仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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327話 新たな物語

 

-崩壊した未来-

 

グリオン「くっ…我が人形達とダークライダーはどうした!?」

 

宝太郎(未来)「どうやら…過去の俺や葉月さんがやってくれたようだな…」

 

グリオン「バカな…異世界のダークライダーを撃破したのか?」

 

宝太郎(未来)「過去へ送った手下がいつまで経ってもこっちの世界に戻って来ないのがその証拠だ!!」

 

 

(ケミースラッシュ)

 

 

宝太郎(未来)「セイヤアッ!!」

 

グリオン「ぐっ…手下を失おうが今戦えるのは貴様だけだ!!」

 

宝太郎(未来)「あぁ…だがそれはお前も同じだ!!」

 

 

(HOPPER1! シャイニング!)

 

 

(STEAMLINER! シャイニング!)

 

 

(ガッチャーンコ!)

 

 

(ライジングソウル!シャイニングデイブレイク!)

 

 

宝太郎はシャイニングデイブレイクへと変身すると、素早くグリオンへ接近して黒い装甲に拳を叩き込んだ。

 

 

(ドレッドブレイキング)

 

 

グリオン「おのれおのれおのれーーっ!!」

 

 

宝太郎(未来)「黄金のドライバーの復元していないお前など…もう敵じゃない!!」

 

 

(ライジングフィーバー)

 

 

宝太郎は太陽の力で高く飛び上がってグリオンに蹴りを繰り出して火花を散らし、グリオンはすぐに後ろに下がっていく。

 

グリオン「バカな…貴様に二度までも…」

 

宝太郎(未来)「ハアーッ!!」

 

宝太郎の蹴りがグリオンを貫き、グリオンはそのまま呆気なく大爆発を起こした。

 

宝太郎(未来)「はっ!!葉月さん…」

 

 

-ベースキャンプ-

 

グリオンを撃破した宝太郎はキャンプ基地へ帰還すると、傷だらけで横になっている葉月に視線を向けた。

 

宝太郎(未来)「グリオンを倒した…もう大丈夫だ…」

 

葉月(未来)「グリオンを…?」

 

クロトー「油断するな…奴も冥黒王の人形に過ぎない…いつ甦っても不思議ではない…」

 

宝太郎(未来)「あの冥黒王はもう倒した…もう甦るとは…」

 

グリオン「残念だが私は死なぬ…」

 

上空にホログラムのグリオンの顔が浮かび上がり、宝太郎達は驚いて空を見上げた。

 

宝太郎(未来)「バカな…」

 

グリオン「一ノ瀬宝太郎…貴様1人では私は倒せぬ…無駄だったな!!」

 

アトロポス「やはり…何度壊されても復活出来るように、冥黒王の呪いが込められているのかもしれないね」

 

宝太郎(未来)「呪い…」

 

グリオン「呉島葉月…お前が足を引っ張ったせいだ…貴様の弱さがこれだけの災厄を生んだのだ…」

 

葉月(未来)「ぐっ…グリオン…」

 

グリオン「レベルナンバーXの力に耐えきれなかったようだな…こちらも黄金のドライバーの復元を急ぐとしよう…」

 

ホログラムは消滅して全員から溜息が漏れるが、葉月は拳を強く地面に叩きつけた。

 

葉月(未来)「くっ…どうすればグリオンを…」

 

 

 

-霞の家-

 

その頃、シンと霞はタブレットであらゆる世界の様子を観察していた。

 

シン「霞…葉月が錬金術師になったぞ」

 

霞「あら?銀杏蓮華と同じ制服を着てるわね…」

 

シン「それにしてもまさかの九堂りんねが妹とはね…驚いた…」

 

霞「それはタブレットの少し先を見通す力でも見通すことが出来なかったの?」

 

シン「あぁ…その通りだ…だが…ひとつ言えることがある!!」

 

霞「何?」

 

シン「ここから先は未知の領域だ…どんな人物と出会い、どんな新しい仮面ライダーが誕生するか楽しみだな!!」

 

霞「新しい仮面ライダー?」

 

シン「ほら…これを見ろよ」

 

霞「ん?」

 

シンがタブレットを操作して映し出したのは、とある見知った人物と知らない人物とのやりとりで、それ以外にも知らない人物が変身するライダーの姿が映し出された。

 

シン「短時間だが映像を再生出来るぞ…見てみるか?」

 

霞「当然!!」

 

シン「んじゃ再生するぞー」

 

 

-幻夢無双コーポレーション-

 

黎斗「歯科衛生士試験に合格したか…おめでとうマリッジ…」

 

姫子「社長…今は姫子と呼んでください…」

 

黎斗「では、配属先の病院は知っているな?」

 

姫子「えぇ…聖都大学附属病院ですね…あの天才ゲーマーMが配属されている…」

 

黎斗「宝生永夢だけじゃないだろう?君のお姉さんも一緒に働いている…」

 

姫子「……ポッピーピポパポ…」

 

黎斗「君には歯科衛生士として業務を行いながらCRでの業務を行ってもらう…詳しくはポッピーに聞くといい…」

 

姫子「CRと言うことはやはり…バグスター治療も行うのですね…」

 

黎斗「あぁ…」

 

黎斗は机の引き出しからガシャコンバグヴァイザーⅡと白いガシャットを取り出すと姫子に手渡した。

 

黎斗「君は今日から仮面ライダーだ…しかし注意するべき事がある…」

 

姫子「わかっています…このゲームは…」

 

黎斗「君の真の力を引き出せるのは天才ゲーマーKだ…彼とパートナーになれば100パーセントの力を発揮できる。」

 

姫子「わかっています…必ず天才ゲーマーKを見つけます。」

 

黎斗「では行くといい…ときめきブライダルのバクスター…マリッジよ…」

 

姫子「はい…社長…」

 

 

-霞の家-

 

霞「また知らない人物が…」

 

シン「天才ゲーマーKか…どんな物語が展開されるんだろうな…」

 

霞「私達の知らない物語が次々と生まれているわね…」

 

シン「まだ映像があるみたいだ…」

 

 

-???-

 

姫子「きゃああああっ!!」

 

 

(ガッシューン…)

 

 

姫子のドライバーからガシャットが抜けて地面を転がり、謎の青年がガシャットを拾い上げた。

 

???「大丈夫か姫子!?」

 

姫子「なっ…どうして君が…?それはおもちゃじゃないの!!返しなさい!!」

 

 

(マッチしました!!)

 

 

姫子「私のガシャットが反応を…」

 

???「こいつを使えば変身出来るんだろ?」

 

姫子「駄目…適合者ではない貴方では変身は…」

 

???「適合手術なら…もう受けた!!」

 

 

(マイティアクションX!)

 

 

黒いライダーガシャットを起動するとゲームエリアが展開して、そばで倒れている姫子が驚きの表情で青年を見つめた。

 

姫子「プロトガシャット!?まさか…貴方が天才ゲーマーK…?」

 

???「変身!!」

 

(ガシャット!)

 

 

(レッツゲーム!メッチャゲーム!ムッチャゲーム!ワッチャネーム!?)

 

 

(アイム ア カメンライダー!!)

 

 

ポッピー「うっそー!?」

 

永夢「あれは…ゲンム?けど…何か違う…」

 

パラド「ゲンムの後継者か?心が踊るな」

 

バグスター「貴様…一体何者だ!?」

 

???「俺は…仮面ライダーノワール!!」

 

 

-霞の家-

 

霞「仮面ライダーノワールですって!?」

 

シン「新しいライダーがまた生まれたな…」

 

霞「もしかしたら葉月もこの人達と出会うかもしれないわね」

 

シン「どうだろうな…ん?」

 

霞「シン?」

 

シン「これは…タブレットの新機能か?謎の仮面ライダーのシルエットが…」

 

霞「えっ!?もしかして今後登場するライダーの告知?」

 

タブレットには数人の謎の仮面ライダーのシルエットが表示されており、霞は画面を食い入るように見つめた。

 

霞「真っ黒のシルエットで見えないけど…こんなに新しい仮面ライダーが登場するの?」

 

シン「あぁ…これからは未知の仮面ライダーとの遭遇があるだろう…」

 

霞「私達も引き続き見守って行かなくちゃいけないわね」

 

シン「あぁ…あともうひとつ…呉島葉月の事だが…」

 

霞「えぇ…ヴィーナス・真としてはこれ以上の強化は無いって話ね…」

 

シン「そうだ…今後はグリオンや未知の敵に対応するためにパワーアップしなければならない…」

 

霞「だから…私達がまず、仮面ライダーの力を手に入れるわよ!!」

 

シン「変身ならタブレットがあるじゃないか…」

 

霞「いいえ…タブレットで変身出来るのは公式から発表されている仮面ライダーだけよ…」

 

シン「まぁ…そうだが…」

 

霞「私達だけの仮面ライダーになれば、もしかしたら葉月にも新たな力が生まれる可能性があるかもよ」

 

シン「そうかぁ…?」

 

 

-財団X-

 

とある場所にて、財団Xの研究所が突如、大爆発を起こして爆発の中から1人の財団Xの女性職員が瓦礫の中から姿を現した。

 

女性職員「全く…俺を復元させるとは連中も随分と焦っているようだな…」

 

女性職員の手には銀色のキャリケースと謎の名簿があり、名簿の中には要注意人物として葉月の顔と名前の記載があった。

 

女性職員「呉島葉月…ほぅ…財団Xの中でもかなり警戒していた人物のようだな…面白いし…退屈凌ぎに少し遊んでやるかな〜」

 

女性職員は名簿を投げ捨てると銀色のキャリーケースを開けて中を確認した。ケースの中には3つのボトルとドライバーが入っていた。

 

女性職員「そうそう、これだこれ!!こいつを待っていたんだ!!」

 

 

(エボルドライバー!)

 

 

女性職員はボトルを振って蓋をカチリと回すとドライバーに順番に装填した。

 

 

(ダイナソー)

 

 

(ライダーシステム)

 

 

(エボリューション!)

 

 

女性職員はドライバーのハンドルを回し始めると背後から雨風が吹き荒れ、手を胸でクロスさせた。

 

(Are you ready?)

 

 

女性職員「変身!!」

 

 

(ダイナソー!ダイナソー!エボルダイナソー!)

 

 

(フッハッハッハッハッハ!)

 

 

エボルト「さぁ…始めようかぁ!!」

 

 

鳴滝「さらなる激闘がこれから始まろうとしている…世界の守護者ヴィーナスよ…君はどのようにして世界を救う?」

 

 

 

新章予告

 

 

りんね(残るカードはあと4枚…)

 

 

葉月「2016年?」

 

 

正宗「このカードを渡す代わりに…人類の敵であるパーフェクトノックアウトを始末して欲しい…」

 

 

葉月「貴方が人類の敵…バグスターで間違いないですね」

 

 

貴利矢「わざわざ他のライダーを刺客として放ってくるとね…」

 

 

永夢「仮面ライダーヴィーナス・真…お前を攻略する!!」

 

 

正宗「私こそが全ての命の管理者!!君達は…絶版だぁ……!」

 

 

葉月「貴方は…狂ってる!!」

 

 

ポッピー「姫子ちゃんキュンキュンだよ〜!!」

 

 

姫子「バグスターも恋…していいんだ!!」

 

 

???「俺は…お前のことが好きだ!!」

 

 

姫子・葉月・???「患者の運命は(俺)・私達が変える!!」

 

 

ベロバ「私を置いて…勝手に不幸になってるんじゃないわよ!!」

 

 

皐月「私について来れる?」

 

 

カスミ「ヴィーナス・真はこれ以上は強くなれない…」

 

 

鏡花「うわぁっ!?君は誰だい?」

 

 

シロ「うっひょーっ!!腕がなるね!!」

 

 

キバーラ「おかしいわね…ディケイドを呑み込んだはずだけど…」

 

 

葉月「何故戦うんですか!?」

 

 

カイザ「邪魔なんだよ…俺の思い通りにならないものは全て!!」

 

 

ユウスケ「超変身!!」

 

 

葉月「クウガ!?五代さんじゃ…ない?」

 

 

夏海「葉月さん…何寝ぼけてるんですか!!笑いのツボ…って避けないで下さい!!」

 

 

耀子「葉月…どうして黙っていたの!!」

 

 

風雅・綾香「「変身!!」」

 

 

グリオン「いよいよ最終段階だ…」

 

 

葉月「やめ…て…」

 

 

葉月(未来)「世界は…終わりね…」

 

 

エボルト「俺はお前のような人間が大好きだ!!」

 

 

葉月「また来れるなんて…みんなが生きているこの時代に…」

 

 

湊「待ちなさい!!」

 

 

耀子「今は…葉月を言葉を信じてあげて…耀子…」

 

 

アルフレッド「何故お前もそのドライバーを持っている!?」

 

 

モモタロス「お前…イマジンか!?」

 

 

りんね(暇人?)

 

 

スウォルツ「俺がお前の行動を読んでいないと思うか?」

 

 

シン「行くぞカスミ!!お前の望んだ結末のために!!」

 

 

カスミ「変身!!」

 

 

 

りんね「先生…私達を騙したんですか!?」

 

 

グリオン「あの時の小娘がよくここまで…」

 

 

葉月「貴方が全ての元凶…!!」

 

 

シロ「そ、そんな…」

 

 

耀子「こんな事って…」

 

 

りんね「姉さんのドライバーと指輪が…」

 

 

???「これでお前は仮面ライダーに変身出来ない…」

 

 

葉月「あああああああっ!!」

 

 

次章  異世界仮面ライダー編

 

 

 

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