大日本帝国が復活……だと!?   作:サーモン寿司

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ホロウ内にて、初めての人

エーテリアスとの共同生活宣言から、数日経った今……大日本帝国は……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日帝「腹が…減り申した…」

 

餓死寸前だった

 

日帝「うぬ…あっしの考えが甘かった…ここはホロウの中、作物を育てようにも種などあらぬ……仮にあったとてエーテル化する可能性がありやす。流石のあっしも未知なる物を腹の中に入れるのは無理でござんす」

 

日帝「……だが何もデメリットだけやあらへん。この数日間で色々分かった事がありやす」

 

日帝「まずこの三八式歩兵銃でございやすが……どういう訳か弾切れが起きないようなんです。そのお陰で薬莢が大量に手に入って金属に加工出来やす……今は無理でやすが。それにこの二本の刀……全く刃こぼれが起きやせんので、手入れが楽になりやした」

 

日帝「それと肝心のエーテリアス…会話こそ出来ぬものの、あっしの指示には従ってくれていやす。」

 

日帝「それに……」

 

そう言い目を閉じる大日本帝国

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エーテリアス「Grrrrrr……」

 

大日本帝国は、エーテリアスと同じ"視線"になっていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日帝「……ふむ、今の所周囲に脅威は無さそうでございやすね」

 

この様に、エーテリアスの"視線"を見る事で自分に危機が迫ってないか確認出来るようになった

 

日帝「しかさ、腹が減っては戦は出来ぬの如く、いざという時に動けぬぞ……どうしたものか」

 

日帝「……そうじゃ、エーテリアスの記憶の中に確か、新エリー都なる街がホロウの外にあるようだがいかんせん……金があらぬからな……どうしたものか……」

 

大日本帝国が悩んでいたその時……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エーテリアス「Griya!!」

 

日帝「む?お主は確か……北側のエーテリアスじゃ?」

 

エーテリアスが腕を交差し、両手の甲を打ち付ける

 

日帝「!! その合図は……何かあったか!」

 

大日本帝国が目を閉じ、北側付近にいるエーテリアスの"視線"を見る

 

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チンピラ「まだこの近くにいるはずだ!探せ!」

 

チンピラ2「畜生!どこにいきやがった!」

 

女の子「はあ…はあ…お母さん…」

 

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日帝「なんと無情な事を…!あの様な幼き少女を痛めつけるなど笑止千万…!!すぐに向かうぞ!」

 

エーテリアス「Drrrrrr…!」

 

大日本帝国が、鞘から刀を出す

 

日帝「……ふんっ!!」

 

ザバッ!!

 

大日本帝国が刀を振り下ろした瞬間……

 

グゥオン…!

 

大日本帝国が刀を振り下ろして斬った空間から、なんと"ホロウの裂け目"が現れた

 

そう。これこそ大日本帝国が見つけた新たな力であり、行きたい場所を念じ、空間を斬る事によってホロウの裂け目を作り出せるようになった

 

※なお、この力は大日本帝国が刀の手入れをし終わった後、東側に行きたいなーと思いながら試し斬りをした事によって発見した。いわゆる偶然である

 

日帝「待っておれよ少女よ…今助けに行く!!」

 

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女の子「はあ…はあ…あっ!」

 

ドサッ!

 

少女は足をかけてしまい、転んでしまった

 

少女「…はあ…はあ…うぐっ…」

 

少女は自分の頬を撫でる。そこには硬い感触があった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、この少女はエーテルに侵食されており、その場面をチンピラに目撃されてしまい、殺されそうになり逃げていたのだ

 

女の子「……せめて、お母さんや皆に迷惑がかからないように……」

 

チンピラ「いたぞ!観念しやがれ!」

 

チンピラ2「おいあんま触んなよ!エーテルが移ったらどーすんだよ!」

 

チンピラ3「うっわ気色悪ぃww早く殺そうぜww」

 

チンピラ「それもそうだなwwおい!喜べよガキ。お前はこの俺によって殺されるんだからなwwエーテリアスになる寸前のガキを殺して阻止した事で正義のヒーローになっちゃったりしてww」

 

女の子「あ…あ…」

 

チンピラ「んじゃ、あばよ!!」

 

チンピラの一人が鉄パイプを振りかぶる

 

女の子(お母さん…!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        待たれい!!!

 

4人共「!?」

 

グウォン…!

 

チンピラ2「なっ!?ホロウ内…裂け目だと…!?」

 

カラン…コロン…カラン…コロン…

 

チンピラ3「だ、誰だ!!」

 

日帝「あっしの名は大日本帝国……貴様ら、そのような幼き国の宝を痛めつけるとは……覚悟は出来てるんですかい?」

 

チンピラ「な、なんだお前!いきなり現れやがって!お前には関係ねえだろうが!それにこいつはもうエーテルに侵食されてる!だから怪物になる前に殺すんだよ!」

 

日帝「なんとあっしより野蛮な…この外道共めが…」

 

チンピラ「んだとてめぇ!?お前ら、やっちまうぞ!!」

 

チンピラ2「へっ、正義のヒーローぶってんじゃねえぞ!!」

 

チンピラ2が鉄パイプを大日本帝国に振りかぶる

 

女の子「ッ!! おじさん危ない!!」

 

チンピラ2「死ねぇ!!」

 

日帝「……愚か者が」

 

ガキンッ!!!

 

4人共「!?」

 

鉄パイプが大日本帝国の頭に直撃する直前に、エーテリアスがホロウの裂け目から出てき、鉄パイプを防いだ

 

直後、鉄パイプを持ってるチンピラ2含め他の二人も恐怖した

 

チンピラ3「な、なんでエーテリアスがここに?!」

 

エーテリアス「Gryaaaaa!!」

 

チンピラ2「クソッ!俺は死にたくないから逃げるz」

 

日帝「逃げれるとお思いで?」

 

そういうと大日本帝国は、チンピラ2の首に手刀をかました

 

ストンッ!

 

チンピラ2「あがっ…!?」バタッ

 

チンピラ「ひ、ひぃ!?ば、化け物め!」

 

日帝「……エーテリアス、そいつを気絶させろ」

 

エーテリアス「……」コクリ

 

ストンッ!

 

チンピラ「うっ…」バタッ

 

日帝「うむ、あっしが教えた手刀も完璧に覚えたな」

 

日帝「さて、後一人じゃが……」

 

チンピラ3「ブクブク…」

 

日帝「情けない…泡吹いて白目剥いて気絶とは…おまけに失禁もしておる。まあ、今の内に拘束しちゃるか」

 

女の子「……」ポカーン

 

日帝「ん?……すまん、先にこいつらを縛っておいてくれ。」

 

カラン…コロン…カラン…コロン…

 

日帝「少女よ」

 

女の子「ビクッ」

 

日帝「大丈夫だったか?」

 

女の子「……え?…あ、は、はい。」

 

日帝「そうか、それなら良かった。」

 

エーテリアス「Grrrrrr…」

 

日帝「ん?それはもしや…財布か?あのチンピラ共のか?……あっしは出来るだけ盗みは働きたくないんですがな…」

 

日帝「…まあ、悪人じゃから多少は持ってって大丈夫か。だがしかし全部は取らん。例え外道でもこいつらにも生活がある。金を全部取ってしまってこいつらが困ってしまっては本末転倒だ」

 

日帝「だから、あっしらが生活出来るほどの金を頂戴する」

 

女の子「……うぐ」

 

日帝「大丈夫か少女よ。して、何処が痛い?」

 

女の子「…駄目だよおじさん。私に近づいちゃ」

 

日帝「……何故だ?」

 

女の子「だって、私の体、もうすぐエーテリアスになっちゃうんだ。だから早くおじさんも……」

 

日帝「……否、否否否、その程度であっしが諦めるとでも?」

 

女の子「もう、良いから…おじさんは早く…」

 

少女がそう言い切る前に、大日本帝国が手を差し出した

 

女の子「…え?」

 

日帝「あっしの手を、握ってくりゃせんか?そうすれば、あんさんは助かる」

 

女の子「……だから、もu」

 

       諦めるなッ!!!

 

女の子「!?」

 

エーテリアス「!?」

 

日帝「あんさんの人生を、諦めの一言で終わらさせへん!!あっしは絶対に阻止する!!子供は国の宝、なのにその宝が諦めては、意味があらへん!!

 

女の子「……じゃあ、どうすれば…」

 

日帝「……大和魂じゃ」

 

女の子「え?」

 

日帝「大和魂のような、強い思い、勇敢な勇気、諦めない心、それが大和魂じゃ。大丈夫、少女の中にも、必ず大和魂が存在する」

 

女の子「……」

 

日帝「さあ、選べ。手を取るか取らないか。」

 

女の子「……私は…」

 

少女のエーテル化が進み、とうとうコアも出てきた瞬間……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   女の子「私は、生きたいッ!!!!

 

そう言うと、大日本帝国の手を取った

 

日帝「良く恐怖に打ち勝った!!あんさんは倒させへんぞ!!」

 

女の子「…!!す、凄い…!体の自由が…!」

 

少女が大日本帝国の手を取った僅か2秒後、少女の中にあるエーテル反応は急速に減少し、そして最後には少女の中にあるエーテル反応は完全に消えた

 

……そう、そしてこれが大日本帝国の持つ最後の力。対象に存在するエーテルを吸収し、エーテリアス化を阻止出来る力。なお、既にエーテリアスになってしまった人も可

 

……実を言うと、大日本帝国はこの力は知らなかった。だが、何故だか分からないが、3つ目の力があり、それはエーテリアス化を止める代物だと分かっていた……だが、やはり失敗してしまう可能性もあり、躊躇いもあった……だが、目の前の少女を見ていると、疑問が確信に変わった。この力は本物だと

 

日帝「……さて、こいつらはどないいたしやすか」

 

チンピラ「……か」

 

日帝「!!(もう起きていやしたか)」

 

大日本帝国は警戒態勢に入った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チンピラ達「感動しました〜!!!泣」

 

日帝「……?」

 

チンピラ「自分達が間違っていました…!!人をいじめて楽しんでたなんて!」

 

チンピラ2「過去の俺らをぶん殴ってやりたいです!!」

 

チンピラ3「ですが、今はもう改心しました!!これからは貴方に着いていきます!!」

 

日帝「……そうか。罪を認め、改心しようとしているお主らをあっしは全力で手伝い致しやす」

 

チンピラ達「ありがとうございます!!!」

 

女の子「……」ポカーン

 

少女は、さっき起きた状況と今の状況が飲み込めず、次第に考えるのをやめた

 

エーテリアス「……」ポンポン

 

そしてそんな少女の頭を、優しくポンポンするエーテリアスであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日帝「腹が……減っていたのを忘れておった」バタッ

 

チンピラ達「た、大将ー!?」

 

はたして大日本帝国は、飯を食えるのだろうか

 

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