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