仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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269話 ダチのために

 

葉月「これ…さっき船の中で見た黄金の戦士…?」

 

私は近くの建物の窓ガラスに映る自身の姿を見ると船の中で見た黄金の戦士であることがわかった。

 

レム・カンナギ「姿が変わろうが同じ…この銀河の王になる私の敵では無い!!」

 

葉月「うわっ…」

 

私はレム・カンナギのパンチを浴びて体がふらついてしまい続けて繰り出されたパンチに対して咄嗟に蹴りを放ち防いだ。

 

葉月「ハッ!!」

 

レム・カンナギ「絶対的な力の前には無力だ!!」

 

私の蹴りは手で止められてしまい私はそのまま足を取られて地面に倒されてしまい私を踏みつけようとレム・カンナギは足を振り上げた。

 

葉月「ぐっ…ハアッ!!」

 

レム・カンナギ「グッ…!?」

 

私は咄嗟に倒れたまま蹴りを繰り出してレム・カンナギの足を蹴り上げるとすぐに立ち上がってパンチを繰り出したが私のパンチは片手で止められてしまった。

 

葉月「くっ…」

 

レム・カンナギ「こんなものか?ハアッ!!」

 

葉月「ぐあああああっ!!」

 

私は再びレム・カンナギのパンチを受けてしまい地面に倒れてしまい同時に変身が解除されてしまった。

 

撫子「葉月さん!!」

 

シロ「力が不安定だから変身が…」

 

レム・カンナギはその手に巨大な剣のようなものを作り出してしまい地面に倒れた私に向かって刃を振り下ろそうと構えた。

 

レム・カンナギ「言っただろう…絶対的な力の前には無力だ!!」

 

葉月「それでも。私は最後まで諦めない!!」

 

レム・カンナギ「死ねぇぇ!!」

 

葉月「っ!!」

 

耀子「葉月!!これを!!」

 

 

(ピーチエナジー)

 

 

私に向かって剣を振り下ろそうと剣を大きく振り上げるが突如湊先輩の声が響いて視線を向けると湊先輩が私に向かってゲネシスドライバーを投げており私はゲネシスドライバーをキャッチするとそのまま腰に当てた。

 

 

(ロックオン)

 

葉月「ぐうっ…」

 

レム・カンナギ「何だと?」

 

ドライバーを装着すると私の全身をピンクと黒のツートンカラーのアンダースーツが覆い、私は肩の部分で受け止めた。

 

葉月「湊先輩…ありがとうございます!!…変身っ!!」

 

 

(ソーダー)

 

(ピーチエナジーアームズ)

 

私は鎧を装着してアーマードライダーマリカに変身しソニックアローを掴むと肩に食い込んだ剣を弾いて跳ね上げた。

 

葉月「ハアッ!!」 

 

私はソニックアローの斬撃を放ちながら蹴りを繰り出してレム・カンナギを蹴り飛ばすと追撃を放つためにソニックアローを構えるが私は突如全身に痛みが走り動きを止めた。

 

葉月「ぐうっ…力が…」

 

耀子「葉月!?」

 

撫子「一体何が起こってるの?」

 

突如ピーチエナジーロックシードの蓋が勝手に閉じてしまい私は強制的に変身が解除されて私は慌ててレバーを再び押し込んだが鎧は出現せずに私はドライバーを軽く叩いた。

 

葉月「!?どうして変身出来ないの!?」

 

耀子「どうして変身が!?」

 

シロ「アギトの力とアーマードライダーの力同士が干渉してる…?まさか変身が途中で解除されるくらいにアギトの力がお姉ちゃんの体に影響を与えてる…?」

 

撫子「そんな!?」

 

葉月「っ!!こんなところで…終わるわけには…」

 

レム・カンナギ「終わりだぁぁぁぁ!!」

 

再びレム・カンナギが剣を構えて歩み寄って来たが突如バイクの走行音が聞こえて来て一台の白いバイクがレム・カンナギを跳ね飛ばして私の前に停車した。

 

弦太朗「よお!!待たせたな!!」

 

なでしこ「お待たせ!!2人とも!!」

 

葉月「弦太朗君に撫子さん?あれ…2人!?あ、もしかして…」

 

バイクから降りたのは弦太朗君に昴星の制服を着た撫子さんであり私は思わず2人の撫子ちゃんを交互に見比べた。

 

撫子「弦太朗になでしこ…来てくれたんだ!!」

 

弦太朗「賢吾が心配してたぜ。お前のドライバーが完成してからすぐに飛び出して行っちまうんだからよ…賢吾に流星が心配してたぞ?」

 

撫子「ごめん弦太朗…」

 

なでしこ「葉月も久しぶりだね!!大丈夫だった?」

 

葉月「元気…と言いたいところですが今はちょっとピンチです…」

 

なでしこ「だったら私達も力を貸すよ!!ね?弦太朗?」

 

弦太朗「おう!!ダチのピンチは見逃せるか!!」

 

葉月「ダチ…か…ふふっ…弦太朗君らしいですね!!」

 

レム・カンナギ「貴様ら…纏めて宇宙の塵にしてやろう!!」

 

弦太朗「俺のダチは全員…俺が守るぜ!!」

 

なでしこ「うん!!2人とも…まだ戦える?」

 

撫子「うん!!」

 

葉月「まだ…戦えます!!」

 

 

(アルケミスリンク!)

 

 

私は指輪を嵌め直して再びドライバーを出現させて指輪を翳すと2枚のケミーカードを構えた。

 

弦太朗「行くぜ!!」

 

弦太朗君の掛け声と共に3人が一斉にドライバーを腰に装着して弦太朗君は四つのスイッチを順番に起動させて、なでしこさんと撫子さんは2つのスイッチを起動させた。

 

 

(GINGRFFON!)

 

 

(KINKIRAVINA!)

 

 

(((3・2・1)))

 

 

葉月・弦太朗・なでしこ・撫子「「「「変身!!」」」」

 

 

 

(ガガガガッチャーンコ!)  

 

 

 

(シャイニングフェザー!)

 

 

 

(ヴィーナスグリフォン!)

 

 

4人全員がドライバーを操作してそれぞれの変身を完了させると4人の仮面ライダーが横に一列に並び立った。

 

弦太朗・なでしこ「「宇宙…キターッ!!」」

 

シロ「おおお!!凄い凄い!!」

 

耀子「4人の仮面ライダー…」

 

弦太朗「仮面ライダーフォーゼ!!タイマン張らせてもらうぜ!!」

 

なでしこ「仮面ライダーなでしこ!!タイマン張らせてもらうぜ!!」」

 

葉月・撫子「「ここからは…私達、仮面ライダーのステージだ!!」」

 

フォーゼ、なでしこ、ヴィーナス・真、イカロスの4人の仮面ライダーが勢揃いしてそれを見たレム・カンナギは突如空に向かって手を翳すと上空に謎の穴が出現して中からマスカレイドドーパントに屑ヤミーが大量に現れた。

 

レム・カンナギ「仮面ライダーを潰せ!!」

 

シロ「お姉ちゃん!!」

 

葉月「シロちゃん?」

 

シロ「お姉ちゃんのアギトの力と錬金術の仮面ライダーの力が干渉してる…多分変身も長くは持たないよ!!」

 

葉月「アギト?…よくわかりませんがさっさとケリをつけます!!」

 

私達は同時に駆け出すとまずは目の前の怪人の集団に向かって飛び込むと次々と拳を叩き込んでいく。

 

弦太朗「オラァッ!!」

 

なでしこ「ハアッ!!おりゃあっ!!」

 

撫子「ハアッ!!せいっ!!」

 

レム・カンナギ「たとえ4人に増えようが絶対的な力を持つ私には勝てない!!」

 

弦太朗「ふざけんな!!映司さんが言ってた…この世に絶対なんかねぇってな!!」

 

 

(Cosmic)

 

(Cosmic On)

 

 

弦太朗はコズミックステイツに変身してバリズンソードを展開してレム・カンナギへと剣を振り下ろした。

 

弦太朗「みんなの絆で!宇宙を掴む!」

 

なでしこ「私も!!えいえいえーい!!」

 

なでしこも負けじと屑ヤミーを投げ飛ばすと続けて向かって来たマスカレイドドーパントを次々と蹴り飛ばして最後にヒップアタックを浴びせて地面に転がした。

 

 

(Jupiter Ready?)(OK Jupiter)

 

 

撫子「ハアッ!!」

 

イカロスこと撫子はメテオと同じ装備であるメテオギャラクシーを起動させてその手に木星を模したエネルギーを装備させると次々に敵を粉砕していった。

 

葉月「行くよ!!ハッ!!」

 

私は風の力で飛び上がると向かって来る敵を吹き飛ばして側で戦っている撫子の隣に立った。

 

葉月「撫子さん…仮面ライダーになったんですね…」

 

撫子「私も戦えるよ!!みんなや葉月さんを守るために!!」

 

葉月「私を?」

 

撫子「だって…葉月さんがみんなを守るなら誰が葉月さんを守るの?」

 

葉月「それは…」

 

撫子「葉月さんがみんなを守るなら…私が葉月さんを助けるよ!!」  

 

私は撫子さんの言葉に強い覚悟を感じて撫子さんの手を取ると手を握った。

 

葉月「一緒に戦ってください撫子さん!!」

 

撫子「うん!!」

 

私達は改めてレム・カンナギへと向き直るとレム・カンナギは剣先をこちらに向けた。

 

レム・カンナギ「お前達に私を倒すことは出来ん…絶対だ!!」

 

葉月「どうでしょうか…さっきも弦太朗君が言ったようにこの世に絶対なんて無いんですよ!!」

 

 

(アルケミスリンク!)

 

 

(HAODIN!)

 

 

(GOKIGENMETEON!)

 

 

撫子「弦太朗!!エレキスイッチを貸して!!」

 

弦太朗「おう!!」

 

弦太朗は胸のスイッチのナンバープレートからエレキスイッチを選択して押すと手元にエレキスイッチを呼び出して撫子へと手渡すと撫子はドライバーにエレキスイッチを装填した。

 

(Elek)

 

 

(Elek On)

 

 

 

(ガガガガッチャーンコ!)

 

 

(ハイテンションダンディ!)

 

 

(ゴキゲンオーディン!)

 

 

葉月と撫子は同時に新たな姿へと変わり2人は同時に駆け出すとレム・カンナギに向かって駆け出した。

 

葉月「ハァッ!!」

 

撫子「ヤアッ!!」

 

レム・カンナギ「ヌッ!?」

 

私達は攻撃を受け止められてしまうが撫子さんが武器を手に電撃を放つと私も同じく手元にハオーディンの槍を召喚すると撫子さんと同じように電撃を放ちレム・カンナギは2人分の電撃を受けて吹き飛ばされた。

 

葉月「はぁ…はぁ…うっ…」

 

撫子「葉月さん!?」

 

私は再び全身に痛みが走り私の装甲が一瞬だけ微粒子状になり私はすぐに体を叩いて槍を地面に突き立てた、

 

葉月「大丈夫…です…決めましょう!!」

 

撫子「うん!!」

 

弦太朗「おう!!」

 

なでしこ「うん!!」

 

レム・カンナギ「来いっ!!」

 

 

(アルケミスリンク!)

 

 

(ハイアルケミスリンク!)

 

 

弦太朗「抜いて…刺す!!」

 

(Limit Break)

 

 

なでしこ「よっと…」

 

(Rocket ON)

 

 

撫子「決める!!」

 

(Limit Break)

 

 

弦太朗「ライダー…超銀河フィニッシュ!!」

 

レム・カンナギ「ヌゥゥゥ…」

 

弦太朗がコズミックスイッチをバリズンソードに装填するとバリズンソードにコズミックエナジーが溢れてレム・カンナギへと斬撃を放ち、攻撃を浴びて思わず後ろに吹き飛ばされてしまった。

 

 

なでしこ「なでしこロケットパーンチ!!」

 

レム・カンナギ「グハァッ…」

 

次になでしこのロケットモジュールによるパンチを受けてレム・カンナギは空中へと吹き飛ばされてしまいそこに同時に飛び上がった葉月と撫子が蹴りの体勢に入った。

 

レム・カンナギ「絶対的な力を持つこの私が負けるなど…」

 

 

撫子「イカロス・パーフェクト電撃キック!!」

 

葉月「これで終わり!!」

 

 

(ゴキゲンオーディン・ビックバンノヴァ!!)

 

 

レム・カンナギ「グハァッ…ざ、残念無念…」

 

私と撫子さんの電撃を纏ったライダーキックが同時に炸裂してレム・カンナギはついに大爆発を起こしてしまい直後に私も限界が来たのか強制的に変身が解除されてしまった。

 

葉月「はぁ…はぁ…」

 

弦太朗「大丈夫か?」

 

地面に崩れ落ちた私を弦太朗君が支えてくれてなでしこさんが私を心配そうに見つめていた。

 

葉月「すみません…弦太朗君」

 

なでしこ「大丈夫?」

 

葉月「皆さんのお陰で助かりました…」

 

弦太朗「気にすんなって…仮面ライダー同士助け合いだろ?」

 

なでしこ「そうそう!!ダチのためならどこへでも飛んで行くよ!!」

 

2人はにこりと笑顔を浮かべて最後に撫子さんは私の方へと視線を向けた。

 

撫子「困ったことがあったら私を頼って!!私も仮面ライダーだから!!」

 

葉月「ありがとうございます。撫子さん…」

 

その後3人はバイクに跨ると私に手を振ってエンジンを吹かせて走り出してしまい姿が見えなくなるまで私はその後ろ姿をじっと見つめていたがついに体の限界が来て体がぐらりと傾いて倒れそうになった。

 

耀子「葉月…貴方はまた無茶をして…」

 

葉月「湊先輩…うっ…」

 

湊先輩が私を支えてくれたものの私は意識を保つことが出来ずにそのまま私は湊先輩の腕の中で意識を失ってしまった。

 

シロ「まずい事になったね…」

 

耀子「シロ…葉月の体に何が起こってるの?」

 

シロ「お姉ちゃんにアギトの力が宿ってる…その力がアーマードライダーや錬金術の力に干渉してしまってる…」

 

耀子「アギトの力って何?」

 

シロ「アギトは神の力…どうしてお姉ちゃんがアギトの力を得たかはわからないけどただ1つわかっていることがある…」

 

耀子「何?」

 

シロ「お姉ちゃんはもう、まともに戦うことは出来ない…ヴィーナスもヴィーナス・真も短時間しか戦闘が出来なくなってる…それに変身出来たとしてもアギトの力が邪魔をしていつもの力が出せないよ」

 

耀子「そんな…どうしたら?」

 

シロ「アギトの力を別の力に変換出来たらいいんだけど…そればかりはどうしようもない…」

 

耀子「葉月…」

 

 

りんねSide

 

私は葉月さんの様子をずっと見て来たけれど肝心なところで何も出来ない事がとても悔しくて辛かった。

 

りんね(私に何か出来る事はないの?私も葉月さんの力に…)

 

 

宝太郎(九堂…過去の葉月の力になってあげてくれ!!)

 

りんね(そんな…宝太郎はどうするの!?)

 

宝太郎(俺は葉月さんと共にここを食い止める…)

 

葉月(大丈夫…未来は私達が守ります!!過去の私によろしく…)

 

 

りんね「私は肝心の時に何も出来ない…私はどうしたら?」

 

 

 

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