(注意)アギト超能力戦争のネタバレを含みます
葉月「変身!!」
(ガガガガッチャーンコ!)
(シャイニングフェザー!)
(ヴィーナスグリフォン!)
私はヴィーナス・真へと変身するとアギトのような謎の怪人に向かって拳を振り上げるが私の拳は謎の力によって止められてしまった。
葉月「ぐっ…これも超能力!?」
ルージュ「ふふふ…アッハッハッハッ」
念動力のような力で私の拳を止めるが私は腰からケミーライザーを抜くと咄嗟に射撃を行いアギト怪人の念動力を中断させた。
葉月「ハアッ!!」
ルージュ「グッ…」
射撃は防げずにダメージを受けたようで私はすぐに指輪を翳すと2枚のカードを取り出してドライバーに装填した。
(DONPOSEIDON!)
(MERCURIN!)
葉月「ふっ!!」
(ガガガガッチャーンコ!)
(ウェーブガーディアン!)
(マーキュリーポセイドン!)
素早くマーキュリーポセイドンへと姿を変えると手元にポセイドンの槍を召喚してアギト怪人の足元に2本投擲した。
葉月「ハッ!!」
ルージュ「どこを狙っているの?さぁ…貴方の指輪を…っ!?」
アギト怪人は再び私に向かって念動力を発動させようとしたがアギト怪人の足元から水の渦が発生してアギト怪人を呑み込んでしまいその隙に私は指輪を翳してドライバーのレバーを押し込んだ。
(アルケミスリンク!)
葉月「これならどうですか!!」
(マーキュリーポセイドン・ノヴァ!)
アギト怪人を包み込んだまま私は水の渦に向かって巨大なポセイドンの槍を生成すると渦の中心に向かって投擲した。
葉月「デヤアアアッ!!」
投擲した槍が渦に突き刺さり直後に電撃を纏った渦が破裂し直後に爆発が起こり私は地面に着地を決めたが弾けた渦の中からずぶ濡れのドレスの男性が姿を現した。
ルージュ「ぐっ…中々やるじゃない…でも私達は木野先生の使命を叶えなければならないの…」
葉月「木野!?今、木野って言いました?」
思わぬ名前が飛び出して来て私は思わず尋ねるが男性は私の方を睨みつけると私に向かって指を差した。
ルージュ「次こそは貴方の指輪を貰うわ!!」
男性は立ち去ってしまい私は変身を解除すると男性が立ち去った方向へと視線を向けた。
りんね(木野…まさか木野薫!?)
葉月「木野…いや違う…あの木野さんなわけない…きっと同じ苗字の別人…」
一緒に戦った木野薫さんとは違うと思い私は辺りに倒れている遺体に視線を向けた。
葉月「酷い…それにさっきのアギトみたいな怪人は一体…」
小沢「久しぶりね呉島さん。」
そこに一台の車が止まり窓を開けて中から小沢さんが姿を現した。
葉月「小沢さん!さっきぶり…いえ25年経ってるんでしたっけ?」
小沢「貴方…さっき過去からこの時代に帰って来たばかりなのね?どうりで最後に見た姿と同じだったから納得だわ…」
そう話す小沢さんはさらに成長した女性に成長しており私は思わず頭を下げた。
葉月「教えてください…今、何が起こってるんですか?さっきのアギト怪人は一体…?」
小沢「あれはギル・アギト…私達はそう呼んでいるわ…」
葉月「ギル・アギト…?」
小沢「そうね…ギルスのようなアギトのような存在…私達はそう呼んでいるわ…」
葉月「それに超能力者が襲撃って一体何が起こっているんですか?」
小沢「少し前に不可能犯罪がまた発生したのよ…アンノウンの仕業かと思って調査したところ超能力者の連中の仕業とわかったのよ」
葉月「超能力者…アンノウンの仕業じゃないんですね?一体なぜ….」
小沢「氷川君に調べてもらったんだけど何者かが裏で連中を動かしている事がわかったわ」
葉月「一体誰がこんな事を…そういえば氷川さんは?」
小沢「氷川君も既に動いているわ…何か手がかりを掴んだみたいよ」
葉月「わかりました…私も氷川さんと合流します!!」
小沢「わかったわ…氷川君の向かった場所はここよ」
小沢さんはスマホを取り出すと私のスマホにマップ情報を転送し、私は場所を確認するとスマホを仕舞うとトライチェイサーに跨った。
小沢「私も後で合流するわ」
葉月「わかりました!!…あ、そういえば津上さんと葦原さんは?」
小沢「葦原涼についてはわからないけど津上君なら元気にしてたわ…アギトの力を失ったと言っていたわ…」
葉月「アギトの力を!?…だったら2人の分まで私達が頑張らないとですね!!」
小沢「えぇ…そうね頑張りましょう!!」
葉月「はい!!では!!」
私はトライチェイサーに跨るとヘルメットを被り目的地へ向かって走り出した。
葉月「なっ…これは…!?」
小沢さんから送られて来たマップ情報で目的地へと向かっていたが道中に数人のギルアギトが徘徊しているのを見かけて私は思わずバイクに跨ったままカードを取り出した。
葉月「爆発的に増えてる!?」
(GINGRFFON!)
(KINKIRAVINA!)
葉月「変身!!」
(ガガガガッチャーンコ!)
(シャイニングフェザー!)
(ヴィーナスグリフォン!)
私はヴィーナス・真に変身するとトライチェイサーに跨ったまま勢いよくスロットルを回して加速させた。
葉月「行けっ!!」
数体のギル・アギトをトライチェイサーで跳ね飛ばすと私は素早くトライチェイサーから降りると前方から迫り来るギルアギト軍団へ向かって拳を握った。
???「そこまでだ!!」
葉月「きゃあっ!!」
突如正面のギル・アギトと私の間にどこからか銃撃が放たれてギル・アギトと私は地面に倒れ込み、近くの街路樹の影から水色の装甲を身に纏った女性がいた。
るり子「Gユニット葵るり子、成敗致す!!」
葉月「Gユニット!?もしかして小沢さんの仲間!?」
るり子と名乗る女性はメットを被ると2丁拳銃でギル・アギトの群れに挑み掛かり次々とギル・アギトを撃ち抜いていく。
葉月「G6?」
装甲の部分に目を凝らすとG6と書かれておりG3-Xの強化装甲服だとわかったが、るり子さんは複数のギル・アギトに囲まれてしまっていた。
葉月「いけない…助けないと!!」
るり子「えぇい…面倒だな!!」
複数体相手では分が悪いのか胸の装甲を踏みつけられながらも必死に銃をギル・アギトに撃ち込んでいる葵るり子さんを援護すべく周りのギル・アギトを引き剥がしに掛かった。
葉月「離れなさい!!ハアッ!!」
私は引き剥がしたギル・アギトに蹴りを繰り出して蹴り飛ばすと背後に回ったギル・アギトに向かって肘打ちを浴びせた。
るり子「なんなんだよお前!?アギトじゃ無いのか?」
葉月「私は呉島葉月…小沢さんの知り合いです!!」
るり子「小沢さんの!?よし…ならちょっとそいつら抑えてろ!!」
葉月「は、はい…って…えっ!?」
私は数体のギル・アギトを脇に抱えながら、るり子さんから引き剥がして地面に転がしていると突如るり子さんはG6の装甲を外し始めてしまった。
葉月「ちょっ…何故装甲を!?」
るり子「見せてやる!!私の新しい力を!!」
黒いスーツを脱いで地面に投げ捨てると私が蹴り飛ばしたギル・アギトへ向かって構えを取った。
るり子「ハアッ!!」
葉月「なっ…るり子さんも超能力者!?」
るり子さんの腹部から火炎弾が放たれてギル・アギトは爆発を起こすが他の数体のギル・アギトが襲い掛かり私はすぐに間に割って入り、ガッチャートルネードを召喚してギル・アギトの攻撃を受け止めた。
るり子「あんた…」
(ケミーセット!!)
葉月「デヤアアアッ!!」
(ケミースラッシュ!!)
ガッチャートルネードを回転させながら構えると斬撃波を放ち、ギル・アギトを吹き飛ばすとすぐにガッチャートルネードを地面に突き立ててドライバーに指輪を翳した。
(アルケミスリンク!)
葉月「ハッ!!」
(ヴィーナスグリフォン・ノヴァ!)
私のライダーキックがギル・アギトに連続で命中し私は全てのギル・アギトを殲滅すると、地面に着地に決めた。
るり子「やるじゃないかあんた…」
葉月「いえ…お邪魔でしたか?」
るり子「いや…正直助かった…この力に目覚めたのもついさっきだからな…」
葉月「そうなんですか…あ、いけない…急いで氷川さんと合流しないと…」
るり子「氷川誠か?あー…私、小沢さんに修行で山籠りをするって行って飛び出して来たからな…なんとなくだけど顔を合わせづらいな…後は任せていいか?」
葉月「わかりました。後は任せてください!!」
私はるり子さんと別れると私は再びトライチェイサーに跨り目的地へ向かって走り出した。
るり子「さっきの白いやつ…小沢さんが言っていた未確認生命体27号ってやつか?」
-診療所-
私は診療所に続く道を歩いているとすぐ近くを車が走り抜けていき先ほど別れた小沢さんだと思い思わず後を追いかけようとしたが近くに小さな診療所があることに気づいてスマホのマップを確認した。
りんね(葉月さん…あれ!!)
葉月「あの診療所だよね…あそこに一体何が…」
私は階段を登っていき扉の前まで辿り着くと誰かが慌てて出て行ったのか扉は開いており私は診療所の中に足を踏み入れた。
りんね(ついさっきまで診察してた痕跡が…)
葉月「ここに一体何が…?」
診療所には誰もおらず机の上の診療道具や注射針などに視線を向けるがすぐ近くで物音がして私は物音のする方へと視線を向けた。
葉月「地下室…」
地下に続く階段があり私はゆっくりと慎重に地下に続く階段を降りて行くと薄暗い地下室が姿を現して何者かが何かしらの作業をしており私はゆっくりとその人物へと近づいて行った。
葉月「あの…」
???「おや?懐かしい顔だな…確か呉島さんだったか…」
葉月「なっ…貴方は!?う、嘘…貴方がどうしてここに!?」
サングラスを外した男性は私の方へと視線を向けると私はその場にいる筈のない人物の登場に驚きを隠せなかった。
???「Gユニットの差し金といったところかな?」
りんね(木野薫…)
葉月「き、木野さん…貴方がどうしてここに…亡くなったって聞きましたが…」
木野「地獄から蘇った…とでもいいましょうか」
葉月「蘇った…貴方はここで何をしているんですか?街中では超能力達が変身するギル・アギトが人々を襲っているというのに…」
木野「ふっ…まだ気が付かないんですか?」
葉月「なっ…何を!?」
りんね(ま、まさか…)
木野さんは謎の金色の液体の入っている瓶を見せつけると僅かに笑みを浮かべた。
木野「貴方達の言うギル・アギトを生み出したのは私なんですよ」
葉月「なっ…嘘…ですよね…何故!?」
木野「人類は進化するべきなのです。そのために私は末期症状のある患者に特効薬としてこれを注入しています。そして生き残り、選ばれた人間がアギトとして覚醒を果たす…」
葉月「人類のアギト化!?何故そんな事を!?」
木野「人は弱い…ただの平凡な人間だからこそ人類は次のステップへと進化するべきなのです!!」
葉月「じゃあ…選ばれなかった人間はどうなるんですか?」
木野「町中には既にアギト因子から覚醒した超能力者達から周囲にウイルスのように散布されています…選ばれた人間はアギトとして覚醒し、選ばれなかった人間は死に至る…私はこうやって人類を選別しているのですよ!!」
りんね(命の選別?この人は命を選ぶような人間ではなかった筈…)
葉月「アギト因子…じゃあ貴方は選ばれなかった人間はそのまま皆殺しにするつもりですか!?貴方は25年前に、全ての命は皆同じく等しい…私は全ての命を救いたいと思うって言ったじゃないですか!!」
木野「黙れっ!!お前に何がわかる!?」
葉月「っ!!」
木野「私は蘇った…しかし私の周りからは次々と人が去って行く…私を慕っていた浩二やそして葦原涼もな…」
葉月「葦原さん?どうして葦原さんが出てくるんですか!?」
木野「彼は死んだ」
葉月「なっ…」
木野「彼は衰弱した状態でこの診療所へと駆け込んで来た…私は彼を救おうとしたが既に手遅れだった…」
葉月「そ、そんな…」
りんね(葦原さんが死んだ…?)
木野「しかし彼のおかげで私は人類の強制進化への道を…アギト因子を手に入れる事が出来た…」
葉月「アギト因子…一体どうやって…」
木野「あれを見たまえ」
木野さんは自身の背後へと視線を向けると木野さんの後ろの床にはガラスの破片と緑色の何かが散らばっており私はガラスの破片の方へと歩み寄ってじっと見つめた。
りんね(ま、まさか…あれは…)
葉月「っ!?これは…いや…そんな…こんな事って…」
そこに散らばっていたのはかつて葦原さんが変身していたギルスの頭部であり私は葦原さんの変わり果てた姿に思わず口を手で覆った。
木野「人間は弱い…そして葦原涼が死んだのは残念だった…しかしギルスの死体が人類の進化に大いに役立ってくれた…」
葉月「あ、葦原…さん…っ!!アギト因子ってまさか!?」
木野「そう…ギルスの遺体からアギト因子を抽出し、末期患者に注射することで超能者を増やしているのですよ…これこそ人類の強制進化へと導く方法だ!!」
葉月「狂ってる…葦原さんの遺体を利用してこんな事をするなんて…こんなの…死んだ葦原さんへの冒涜です!!」
木野「全ては人類が進化するための尊い犠牲なのですよ」
葉月「違う!!」
木野「何?」
葉月「超能力者によって多くの被害を出しておいて何が進化ですか!!進化というのはそれぞれが互いに助け合い、支え合って困難を乗り越えた先にあるのが進化の形じゃないですか!?」
木野「君は…」
氷川(何度も困難を乗り越え、自分を乗り越え、達成されるものだ!!)
木野「君も…あの男と同じ事を言うのか?」
(アルケミスドライバー)
りんね(葉月さん…私も一緒に戦う!!)
葉月(えぇ!!一緒に彼を止めましょう!!)
(アルケミスリンク!)
私は指輪をはめ直すとドライバーを出現させて指輪をドライバーに翳して2枚のカードを装填した。
(UNICON!)
(THE SUN!)
木野「君も私の邪魔をするというのかね?」
葉月「私は貴方を止める…変身!!」
(ガガガガッチャーンコ!)
(プロミネンスホーン!)
(サン・ユニコーン!)
私はマジェードへと変身すると木野さんへと正面から向かい合った。
葉月「変身出来るんでしょう?ギル・アギトに…」
木野「ならば…やむを得ない…変身っ!!」
木野さんは他の超能力達と同じギル・アギトに変身を完了させると以前一緒に戦った時と同じように拳を構えた。
(注意)次回、アギト超能力戦争のネタバレあり