仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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292話 タブレットの力

 

-ユグドラシル-

 

葉月「ヘルヘイムの実が!?」

 

職員「えぇ…かつてのヘルヘイムの植物が再び出現し繁殖しています」

 

ユグドラシルにて、職員からヘルヘイムの実や植物が沢芽市にて繁殖しているのを発見したという驚きの情報が飛び込んできて、私は緊急の対策会議を行なっていた。

 

職員「水瀬さん。呉島主任が不在の今、貴方にユグドラシルを率いて欲しいのです」

 

葉月「ヘルヘイム対策チームを再び立ち上げるんですね?以前は貴虎さんがプロジェクトリーダーを務めていた…」

 

職員「えぇ…貴方しか頼める方は居ない…」

 

葉月「それじゃあ…私がプロジェクトリーダー…つまり主任…?」

 

職員「はい…ぜひとも!!」

 

葉月「私が主任…?私は秘書なんですが…」

 

職員「呉島主任が居ない今、頼れるのは貴方だけなんです!!」

 

秘書である私がプロジェクトチームの主任に選ばれた事実に思わず頭を悩ませるが私は貴虎さんに沢芽を任された事を思い出して職員へと向き直った。

 

葉月「…わかりました…やります!!」

 

職員からの歓声が上がり、私は思わずとんでもない事を了承してしまったと思った。

 

職員「しかし…インベスが出現したらどうやって対応致しましょうか?」

 

葉月「私がインベスを処理します。ただ私1人だと…うーん」

 

職員「しかし貴方ほどの人を支えられる人物など他には…」

 

 

シロ「だったら私達が力を貸すよ」

 

会議室に姿を現したのはシロちゃんと湊先輩であり私達は驚いて椅子から立ち上がった。

 

葉月「シロちゃんに湊先輩!?」

 

耀子「私達もヘルヘイム対策チームに加わらせてもらえるかしら?」

 

葉月「なっ…ダメですよ!!湊先輩はようやくユグドラシルから解放されたのに…」

 

耀子「非常事態なのよ…貴方だけでは対処は厳しいわ」

 

葉月「いやいや…シロガネ電材の仕事は!?」

 

シロ「掛け持ち!!」

 

葉月「えぇ…」

 

シロ「こういう時こそ助け合いじゃないの?」

 

葉月「そう…ですね…わかりました…私からもお願いします!!」

 

職員「流石は水瀬主任だ…貴方がいれば安心だ!!」

 

シロ「……水瀬?」

 

葉月「仕事場では旧姓を使ってるんですよ。貴虎さんとの差別化です。」

 

シロ「ほ〜」

 

職員「早速ですが水瀬主任…ヘルヘイムの植物はどうしますか?」

 

葉月「植物が生えているという事は、以前のようにあちこちにクラックが出現している可能性があります。見つけ次第処理しましょう。」

 

職員「もしインベスが出現した場合はどう致しましょうか?」

 

葉月「インベスが出現した場合は速やかに私達に連絡を…私達が処理します。」

 

耀子「葉月…黒影トルーパー隊の量産型ドライバーはどうするの?」

 

葉月「無しです!!」

 

耀子「なっ…どうして?」

 

葉月「黒影トルーパーのドライバーを量産してしまえば、世界各国のギャングに横流しにされてしまいます…」

 

シロ「確かに…前みたいにドライバーを悪事に利用する人も出てくる…それを防ぐためだね?」

 

葉月「そうです。」

 

その後、私はすぐに貴虎さんに報告しようと貴虎さんの執務室に入り、貴虎さんの大きな机にパソコンを置き椅子に深く腰掛けると、私のスマホから着信音が響いた。

 

貴虎「私だ」

 

葉月「貴虎さん…ヘルヘイムの植物が出現しました…」

 

貴虎「部下から話は聞いている…」

 

葉月「それで…その…事態収集のために私がヘルヘイム対策の指揮を取る事になりました…」

 

貴虎「それも聞いている…」

 

葉月「すみません…貴虎さんが居ない間に話を進めてしまって…」

 

貴虎「気にしなくていい…お前以外に相応しい人は居ない…」

 

葉月「そう言ってもらえるのはありがたいんですが私に務まるでしょうか?」

 

貴虎「何を言う…お前はもう少し自分に自信を持て…俺の横でずっと見ていただろう?」

 

葉月「そ、そうですが…」

 

貴虎「それに…お前をプロジェクトリーダーに推薦したのは私だからな…」

 

葉月「えぇっ!?」

 

貴虎「事前に部下には話を通していたのだ…私の代わりを務まるのは葉月しか居ない…とな」

 

葉月「そ、そうだったんですか…」

 

貴虎「大丈夫だ。お前なら安心して任せられる…」

 

葉月「貴虎さんはどうするんですか?」

 

貴虎「私はこれから他の国にもヘルヘイムの進行がないか、光実と共に調査に向かうつもりだ…」

 

葉月「お気をつけて…」

 

貴虎「あぁ…また連絡する。」

 

 

私は貴虎さんとの通話を切り、執務室から見える外の景色をじっと見つめた。

 

葉月「私がプロジェクトリーダーか…」

 

その時私のスマホに再び着信が鳴り響き、私はすぐに着信に出た。

 

職員「水瀬主任!!クラックが出現しました!!」

 

葉月「なっ…もうですか!?」

 

職員「すでに処理班と湊さんが向かって居ます!!」

 

葉月「分かりました…すぐに行きます!!」

 

私はすぐに会社の駐車場に向かい、トライチェイサーに跨りエンジンを吹かして勢いよく走り出した。

 

レイカ「ふーん…」

 

その様子を物陰から羽原レイカが見つめており、葉月の後ろを追いかけるように走り出した。

 

 

耀子「ハアッ!!」

 

一方で、クラックから飛び出して来たインベスをマリカに変身した耀子が容赦無く斬撃を浴びせており、地面に倒れたインベスに向かってソニックアローを構えた。

 

耀子「終わりよ…ハアッ!!」

 

 

(ピーチエナジー!)

 

耀子のソニックアローの一撃でインベスは倒されるが、燃える炎の向こうから何かの攻撃が放たれて、耀子は思わず慌てて回避した。

 

耀子「何者!?」

 

そこに現れたのはアレクトであり、耀子に向かって蹴りを放った。耀子は突然のアレクトの蹴りを受けて後ろに後退した。

 

アレクト「湊耀子…呉島葉月はどうした!?」

 

耀子「貴方…真・冥黒の三姉妹のアレクト…?」

 

アレクト「今日こそぶっ潰してやる!!」

 

アレクトはケミーカードを取り出すと、カードを自身の体に取り込んでマルガム化した。

 

耀子「そういえば貴方には借りがあったわね…」

 

アレクト「呉島葉月が来るまでにどれほど持つかな?」

 

アレクトは耀子に向かって駆け出し、耀子はピーチエナジーロックシードをソニックアローから外して再びゲネシスドライバーに装着すると、そのままソニックアローを構えて射撃に入った。

 

耀子「今度は負けないわ!!」

 

 

葉月Side

 

葉月「急がなきゃ…湊先輩が待ってる!!」

 

私はトライチェイサーを走らせながら湊先輩が居るであろう現場に向かっていたが、突如後ろから真っ赤なバイクが車間距離ギリギリを詰めてきているのに気づいた。

 

葉月「なっ…何!?」

 

後ろの真っ赤なバイクは嘲笑うように私の後ろから距離をさらに詰めてきて、ついに私を追い越した。

 

葉月「もう…こんな時に煽り運転!?邪魔っ!!」

 

私はスピードを上げて横からすり抜けるように追い越すと、赤いバイクもスピードを上げて私の横にピタリと付いた。

 

葉月「何ですか!?」

 

私は必死に叫ぶが、私の声が届いていないのか応答せず、代わりにさらに加速して私の前に出ると、進行方向を塞ぐように車体を横にして、私の前に停車した。

 

葉月「あの…私急いでいるんですけど!!」

 

レイカ「ふーん…やっぱりアンタで間違いないね…」

 

バイクから降りた女性は黒いジャケットに黒いホットパンツの女性であり、ヘルメットを外して顔を見せた。

 

葉月「貴方…誰!?」

 

レイカ「アンタの力を試させてもらうよ…ハアッ!!」

 

葉月「わっ…な、何ですかいきなり!?」

 

謎の女性は私に向かって駆け出すと私に向かって蹴りを放ってきた。私は思わず後ろに後退しながら蹴りを回避しながら同じく蹴りを放ち、反撃に出た。

 

レイカ「アンタやるじゃん…ダブルの左側に比べて歯応えがあるね」

 

葉月「ダブル!?ダブルってもしかして…仮面ライダーW!?」

 

レイカ「へぇ…知ってたんだ…ハアッ!!」

 

私は勢いよく腹部を蹴られてしまい地面に転がった。女性は懐から何かを取り出した。

 

 

(ヒート!)

 

 

葉月「あれってWの変身に使うガイアメモリ?」

 

女性は黒いジャケットのジッパーを開いて黒い模様な物を露出させると、そこにガイアメモリを突き刺した。

 

葉月「変身した…」

 

女性は赤い怪人へと変貌し、私は一気に警戒度を上げるが、私の背後からシロちゃんの声が響き、思わず振り返った。

 

シロ「お姉ちゃん!!ドライバー調整完了だよ〜」

 

シロちゃんは私に向かってゲネシスドライバーを投擲し、私は受け取ったドライバーを装着した。

 

 

葉月「変身!!」

 

 

(マロンエナジー)

 

 

マロンエナジーロックシードを開錠してクラックから栗の鎧が出現し、私は素早くロックシードをドライバーに装着してハンガーを閉じて、一気にレバーを押し込んだ。

 

 

(ロックオン・リキッド)

 

 

(マロンエナジーアームズ)

 

 

栗の鎧が被さり、同時に白いアンダースーツが私の体を覆った。最後に鎧が装着されて、私はアーマードライダーヴィーナスに変身した。

 

 

(ケミーライザー!)

 

 

葉月「ケミーライザーがベルト帯に!?」

 

ゲネシスドライバーの銀色のベルト帯の横にケミーライザーが装備されており、私は思わず驚きの声を上げた。

 

シロ「アーマードライダーとケミーの力を使えるようにしたよ!!」

 

葉月「凄い…ありがとうございますシロちゃん!!」

 

シロ「お姉ちゃん1人で大丈夫?私はクラックの処理に向かうけど…」

 

葉月「大丈夫です!!クラックの方をお願いします!!」

 

シロ「分かった…無茶はしないでね」

 

シロちゃんを見送った私はソニックアローを掴み、目の前の怪人に向かってソニックアローを振り下ろした。

 

葉月「はあっ!!」

 

レイカ「ハアッ!!」

 

私のソニックアローを両手で受け止めた怪人は、私の手からソニックアローを叩き落とそうとしたが、私はソニックアローを手元にぐいと引き寄せた。

 

レイカ「なっ…」

 

葉月「だあっ!!」

 

怪人をぐいと引き寄せたところで私はガラ空きとなった腹部に拳を叩き込むと、怪人は苦しげな声を上げた。

 

レイカ「くっ…やるわね…けど…ハッ!!」

 

葉月「ぐうっ…!?」

 

怪人は火炎弾を手から私の足元に向かって放った。私は足元で爆発する火炎弾の衝撃に巻き込まれて上空に吹き飛ばされて、地面に落下した。

 

葉月「くっ…」

 

レイカ「どう?アタシの炎の味はどうかしら?」

 

私はゆっくりと体を起こすが、そこまで深刻なダメージでない事に気づくと、構えたソニックアローをゆっくりと下ろした。

 

レイカ「諦めた…というわけね?」

 

葉月「貴方…私の力を試してますね?貴方からは殺気を感じない…」

 

私の言葉に怪人は驚いたような仕草を見せて体から何かメモリのような物を抜くと、人間の姿へと戻った。

 

レイカ「ふーん…アンタ面白いね…アンタ…名前は?」

 

葉月「葉月。呉島葉月です…貴方は?」

 

レイカ「レイカ。羽原レイカ…」

 

葉月「レイカさんですね?あの…貴方の本当の目的は一体…」

 

京水「やってるやってる〜!!」

 

葉月・レイカ「「!?」」

 

突如男性の声が響いて背後を振り返るとオーロラカーテンが出現しており、オーロラカーテンの向こうから大柄の男性が姿を現した。

 

葉月「黒いジャケット…レイカさんと同じ!?」

 

レイカ「げっ!?あの変なおっさん…まだ追って来てたんだ…」

 

京水「そこの女!!レイカを渡してもらうわよ〜」

 

葉月「レイカさん…あの人に追われてるんですか?」

 

レイカ「そういう事…アタシは裏切り者なんだ…」

 

レイカさんが呟く中で、謎の男性は体をくねらせて謎のステップを踏みながらこちらに近づいて来た。

 

京水「裏切り者は始末しなくっちゃ!!」

 

 

(ルナ!)

 

 

謎の男性は黄色いガイアメモリを正面に投擲すると額に謎の模様が浮き上がり、ガイアメモリは額に向かって挿入された。

 

京水「キタ…キタキタキタキターッ!!」

 

葉月「なっ…貴方も変身を!?」

 

京水「あぁ〜いいわ〜この感じ!!」

 

レイカ「ちっ…克己の奴…メモリを渡したんだ…」

 

黄色い怪人体に変身した男は長く伸びた手をレイカさんの方へ向けて、じりじりと距離を詰めてきた。

 

京水「裏切り者には制裁を…ワタシが可愛がってあげるわ!!」

 

レイカ「うっわ…きもっ…」

 

京水「伸びよ私の手〜!!」

 

謎の男は両手を伸ばしてレイカさんを縛ろうとしたが、私はレイカさんの前に出てソニックアローを大きく振り翳した。

 

葉月「てぇぇぇい!!やあっ!!」

 

京水「あーっ!!切れちゃった…ちょっとアンタ!!邪魔しないで頂戴!!」

 

葉月「邪魔なのはそっちです!!私の邪魔をしないでください!!」

 

京水「なんですって!?邪魔するなら貴方から縛ってあげるわ!!」

 

葉月「縛る…?」

 

京水「ワタシはイイ男にしか興味は無いの!!それにアタシ…女に厳しいの…」

 

レイカ「きもっ…変なおっさん…」

 

京水「変なおっさん!?貴方レディーに対して最悪の侮辱よ!!ムッキー!!」

 

葉月「なんだろう気持ち悪い筈なのに…なんか似たような人を前に見たような…」

 

 

 

-葉月の記憶-

 

貴虎(私だ)

 

凰蓮(あら…メロンの君?)

 

貴虎(その呼び方はやめろ)

 

凰蓮(ワタシにとってはいつまでもメロンの君よ?チューッ!!)

 

貴虎(ッ!!)

 

 

 

ベリアル(貴方の元に居た記憶を失ったイイ男を探してるの…知ってるわよね?)

 

アイム(貴虎を?)

 

ベリアル(貴虎…?うーんかっこいい名前!!ってあの女が言ってた男ね!!ますます惚れちゃう!!)

 

 

-現在-

 

葉月「凰蓮さんやベリアルさんみたいなオネェキャラ…?」

 

京水「貴方…名前を聞いておこうかしら?」

 

葉月「私は呉島葉月!!アーマードライダーヴィーナス!!」

 

京水「いいわ…貴方から始末してあげるわ〜」

 

 

 

???Side

 

???「くそっ…異世界の異なる奴らがオーロラカーテンで沢芽市に!?時間も空間ももうバラバラの滅茶苦茶だ!!」

 

黒いローブの人物がパソコンのモニターで葉月の様子を伺っていたが机の上のタブレットを手に取るが思い通りに動かないようで舌打ちをした。

 

???「駄目だ…私はもう呉島葉月に干渉出来ない…」

 

???「あーあー勿体無いな〜アンタ…」

 

そこに桃色のメッシュの入った謎の女性が現れてローブの人物のタブレットを掠め取ってしまった。

 

???「霞…何のつもりだ?」

 

霞「アンタ…タブレットの効果忘れたの?」

 

???「ぐっ…」

 

霞「そのタブレットは全ての仮面ライダーのデータが入っている…選択した仮面ライダーの力を使う事が出来るけど回数に限度がある…」

 

???「しっ…知ってるさ!!」

 

霞「アンタ…呉島葉月を救うためにタブレットの力を使ったみたいだけどそれ以外にも使ってない?いくらなんでも使い過ぎよ…」

 

???「しっ…仕方ないだろ!!俺は世界1の仮面ライダーファンなんだぞ!!仮面ライダーになれるのは男の夢だろ!!」

 

霞「それで自分の部屋でいろんな仮面ライダーに変身してたって?履歴を見せなさい!!」

 

???「おい…よせっ!!」

 

霞と呼ばれた女性はタブレットで使用履歴を見るとあまりの数に頭を抱えた。

 

霞「ギーツ…カブト…ナイト…メテオ…クール系ばっかりじゃない…」

 

???「フッ…決め台詞も言えるぜ…おばあちゃんが言って…」

 

霞「はいはいもういいから…そこまで!!」

 

???「ちぇ…」

 

霞「それにしてもアンタ…タブレットの効果で自分自身を好きなライダー作品のオリジナルキャラクターとして登場させる事も出来たのにその力も使わなかったの?」

 

???「自分が各ライダーの物語に干渉するのは違うと思った…」

 

霞「ふーん…そっか…」

 

???「でももう仮面ライダーに変身する力が使えないのは痛いなぁ…」

 

霞「何よ?もう散々変身したじゃない…もう十分でしょう?」

 

???「いーやまだだ!!まだ変身出来ていないライダーがいる!!」

 

霞「誰よ?」

 

???「仮面ライダー…マイスだ!!」

 

霞「マイス?あぁ…次の新しい仮面ライダーか…放送開始と同時にマイスも解禁なのに他のライダーで回数を使い切ったのね?」

 

???「あぁ…勿体無い!!」

 

霞「アタシはアンタとは違う…このタブレットをうまく使いこなせる!!」

 

???「お前はどう使うんだ?」

 

霞は自身のアカウントでログインするとタブレットを操作し始めた。

 

霞「力を使えないアンタの代わりにアタシが呉島葉月を支えるよ」

 

???「どうやって?既存のライダーの力を使うのか?」

 

霞「いいえ?アタシ自身を呉島葉月の存在する世界のオリジナルキャラクターとして存在させるように設定する…」

 

???「自身をオリジナルキャラクターとして参加させる…か…呉島葉月に干渉するのか…」

 

霞「えぇ…世界の融合が進む今、アタシが呉島葉月の前に立ち塞がる謎のヒロイン役ってわけ!!」

 

???「敵も味方かもわからないキャラって事か?」

 

霞「そう!!そしてあらゆる時間に干渉できて仮面ライダーとも関わりのあるポジション!!えーっと…これだ!!」

 

霞はタブレットで自身をオリジナルキャラとして設定するとタブレットの画面をタップすると霞の姿に変化が訪れた。

 

???「お前…それは!?」

 

カスミ「私は霞改めてカスミ…タイムジャッカーのカスミ!!」

 

カスミの服装はタイムジャッカーのオーラに似た桃色の服装に変わった。

 

???「何でタイムジャッカー!?」

 

カスミ「タイムジャッカーは過去や未来を行き来して歴史に介入出来る…タイムジャッカーなら行動しやすいと思ってね…」

 

???「アナザーライダーを生み出すのか?」

 

カスミ「馬鹿…そんな事するわけないじゃん…ただ呉島葉月に近づくためよ」

 

???「既存の仮面ライダーに変身する力ではなく自分を物語の世界のオリジナルキャラとして参戦させる力を選ぶとは…」

 

カスミ「まぁ…アタシなりに楽しませてもらうから…それじゃ!!」

 

カスミはタブレットを操作すると、外にタイムマジーンを召喚して中に入り込んでレバーを握った。

 

カスミ「時空転移システム起動!!」

 

 

(ターイムマジーン!!)

 

 

カスミは時空ゲートへと飛び込み、葉月の存在する世界へ向かって旅立って行った。

 

 

 

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