仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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251話 過去の世界へ

 

シロちゃんにケミーライザーを預けてから完成までに時間が掛かるの事で私達は一度解散してから私は再び仕事に戻り忙しい1日はあっという間に過ぎた。

 

りんね(お願い…私の声に気づいて…)

 

葉月「ふわぁ…眠い…」

 

その夜、布団に潜り込んだ葉月の枕元には指輪とザ・サンのケミーカードが置かれておりザ・サンのカードが僅かに光を放っていたのだが疲労で直ぐに眠りについた葉月は気づく事はなかった。

 

りんね(やっぱり私の声は届かないか…)

 

 

シロSide

 

その頃、シロはケミーライザーのに探知機能の拡張のためにケミーライザーを調べ尽くしていた。

 

シロ「なるほど…これでケミーの捕獲に攻撃や探知が出来るわけだ」

 

シロは葉月から預かったケミーライザーの仕組みをあっという間に理解してしまい改造のために小さい機械の部品を追加で組み込んでいきながらパソコンの画面へと視線を向けた。

 

シロ「どうやらこの機械の機能を最大まで発揮するにはお姉ちゃんの指輪が鍵になってるみたいだね。」

 

シロはクロスウィザードから預かっていたブランクカードを装填して探知機能のチェックをしながら再度パソコンの画面へと視線を戻した。

 

シロ「よしよし…後はケミーカードを使っていろいろ試してみるかな…」

 

シロのケミーライザーの強化が終わった頃には夜が明けておりシロは思わず大きなあくびをしていた。

 

 

-翌日-

 

シロ「ごめん…ゲネシスドライバーのメンテは終わらなかった…でも例の機械は完成したよ!!」

 

クロスウィザード「ほぅほぅ…お主…なかなかやりますなぁ」

 

シロ「1から作るのは無理だったけどバラして仕組みや構造は理解した…後は探知機能のアップデートのために追加で色々組んだんだ。」

 

耀子「シロ…目に隈が…また寝ずに作業してたわね?」

 

シロ「この機械のシステム凄い興味深くて!!…夢中で作業してたら朝になってたよ」

 

耀子「全く…この後は1日休んでいいから…」

 

シロ「はーい」

 

目に隈を作りながらもシロちゃんはこちらに視線を戻すと笑みを浮かべた。

 

葉月「それで…どうやって使えばいいんですか?」

 

シロ「私が作ったサーチカードを装填して!!サーチで特定したら直ぐにケミーカードを装填して!!ケミーにサーチした場所の情報を送れるから!!」

 

葉月「うん!!」

 

 

(サーチモード)

 

カードを装填すると探知音が鳴り響いてしばらくケミーライザーを手に装着したまま待機しているとケミーライザーが反応を示したのか音声が鳴り響いた。

 

 

(ケミーヒット!!)

 

(コズミックケミー!!ファンタスティックケミー!!)

 

 

クロスウィザード「おお!!一度に2体!?」

 

 

葉月「でもこれじゃどの時代かわかりませんよ?」

 

シロ「大丈夫。機会が既にサーチしたケミーの居る時代を特定してるから後はタイムロード…だっけ?タイムロードのカードを装填すれば時代の情報をケミーライザーを通してタイムロードに伝わるから後はタイムロードが導いてくれる!!」

 

 

葉月「なんだがよくわかりませんが…頼みますよ!!」

 

 

(ケミーライズ・タイムロード)

 

 

タイムロードのカードを装填すると私の周囲を赤いエネルギーのような物が覆い始めて私は思わずみんなの方へと視線を向けた。

 

葉月「えっ!?ちょっ…もう行くんですか!?」

 

シロ「もうタイムロードの能力が発動し始めてる…向こうでケミーをうまく捕まえて来てね!!」

 

耀子「葉月!!こっちの世界は私達が守るからしっかり役目を果たして来なさい!!」

 

葉月「は、はい!!じゃあ、クロスウィザード、行きますよ!!」

 

クロスウィザード「さぁ…時間旅行の始まりだー!!」

 

直後に葉月の姿はこの時間軸から消え去りその場には耀子とシロの2人が残された。

 

耀子「気をつけて…葉月…」

 

シロ「ふあ〜…んじゃ帰って寝ようかな?」

 

耀子「貴方も無茶をしては駄目よ?帰ったらさっさと寝なさい」

 

シロ「はーい…」

 

 

 

葉月Side

 

葉月「あだっ…」

 

気づくと私は地面に落下しており辺りを見渡すとどうやらタイムロードの導きによりケミーの反応のあった時代へとやって来たようでゆっくりと体を起こした。

 

葉月「ここは何処でいつの時代なんだろう?」

 

私はとりあえずケミー散策のためにケミーライザーを装備して反応を調べるとモニターに少し離れた川の辺りで反応を示して私はすぐにロックビークルをバイクモードへと変形させるとバイクに跨ってヘルメットを被りエンジンを掛けた。

 

葉月「川の方?」

 

バイクを走らせながら辺りを見回していると私の目にある物が目に入り私は思わずバイクを路肩に停めて目に入った物を見上げた。

 

葉月「えっ…東京タワー!?」

 

前にシロちゃんの試練で東京を訪れた事があり東京タワーの姿を捕らえた瞬間に驚きを隠せなかった。

 

葉月「えっ…また東京に来ちゃったんですか?じゃあ…天道さん達がワームと戦ってた時代…つまり2006年!?」

 

再びバイクを走らせて反応のあった川沿いへと辿り着くとバイクから降りて川の方へと視線を向けた。

 

葉月「もうちょっと先の方かな?」

 

川では釣り人達が釣りをしており、人がいるところにはケミーは警戒して居ないだろうと思った私はさらに川の上流の方へと歩き始めた。

 

釣り人「わっ…何だあれ!?」

 

釣り人「何だゴミか…なんか人の腕に見えたぜ…」

 

釣り人は水面に変なゴミがあるのに気がついて一瞬人の腕に見えたようで驚きの声をあげるがすぐにゴミだと認識して釣りを再開し始めたがその腕のようなゴミは段々と人の形へと変化し始めた。

 

 

葉月「この辺りの筈だけど…」

 

ふとケミーライザーを起動させるとかなり近くで反応を示しておりケミーライザーを川の方へと向けた。

 

葉月「居た!!」

 

川の底に水色のケミーと1枚のカードが沈んでおり水色のケミーが沈んでいるカードの側に寄り添っていた。

 

葉月「今、助けに行きます!!」

 

私は川に入ろうと靴を脱ごうとした時に突如川の中の草藪の中から何か巨大な何かが飛び出して来て私は慌てて飛び出して来た物を転がって回避した。

 

葉月「なっ…怪人!?」

 

その者は巨大なカエルのような怪人であり口から泡を吹きながら私に向かってジリジリと距離を詰めて来た。

 

???「グアッ…」

 

葉月「うわっ…」

 

 

(アルケミスリンク!)

 

 

私はカエル怪人のジャンプ攻撃をなんとか回避すると指輪を嵌めてドライバーを出現させると直ぐにドライバーに指輪を翳して2枚のカードを装填した。

 

 

(GINGRFFON!)

 

 

(KINKIRAVINA!)

 

 

葉月「変身!!」

 

 

(ガガガガッチャーンコ!)

 

 

(シャイニングフェザー!)

 

 

 

(ヴィーナスグリフォン!)

 

 

葉月「ハアアアアッ!!デヤアッ!!」

 

私は素早くヴィーナス・真に変身すると素早く駆け出して拳をカエル怪人のお腹に叩き込んだ。

 

葉月「なっ……体がぶにゅってしてて拳が…」

 

私の拳は体の熱い脂肪で跳ね返されてしまい私は続けて拳を繰り出すが衝撃を跳ね返されてしまった。

 

???「グアアッ!!」

 

葉月「ぐはっ…あうっ…」

 

私は腕を掴まれてしまいそのままぐいと引き寄せられるとカエル怪人は私のお腹を殴打し始めて私はあまりの衝撃に体がくの字に曲がりそのまま怪力で投げ飛ばされてしまった。

 

葉月「ぐっ…強い…」

 

私は川に落ちているゴミの山に落とされてしまい私の顔に新聞紙が張り付いてしまい慌てて新聞紙を剥がしに掛かるが新聞紙のある部分が目に止まって動きを止めてしまった。

 

葉月「えっ…2000年4月!?じゃあここは平成初期の東京!?」

 

マーキュリン「マーキュリン!!」

 

ドンポセイドン「ドーン!!」

 

葉月「あっ…し、しまった…」

 

川の中から2体のケミーが声を上げて私は慌てて顔を上げるとカエル怪人が私に向かって口を開けて攻撃を放とうとしており思わず隙を見せてしまったことに冷や汗を掻いた。

 

 

メ・ガエラ・レ「ゴパシザ…ギベ!!」

 

       (終わりだ…死ね!!)

 

 

葉月「きゃああああああっ!!」

 

カエル怪人は私に向かってネバネバの何かを放ち私の胸に命中した瞬間に爆発を起こしてしまい私は爆発の影響で川に落下してしまった。

 

葉月「油断…した…くっ…力が入ら…ない…」

 

私は川に落とされてしまい沈みながら悔しそうに水面に映る光に向かって手を伸ばした。

 

 

葉月「ここで…終わりだなんて…悔しい…な…」

 

私は意識が朦朧としており目をゆっくりと閉じるが目の前に何かの気配を感じてうっすらと目を開けた。

 

マーキュリン「マーキュリン!!」

 

ドンポセイドン「ドーン!!」

 

葉月「貴方…達…」

 

目の前に2体のケミーがおり2体は何を思ったか一瞬でカードへと戻ると私のドライバーに入ろうとしたので私は震える手でドライバーのレバーを一回押し込んで指輪をドライバーを翳した。

 

 

(アルケミスリンク!)

 

 

葉月「もしかして…」

 

 

私は指輪を翳すと2体のケミーは自ら私のドライバーへと入って来てカードが順番にドライバーへと装填された。

 

 

(DONPOSEIDON!)

 

 

(MERCURIN!)

 

 

葉月「うぅぅぅ…ふっ!!」

 

私はついに息が続かなくなってしまいついに意識が飛びかけるが最後の力を振り絞ってドライバーのレバーを引いた。

 

 

(ガガガガッチャーンコ!)

 

 

 

メ・ガエラ・レ「ガベベババダダパベ」

       (呆気なかったわね)

 

一方川に沈んだ葉月の様子を見たカエル型のグロンギは葉月が沈んだのを確認すると鼻を鳴らして立ち去ろうとしたが川の中から何かが飛び出して来てカエル怪人を飛び越えて地上へと降り立った。

 

 

メ・ガエラ・レ「バンザド!?」

       (何だと!?)

 

 

 

(ウェーブガーディアン!)

 

 

(マーキュリーポセイドン!)

 

 

 

 

地面に降り立った戦士はまさしく新たな姿へと変身したヴィーナス・真であり、銀色のボディは水色へと姿が変わっており頭にはゴーグルと王冠のようは装飾が付いて顔には透明のバイザーのような物が付いて背中のマントは銀色から紺色へと色が変わり水に濡れながらも光り輝きながら風を受けて大きくはためいた。

 

 

メ・ガエラ・レ「バンザゴセパ?」

       (なんだそれは?)

 

 

私は自分の姿が変わったことに驚き思わず自身の体をじろりと見るがすぐに目の前の敵に意識を集中させた。

 

葉月「さっきはよくもやってくれましたね…許さない!!」

 

私はカエル怪人へと飛び掛かると拳を腹に叩き込み私の拳に電撃が発生してカエル怪人を電撃の纏った拳で殴り飛ばしてしまい壁へとめり込ませた。

 

 

葉月「凄い…これなら!!」

 

 

 

釣り人「うわああああっ!!」

 

一方葉月が戦っている場所から少し離れた場所にて一体のグロンギが川から現れて釣り人へと襲い掛かっており釣り人は慌ててグロンギから逃げ始めておりそこにパトカーが何台も現れてグロンギはパトカーの方へと視線を向けた。

 

ギノガ変異体C「ガアアアアッ!!」

 

杉田「こいつはこの間の26号のクローンか!?」

 

一条「えぇ…どうやら26号の爆発して飛び散った体の一部がまだ残っていたと思います!!」

 

杉田と一条と呼ばれる刑事が26号変異体へと銃口を向けながらそう呟くが26号変異体は警官隊に襲い掛かりパトカーの上に登って叫び声を上げた。

 

警官「撃てっ!!」

 

警官隊が一斉に26号変異体へと発砲するがそれでも動きを止めることもなく次々と警官隊へと襲い掛かっていく。

 

一条「五代!!聞こえるか?26号のクローンがまた現れた!!直ちに現場に急行してくれ!!」

 

雄介「わかりました!!」

 

一条の無線通信を受けて仮面ライダークウガこと五代雄介はバイクを発進させると勢いよく走り出して腰に手を当ててアークルを出現させた。

 

 

雄介「変身っ!!」

 

掛け声と共に雄介は赤い装甲に包まれて戦士クウガへと変身を完了させて現場に急行するべく、バイクのスロットルを勢いよく回した。

 

 

 

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