仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

55 / 281
55話 MOVIE大戦フルスロットル

 

葉月「なっ…これは…?」

 

紘汰「物凄い数だ!!」

 

貴虎「何が起こっているんだ!?」

 

メガヘクスの惑星から黄色い結晶のような物が地上に放たれて結晶の中から大量のインベスと謎の見たことない怪人が現れた。

 

葉月「なっ…何なんですか!?この機械の怪人!?」

 

私が謎の怪人をソニックアローで斬り伏せていると上空から金色の姿をしたメガヘクスが地上に降り立った。

 

メガヘクス「我メガヘクスはさらに進化した…脆弱な部よ…メガヘクスと融合せよ…」

 

葉月「脆弱ですって!?勝手な事を!!」

 

私は目の前のインベスと謎の怪人を相手していると突如車の走ってくる音が聞こえてふと背後を振り向くと車の中から赤い仮面の戦士が現れて戦闘中の私達の元にやって来た。

 

葉月(赤い…仮面ライダー…?)

 

私は赤い仮面ライダーに一瞬視線を向けると葛葉さんが赤い仮面ライダーの存在に気づいて話しかけ始めた。

 

紘汰「何だアンタ…?タイヤ引っ掛けて…」

 

進ノ介「俺は仮面ライダードライブ!!ただの市民の味方さ…あいつを追って来た!!」

 

葉月(ドライブ…?なるほど…だから車に乗ってきたんだ?)

 

私が名前に納得しながらソニックアローで謎の怪人に蹴りを浴びせて地面に転がした。

 

メガヘクス「鎧武…ドライブ…いずれもメガヘクスの意思に反する存在と認定する!!」

 

進ノ介「どうやらあいつは俺達の共通の敵のようだ!!」

 

紘汰「そうだな…一緒に戦おう!!」

 

メガヘクス「融合せよ!!」

 

メガヘクスは手を翳すと再び凌馬さんを生成した時と同じように何者かを2人生成し始めて私達は生成された人物を見て絶句してしまう。

 

紘汰「戒斗!!」

 

1人目はかつて葛葉さんと激闘を繰り広げた駆紋戒斗さんであり、もう1人の生成された人物を見て私は目を疑ってしまう。

 

葉月「…湊…先輩…」

 

私の秘書の先輩であり最後の戦いで私と死闘を繰り広げて最終的にビルから転落して亡くなった筈の湊耀子先輩だった。

 

貴虎「メガヘクスめ… 凌馬だけでなく… 駆紋戒斗に湊耀子まで…!!」

 

戒斗「葛葉…相変わらずだな?貴様はまだそんな風に足掻いているのか?」

 

湊「久しぶり…でもないわね葉月?」

 

葉月「湊先輩…!!」

 

湊「戒斗…わかっているわね?」

 

戒斗「あぁ…俺のやる事は変わらない…」

 

2人の腰にはドライバーが装着されており駆紋さんはバナナロックシードを取り出して構えるが湊先輩も同じくロックシードを取り出したが私は取り出したロックシードを見て驚いた。

 

葉月「なっ…先輩が何でそのロックシードを!?」

 

湊先輩はピーチエナジーロックシードではなく私がかつて使っていたマロンエナジーロックシードであり2人は同時にロックシードを開錠してドライバーに装着した。

 

戒斗「変身!!」

 

湊「変身!!」

 

(バナナ)

 

(マロンエナジー)

 

 

(ロックオン•Come on!!)

 

(ロックオン•リキッド)

 

 

 

(バナナアームズ!ナイト オブ スピアー!)

 

(マロンエナジーアームズ)

 

2人は同時に鎧を身にまとい、駆紋さんはバロンに湊先輩はヴィーナスへと変身を果たした。

 

葉月(先輩が…ヴィーナスに…!?…でもあれ…このパターンって…)

 

湊先輩がヴィーナスに変身したのに驚くが私はある可能性を思いつき2人の行動を見守っていると私の予想通り2人はメガヘクスを攻撃し始めてメガヘクスは後ろに大きく後退した。

 

葉月(ですよね…)

 

あのプライドの高い駆紋さんが誰かに付き従うのは考えづらく湊先輩と一緒に反逆するだろうと思い予想通りの結果で私は仮面の下でつい笑ってしまう。

 

メガヘクス「何をする!?」

 

戒斗「1つになるだと?くだらん…そんな弱い考えを持つ者など俺の手で倒す!!」

 

湊「流石だわ…戒斗…さっさと倒してしまいましょう!!」

 

メガヘクス「この惑星の個は何故ここまで無軌道なのか?やはり個の存在など不要…メガヘクスこそが唯一の完全なシステムである!!」

 

光実「確かに僕たちは無軌道だ。それぞれの思いでバラバラに動く…だから失敗もする!!」

 

メガヘクス「肯定する。個というエラーを修正せよ」

 

貴虎「だが個とはエラーではない。可能性だ」

 

葉月「皆誰しも完璧じゃ無い…無軌道でバラバラだからこそ手と手を取り合った時に足りない物を補い合えるんです!!」

 

紘汰「みんなバラバラで違うからこそ1人では気付かない新しい可能性が生まれるんだ!!」

 

メガヘクス「可能性だと?」

 

紘汰「完全じゃなくていい!!俺は互いを認めて手を取り合う未来を選ぶ!!」

 

私達は一列に並ぶと同時にドライブさんも遅れて葛葉さんの隣に立ち肩を叩いた。

 

進ノ介「いいね!!お前らいいチームだ!!」

 

紘汰「いっくぜぇぇぇ!!みんな!!」

 

メガヘクスが敵の軍団を呼び出すとこちらに攻撃を放つが私達は攻撃を後方に弾き飛ばして私達の背後で大爆発が起こり私達はそのまま敵の軍団に向かって走り出した。

 

葉月「はあっ!!」

 

湊「ハアッ!!」

 

私の隣に湊先輩がやって来て私達は同時に目の前のインベスに向かって蹴りを繰り出した。

 

葉月「湊…先輩…私…」

 

湊「葉月…」

 

葉月「先輩…」

 

湊「……目の前の敵に集中しなさい!!」

 

葉月「はいっ!!」

 

光実「こいつらは僕達に任せて下さい!!」

 

貴虎「その赤い戦士と強化したメガヘクスを倒せ!!今はそれしか突破口が見つからん!!」

 

進ノ介「赤いの…俺!?」

 

戒斗「俺に勝って手に入れた未来だ…意地でも守れ!!」

 

紘汰「おうっ!!」

 

葛葉さんは鍵を操作するといくつものアームズの武器が召喚されてみんなが一斉に召喚された武器を手に取った。

 

葉月「これは…懐かしい物を!!」

 

私が手に取ったのはイチゴクナイであり。以前とある事件で使用した武器であり、私は懐かしさにイチゴクナイを手のひらでクルッと1回転させると目の前のインベスをソニックアローと合わせて斬りつけ始めた。

 

葉月「シュシュっと!!」

 

私は無我夢中でイチゴクナイの感触を確かめていると背後から謎の人物達が現れて貴虎さんが話しかけていた。

 

貴虎「お前達は!?」

 

ブレン「今は…味方だと思ってもらって構いません。」

 

ハート「個を消して全てを1つにするだと?そんなつまらん世界はお断りだ!!俺達ロイミュードは個人主義者の集まりでね」

 

葉月(ロイミュード…?)

 

チェイス「砕け散れ!!」

 

私が首を傾げていると謎の人物は怪物へと姿が変わり駆け出してそれぞれ怪物と戦い始めた。

 

葉月「葛葉さん!?」

 

私はふと上空を見上げると赤い車が空を飛行しており助手席に葛葉さんが乗っているのに気づく。

 

葉月「いいなぁ…スーパーカー!!私も乗りたかった!!」

 

湊「葉月…あの車はどうやら2人乗りよ…?」

 

葉月「えっ…本当ですか…残念です…」

 

湊「それよりも今は…」

 

私と湊先輩は迫り来る敵を見据えると同時にソニックアローを構える。

 

葉月「目の前の敵を倒す…ですね?」

 

湊「行くわよ!!」

 

葉月「はいっ!!」

 

私は湊先輩と一緒に敵を蹴散らして行き上空を車で駆ける葛葉さん達はメガヘクスの惑星へと飛び込んで行った。

 

葉月「葛葉さん…後はお任せします…」

 

 

しばらくするとメガヘクスの惑星の奥から火の手が上がって連鎖爆発を起こし始めると地上のインベスや怪人達が動きを止めたので私達は戦いの手を止めて上空へと視線を移した。

 

葉月「葛葉さん…メガヘクスを倒したんですね…」

 

私はソニックアローを下ろすとすぐそばで崩れ落ちる音が聞こえたので慌てて振り向くとヴィーナスに変身した湊先輩が地面に崩れ落ちて膝を突いていた。

 

葉月「湊先輩!?」

 

湊「葉月…私達はここまで…みたい…」

 

葉月「先輩…」

 

湊「短い時間だったけど…また貴方と一緒に戦えてよかったわ…」

 

葉月「先輩…私もまた…先輩と一緒に戦えて…嬉しかったです…」

 

湊先輩の体はだんだんと薄く微粒子状となりかけており私は湊先輩の手を掴んだ。

 

湊「さようなら…葉月…あと…結婚おめでとう…」

 

湊先輩は私に言葉を残すと消滅してしまい、同時に周りのインベスや怪人達も消滅してしまった。

 

葉月(……先輩…ありがとうございました…)

 

私は立ち上がると私の肩に手を置かれて私が顔を上げると変身を解除した貴虎さんと光実君が微笑んでおり私もピーチエナジーロックシードの蓋を閉じて変身を解除して2人に向き直った。

 

貴虎「大丈夫か…葉月…?」

 

葉月「…はい…もう大丈夫です…ちゃんと先輩とお別れ出来ました…」

 

貴虎「…そうか…では行こうか光実…葉月…」

 

光実「さぁ… 紘汰さんを迎えに行きましょう!!」

 

葉月「はいっ!!」

 

私達は巨大な木がそびえ立っている場所へとやって来るとちょうど葛葉さんと舞さんが旅立とうとしている所であった。

 

ザック「おい!!また黙って消える気かよ?」

 

凰蓮「本当に水臭い子ね」

 

城乃内「こっちは散々迷惑掛けられたんだ…なんかこう…言う事あるんじゃねぇの?」

 

舞「みんな…」

 

紘汰「何だよ…バレバレかよ…俺かっこ悪いじゃねぇかよ!!」

 

光実「紘汰さんと舞さんの考えなんか最初からお見通しです。だって僕達チームじゃ無いですか!!」

 

葉月「せっかくまたお会いできたんですから…少しの間だけでも一緒にいませんか?」

 

貴虎「お前の負けだ葛葉…付き合え!!別れを惜しむ時間ぐらいはあるだろう」

 

貴虎さんの呼びかけにより葛葉さん達は舞さんは人間だった頃の姿に戻って私達の元へと戻って来た。短い時間ではあるが葛葉さん達とお話しできるようで私達は再会を喜んで2人へと駆け寄った。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。