仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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248話 ユグドラシル再建

 

葉月Side

 

その頃コース内を爆走するバッタ怪人をバイクで追う葉月は追い越したと思いきや後ろから追突されてしまいバランスを崩した。

 

葉月「くっ…うわっ…」

 

ゴ・バダー・バ「ゾグギダ!?ゴンデギゾバ?」

       (どうした!?その程度か?)

 

後ろから追突されてしまい続けて横に付けられてしまい横から蹴りを浴びて私はついにバランスを崩してしまった。

 

葉月「わっ…わわわわ…」

 

ゴ・バダー・バ「ゴパシザ!!」

       (終わりだ!!)

 

直後に横から勢いよく車体をぶつけられてしまいついに私はバランスを崩してしまいバイクから落とされてしまった。

 

葉月「きゃあああああっ!!」

 

バイクから落とされた私は地面を何度も転がりそれを見たバッタ怪人は鼻を鳴らすと勢いよく走り出してしまい私は倒れたバイクを起こし始めた。

 

葉月「やってくれるじゃないですか…そっちがそう来るなら!!」

 

私はバイクを起こして再び跨るとスロットルを回して再び発進させるとすぐに加速に入った。

 

ゴ・バダー・バ「ゴンジョグギザ…ボギ!!」

       (その調子だ…来い!!)

 

葉月「行くよ…」

 

バイクをさらに加速させると桜が辺りを舞い始めて自身はぐるぐると回転し始めた。

 

葉月「これなら…どうだぁ!!」

 

ゴ・バダー・バ「グアッ…」

 

後ろからバイクを思いきり追突させるとバッタ怪人はバイクから振り落とされてしまいバイクは地面に倒れてしまい私はバイクの加速を緩めると座席に乗ってから座席を蹴って思いきり飛び上がった。

 

葉月「たあっ!!」

 

 

(ピーチエナジースパーキング)

 

 

ゲネシスドライバーを2回押し込み足元に桃色のエネルギーを纏わせながらバッタ怪人へと蹴りを繰り出してバッタ怪人は私の蹴りをその体に受けた。

 

ゴ・バダー・バ「グアッ…」

 

私の蹴りを受けて地面に倒れると同時に私は地面に着地を決めるとバッタ怪人はよろよろと立ち上がった。

 

ゴ・バダー・バ「ダババ…ボンゴセグクウガゼロバギジャヅビ…」

      (バカな…この俺がクウガでもない奴に…)

 

 

葉月「バックルが!?」

 

顔のようなバックルにヒビが入り始めて直後にバッタ怪人は大爆発を起こしてしまい私はその様子をじっと見つめていた。

 

葉月「結局あの怪人が何言ってるのかわからなかったなぁ…」

 

 

シロSide

 

シロ「ていっ!!やあっ!!」

 

バーナクルオルフェノク「グアッ…」

 

シロが手にしたレイピアがオルフェノクの体を連続で突きオルフェノクは鉄球を投げる事も出来ずにダメージを受けてしまった。

 

耀子(上手い…素早く攻撃出来るレイピアで接近戦に持ち込む事で鉄球を投げる隙を与えないように連続で攻撃をしてる…)

 

シロ「鉄球は投げさせないよ…とりゃっ!!」

 

バーナクルオルフェノク「バカな…」

 

シロの渾身の突きがオルフェノクの体を貫きオルフェノクは体から火花と灰を散らしながら地面に膝を突いてしまいシロはカッティングブレードに手を掛けた。

 

 

(レモンスカッシュ)

 

 

シロ「最後に教えて…オルフェノクにグロンギ…既に滅んだ筈の貴方達を甦らせたのは一体誰!?」

 

バーナクルオルフェノク「フッ…貴方達はいずれ…地獄に落ちる…あの方々の手によってね!!」

 

耀子「あの方々?」

 

バーナクルオルフェノク「いずれ知る事になりますよ…フフ…」

 

シロ「…もういい…ハアッ!!」

 

シロのレイピアの突きが体を貫き、直後にオルフェノクは灰となって消滅してしまい風により灰が上空に巻き上げられてどこかに飛ばされてしまった。

 

耀子「ハアッ!!」

 

カッシーン「ぐあっ…」

 

カッシーンを全滅させた耀子がシロへと駆け寄るがシロは変身を開錠すると耀子へと視線を向けた。

 

耀子「シロ…?」

 

シロ「クラウドに続いてまた別の勢力が動いているみたいだね…」

 

葉月「シロちゃん!!」

 

そこに戦いを終えた葉月が合流してシロは葉月の方へと視線を向けながら笑顔を向けた。

 

シロ「私達なら大丈夫だよねきっと!!」

 

葉月「…?いきなりどうしました!?」

 

シロ「んーん…なんでもないよ!!」

 

後日シロは無事卒業試験を通過して学科を満点を取り無事に免許を取得したのであった。

 

 

-免許を取って数日後-

 

シロ「さぁ…出掛けよう湊君!!」

 

耀子「だから…貴方また君付けを…まぁ…もういいわ…」

 

シロ「今日も楽しくお仕事しようね湊君?」

 

耀子「まったく…貴方って子は…」

 

シロが運転席に座り助手席に耀子が座り書類を眺めながら溜息を吐くがシロの表情につられて耀子も僅かに笑みを浮かべていた。

 

シロ「楽しみだな…今日の面談…」

 

耀子「そうね…今日の面談の相手は…」

 

シロ達が向かっているのは大きな木がシンボルの巨大組織でありその会社名を見て耀子は笑みを浮かべた。

 

 

-ユグドラシル-

 

葉月「お待ちしてましたよお二人とも!!」

 

耀子「まさか…ユグドラシルが復活してたなんて…」

 

面談の相手は葉月であり3人が今、いる場所もかつてのユグドラシルタワーの中であった。

 

耀子「解体したユグドラシルを再建したのね?」

 

葉月「貴虎さんが海外でユグドラシルを立て直すために動いてくれていたんですよ…今度こそ真っ当な会社にするために。」

 

シロ「呉島貴虎が中心になっているのならきっと大丈夫だね」

 

葉月「えぇ…きっと私と貴虎さんできっと市民に寄り添える素敵な会社にして見せます!!」

 

シロ「これからのユグドラシルに期待…だね!!」

 

耀子「そうね…私達も応援しているわ…」

 

葉月「ありがとうございます!!…それで今日の面談の内容についてなんですが…」

 

 

-数時間後-

 

葉月「ふぅ…」

 

ユグドラシルのかつて貴虎が座っていた職務室の椅子に座っていた葉月は話し合いを終えて溜息を吐いた。

 

葉月「設備の話やらシロちゃんの会社に頼んで正解だったよ」

 

ふとスマホに着信が入っておりビデオ通話モードにすると画面の向こうの人物とやりとりを始めた。

 

貴虎「話し合いはどうだったか?」

 

葉月「はい…設備の件…シロちゃんの会社にお願いする事にしました。」

 

ビデオ通話の相手は海外にいる筈の貴虎であり葉月は貴虎の顔を見るなり笑顔を浮かべた。

 

貴虎「お前には私の代理として日本支部を任せてしまっているが申し訳ない…」

 

葉月「貴虎さんも大丈夫ですか?海外のユグドラシルの再建するのに忙しい筈では?」

 

貴虎「大丈夫だ…まだまだ課題があるが光実が手伝ってくれている…」

 

葉月「そうですか…光実君も立派になりましたね」

 

貴虎「今夜には沢芽に一度戻る事にしている。お前にはいつも苦労を掛けてすまなかった…」

 

葉月「苦労だなんて…頼って貰えて嬉しいですよ…それでは…」

 

私は貴虎さんとの通話を切り椅子に深く腰掛けながらふと長らく会っていない貴虎さんの事を考え始めた。

 

葉月「貴虎さん…海外でも頑張ってるんだ私も頑張らなきゃ!!」

 

ふとスマホにメールが入り確認すると貴虎さんからのメールに写真が添付されているのに気づいて写真を見るとおそらく光実君が撮影したのであろう固い笑顔を浮かべた貴虎さんの顔があった。

 

葉月「貴虎さん…」

 

メッセージには夜遅くに到着するという内容であったが葉月はとあるメールの一言に動きが固まった。

 

葉月「…ん…夜遅くに到着する…?」

 

ふとさっきの通話の内容を思い出すと葉月は椅子から勢いよく立ち上がった。

 

葉月「貴虎さんが…帰って来る!?」

 

 

-夜-

 

貴虎「葉月…遅くなってすまなかった…」

 

葉月「貴虎さん!!お帰りなさい!!」

 

自宅に貴虎さんがキャリーケースを手に玄関までやって来ており私は貴虎さんとの久し振りの再会に思わず貴虎さんの胸に飛び込んだ。

 

葉月「貴虎さん!!帰って来るなら言ってくれればよかったじゃないですか!!」

 

貴虎「電話で帰ると言った筈だが…?」

 

葉月「そ、そうでしたっけ…?すみません…」

 

私は貴虎さんのジャケットを預かりキッチンへと通すと事前に作っていた料理を並べ始めた。

 

貴虎「お前の料理を口にするのは久し振りだ…」

 

私はワインを注ぐと貴虎さんはワインをぐいと飲み干してしまい料理を並べながら再びワインを注ぐを繰り返した。

 

貴虎「葉月…一緒に食べよう…」

 

葉月「あ、ちょっと待っててくださいね。着替えて来るので!!」

 

私はエプロンを外すとキッチンから離れて一度着替えるために自分の部屋へと戻った。

 

貴虎「葉月…」

 

貴虎はワインを飲み干すとゆっくりと立ち上がり葉月が消えた廊下へと歩き始めた。

 

 

葉月「貴虎さんが帰ってくるなら事前に美容室とか行っておけばよかったよ…」

 

ふとそんな事を考えながら私服に着替えるためにクローゼットの扉へと手を掛けたが突如部屋の扉が開いて貴虎さんが姿を現して私は私服を手に取りながら背後の貴虎さんへと声を掛けた。

 

葉月「あ〜貴虎さん…もう少し待っててくださいね!!すぐ着替えるので!!」

 

貴虎「葉月…」

 

葉月「えっ…きゃっ…」

 

私がクローゼットを閉めた振り返ったタイミングで私は貴虎さんにクローゼットに押し付けられてしまい驚きの表情を浮かべる中で私の顔の横に貴虎さんは手を付いた。

 

葉月「貴虎…さん…」

 

貴虎「ようやくだ…私はお前の温もりをずっと求めていた… 」

 

葉月「貴虎さん…これってもしかして壁ドンってやつですか?」

 

貴虎「お前が居ない生活は…とても寂しかったのだ…」

 

葉月「あっ…」

 

貴虎さんは私の股の間に自身の足をぐいと入れ始めて私はさらなる行動に混乱状態に陥ってしまった。

 

葉月(こ、これは…壁ドンに続き…股ドン!?)

 

貴虎「葉月…」

 

葉月「わっ…」

 

直後に私はベッドへと倒されてしまい私の上に貴虎さんが跨り始めて私は貴虎さんの顔から顔を僅かに背けてしまった。

 

貴虎「葉月…私はお前に全てを押し付けてしまった…すまない…」

 

葉月「貴虎さん…謝りながら私の服を脱がすのは行動と言動が一致してないような…」

 

貴虎さんは私のジャケットのボタンを外してジャケットを脱がすとそのまま私からジャケットを奪い取ってしまった。

 

貴虎「私にはユグドラシルを立て直すために奔走したが立て直しはそう簡単な事では無い…ユグドラシルの失った信頼を取り戻すのは簡単な事では無いからな…」

 

葉月「信頼…」

 

貴虎さんはジャケットに続き私の白いスカートに目を付けるとタイトスカートのスリットから覗く私の足を撫でるとジッパーをゆっくりと下ろし始めてタイトスカートがゆっくりと私の腰から離れ始めてずりずりと脱がされていく。

 

貴虎「お前が沢芽の市長との面談で再び沢芽にユグドラシルを再建する計画が進行したおかげで私も海外で動きやすくなった…全てはお前の尽力があってこそだ…」

 

葉月「そんな…私は大した事なんて…」

 

貴虎「お前のおかげだ…お前が沢芽で頑張ってくれたから私も海外で皆を纏める事が出来た…本当に感謝している…」

 

貴虎さんは真剣な表情で感謝の言葉を口にしながら私のスカートを奪い取ってしまい続けて貴虎さんは私の頭に手を差し入れた。

 

葉月「貴虎さん…」

 

貴虎「ただ…私はお前が隣に居ない日々を送る中で心にぽっかりと穴が空いてしまっていたのだ…また私が居ない間にお前を失ってしまうのではないかと思ったりもした。」

 

葉月「それって前に私が死んだ時…?」

 

貴虎「そうだ…私は二度とお前を失いたくない…お前を1人にするのが不安で仕方がなかったのだ…」

 

葉月「私は1人じゃ無いですよ…沢芽にはシロちゃんとそれに…湊先輩が居ますから!!」

 

貴虎「湊か…湊が戻って来た話を聞いた時は驚いたが…大丈夫か?」

 

葉月「はい…大丈夫です!!今も湊先輩もシロちゃんの会社で秘書として復帰してますし…」

 

貴虎「無理はしていないか?」

 

葉月「えぇ…大丈夫です!!」

 

貴虎「そうか…強くなったな…葉月…」

 

私は貴虎さんの顔を手で掴むと自身の元へとぐいと引き寄せると貴虎さんは目を丸くした。

 

葉月「ただ、やっぱり寂しいです…貴虎さんに会えないのは…」

 

貴虎「葉月!?」

 

葉月「私だって貴虎さんの温もりをずっと欲してたんですよ…」

 

貴虎「そうだったか…」

 

私は私に跨る貴虎さんを押し返して逆に貴虎さんの上に跨ると貴虎さんは私の体を優しく抱き寄せた。

 

貴虎「いい女性になったな…葉月…」

 

葉月「いい女性…?それって…どういう意味ですか?」

 

貴虎「さぁな…」

 

葉月「貴虎さんったら…」

 

貴虎さんのちゃんとした答えを聞けぬまま私は貴虎さんに抱き寄せられたままそのまま私は貴虎さんと熱い夜を共にし、2日後に貴虎さんは再び海外へと旅立って行った。

 

葉月「次に沢芽に帰ってくるまで沢芽の平和は私達に任せて下さい…貴虎さん…」

 

ユグドラシルタワーの屋上で私は海外に旅立った貴虎さんへ向かって静かに呟いた。

 

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