仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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60話 激闘

 

シカインベス「グアアッ」

 

葉月「うわわわ…」

 

変身を完了させた私の元に先程の白衣の男性が呼んでいたインベス呼ばれる怪物が私の元に迫り私はインベスの攻撃を受けてしまう。

 

葉月「うぅっ…がっ…」

 

私は攻撃を受けてよろめき再び私に繰り出される攻撃に咄嗟に手で顔を覆って顔を背けた。

 

葉月「きゃっ……う…ん…?」

 

私の両手にはいつの間にかクナイのような武器が握られており私は両手のクナイでインベスの攻撃を受け止めておりそのままクナイを滑らせてインベスの体を切り裂いた。

 

葉月「やあーっ!!」

 

私はクナイを両手に連続でインベスを切り裂いていき最後に思い切り両手のクナイを力の限り叩き付けるとインベスはたまらずダメージを受けて地面に倒れた。

 

葉月「いける!!おりゃあああ!!」

 

私は再び立ち上がったインベスに向かってクナイを構えて突進するがインベスは私の手を払い除けてしまい衝撃で私はクナイを手放してしまい、そのまま殴打されて地面に倒れ込んだ。

 

葉月「しまっ…クナイが…」

 

私はクナイを手放してしまい私に迫るインベスに冷や汗をかいてしまうが私の両手には再びクナイが現れて驚きながらも咄嗟にクナイを構えて投擲した。

 

葉月「来ないでっ!!」

 

私のクナイは爆発しインベスはよろけてしまい、すかさず私は再び両手に補充されたクナイを何度も連続で投擲した。

 

葉月「それっ!!おりゃあっ!!」

 

私は無我夢中でクナイを投擲していたが私は突如として背中に衝撃を感じて倒れ込んでしまう。

 

葉月「ぐっ…なっ…何が…?」

 

ふと後ろを振り返ると背後に別のジッパーのような物が開いており私の側にはまた違う姿をしたインベスがいて私に迫っていた。

 

葉月「そんな…2体目!?」

 

それはコウモリのような姿をしており小さな翼が生えており翼は鋭利な刃物のようになっていた。

 

葉月「あうっ…」

 

私は突如飛び上がったコウモリ型のインベスの攻撃を受けて地面を再び転がり立ち上がろうとしたところに先程のシカ型のインベスが迫っており咄嗟に突進を躱した。

 

葉月「きゃあああっ!!」

 

シカ型のインベスの攻撃を躱したもののコウモリ型のインベスの放った火球が私に迫り私は防御も出来ずに攻撃を受けて地面に倒れ込んだ。

 

葉月「ぐっ…あぁ…」

 

ダメージの大きさに私のイチゴの鎧と黒いスーツからは白い煙が上がっており私は痛みに倒れたまま呻いた。

 

コウモリインベス「グアアッ!!」

 

葉月「しつ…こい!!そりゃっ!!」

 

私は何とか体を起こしてクナイを投げつけるが私のクナイは躱されてしまいそのまま私の元に滑空して私は吹き飛ばされてしまった。

 

葉月「がっはっ…」

 

私は再び地面に倒れ込むがコウモリ型のインベスは私の背中を掴むとそのまま無理やり立たせ私は背後を取られてしまい拘束されてしまう。

 

葉月「ぐっ…離して!!」

 

私は必死にクナイを手に反撃しようとするがうまく当てる事が出来ずに空を切り、先程のシカ型のインベスは角を構えて私に突進して私は拘束されたまま身動きが取れずに角の攻撃を受けてしまう。

 

葉月「だめ…短いクナイじゃ倒せない…」

 

私は背中からギリギリと締め上げられたままお腹にシカ型のインベスの角の攻撃を受けて苦悶の声を上げた。

 

葉月「他に何か武器は…」

 

私はベルト付近に手を当てると腰の刀のような剣があるのに気づいて刀を抜いて目の前に迫るシカ型インベスに向かって刀を振り抜いた。

 

葉月「はあっ!!」

 

シカインベス「グアッ!!」

 

私は目の前のシカ型インベスの顔面に斬撃を浴びせると私の背後を掴むコウモリ型インベスに刃を突き刺して離れさせた。

 

葉月「はあっ!!せいっ!!やあっ!!」

 

私の連続斬りがコウモリ型インベスに命中するが体勢を立て直すと上空に舞い上がり私の攻撃は空振りに終わってしまう。

 

葉月「空に逃げたらクナイは投げても当てられない…」

 

私はクナイを構えるが投げるのを諦め再び刀を取り出して構えたが刀の一部に銃口があるのに気がつくと刀のあちこちを確認する。

 

葉月「まさか…これ!?」

 

私は刀の一部にバレットスライドがあるのに気が付いてスライドを引いて、飛んで来るコウモリ型インベスに銃口を向けてトリガーを引いた。

 

葉月「わっ…」

 

私の放った銃撃でコウモリ型インベスはダメージで落下し私は再び刀を手に駆け出して斬撃を浴びせて行き最後にクナイを投げつけて大ダメージを与えた。

 

葉月「そろそろとどめを…」

 

私はどうやって技を発動していいか分からずベルトと刀を交互に見るが再びもたついている間にコウモリ型インベスが立ち上がるのをみて刀を構える。

 

葉月「……ん?」

 

刀を構える中で刀の一部に窪みがあるのに気がつきふとベルトに装着されているイチゴの錠前をチラリと見て刀の窪みを指でなぞった。

 

葉月「もしかして…この窪み…」

 

私はイチゴの錠前を展開した状態でベルトから外して刀の窪みに押し当てるとガッチリと嵌りハンガーを閉じると音声が流れる。

 

(ロックオン)

 

(イチ・ジュウ・ヒャク)

 

葉月「はあーっ!!」

 

私は刀を構えると刀にエネルギーがチャージされていき私は刀を手にコウモリ型インベスへと刀を構えると最後にトリガーを引いて縦に一閃振り抜いた。

 

(イチゴチャージ)

 

葉月「やあっ!!」

 

私の刀から大量のイチゴのクナイ型のエネルギーが放たれてコウモリ型のインベスは大爆発を起こした。

 

葉月「やった!!倒した!!」

 

私は1体を倒した事に安心して刀に装着したイチゴ錠前を再びベルトに装着すると後ろに倒れているシカ型インベスへと向き直った。

 

葉月「あとは…貴方だけ!!」

 

私は刀を再び構えたがシカ型インベスは私には目もくれず地面に落ちていた壊れた黒いケースの1番近くに落ちていたオレンジの錠前を拾い上げると口に入れて食べ始めた。

 

葉月「えっ…えっ!?錠前を食べてる…?」

 

私はインベスの予想外の行動に戸惑うがインベスの体が一瞬光ったかと思うとみるみる体が巨大化していき腕も剛腕になり私は思わず後ろに下がった。

 

葉月「嘘…大きくなった…」

 

私は巨大化したインベスを見上げるとインベスは私に向かって剛腕を振り上げて来て私は咄嗟に刀を前に掲げて防御するが圧倒的な力に跳ね飛ばされてしまう。

 

葉月「きゃああああっ!!」

 

私は壁へと跳ね飛ばされて地面に落下してしまい瓦礫が私の背中に降り注いだ。

 

葉月「なんて…力…動け…ない…」

 

私は必死に体を動かそうと頑張るがこれまでの戦闘のダメージにより体が言う事を聞かなかった。

 

シカインベス「グアァッ!!」

 

葉月「かはっ…」

 

私は再び殴られて地面を転がってしまい私の元に再び巨大インベスが迫っており私は震える足を叩いてなんとか体を起こした。

 

葉月(このままじゃ…やられる…)

 

私は再び立ち上がり刀を正面に構えるがこれ以上刀を振る腕力も残っていなかった事で刀を持つ手が震えてしまう。

 

葉月(死ぬの?私…?)

 

私に向かって剛腕を振り上げようとするインベスを見て私はこれから来るであろう衝撃に耐えきれず思わず目を瞑った。

 

 

???「ハアッ!!」

 

私はふと目を開けて上を見上げるとインベスは遠くに吹き飛ばされており私の目の前には白と黄緑色の鎧を纏った戦士が私と同じ刀と盾を構えていた。

 

葉月「だ…れ?」

 

???「下がっていろ…ハアッ!!」

 

白いアーマードライダーは刀で素早くインベスを切り裂いていき巨大な剛腕も斬撃で弾き自身は高く飛び上がり回転しながら素早い斬撃を与えていった。

 

葉月(すごい…)

 

私は巨大なインベス相手に果敢に攻め立てるアーマードライダーをじっと見ていたがインベスの巨大な拳を盾で防ぐがすぐに反対の拳が迫っているのをみて私は咄嗟に銃口を拳に向けて銃撃を放った。

 

葉月「危ないっ!!」

 

???「何っ!?」

 

葉月「今…です!!」

 

(メロンスカッシュ)

 

???「ハアァァッ!!」

 

白いアーマードライダーはブレード部分を1回倒すと刀で斬撃を放ち巨大なインベスは耐えきれずに大爆発を起こした。

 

葉月(よかった…終わった…)

 

???「おい…大丈夫か?」

 

私は命が助かった事に安心してそのまま崩れ落ちて倒れ込んでしまい、倒れ込んだ拍子に変身が解けてしまった。

 

???「君は…おい!!しっかりしろ!!」

 

 

白いアーマードライダーの腕に抱かれながら私を呼びかける声を聞きながら返事も返す事が出来ずに私の意識は深い深淵へと落ちて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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