仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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242話 りんねとシロそれぞれの戦い

 

偽葉月「くっ…オリジナルが!!あんた達!!奴らを始末しなさい!!」

 

偽葉月の背後にいたカッシーンが4人の新世代ライダー達に向かっていくが4人はそれぞれ分かれてカッシーンを蹴散らしていく。

 

葉月「はっ!!」

 

偽葉月「ぐあっ…」

 

再度葉月の射撃が偽葉月を撃ち抜き偽葉月はダメージを受けて吹き飛ばされてその手に持つ2枚のケミーカードが空中に舞い上がり葉月はカードを掴み取るとりんねの元へと歩み寄って来た。

 

葉月「りんねさん…お待たせしました!!」

 

りんね「やっぱり貴方が本物の葉月さんだ…」

 

葉月「はい…お待たせしてすみません…あと、これを…」

 

葉月はケミーカードをりんねに手渡すとりんねはカードを受け取りながら今も戦う3人のライダーへと視線を向けた。

 

りんね「あの人達は…」

 

葉月「私の大切な仲間達です!!」

 

望「おい…仮面ライダーマリカまでいるのはどういうつもりだ?」

 

砂羽「いつの間にまた復活して…もしかして湊耀子を味方に付けたの?」

 

葉月「話せば長いんですが…簡単に言うと正義の心の先輩が皐月達のお陰で蘇る事が出来たんです!!だから私達の味方です!!」

 

りんね「そうなんだ…湊さんが…」

 

思わず視線を向けると耀子はソニックアローをカッシーンに叩きつけるとりんねの方へと視線を向けた。

 

耀子「ここは私達が引き受けるわ…貴方達は先に行きなさい!!」

 

砂羽「でも!!」

 

シロ「行って!!早くしないとナユタさんが!!」

 

りんね「シロちゃん…うん、行こう!!」

 

望「頼んだぞ!!」

 

偽葉月「なっ…待て!!」

 

りんねと砂羽、望が建物へと続く扉を開けて偽葉月が後を追いかけようとするが間に葉月が割って入り偽葉月のソニックアローを受け止めた。

 

葉月「貴方達の相手は私達です!!」

 

 

りんねSide

 

りんね「ナユタから離れて!!」

 

りんね達は建物に侵入して迫り来るクラウドの改造人間達を蹴散らしながら研究のある地下へと辿り着くと黒野すみれはまさにナユタに改造を施そうとしているところであった。

 

すみれ「あら?もうばれちゃったの?でも今は貴方達の相手をしている場合じゃない…大切な脳手術がこれからだから」

 

りんね「ナユタ!!」

 

りんねが駆け寄ろうとしたが玲菜とその手下がミューズフォンを手にりんねの前に立ち塞がった。

 

玲菜「九堂りんねさん…呉島葉月さんを倒して来たと言うんですか!?」

 

りんね「それはどうかな?」

 

砂羽「そう簡単に貴方達の思い通りになると思ったら大間違いって事よ」

 

望「そう言う事だ…」

 

すみれ「はぁ…私の葉月がやられちゃったか…まぁ、いいや…」

 

すみれは玲菜へと視線を向けるとドライバーを腰に装着してミューズフォンを取り出してコードを入力し始めた。

 

 

玲菜「九堂りんねさん…死んでください!!」

 

 

(Standing by)

 

 

玲菜「変身!!」

 

 

(Complete)

 

 

玲菜は仮面ライダーミューズへと変身を完了させるとりんねも自身の黒い指輪を見つめた。

 

りんね「ごめんね。貴方にはもう負けない…行くよアトロポス!!」

 

 

(ブライトネスリンク!)

 

(ダークネスリンク!)

 

 

りんねは2つの指輪を新たに変化したドライバーに翳して続けて2枚のカードを構えて素早く装填した。

 

 

(UNICON! トワイライト!)

 

(THE SUN! トワイライト!)

 

 

(Sunset in the Dark,Two in One… Sunset in the Dark,Two in One…)

 

 

 

両手を広げて胸の前にクロスさせるように構えると素早く両手を横に突き出して掌を重ねてスライドさせると最後に正面に突き出して叫んだ。

 

りんね「変身!!」

 

 

トワイライトザ・サン「ザ・サン!」

 

トワイライトユニコン「ユ~ニコ~ン!」

 

 

(ガガガガッチャーンコ!!)

 

 

(ブライトネス & ダークネス! )

 

(トワイライトマジェード!)

 

2体のケミーが鳴きりんねはレバーを引くとりんねはトワイライトマジェードへと変身を完了させた。

 

カーラ「仕方ねぇ…あたし達は三下で我慢してやるか」

 

望「おいガキ…元駆除班舐めてると痛い目見るぞ」

 

アンガ「滝川砂羽…推定制圧時間1分ってとこね…」

 

砂羽「どうかな?朝まで掛かるかも!!」

 

(クロコダイル)

 

クラウドの3人とりんね達ガールズリミックス3人が同時にぶつかり合い3人は各自で分かれて戦う事になりりんねは強敵玲菜へと挑み掛かるが玲菜はナックルモードから銃撃モードへとミューズフォンを変形させた。

 

 

(BURST MODE)

 

 

玲菜「フッ!!」

 

りんね「うっ…ぐっ…」

 

 

(Predictive AI Activate)

 

 

玲菜は最初にりんねを倒すために使った予測AIアプリをタッチしりんねの動きを予想しようとするがりんねは指輪をドライバーに翳してケミーカードを素早く装填した。

 

 

(ブライトネスリンク!)

 

(ダークネスリンク!)

 

 

りんね「ふっ!!」

 

 

(WARPTERA トワイライト!)

 

(MACENTAURUS トワイライト!)

 

 

(ガッチャーンコ!)

 

 

(WARPTERA MACENTAURUS)

 

 

(トワイライトルミナス!)

 

 

りんね「はあっ!!」

 

玲菜「ぐあっ…」

 

りんねはワープテラの空間跳躍能力とマケンタウロスの弓矢による攻撃し玲菜を翻弄しダメージを連続で与えていき玲菜は攻撃を受けながらも冷静に予測を超える攻撃に関心していた。

 

玲菜「へぇ…意外とやるんですね」

 

りんね「貴方はもう死んでいる…黒野すみれは死んだ貴方を改造人間として復活させ利用してるの!!」

 

 

(Muez Edge Unlock)

 

玲菜「もちろん知っていますわ…だから貴方を殺して自由を手に入れる!!」

 

 

(ブライトネスリンク!)

 

(ダークネスリンク!)

 

 

(Exceed Charge)  

 

 

りんね「ふっ!!」

 

玲菜「ハッ!!」

 

2人が同時にドライバーを操作しりんねが空中に飛び上がるのに合わせて玲菜はミューズエッジを投擲した。

 

 

(トワイライトノヴァ!)

 

 

りんね「はあー…はあっ!!」

 

りんねのきりもみキックが玲菜の必殺技を粉砕しそのまま玲菜に蹴りを浴びせると玲菜は変身が解除されて思わずりんねの方へとゆっくりと振り向いた。

 

玲菜「ついつい戦いにのめり込んでしまいました…私ってお馬鹿さん…」

 

玲菜は呟くと体が微粒子状になって消滅してしまいその様子を変身解除したりんねが複雑な表情で見つめていた。

 

 

シロSide

 

偽葉月「邪魔しないで…はあっ!!」

 

葉月「はっ!!」

 

2人のヴィーナスの斬撃がぶつかり合い2人は同時に後ろに吹き飛ばされるが皐月が葉月を支えた。

 

葉月「さ、皐月…」

 

皐月「葉月…こいつの相手は任せて…私を馬鹿にしたこいつは許さない!!」

 

葉月「え、でも…」

 

シロ「ううん…蝶のお姉ちゃん…ここは私に任せて!!」

 

皐月「えっ…シロちゃん?」

 

皐月が前に立つがその手をシロが掴み止めると皐月は目を丸くした。

 

シロ「こいつは私の戦極ドライバーとゲネシスドライバーの性能差でマウントを取ってきた…悔しいからやり返す必要がある…」

 

皐月「待って…ここは私が…」

 

シロ「じゃーんけーん」

 

皐月「えっ…突然な、何!?」

 

シロ「ぽん!!」

 

皐月「うわっ…」

 

シロは突然じゃんけんの掛け声をあげると皐月は慌ててパーを出すがシロがチョキを出して皐月のパーをチョキチョキと切るような仕草を見せた。

 

シロ「私の勝ちだね…ここは譲って貰うよ!!」

 

皐月「あー…仕方ないなぁ…わかりましたよ〜」

 

皐月は諦めて周りのカッシーンに視線を向けてそれを見た葉月と耀子は思わずため息を吐いた。

 

耀子「まったく…戦いの最中でしょ?真面目にやりなさい!!」

 

葉月「そうですよ…みんなで協力しないと…」

 

シロ「そう言うことならお姉ちゃん…りんねさんの元に向かって!!」

 

葉月「私が!?」

 

シロ「きっとこの先に黒野すみれがいる筈…どんな切札を持っているかわからない…お姉ちゃんがガールズリミックスの人達を助けてあげて!!」

 

葉月「でも…」

 

耀子「葉月…行きなさい!!」

 

葉月「湊先輩!?」

 

耀子「私も皐月もシロも…全ては貴方から始まりこうして一緒にこうして共に戦えてる…貴方が私達を繋いでいるのよ…」

 

葉月「湊先輩…」

 

皐月「行って!!りんねさん達にはきっと貴方の力が必要だから!!」

 

葉月「皐月…」

 

葉月は最後にシロの方へと視線を向けるとソニックアローの刃先を撫でながら正面扉の方へと指を差した

 

シロ「お姉ちゃん行って!!この偽お姉ちゃんは私が倒すからさ!!」

 

葉月「…わかりました…みなさんここをお願いします!!」

 

3人は扉を開けて中に入った葉月を見届けると目の前の敵に改めて視線を戻した。

 

耀子「皐月…行くわよ!!」

 

皐月「当然!!」

 

偽葉月「あら?シロちゃん…貴方が相手なんですね?」

 

シロは自身のゲネシスドライバーを撫でるとソニックアローを手に駆け出した。

 

シロ「はあっ!!」

 

偽葉月「くっ…そのアームズは確か…デュークやバロンと同じ…」

 

シロの変身するレモンエナジーアームズはアンダースーツの色は違うがデュークとバロン同様に頭部はヘッドホンを思わせる兜、背中にはマントが付いており動くたびにマントが大きくひらめいた。

 

シロ「完成したばかりのゲネシスドライバーの性能チェックといこうかな…」

 

偽葉月「くっ…同じドライバーを使ったとしても私には勝てませんよ!!」

 

シロ「それはどうかな?はっ!!」

 

シロと偽葉月は同時に駆け出すとソニックアローの撃ち合いに入りお互いに攻撃を躱しながら射撃を行った。

 

偽葉月「くっ…面倒な!!」

 

シロ「そのドライバーを作ったのがクラウドかハンドレッドかは知らないけどさ…コピー品には負けないよ!!」

 

偽葉月「な、こうなったら…はあああああっ!!」

 

シロ「くっ…押される…」

 

偽葉月はシロへと突進してソニックアローを振り下ろしシロは同じソニックアローで受け止めるが偽葉月はシロを近くの手すりへと体を押し付けてしまった。

 

シロ「ぐっ!?」

 

偽葉月「ふふふ…湊先輩と同じように鎧の隙間を狙えば流石にダメージは入るよね…ほらほらどうですか?」

 

シロ「……!!」

 

偽葉月は耀子の時と同じようにシロのお腹に拳を叩き込みぐりぐりと拳を捩じ込んでいき黒いアンダースーツ越しにダメージを与えようとしたがその手をシロは掴み上げた。

 

シロ「……無駄!!ふんぬっ!!」

 

偽葉月「なっ…効かない!?湊先輩の時はあんなに苦しんでたのに!?」

 

シロ「あれは私のアンダースーツの調整がうまくいってなかったから…本来アンダースーツには装着者を守る為の特殊スーツ…それに戦極ドライバーのアンダースーツより防御力は上なんだよ!!」

 

偽葉月「なっ…」

 

シロ「あの時湊さんのアンダースーツは調整が不完全で貴方の拳で歪みが発生して弛んで防御力が一気に下がったけど今は完全に調整してあるから無駄だよ!!」

 

偽葉月「そんなこと…がはっ…」

 

直後に偽葉月の黒いアンダースーツにシロの拳が叩き込まれて黒いアンダースーツは火花を散らして一瞬で弛みが発生してしまった。

 

偽葉月「がはっ…おえっ…」

 

偽葉月はあまりの痛みに膝を付いてお腹を抑えてしまい隙を見せた偽葉月を容赦なく蹴り飛ばした。

 

シロ「これは湊さんと私にくらわせた分のお返し…残念だけどコピー品のエナジーロックシードが生成するアンダースーツじゃ大した防御力はないみたいだね…」

 

偽葉月「くっ…このガキ…許さない…」

 

 

(ロックオン)

 

 

偽葉月「はあああああ…はあっ!!」

 

 

(ドラゴンフルーツエナジー!!)

 

偽葉月はロックシードをソニックアローでエネルギーを溜めると一気に弓を放ち竜を模したエネルギーがシロへと迫るがシロは冷静にゲネシスドライバーのレバーを一回押し込んだ。

 

 

(レモンエナジースカッシュ)

 

シロ「はっ!!」

 

偽葉月「なっ…きゃあっ!!」

 

シロの斬撃波は偽葉月の必殺技を簡単に打ち砕きそのまま偽葉月を吹き飛ばすと偽葉月は全身から火花を散らしながら倒れ込んだ。

 

偽葉月「わた…しは…こんな奴に…負けるわけ…私はすみれさんのために…」

 

 

(ロックオン)

 

シロはレモンエナジーロックシードをゲネシスドライバーから外してソニックアローに装着するとハンガーを閉じて弦を引き絞りエネルギーを溜め始めた。

 

シロ「戦極凌馬がコピー品のゲネシスドライバーを見たらきっと激おこぷんぷん丸だろうね…確かにわかるもん…きっと今の状況を見たらあの人はこう言うだろうね…」

 

偽葉月「なっ…」

 

シロ「貴様のような存在は認めん…神に至る道を切り開くのは…私の作ったドライバーだけだ!!ってね!!」

 

偽葉月「そんな事は…」

 

シロ「私も彼と同じように貴方のようなお姉ちゃんの偽者とコピー品は認めない…そう戦極凌馬の言葉を私風に言い直すなら…」

 

シロはソニックアローにエネルギーを限界までチャージさせるとゲージがゲージが溜まり射撃に入った。

 

シロ「貴方のような存在は認めない…現状、世界を平和に導く戦極ドライバーとゲネシスドライバーは…私の作った物だけ!!」

 

 

(レモンエナジー!!)

 

 

偽葉月「ぐっ…きゃああああああっ!!」

 

シロの一撃は偽葉月を撃ち抜き赤黒の鎧を粉々に砕いてアンダースーツには大きな大穴が開き、アンダースーツを一瞬で消滅させると変身の解けた偽葉月がシロへと手を伸ばした。

 

偽葉月「くっ…私はいつの日か…必ず…」

 

直後に偽葉月の体は消滅してしまい辺りにはシロが破壊した偽葉月のゲネシスドライバーの残骸が散らばりシロは残骸となったゲネシスドライバーをじっと見つめた。

 

シロ「大丈夫…貴方の発明は私が守るから…見ててね戦極凌馬…」

 

 

 

 

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