仮面ライダー鎧武 呉島貴虎の秘書   作:雨風歌

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94話 武神の世界

 

葉月「わっ…」

 

チャッキー「ひゃっ…」

 

私は目が覚めると私の顔を覗きこんでいるチャッキーさんの顔があり私は驚いてしまうが周りの様子をみて慌てて体を起こした。

 

チャッキー「ここが武神の世界…?」

 

私達がいるのはどこかの切り立った崖の上で私達は辺りを見回すとあちこちで鎧を着込んだ人達が槍や刀を持ってどこかに歩いているのを目撃した。

 

葉月「兵士?…武器や服装からしてかなり大昔だ…戦国時代?」

 

チャッキー「あれはっ!?」

 

チャッキーさんは何かを指さしており見たところそれはその時代にはいない筈の存在であり私はそこにいる存在を見て目を見開いた。

 

チャッキー「アーマードライダー?」

 

葉月「いえ…あれは仮面ライダーファイズ…?でも何で戦国時代にライダーが…」

 

私はかつて乾巧さんこと仮面ライダーファイズと面識があったため戦い方や声で乾さんでは無い事はすぐにわかったが戦国時代になぜ仮面ライダーがいるのかが気になっていた。

 

チャッキー「もしかして武神って仮面ライダーの事なんじゃ?」

 

葉月「なるほど…武神のライダー…つまり武神ライダーが兵を率いて戦っているという…そういう世界なんですね…」

 

武神ファイズ「ハアッ!!」

 

武神響鬼「ぐあっ…」

 

武神ファイズは武神響鬼と激しい戦いを繰り広げており戦いの様子を2人は見守っていたがある1人の武神が戦いに乱入した事により私達は目を見合わせた。

 

武神ファイズ「何者だ!?」

 

武神鎧武「全ての武神を倒して天下を取るのは…この私だぁぁっ!!」

 

武神響鬼「ぐはあっ…」

 

葉月「なっ…アーマードライダー鎧武!?」

 

乱入した武神は葛葉さんが変身した鎧武と同じ姿をしており私は一瞬葛葉さんが現れたのかと思ったが声と戦い方で明らかに葛葉では無い事に気がついた。

 

チャッキー「紘汰さん…じゃないよね…あの鎧武…」

 

葉月「はい…色も濃いオレンジと言ったところでしょうか?やはり…葛葉さんではないようです…」

 

(ロックオン)

 

(イチ・ジュウ・ヒャク)

 

(ブラッドオレンジチャージ)

 

鎧武もとい武神鎧武は2人のライダーを圧倒してしまいそのまま無双セイバーと大橙丸で2人を連続で斬りつけて倒してしまった。

 

チャッキー「強い…」

 

葉月「2人のライダーをあんなにあっさりと…」

 

私達は武神鎧武の戦いをじっと見ていたが武神鎧武の側に緑色の怪人が現れて2人のライダーを吸収してしまうのを目撃してしてしまった。

 

葉月「倒した武神ライダーを吸収してる…?」

 

兵士「武神ファイズが!!」

 

兵士「武神響鬼まで討ち取られるとは…おのれ武神鎧武!!」

 

側にいた武神ライダーの仲間の兵士が悲痛な叫び声を上げており武神鎧武へと刀を向けるが武神鎧武は手下の怪人を呼び出しており怪人達が一斉に武神を失った兵士達に向かっていった。

 

葉月「酷い…」

 

チャッキー「こんなの…私達がやってたインベスゲームよりも酷い…生きてる人間を襲わせるなんて…」

 

チャッキーさんは兵士達を襲う怪人達に向かって駆け出そうと崖から身を乗り出した。

 

チャッキー「助けなきゃ!!」

 

葉月「あ、ちょっとチャッキーさん…1人では危険です!!」

 

私はチャッキーさんを追って崖下に行くために崖下へと続く斜面を降りていくがそこに武神鎧武の手下である怪人が斜面の下に待機しており斜面を下って来た私達は下で待機していた怪人達と鉢合わせしてしまった。

 

怪人「何者だ!?」

 

チャッキー「ひゃっ…」

 

葉月「見つかった…」

 

怪人「まだ生き残りがいたのか…どうしますか!」

 

武神鎧武「後はお前達の好きにしろ…私は他の武神の元へと進軍する…」

 

武神鎧武は私達の方を一瞬見るとすぐに背を向け、緑色の怪人を引き連れてどこかに去ってしまい残された手下の怪人達は私達へとゆっくりと迫って来ていた。

 

葉月「くっ…逃げ場が無い…」

 

チャッキー「こ、来ないで!!」

 

怪人「ヘッヘッへ…」

 

私達の元に怪人が迫って来ており私はチャッキーさんを後ろに隠しながらゆっくりと後退するが後ろには岩の壁が迫っており私達は追い詰められてしまっていた。

 

葉月「こうなったら…変身して…」

 

私は懐にゲネシスドライバーとマロンエナジーロックシードがあるのを確認するとドライバーを取り出そうとしたが突如私は意識が無くなってしまいその場で倒れてしまった。

 

葉月「うっ…」

 

チャッキー「えっ…葉月さん!?どうしたの!?」

 

突如として意識が無くなり倒れた葉月に驚いたチャッキーだがすぐ側に怪人が迫っており恐怖で尻餅をついてしまった。

 

チャッキー「葉月さん…」

 

怪人「2人まとめて死ねぇ!!」

 

チャッキー「きゃっ…」

 

頭を抱えて目を伏せるチャッキーに向かって剣が振り下ろされるがその剣がチャッキーに当たる事は無かった。

 

チャッキー「えっ…」

 

ふと顔を上げると意識を取り戻したのか葉月がチャッキーの前に出て剣を片手で受け止めており葉月は剣を掴んだまま怪人を睨みつけていた。

 

葉月?「武神鎧武…あの野郎…他の武神までやりやがって…今度こそ俺が倒す!!」

 

チャッキー「えっ…葉月…さん?」

 

剣を掴んだ葉月はいつもの葉月とは様子が違い目が赤く染まり、頭には赤いメッシュが入り乱暴な言葉を使って怪人へと鋭い目つきで睨みつけており武器を掴んだまま怪人に頭突きを繰り出して続けて蹴りを繰り出して怪人を蹴り飛ばしていた。

 

葉月?「おりゃあっ!!」

 

怪人「何っ!?頭突きとは卑怯な…」

 

葉月?「へっ…思った通り…間抜けな連中だぜ!!」

 

葉月は懐からゲネシスドライバーでは無く銀色のベルトを取り出して腰に巻き付けて装着させると電車のパスのような物を取り出して赤いボタンを押した。

 

葉月?「変身っ!!」

 

(SWORD FORM)

 

葉月はベルトにパスを翳すと変身音が流れて葉月の体は黒いスーツに覆われて上から赤いアーマーパーツが装着されて謎のライダーに変身を完了させた。

 

葉月?「俺…参上!!」

 

葉月は親指で自身を指差し、両腕と両足を広げて歌舞伎の見得を切るようにポーズを決めた。

 

チャッキー「えっ…えぇぇぇぇ!!」

 

チャッキーが葉月の様子にとても驚き絶叫するが葉月は腰に装着された何かを取り出して連結させて剣を完成させると剣を手に怪人目掛けて駆け出していく?

 

葉月?「行くぜ行くぜ行くぜぇぇぇ!!」

 

謎のライダーに変身した葉月は剣を怪人に容赦なく叩きつけて次々と切り裂いて行き、最後に蹴りを繰り出していた。

 

 

葉月Side

 

私は突如意識を何者かに乗っ取られてしまい気づくと私は謎の仮面ライダーに変身して戦っていた。

 

葉月(あれ…私どうなってるの…体が勝手に…誰かに意識を乗っ取られてる…?)

 

気づくと私は荒々しい声で叫んでおり剣を怪人に容赦なく叩きつけて攻撃していた。

 

葉月(ちょっと…誰なんですか貴方!!私の体を勝手に…)

 

???(あぁ…?俺は桃ノ助ってんだよ!!ちょっと体を借りるぜ!!)

 

葉月(桃の助?)

 

桃ノ助と名乗る何かは怪人の群れに向かって剣を振り翳しておりパスを取り出してベルトに翳した。

 

桃ノ助「行くぜ…俺の必殺技…パート2…」

 

桃ノ助は剣先を飛ばして連続で怪人を切り裂いて行き最後に上空に剣先を飛ばすと迷いもなく勢いよく振り下ろした。

 

桃ノ助「こんちくしょー!!」

 

桃ノ助の最後の一撃により怪人は全滅してしまい桃ノ助は剣先を剣に連結させると拳を突き上げて叫んだ。

 

桃ノ助「やったぜ!!」

 

桃ノ助は銀色のベルトを乱暴に外すと変身を解くと驚いたままその場に立ち尽くすチャッキーを置いてどこかに歩いて行ってしまった。

 

桃ノ助「クソッ…武神鎧武の野郎…どこ行きやがった!!」

 

チャッキー「ちょっと…葉月さん!?貴方…葉月さんじゃ無いですよね!?」

 

桃ノ助「あぁ…うるせぇな!!俺は桃ノ助ってんだよ!!」

 

チャッキー「桃ノ助…さん?」

 

桃ノ助「あぁ…武神電王ってんだよ!!」

 

チャッキー「武神…電王…」

 

仮面ライダー電王のモモタロスではなく…武神電王と呼ばれる桃ノ助を名乗る怪しい人物に葉月の意識は乗っ取られてしまいチャッキーは慌てて武神電王の後を追いかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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