仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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266話 本気のぶつかり合い

 

葉月Side

 

撫子さんをマルガムに攫われてさらに2枚のケミーカードを奪われた私はケミーライザーを使いしばらく行方を追っていたが一向に反応は無く途方に暮れていた。

 

葉月「早く…あのマルガムを探さないと!!」

 

ケミーライザーを装着して私は辺りを調べていると戦闘音が聞こえて来たので私は音のする方へと駆け出すと仮面ライダー部の全員とフォーゼに変身した弦太朗君が黒と青の謎の仮面ライダーが戦っているところであった。

 

葉月「新しい仮面ライダー?」

 

流星「リンクスもアリエスになる可能性を秘めている…奴が進化するまで手を出すことは許さない。」

 

賢吾「ゾディアーツにそんな仕組みが…」

 

弦太朗「じゃあそれまであいつを放っておけっていうのか!!なんでお前は牡羊座を探してるんだ!?」

 

流星「お前らに答える必要は無い」

 

弦太朗「冗談じゃねぇ…見過ごせるか!!」

 

弦太朗君は謎の仮面ライダーに詰め寄るが顔面に拳を入れてしまい弦太朗君は蹴りをいれるが再びパンチを浴びて怯んでしまい私は只事ではないと思い仮面ライダー部の皆さんに声を掛けた。

 

葉月「皆さん大丈夫ですか?」

 

美羽「呉島さん!?」

 

ユウキ「丁度いいところに!!あの…2人を止めてください!!」

 

葉月「一体どういう状況ですか?あの仮面ライダーは!?」

 

賢吾「全く隙が無い…呉島さん頼めますか?」

 

葉月「よく状況が呑み込めないんですが…」

 

 

(アルケミスリンク!)

 

 

(GINGRFFON!)

 

 

(KINKIRAVINA!)

 

 

葉月「変身!!」

 

 

 

(ガガガガッチャーンコ!)  

 

 

 

(シャイニングフェザー!)

 

 

 

(ヴィーナスグリフォン!)

 

 

葉月「ハッ!!」

 

流星「くっ…」

 

謎の仮面ライダーは弦太朗君に再び拳を振り上げようとしたので私は2人の間にギングリフォンの矢のような羽を地面に撃ち込んでお互いに一旦下がらせた。

 

弦太朗「呉島さん!?」

 

流星「何者だ?」

 

葉月「なんで仮面ライダー同士で戦ってるんですか!?戦うならゾディアーツでしょ?」

 

流星「ゾディアーツには進化の可能性がある。勝手に倒されては困るな」

 

葉月「進化して何になるんですか?詳しい話を聞かせてください」

 

流星「お前に話すことは何も無い…邪魔をするならお前も敵とみなす!!」

 

流星は葉月に距離を詰めて拳を振り上げたので葉月は冷静に拳の連打を手で捌きながら防いでいく。

 

葉月「拳法使いですかなかなか手強い…」

 

流星「貴様の力試させてもらうぞ…ホワッチャー!!」

 

葉月「うっ…」

 

私は冷静に拳を捌いていたがだんだんと捌くのが追いつかなくなりついに胸に強い一撃を浴びてしまい思わず後ろに下がってしまった。

 

流星「これで眠れ…」

 

 

(Mars Ready?)(OK Mars!)

 

 

流星「ホワッチャー!!」

 

仮面ライダーの一撃が迫り私は思わず冷や汗を掻くが冷静に話をしたいがためにドライバーのレバーを強く押し込んで変身を解除してしまい私の顔面に繰り出した拳は突如として素顔を晒した私の目の前で止まってしまった。

 

流星「どういうつもりだ?」

 

葉月「貴方と争う意思はありません。ただ話を聞きたいだけです…」

 

流星「ふざけるな…話すことなど無い!!」

 

再び拳を振り上げようとした仮面ライダーだが私の前に友子さんが現れて仮面ライダーは動きを止めた。

 

友子「やめて!!」

 

流星「ん?」

 

友子「貴方…仮面ライダーって言ったよね?それがどうして戦い合うの!!」

 

葉月「友子さん…」

 

友子「仮面ライダーは人知れず悪と戦う正義のヒーローなんだから!!おかしいよそんなの!!」

 

流星「なるほどな…だが誰かの正義は誰かの悪って事もある。お前達の正義と俺の正義が同じとは限らない!!」

 

弦太朗「何だと!?」

 

弦太朗君が食って掛かるが美羽さん達が前に出て弦太朗君を守るように一歩進み出た。

 

美羽「それでも私達は…仮面ライダー部よ!!」

 

流星「それがお前達の友情ってわけか… だったらはっきり言っておこう…俺はお前達の味方じゃ無い…敵だ!!」

 

そのまま青い仮面ライダーは立ち去ってしまい私達はその背中を見つめていた。

 

弦太朗「おもしれぇじゃねぇか!!」

 

葉月「弦太朗君もあんまり彼を刺激しない方が…」

 

弦太朗「アイツのパンチは本気だ!!アイツも何かを抱えてるみたいだからな…いつかそれを話してくれるといいんだが…」

 

葉月「もしかしてあの人の事を…」

 

弦太朗「本気になればダチになれる!!いつかきっとアイツとも分かり合える日が来ると俺は信じてる!!」

 

葉月「敵って言われたのにダチですか…」

 

賢吾「それが如月だからな…俺達の考えないような事をいつもやってのける!!」

 

ユウキ「うんうんそれでこそ弦ちゃんだよ!!」

 

葉月「本気になれば…ダチになれる…」

 

 

 

(ケミーヒット!!ファンタスティックケミー!!)

 

 

弦太朗君達と別れた私は再びケミー探索に入り反応のあったところを調べると謎のケミーが立っていた。

 

ハオーディン「ハオーッ!!」

 

葉月「ケミー…貴方を回収させてもらいます!!」

 

ハオーディン「ハオーッ!!」

 

ケミーライザーに表示されたのはハオーディンと呼ばれるケミーの名前であり私はケミーライザーで射撃を行うが私の周囲に雷撃を放ち私は思わず足を止めた。

 

葉月「くっ…なんて電力…」

 

 

(アルケミスリンク!)

 

 

(GINGRFFON!)

 

 

(KINKIRAVINA!)

 

 

ハオーディン「ハオーッ!!」

 

 

葉月「変身!!」

 

 

(ガガガガッチャーンコ)

 

 

(シャイニングフェザー!)

 

 

(ヴィーナスグリフォン!)

 

 

葉月「ハアーッ!!」

 

私は変身して駆け出そうとするが私の足元にいくつもの電撃が放たれて私は慌てて電撃を躱すが距離を詰めて来たハオーディンの槍の斬撃を浴びてしまい地面に倒れ込んでしまった。

 

葉月「ぐはあっ…」

 

ハオーディン「……」

 

葉月「撫子さんが捕まってるって言うのに…こんなところで止まってられないんですよ!!」

 

りんね(…いつもの冷静な葉月さんじゃない!!葉月さんダメっ!!)

 

ハオーディン「ハオハオーッ!!」

 

葉月「逃げるな!!降りて来なさい!!」

 

ハオーディンは空中に浮かび上がり私はガッチャートルネードで射撃を行うがハオーディンは空中で光り輝いており私はカードをガッチャートルネードに装填した。

 

葉月「ケミーを回収して…未来を…撫子さんを救う!!私自身がどうなろうとも!!」

 

りんね(あの輝きは…ダメっ!!逃げて葉月さん!!)

 

 

(ケミーセット)

 

 

(トルネードアロー!!)

 

 

葉月「これなら…どう……あ…」

 

私が射撃を行おうとした瞬間に私の体はハオーディンの謎の光に包まれて直後に私の体は大ダメージを受けて一瞬で変身が解除されてしまい地面に崩れ落ちてギングリフォンとキンキラヴィーナのカードがドライバーから弾き出されて地面に落ちた。

 

葉月「がはっ…うぅ…」

 

ギングリフォン「グリ…」

 

キンキラヴィーナ「ヴィーナ…」

 

りんね(ハオーディンはレベルNo.7の強力なケミー… 神々の世界を統べるその力はまさに無限大と言われてる…闇雲に挑んでも勝てない…)

 

葉月「私はこんなところで止まってられないのに…早く撫子さんを…」

 

私は地面に倒れたまま必死に起きあがろうとしたがハオーディンが地面に落ちたギングリフォンとキンキラヴィーナのカードを拾い上げた。

 

ギングリフォン「グリッ!?」

 

キンキラヴィーナ「ヴィーナ!?」

 

葉月「なっ…キンキラヴィーナとギングリフォンのカードを!?」

 

りんね(どうしてケミーカードを?)

 

ハオーディン「ハオハオー!!」

 

葉月「返して!!それが無いと…私は変身出来ない!!」

 

ハオーディン「ハオーッ!!」

 

葉月「待って!!待ってください!!」

 

ハオーディンは何かを叫ぶとそのまま飛び去ってしまい私は再びケミーを奪われた事で悔しさのあまり拳を地面に叩きつけた。

 

葉月「くっ…私は…無力だ…」

 

りんね(ハオーディン…貴方がしたいことはもしかして…)

 

 

私は痛む体を押さえながらホテルへ帰宅しようと道を歩いていたがついに倒れ込みそうになってしまい誰かに支えられて地面に座り込んだ。

 

葉月「ありがとうございます…」

 

流星「いや…ふらついていたのを見かけたので…大丈夫でしたか?」

 

流星(こいつがさっきの白い仮面ライダーか…ヴィーナス・真と言ったか…こいつとは偶然を装いうまく接触出来た。こいつの素性を調べ上げてやる!!)

 

葉月「私は呉島葉月と言います…貴方は?昴星の生徒さんみたいですが…」

 

流星「朔田 流星です!!最近、昴星からの特別交換編入生として半年の期間、天高の2年B組でお世話になってます」

 

葉月「2年B組?もしかして弦太朗君達と同じクラス?」

 

流星「彼を知っているですか?」

 

葉月「えぇ…彼とは一緒に戦って…じゃなかった…とある縁があってお知り合いになったんですよ…」

 

流星「あの…呉島さんって仮面ライダーなんですか!?」

 

葉月「えっ…どうして?」

 

流星「さっき見ちゃったんです…でっかい怪物と戦っているところを…」

 

葉月「あぁ…情けないところを見せちゃいましたね…無様に負けた瞬間を…」

 

流星「どうして逃げなかったんですか?危ないのに…」

 

葉月「私はあの怪物の力を回収するためにここに来たんです。早く回収して大切な人を助けに行かないといけないんです!!」

 

流星(怪物…あれは確か俺が前に戦ったやつだな…)

 

葉月「それより流星君は部活は入りました?」

 

流星「仮面ライダー部に入部しようとしましたが…如月君に断られちゃいました…」

 

葉月「弦太朗君が?なぜですか?」

 

流星「本当の俺を一度も見せてねぇ…だから仮面ライダー部は無理だって言われちゃいました…」

 

葉月「本当の流星君?」

 

流星「何か誤解があるようですけど…明日もう一度話してみるつもりです!!」

 

葉月「本当の自分…」

 

弦太朗(本気になればダチになれる!!いつかきっとアイツとも分かり合える日が来ると俺は信じてる!!)

 

ふと弦太朗君が言っていた言葉が脳裏をよぎり私は思わず顔を上げた。

 

葉月「本気…」

 

流星「え?」

 

葉月「本気を見せれば友達になれる…彼はそう言ってました。本気で彼とぶつかればきっと弦太朗君もわかってくれると思います。」

 

流星「本気?何を言ってるんですか?僕は…」

 

葉月「私も同じです!!」

 

流星「え?」

 

葉月「さっきの戦いで私はあの怪物と本気で向き合ってなかった…助けたい人の事ばかりを考えていて焦るあまり本気であの怪物と向き合ってなかったと思います」

 

流星「そうなんですね…」

 

葉月「流星君…貴方も弦太朗君と本気でぶつかってみてください…そうすればきっと…」

 

流星「……」

 

 

-翌日-

 

私は再びケミーライザーを起動させてハオーディンの反応を追っていると広場で弦太朗君と流星君が2人きりで話しているところを見かけて足を止めた。

 

弦太朗「怒れば殴れ!!その分お前のゲンコも痛いからおあいこだ」

 

流星「何を言ってるの?」

 

弦太朗「なんだっていいんだよ!!お前の本気が見れたからおれは嬉しいんだ。本気が見えればダチになれる!!」

 

流星「……」

 

葉月(流星君…本気の何かを弦太朗君にぶつけられたんだ…)

 

弦太朗「きのうさ、すっげぇ嫌な奴に会ったんだ。そいつはスッゲェ強くてこてんぱんに叩きのめされて…でもな、そいつのパンチは本気だった!!俺殴られながらあぁ…こいつとならきっとダチになれるってそう思えたんだ!!」

 

流星(あの時、こいつはそんな事を思ってたのか…)

 

弦太朗「流星!!さっきのパンチはそれと同じくらい本気だったぜ!!」

 

葉月「私も…本気でハオーディンと向き合わなきゃ…彼のように!!」

 

葉月は静かにその場を離れたが、そんな2人の事をリブラとスコーピオンが監視している事に今の葉月は気づくことはなかった。

 

 

(ケミーヒット!!ファンタスティックケミー!!)

 

 

私はケミーライザーでハオーディンの反応を追っていると昨日と同じ広場にハオーディンが座っており。葉月が来た事に気づいたハオーディンが静かに立ち上がった。

 

ハオーディン「ハオ…」

 

葉月「ハオーディン…貴方と正面からぶつかりに来ましたよ」

 

りんね(葉月さん…変身も出来ないのにどうするんだろう…)

 

ハオーディン「ハオ…ハオッ!!」

 

ハオーディンは電撃を放ち私を威嚇するが私は電撃を走りながら躱しハオーディンに迫りながらケミーライザーを装着した。

 

りんね(ハオーディンに生身で!?危険すぎる!!)

 

葉月「あああああああっ!!」

 

私は叫びながらハオーディンに迫りハオーディンは葉月の捨て身の突撃に容赦なく槍を投擲し槍が頬を掠めて血が流れるが私は構わずハオーディンに突撃した。

 

ハオーディン「ハオッ!?ハオッ!?」

 

葉月(力を貸してください!!)

 

 

(ケミーライズ・クロスウィザード!!)

 

 

クロスウィザード「ウィ〜!!」

 

ハオーディン「ハオッ!?」

 

ハオーディンはクロスウィザードの拘束魔法によって体を縛られてしまうがその隙に葉月はハオーディンの元へと高く飛び上がった。

 

葉月「ハアッ!!」

 

りんね(動きは止めた…でもここからどうするの?)

 

葉月「行けぇぇ!!」

 

りんね(ギングリフォンとキンキラヴィーナを取り返すつもり!?)

 

ハオーディンは2枚のケミーカードを持っており葉月は必死にハオーディンに向かって手を伸ばした。

 

ハオーディン「ハオ…ハオッ!!」

 

クロスウィザード「うぅ…もう無理…ごめん葉月!!」

 

りんね(クロスウィザードの拘束魔法が…このままじゃ…)

 

葉月「おおおおおおっ!!」

 

葉月は2枚のカードへと手を伸ばすがその広げた手は握り拳に変わり、りんねは思わず目を見開いて驚いていた。

 

りんね(ケミーカードが狙いじゃ…無い…?まさか!?)

 

葉月「ダァッ!!」

 

ハオーディン「ハオッ!?」

 

ハオーディンは葉月に顔面を思い切り殴打されて地面に落下してしまい葉月は倒れたハオーディンへとゆっくりと歩み寄って頭を下げた。

 

葉月「ごめんなさい!!昨日は貴方と本気で向き合ってなかった。他の事に気を取られて焦って先走り過ぎちゃった…」

 

ハオーディン「ハオ…」

 

葉月「だから…今日はちゃんと貴方と本気で向き合って思いをぶつけに来ました!!」

 

ハオーディン「ハオ…ハオッ!?」

 

私は目を丸くして動かないハオーディンに向かって手を差し出した。

 

葉月「ハオーディン…私とダチになってください!!」

 

ハオーディン「ハオ…」

 

りんね(葉月さん…もしかして弦太朗君や流星君の時と同じように…)

 

ハオーディンは遠慮がちにだけど手を差し出してくれて握手をすると弦太朗君のように友情の印として拳を上に下に突きつけた。

 

ハオーディン「ハオッ!!」

 

ハオーディンは2枚のカードを私に向かって差し出すと自身もカードになり私は3枚のカードを手に取った。

 

りんね(ハオーディンにも気持ちが伝わったんだ)

 

葉月「これで私達はダチですね!!」

 

ハオーディン「ハオーディン!!」

 

ムーンマルガム「へぇ…ハオーディンを手に入れるとはね…」

 

葉月「マルガム…」

 

 

(アルケミスドライバー)

 

 

私達のすぐ近くからマルガムが姿を現して私は指輪を嵌め直してドライバーを腰に出現させた。

 

ムーンマルガム「ハオーディンのカード貰い受ける!!」

 

???「ムーンマルガム…彼女のドライバーも回収するんだ」

 

ムーンマルガム「ふっふっふっ…そのドライバーも貰う!!」

 

葉月「ハオーディン…貴方の力を貸してくれませんか?」

 

ハオーディン「ハオッ!?」

 

りんね(ハオーディンを解放した?今敵の前で解放するのは危険じゃ…」

 

私はカードからハオーディンを解放するとハオーディンは驚きの表情を浮かべた。

 

葉月「貴方なら自身の相棒のケミーの居場所を探す事が出来るんじゃないですか?」

 

ハオーディン「ハオッ!!」

 

 

(アルケミスリンク!)

 

 

ハオーディンは大きく頷いており私は2枚のケミーカードを取り出して装填した。

 

 

(GINGRFFON!)

 

 

(KINKIRAVINA!)

 

 

葉月「変身!!」

 

 

 

(ガガガガッチャーンコ!)  

 

 

 

(シャイニングフェザー!)

 

 

 

(ヴィーナスグリフォン!)

 

 

私はヴィーナス・真に変身を完了させるとムーンマルガムへと走り出して拳を繰り出してその鎌を掴んだ。

 

ムーンマルガム「離せ!!」

 

葉月「あの瞬間移動は使わせませんよ!!」

 

ムーンマルガム「おのれ!!」

 

 

(アルケミスリンク!)

 

 

(ヴィーナス・グリフォン・ノヴァ!!)

 

 

葉月「デヤアッ!!」

 

ムーンマルガム「グアッ!!」

 

私は鎌を掴んだまま回し蹴りで必殺キックを繰り出してマルガムの首を蹴り飛ばす事に成功するがすぐに上半身が再生してしまった。

 

ムーンマルガム「無駄だ!!我は死なぬ!!」

 

 

葉月「ハオーディン今です!!」

 

私はハオーディンに向かって叫ぶとハオーディンは地面に向かって槍を突き立てると何かを捕らえたのか思い切り引っ張り上げると地面から撫子さんが槍の先のロープで釣り上げられていた。

 

ハオーディン「ハオーディン!!」

 

撫子「キャアアアアッ!!」

 

ゴキゲンメテオン「メーテーオーン!!」

 

ムーンマルガム「バカな…小娘ごとケミーを釣り上げだと!?」

 

???「なんでこんな作戦を思いついたの?」

 

葉月「決まってますよ…ハオーディンが現れたからですよ」

 

???「何?」

 

葉月「ハオーディンはきっと自分の相棒を追って来たんですよ。だから相棒の位置を特定できると思ったんです」

 

???「ガッチャンコするケミー同士は引かれ合う…そう言うことか…」

 

葉月「撫子さん大変お待たせしました…」

 

撫子「葉月さん。その様子だと大丈夫そうだね?」

 

葉月「えっ…」

 

撫子「私を助けるためだったら結構無茶をしそうだって思ったから…」

 

葉月「無茶…」

 

撫子「葉月さんもっと自分を大事にしてよって言おうとしてたけど…その様子だと大丈夫だね?」

 

葉月「はい。私はもう無茶をしません…自分も大事にしながら大切な人はみんな守ってみせます!!」

 

撫子「うん…頑張って…ヒーロー!!」

 

撫子さんは私に1枚のケミーカードを手渡して来て私はその新たなケミーであるゴキゲンメテオンに声を掛けた。

 

葉月「撫子さんとずっと一緒に居てくれてありがとうございました。」

 

ゴキゲンメテオン「メーテー…」

 

葉月「大切な人を守るために力を貸してくれませんか?」

 

ゴキゲンメテオン「メーテーオーン!!」

 

ゴキゲンメテオンは私の言葉に頷くようにカードの中で動きハオーディンのカードも同じように絵柄が激しく動いた。

 

 

(アルケミスリンク!)

 

 

葉月「力を貸してください!!」

 

ハオーディン「ハオーッ!!」

 

ゴキゲンメテオン「メーテーオン!!」

 

 

 

(HAODIN!)

 

 

(GOKIGENMETEON!)

 

 

 

(As above, so below……As above, so below…)

 

 

 

 

私はドライバーに指輪を翳してから2枚のケミーカードを装填すると待機音が鳴り響いてドライバーのレバーに手を掛けた。

 

 

(ガガガガッチャーンコ!)

 

 

ムーンマルガム「させるか!!オラッ!!」

 

マルガムが斬撃を放つが私は新たな姿に変身を完了させながら片手でマルガムの斬撃を弾いた。

 

 

ムーンマルガム「バカな…」

 

 

 

(ハイテンションダンディ!)

 

 

 

(ゴキゲンオーディン!)

 

 

私は新たな姿であるゴキゲンオーディンへと変身を完了させると地面を足でトントンと叩きながらマルガムへと向き直った。

 

 

ムーンマルガム「貴様…一体何者だぁ!?」

 

 

葉月「仮面ライダーヴィーナス・真!!貴方の運命は私が決める!!」

 

 

 

 

 

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